2014年11月

Jun『ガールズ ラッシュ バニー』

GirlsRushHoney.jpg 太田垣康男先生(原案:矢立肇・冨野由悠季)の『機動戦士ガンダム サンダーボルト』第4巻(小学館)を読みました。セクストン、早いとこ退場して欲しかったキャラクターなのですが、生き残った上に戦後体制のキーマンになっていてしぶといなぁと思いました。ただ、本当に彼だけで成り立つ技術なんでしょうか?
あと、ロートルでかわいいアッガイが連峰の新鋭機に対してどう活躍するかが今後の楽しみですなぁ!

  さて本日は、Jun先生の『ガールズ ラッシュ バニー』(キルタイムコミュニケーション)のへたレビューです。なお、先生の前単行本(初単行本)『純愛メロウ』(茜新社)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
ファンタジー世界の中でムチムチボディの強気ヒロインがハードなプレイに滅茶苦茶にされちゃうシチュエーションが詰まった作品集となっています。

GirlsRushHoney1.jpg  収録作は、実はフタナリであるエルフの王女様の護衛になり、彼女の子を孕める運命の人となった傭兵ヒロインが様々なエロトラブルに遭う珍道中な中編「プリンセス・プリンセス」全3話(←参照 二人に迫る凌辱ピンチ! 同中編第1話より)、新米傭兵の女の子の教導訳になった先輩のエロエロお姉さんの活躍?を描く連作「パラサイト・パーティー」正続編+描き下ろし幕間劇掌編3P、および独立した短編3作。
描き下ろし作品を除き、1話・作当りのページ数は16~22P(平均18P)とやや控えめながらキルタイム系としては標準的な部類。ただし、単行本としての厚みは弱めではあります。王道的な安心感のある作劇はサクサクと進行する部類であり、質・量ともに満腹感のあるエロを主眼とする作品構築になっています。

【最終的には明るいまとめ方のファンタジー凌辱】
  前単行本では明るく朗らかなラブエロ系統で統一されていましたが、今単行本ではエロのエネルギー感の強さは共通させつつ、キルタイム系伝統のファンタジー凌辱系の作品で概ね統一。
GirlsRushHoney2.jpg強気な女戦士やお姉様ヒロインが、触手モンスターに襲われたり、卑劣な罠にハメられたり、売春を強要されてしまったりといったお膳立てをしつつ、その強烈な快楽に心身を蹂躙されて普段の様子と異なるメス顔を曝け出すというゴールデンパターンをしっかりと踏襲しています(←参照 褐色美女の女義賊があくどい貴族の罠にハマって 短編「MONSTER PARTNER」より)。
エロとしての攻撃性はしっかり担保する一方で、重苦しいバットエンドを回避するスタイルも非常に明瞭であり、自分を襲ったモンスターと仲良くなって悪役を退治したり、売春婦家業の方が稼ぎも良いし向いているということで自発的に転職したりと、話のラストはかなりあっけらかんと平和になっています。
  エルフ王女様と美人傭兵のお話も、彼女達を襲うモンスターや山賊たちのせいで凌辱エロに巻き込まれますが、そんな困難を乗り越えた二人が結ばれるハッピーエンドでまとまっており、設定ありきな部分は大きいながらも二人の恋愛譚としても安定した構成となっています。
  単行本の帯にある通りに、凌辱色はそれなりに明確ではありますが、どちらかと言えばファンタジー世界の自由度を活かす上でファンタジー凌辱エロの定番を利用しているという印象が強く、よく言えばいいトコ取りな、悪く言えば多少ヌルい作劇と評し得るでしょう。
とまれ、エロのパワフルさを前面に打ち出しつつ、特にヒロイン側の素直な性欲や快楽を肯定しているというスタイルはラブコメ・エロコメ系統と共通する美点であるとも感じます。

【たわわな巨乳&桃尻をお持ちな肉感バディの強気ヒロイン】
  ファンタジー世界を舞台にしていることもあり、凄腕の女戦士や新米傭兵、エルフやダークエルフといったRPG的世界観のヒロイン達が登場しています。借金を返すためにバニー姿で酒場にて働く女戦士さんや、学園で保険医として勤務するショタ好きダークエルフさんといったユニークな設定のヒロインも存在。
傭兵や戦士、義賊といった職業設定に加えて、気の強いヒロインがメインとなることがほとんどであり、そんな彼女達が徐々に快楽に屈してあられもない痴態を曝け出すという変化が凌辱系の作品として大きな美点となっています。
  なお、中編作に登場するエルフのお姫様や、股間にマジックアイテムが取りついてしまった連作の新人傭兵さんなど、ふたなりキャラクターもしくはふたなり化シチュエーションの登場頻度が高く、むさくるしい野郎連中を排除可能となる一方で、この種の属性が苦手な方は要留意。
GirlsRushHoney3.jpg  ダブルヒロイン制の作品では、片方のキャラクターが貧乳~並乳となっていることがありますが、基本的にはたっぷりと柔肉が詰まった巨乳&安産型ヒップを装備した肉感グラマラスボディが主力であり(←参照 バニーガール姿の女戦士 短編「Job Change」より)、乳尻の存在感をたっぷりと示しつつ肢体全体の重量感・存在感を十分に伴うエロボディとなっています。
強力なエロアピールを有する肉感ボディに、ぷっくりとした乳輪やぷにぷにとした無毛地帯の股間&など、これまた十分に淫猥な体パーツを重ねていますが、キャッチーな絵柄の性質もあってか淫猥さが過剰に濃くなることはないバランスも良好。
  デビュー作も含まれるなど、初出時期に開きがある分、描線の濃淡などにある程度の変化は認められますが、絵柄の方向性自体は初期から完成していることもあって絵柄の統一感は十分に強め。キャッチーさに加えて、オールドスクール寄りのアニメ絵っぽさ、悪く言えば少々のクドさもある絵柄であるため、好みは分かれる部分はありますが、むっちり肉感ボディとの相性は非常に良いと感じます。

【肉感ボディの存在感を活かしきったパワフルなエロ描写】
  上述した様に個々のエピソードのページ数が多くはないため、たっぷり長尺というわけではないものの、黄金パターンの導入パートをサクサクと進行させることで、ムチムチ肉感ボディをガツガツと攻め立てるハイカロリーなエロに十分な分量を割く構成であるため、抜きツールとしては十分な満腹感があります。
  拘束輪姦や媚薬による強制発情、ふたなり美少女とのレズセックスにショタ好きお姉さんが獣人化したショタボーイに襲われたり、お約束の触手凌辱やスライム責めなどなど、ファンタジー凌辱として多彩なエロシチュエーションを用意。
和姦エロやエロエロお姉さんによる誘惑エッチといったシチュエーションもありますが、繰り返し表記している通り、女戦士や義賊美女といった気が強く男勝りなヒロインが、激しい行為や特殊なプレイによって強制的に快楽を叩き込まれ、徐々に屈していきながら最終的には自ら腰を淫らに振る狂乱の痴態を曝け出すという流れが実用面でも強力なポイントと言えます。
GirlsRushHoney4.jpgあまり男性キャラクターが登場せず、触手モンスターやふたなりガールなどが登場することに加え、屈強な野郎連中もち○こ以外はあまり映らないため、女体の肉感を強く打ち出せており、ばるんばるんと揺れるたっぷり巨乳やバックからの構図で突き出されるたっぷりヒップ、そしてがっつり押し開かれる秘所やアナルを迫力豊かに活写(←参照 ダークエルフ先生の迫力ボディ! 短編「保険医と野獣」より)。
  このエロボディの存在感とピストン運動のマッシブさの迫力豊かな描写で十分なアタックがあるのに対し、エロ演出はむしろ控えめであると言え、快感に蕩けた表情と紡ぎ出されるエロボイスや、各種液汁の描写などを適度な分量でシンプルに施すに留めています。無論、だからと言って描写の密度が低い訳ではなく、シンプルにして強力という評価が正しいでしょう。
  1回戦仕様もあれば中出し連発のケースもありますが、ヒロインの絶頂潮吹きシーンや各種射精シーンを投入して抜き所を複数設ける仕様。アナル&秘所の前後二穴同時ピストンなど、パワフルな抽挿を繰り出して、フィニッシュはアクメ絶叫しながら中出しされる股間を見せ付ける様子を1Pフルでがっつりお届けという信頼感溢れる抜き所となっています。

  王道的な作劇パターンに従いつつ、その中で肉感ボディとパワフルファックを展開するというスタイルは今回のファンタジー凌辱劇でも同様。読み口の柔らかさ・快活さも保たれているので、幅広い層にお勧めできる1冊です。
個人的には、褐色肌の女盗賊にスライム&触手が襲いかかる短編「MONSTER PARTNER」と、褐色肌のダークエルフ保険医さんが興奮して獣化した生徒に襲われて~な短編「保険医と野獣」が特にお気に入りでございます。

舞原マツゲ『制服処女これくしょん』

VirginUniformCollection.jpg TVアニメ『SHIROBAKO』 第7話「ネコでリテイク」を観ました。軽い語感のタイトルとは裏腹に、絵麻ちゃんにとって非常にシリアスな話になっておりました。自分のよいところを活かすというのは簡単なようで難しいものです。
それはともかく、ジャージ&メガネ姿のみどりちゃん(おねむバージョン)がものっそい可愛かったのでおいちゃん推しから転向しかけました。

  さて本日は、舞原マツゲ先生の『制服処女これくしょん』(富士美出版)の遅延へたレビューです。なお、先生の前単行本『JK図姦』(エンジェル出版)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
制服美少女達と不思議なエロシチュエーションも絡めたラブコメ・エロコメが楽しめる作品集となっています。

450bdb24.jpg  収録作は、適当な催眠術をクラスメイトの美少女に施したら彼女を言いなりにすることが出来て次々とエロい命令を~な短編「催眠式恋愛必勝マニュアル」(←参照 意識では反抗するも体は・・・という王道パターン)+フルカラー後日談掌編4P、および読み切り形式の短編9作。
フルカラー掌編を除き、1作当りのページ数は20~24P(平均20P強)と中の下クラスのボリュームで安定しています。ストーリー的な読み応えはほとんどありませんが、その分エロシーンの量的満足感を確保した明確な抜きツールとして構築されています。

【エロ的ギミックを多彩に装備のエロコメ・ラブコメ】
  前単行本では掲載誌の関係上、凌辱・調教系の作風が目立ったものの、今単行本では本来のテンション高めの明るいエロコメ系統で統一されています。
変態チックな願望を持った暴走ガールや、性欲に忠実な助平男子がドタバタ狂騒劇を引き起こしながら勢いよくセックスに持ち込み、ラストはあっけらかんと平和にまとまるという流れは今回でも認められ、この作家さんの真骨頂と言えるでしょう。
VirginUniformCollection2.jpg  今単行本の大きな特徴は、前述の催眠術を使用した凌辱チックなシチュエーションや、時間停止の能力を持つ少女のエロアタック、男女入れ替わりシチュエーション(←参照 入れ替わってスグにやることと言えば 短編「僕が彼女で彼女が僕で」より)、透明人間で好き放題などなど、キルタイムコミュニケーションを彷彿とさせる不思議Hのエロ要素を有する作品が多いこと。
また、漫画チックな特殊ギミックが絡まない場合でも、女の子側からの積極アピールや、いわゆるラッキースケベ的な状況からそのままいい雰囲気に~といった男性側からして美味しい状況を用意する棚ボタ的な展開をご用意。
そういった能力や特殊な状況に、エロエロ男子やエロエロガールが好機を見出してエロいコトへと突き進んでいく流れはアッパーであり、催眠術や透明人間要素では美少女に好き放題するという嗜虐的な喜びを生み出しつつ、基本的にはエロで円満解決されるハッピーエンドへと落着するため暗さや重さは軽微となっています。
  単純にエロの勢いで突っ走るエロコメ系統と、恋愛要素を絡めるラブコメ系統に大別はされますが、後者においても甘酸っぱい恋愛模様の描写はあまり重要視されておらず、和姦エロとしての適度な幸福感と作品の口当たりの良さを確保することが主目的と感じることもあって、両者にあまり差異はなく、軽く明るい雰囲気を保っています。

【柔らかボディな制服着用の美少女ヒロインズ】
  ヒロイン陣は単行本タイトルに偽りなく、制服着用の女子高生ヒロインのみで構成されています。ミドル~ハイティーン級の年齢層で統一されていますが、ロリ色が強いタイプの女の子もいれば大人びた清楚な色気を持つタイプの美少女も存在し、一定の多彩さは確保。
  ピュアな少年少女の誠実な恋愛模様を描くタイプではなく、変態ガールやエロ暴走ボーイといった漫画チックに賑やかなキャラクターを投入して賑やかに展開する作劇が特色と言えるでしょう。
なお、これまた単行本タイトル通りに一部のサブヒロインを除けば、全ヒロインが処女であり、同じく童貞揃いの男性キャラクターに好き放題されたり、もしくは積極的に処女を捧げたりなシチュエーションとなっています。ただ、その一方で、サクサクとエロへと進展して勢い任せでエロが盛り上がっていくこともあって、処女であるか否かがそこまで積極的な意味合いを有しているかはやや疑問ではあります。
  前述した様に、ロリっぽさの含有量などに差異があるため、等身やおっぱいサイズには多少の変動がありますが、柔らか触感の並乳~巨乳とぷりっとした桃尻、適度な肉感の体幹を組み合わせたボディデザインが基本。比較的大きめサイズの乳輪や、時々投入するもさっとした股間の茂みなど、スタンダードな女体設計に適度に淫猥な体パーツも組み合わせています。
VirginUniformCollection3.jpg敢えて単行本タイトルに制服を関している通り、ブルマ体操服やスク水、部活のコスチュームなども追加投入しつつ、学校の(狭義の)制服をヒロインに必ず着用させており、エロシーンでも制服着用での着衣セックスをデフォルトで用意(←参照 制服とスク水のコンビネーションだ! 短編「フェイスショット」より)。なお、制服についてはブレザータイプも用意しつつ、古典的なセーラー服タイプが主力となっています。
  表紙・裏表紙では塗りの効果もあって艶っぽさが増していますが、単行本を通して安定したクオリティを示す中身のモノクロ絵もシンプルでありつつ適度に色気の乗った絵柄と言え、その上でややオールドスクール寄りながらも明確なキャッチーネスが目立つ分、クドさがないタイプ。

【制服美少女が熱っぽく蕩ける多回戦仕様セックス】
  上述した様に基本的にがっつりエロメインの作品構築であり、十分な尺を濡れ場に儲けると共に、複数のエロシチュエーションを詰め込んだり、ヒロインに衣装チェンジをさせたりでエロシーンの中でも多彩さを見せる工夫が為されています。
これまた前述した様に、透明人間になったヒロインにエロい悪戯をしかけたり、少年少女の心と体が入れ替わった状態でのTSセックスがあったり、催眠術で嫌がる女の子を無理矢理従わせたり、自分を慕ってくれる女の子に色々なプレイをしこんだりと、多少サディスティックであったりアブノーマルであったりなエロシチュエーションが多様に取り揃えられています。
  とは言え、基本的には快楽が全て丸く収めるタイプであり、エロ男子に強引にセックスに持ち込まれた場合でも、逆に積極的に男子を誘惑した場合でも、ヒロイン達は初めてのセックスながらも未知の快楽に包まれて熱っぽく陶酔していく痴態を披露。
  前戯パートの長短は作品によって様々ですが、ヒロインの柔らかバストを揉んだり、処女マンコを舌やら指やらで丁寧に愛撫したりに加え、フェラやパイズリで白濁液をたっぷり口内射精したり顔射したりで前半の盛り上げを形成。
VirginUniformCollection4.jpgこの時点で既に愛液をたっぷりと潤滑してトロトロになっている未貫通の秘所に挿入してピストンを開始すれば、破瓜の痛みはほとんど無く、初っ端からヒロインが感じるエロ漫画ドリーム仕様となっており、紅潮した頬と潤んだ瞳、熱っぽいエロ台詞を喘ぎ声を上げる蕩けた痴態を美少女達が曝け出しています(←参照 蕩けフェイス 短編「淫ビジブルLOVERS」より)。
台詞回しのやや冗長とした感じがテンポを悪くしている印象はありますが、前述した様に複数のエロシチュエーションを投入して中出しやヒロインのアクメシーンを連発させて進行するドライブ感は○。逆に言うと、抜き所が分散してオーラスの盛り上がりがここぞで決まらない感もあるものの、膣内射精にアクメへ追い込まれて蕩けきった表情と台詞を示すヒロインを結合部見せつけ構図と白濁液が注入される断面図の援護射撃の元熱量豊かに描き出しています。

  制服美少女とたっぷりH、おまけにちょっと変わったギミックで好き放題したいなぁという願望に最適なソリューションをお届けな1冊と言え、割合に幅広い層に抜きツールとしてお勧めできます。
個人的には、ツンツンと嫌がる美少女さんにエロい命令をたっぷりな短編「催眠式恋愛必勝マニュアル」と、キュートなロリ系JKと各種プレイを満喫な短編「強制LOVERS」がお気に入りでございます。

ReDrop『ヒメパコ❤』

PakoPakoWithMyPrincess.jpg 余湖祐輝先生・田畑由秋先生コンビの『ニンジャスレイヤー』第3巻(角川書店)を読みました。小宇宙に例えられたニンジャスレイヤー=サンとソニックブーム=サンのワンインチ距離でのめまぐるしい攻防、漫画版ならではのハードモード!ワザマエ!!
ヤモト=サンとアサリ=サンの儚げながらも美しく固いユウジョウは実際奥ゆかしいです。サツバツの世界の中で、桜めいた美しさを感じられた瞬間でした。

  さて本日は、ReDrop先生の『ヒメパコ❤』(ワニマガジン社)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『へんカノ』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
お色気たっぷりな美少女ヒロイン達と織り成す明るく楽しいラブコメ&熱っぽい陶酔に包まれるエロ描写が詰まった作品集となっています。

  収録作はいずれも読み切り形式の短編12作。フルカラー作品である短編「綺麗な棘には華がある」(12P)短編「秘密のトレーニング」(8P)を除き、1作当りのページ数は20~24P(平均21P弱)と標準並みながらコンビニ誌初出としては中の上クラスのボリュームで安定。概ね軽く穏やかな読み口と、程好い濃度を打ち出す適度な満腹感のエロとを組み合わせた安定感のある作品構築が美点と言えるでしょう。

【明るく楽しく素直にエッチな王道ラブコメ・エロコメ】
 コンビニ誌的に王道な、軽く明るい雰囲気でありつつラブエロの甘い幸福感を相応の分量で充填するラブコメ・エロコメチューンを十八番とする作家さんであり、今単行本もその系統に属する作劇がメイン。
70f9c48b.jpg 国家主導の政策で子作りが推進される設定の世界で、クラスメイト達に子作りセックスを所望されるハーレム模様を描く短編「子づくりプロジェクト」(←参照 寮長=サンのヒップは豊満であった 同短編より)、美人で凛々しい弓道美少女の先輩にお仕置きされたり逆襲したりな短編「独占欲情エゴイズム」など、棚ボタ的な展開でエッチへと進展するウハウハ感が魅力の一つと言えるでしょう。
これに対し、心底ビッチな彼女さんが彼氏君意外の男性達ともがっつりセックスを楽しんでしまう短編「ラブ・コミュニケーション」や、旦那さんとのプレイに勤しむ若奥様が近所の野郎にその恥ずかしいプレイが露見して浮気セックスを強要される短編「にゃんつま!発情中」の様に、王道ラブコメ系統とは少し異なる作品も用意してバラエティを豊かにしています。
  これら浮気Hやビッチセックスにおいても、あくまでヒロイン側がシナリオ展開を主導しており、ほんのり凌辱チックなケースでもそれは全てヒロインの掌の中で進行しているため、男性側にとっての棚ボタエロ展開と同様に、セックスの快楽が男女の仲を丸く収めていることは共通していると言えます。
悪く言えば、エロ漫画的なご都合主義ではあるものの、時にドタバタテイストのギャグエンド、時に微笑ましいラブラブエンドでまとめる流れに、強引さや破綻が無く、素直に快活な性愛の物語を紡いでいるのが◎。
  また、ヒロイン主導のシナリオであるため、彼女達のエロ可愛さと共に心情描写なども適度に引き出されており、短編「夏の大三角形」のちょっと切ないラストの雰囲気や、短編「がっこう❤せっくす」における美少女ヒロインのほんのり妖しい魅力などを形成することに奏功しています。

【スベスベ美肌に包まれる柔らか美巨乳ボディ】
  ヒロイン陣はハイティーン級の女子高生ヒロインを主力としており、その年齢層から外れるロー~ミドルティーン級のロリ系美少女や、20代半ば~後半程度の綺麗な若奥様なども少数加わる陣容となっています。
PakoPakoWithMyPrincess2.jpg主人公の男性キャラクターより年上のお姉さんヒロインや、同年代でもアダルトな色気のある女の子、母性的な優しさのある少女やお色気感たっぷりの人妻ヒロインなど、年上の綺麗なお姉さんタイプのキャラクター・造詣が光っていますが(←参照 人妻ネコミミコスプレ、カワイイヤッター! 短編「にゃんつま!発情中」より)、可愛らしさのある美少女キャラクターにも華があり、一粒で二度美味しいヒロイン陣。
  女子校生ながら母性的なボディと心の持ち主で苗字が“奥沢”であることから渾名が奥さんというヒロインや、問題児たちを集めて放課後アイドルをさせる某スクールアイドル的なノリの短編「放課後アイドル部!」の美少女トリオ、俺っ娘でボーイッシュで北関東の田舎者ガールな短編「彼女になりたいの」のヒロインなど、面白いアイディアを乗せたヒロイン設定で多彩さを生み出しているのも短編集ならではの強みでしょう。
三つ編みメガネの地味っ子ながら実は妖しく主人公を誘惑するロリっ子や、主人公を厳しく束縛する独占欲お姉ちゃん、エッチ大好きなビッチガールなど、比較的ポピュラーなキャラクター属性も揃えて分かり易く見せつつ、彼女達の真意や意外な側面で魅力を増してくる手腕も安定的。
PakoPakoWithMyPrincess3.jpg  短編「がっこう❤せっくす」ではこの作家さんとしては珍しく、低身長でぺたんこバスト、つるつるお股の純ロリっ子ボディを投入していますが、基本的には健康的な肉付きにたっぷりボリュームの柔らか巨乳&桃尻を組み合わせる肉感ボディがメイン(←参照 指がめりこむオモチめいた柔乳!ワザマエ! 短編「奥様は処女」より)。セックスアピール最優先でありつつ、肌のしっとりとした質感や臭味を押さえた粘膜描写などで、“綺麗な”女体描写を意識しているのも幅広い層に訴求できる要因でしょう。
  筆が早い方ではあまりないため、収録作の初出には3年程度の開きはありますが、明確にキャッチーでありつつそれにあまり依存することなく、上品さ・繊細さもある絵柄には安定感があり、絵柄の魅力単体で十二分な武器になるレベル。

【もっちり肉感ボディが汁に塗れる濃厚な陶酔感の和姦】
  作劇を無味乾燥にさせない一方、テンポよくサクサクと進行させている分、エロシーンには十分な尺を設けており、美少女ヒロイン達が汁と快楽にたっぷり塗れて熱っぽい陶酔を醸し出すエロ描写で十分な満足感を打ち出す優良抜きツールになっています。
  年上美少女が主人公の事をたっぷり甘やかしてくれる棚ボタラブラブHや、健気に頑張る年下ヒロインの処女を頂戴する嬉し恥ずかし初エッチといった甘い幸福感に包まれるラブラブ和姦も用意しつつ、人妻さんが年下童貞ボーイ達に攻められる不倫エッチや放課後アイドル達がエロエロな罰ゲームにさらされるほんのり凌辱系のシチュエーション、普段は女王様なお姉ちゃんを拘束しての逆襲エッチなど、エロシチュエーションのバリエーションは豊富。
上述した様にいずれのエロシチュエーションにおいても、エロに持ち込むこと持ち込まれることは基本的にヒロイン側の思惑通りであり、例えそうでない場合でも素直にセックスの快感に溺れていくこともあって、性行為に耽溺する熱っぽい陶酔感がむせ返る様にエロ描写を包んでいることが大きな特徴。
PakoPakoWithMyPrincess4.jpg  絵柄の端正さ・上品さを決して殺すことはない一方で、十分な密度のエロ演出を盛り込んでおり、熱っぽく紅潮した頬を潤んだ瞳で魅せる官能的な表情付けや、肉感ボディをぬらぬらと濡らす汗やら唾液やら汁やらのシズル感たっぷりの液汁描写と女体描写のコンビネーション、量や勢いを適度にコントールした描き文字のハートマーク付き嬌声や各種擬音など(←参照 つまり肉感ボディに蕩け演出をかけて100倍だ。分かるか、この算数が。エエッ? 短編「独占欲情エゴイズム」より)、ベーシックな手法を高いクオリティで入れ込んでいると評し得ます。
  基本的には、このベーシックかつ高質なエロ演出の援護射撃を受ける、肉感ボディの存在感を前面に打ち出して読み手の性欲中枢を刺激していますが、ラブラブHでの所謂“だいしゅきホールド”やお姉ちゃんバストに抱擁されての対面座位、舌を絡める優しいキス描写など、男性の肢体の存在感を出して、男女の密着感を強調してくる描写が多いのも一つのポイント。
  1回戦をじっくりと描くパターンもあれば、ヒロインのもちもちボディにガンガン射精していく複数ラウンド制のパターンもありますが、“とことんナカ出し”の売り文句に相違なく、フィニッシュはたっぷり白濁液注入の膣内射精に対して、アクメの快感で肢体をビクビク反応させながら嬌声を叫ぶヒロインを、結合部をがっつり見せつける構図でお届けな中出し描写で〆ており、そこまでのエロの盛り上げに勢いとタメがある分、強力な抜き所となっています。

  バラエティ豊かな作劇を軽快な読書感でそれぞれに楽しみつつ、柔らか美巨乳ボディと汁ダクファックという実に美味しい作品集であり、サタンダード故の安心感・信頼感がありつつキャラの良さで凡庸にならない魅力を保っています。流石、ReDrop先生のワザマエ!と評価したいところ。
個人的には、人妻ヒロインのエロエロネココスプレが楽しめる短編「にゃんつま!発情中」と、凛々しい先輩美少女にお仕置きしたりされたりな短編「独占欲情エゴイズム」に愚息が大変お世話になりました。

新堂エル『純愛イレギュラーズ』

PureLoveIrregulars.jpg 鈴木健也先生の『おしえて!ギャル子ちゃん』第1巻(メディアファクトリー)を読みました。うおおおおお、ギャル子ちゃん可愛いよギャル子ちゃん!派手な容姿とだらけた言動で巨乳エロボディだけど、根は純粋で優しい子というギャルヒロイン好きにはドストライクなキャラクターです。
黒ギャルバージョンの登場頻度が増すと更によいです、ハイ。

  さて本日は、新堂エル先生の『純愛イレギュラーズ』(ティーアイネット)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『新堂エルの文化人類学』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
バラエティ豊かなシナリオ&エロシチュエーションとハードアクメ連発の攻撃的なエロ描写が楽しめる作品集となっております。

PureLoveIrregulars1.jpg  収録作は、3年付きあっているけど諸般の事情で未だセックスをしていない変態彼氏と少々S気味なツンデレ彼女の嬉し恥ずかしな初ハードファックな連作「デレない」正続編(←参照 なんだかんだでお似合いのカップル 同連作正編「デレない」より)、および読み切り形式の短編5作。
1話・作当りのページ数は16~38P(平均31P強)と収録本数こそ少ないものの個々のボリュームは十分に厚くなっています。作品によってシナリオの存在感の軽重はありますが、総じて短編としては十二分な読み応えがあり、かつエロの満腹感も強く構築されています。

【ラブコメからシリアスドラマまで多彩な短編集】
  ここ2冊の単行本が長編作メインであったこともあり、今回は落穂拾い的な価値もある短編集となっていますが、その分、バラエティ豊かな作劇が楽しめ、この作家さんの引き出しの多さを実感できる1冊と評し得ます。
  エロこそやや過激で特殊な要素を含みつつ、作品全体の骨子は王道的な青春ラブコメと言える連作「デレない」や、臭いフェチの美少女ヒロインを投入した上で凌辱エロ的な作りである短編「ワントップ少女」、ゴタゴタした家庭環境に寂しさを覚える少女と大型犬の心の交流と当FC2ブログ的にはNGなアレを描く短編「ラッキー❤ゆい」などなど、作劇の方向性やエロシチュエーションは様々。
変態性癖を取り込んだ上でのラブコメや、ヒロインが特殊な快楽に飲み込まれてゆく凌辱系統の作品は、ごくオーソドックスな作品構築であると言えますが、同時に非常にエッジの効いた、悪く言えば物議を醸しそうな尖った作品も収録されており、乳牛の一生を擬人化して描く短編「a 乳牛 life」と、事故で四肢断裂となった障碍者のヒロインを描く短編「脆く頑強に」の2作は非常に印象的。
PureLoveIrregulars2.jpg  出生直後から親牛から引き離され、飼育下において度重なる種付けと搾乳、子供との別れを強要され、最後は若くしながら廃牛として処分される一匹の乳牛の一生を淡々と描く短編「a 乳牛 life」の強烈なドラマ性(←参照 乳牛としての普通の生涯 同短編より)、健常者から同情される“無垢なる障碍者”ではなく普通の人間としての性欲と恋愛感情を持つものとしてヒロインを描く短編「脆く頑強に」は、互いに方向性こそ異なれど、ラブエロ系や凌辱系と同じく人の世に普遍的に存在する性愛の様々な形の一つを掬い出した作品と評し得るでしょう。
こういった尖った題材を扱う場合、普通ならば何らかの寓意や皮肉、メッセージ性もしくは挑発性といったものを含有させるものなのですが、この作家さんからはそういった意図はあまり感じられず、「漫画なんだからこういうヒロインもいいよね!」「漫画だし、こういうエロシチュもありだよね!」といった態で、ごくナチュラルなものとしてかつ勢いよく描いていると感じます。
それでいて、センシティブなものを雑駁に扱っている訳では決してなく、作中において在る物をある種の誠実さを以て在る様に描き、読み手をストーリーに引き込んだ上で、それに対する判断・思考を生じさせる何かを託してくるというのは、エンターテイナーとして非常に高い技量の賜物であると総括したい所存。

【キュートなロリっ子からフェロモン美熟女まで】
  作品の方向性が多様であることもあって、ヒロインの年齢層もかなり幅広く、ローティーン級のロリっ子から、女子高生・女子大生クラスの美少女、職業婦人なお姉さん、そしえ上は連作「デレない」の続編で登場するヒロインのママさん(美熟女)まで登場。なお、短編「a 乳牛 life」は正しく一生を描く作品なので、ロリ時代から経産婦時代まで描かれています。
なお、熟女さんでは熟した色気をたっぷり香らせる年増デザインを、ロリっ子なら適度にぷにっと丸めのボディデザインとキュートな表情付けをするなど、年齢層による描き分けがきっちりしているのも一つの特色。
あまりデレを見せずにツンツンした態度とSっ気のあるプレイも見せる連作の彼女さんや、障碍のある体に目付きの悪い顔ながら中身は普通に乙女なところもある短編「脆く頑強に」のOLヒロイン、快活なスポーツ少女ながら実は臭いフェチでその性癖が仇となって快楽堕ちな短編「ワントップ少女」と、典型的なキャラクター属性にあまり依存しない上で個々にキャラクターを立たせるのも○。
  前出した通りにヒロインの年齢設定が幅広いこともあって、キャラデザインと併せて女体設計にも多彩さがあり、ぺたんこバスト&ぽっこりお腹のロリボディやスレンダーボディに並乳や巨乳を組み合わせるハイティーン~20代前半ボディ、柔肉たっぷりな完熟大人ボディなどを鑑賞できます。
PureLoveIrregulars3.jpgベースとなるボディデザインについて特殊なものを仕込むスタイルではありませんが、乳牛ヒロインではボテ腹バージョンを話の展開上自然に投入したり、義手・義肢を外した状態で大きな傷の残る女体を投入したりと(←参照 ちゃんと純愛です 短編「脆く頑強に」より)、好きな人は大変好きだが、苦手な人は非常に苦手という要素をしばしば絡めるのはこれまで通り。
  上述した様に落穂拾い的な側面のある単行本であり、初出時期が最長4年ほど開いていることもあって絵柄の統一感には欠けています。基本的な絵柄の方向性は変わりませんが、こうして比較すると、近作は昔の絵柄に比べてより垢抜けた印象があり、程好い荒さ・勢いの雑味を上手く端正さに置き換えてきた絵柄の進歩がよく分かります。

【強烈なエロ演出で彩るアクメ連発ハードファック】
  シナリオに存在感の強い作品もありますが、十分なページ数を活かしてエロのボリュームをたっぷり用意する抜きツールとしての作品構築も明確であり、ヒロイン達がハードなアクメに悶えるファック描写も充実。
ラブラブHとなる場合でも、ヒロインの女王様足コキプレイからの主人公反転攻勢なハードコア・ファックを見せ付けるなど強烈な勢いで進行させており、その他にもち○こ4本同時責めでの処女喪失やらザー食やらを絡める輪姦エロ、牛さんの種付けエロにFC2規約的にはアレなお犬さんとのチョメチョメ(表記についてはお察し下さい)など、多彩かつインパクトのあるエロシチュエーションを重ねています。
  ピュアなラブラブ和姦であっても、ハードな凌辱エロであっても、ヒロイン達が信じる“愛”のために彼女達がその行為に進んで身を投げ出していくという共通点が興味深い点ですが、それに加えて強烈な快楽によってヒロイン達が半狂乱の痴態を曝け出していくという攻撃的な筆致も共通。
膣の最奥をゴツゴツと叩くマッシブなピストン運動や性感帯を強烈に刺激する行為に対し、アへ顔や瞳の焦点を失った陶酔フェイスを曝け出し、ぐしゃぐしゃの描き文字で表現される言葉にならない嬌声や嗚咽を漏らしながら、各種淫液をたっぷりと吐きだしたり吐きだされたり漏らしたりな過激なエロ演出の連発で、アクメ連発のドライブ感溢れるエロシーンを構成しています。
PureLoveIrregulars4.jpg  古めの絵柄では絵の粗さや乱れが、こういった勢いのある派手な演出と噛み合うことで一種の禍々しささえ生むような印象がありましたが(←参照 この強烈さ 短編「ワントップ少女」より)、近作では絵柄がより端正になったこともあり、攻撃性の強さはしっかりと担保しつつも、ヒロインのエロ可愛さもある程度担保しつつ下品さも混ぜ込めるという、絵としてのバランスの良さも感じるようになりました。
  透過図や結合部アップ構図、断面図などで子宮口めがけてガンガン突き込むパワフルなピストンを強調しつつ、射精シーンを複数回盛り込む多回戦仕様のエロシーンは、がっつり中出しを決め込まれることでトドメのアクメに追い込まれ、お下劣なメス顔を曝け出して淫語搭載のアクメ絶叫を奏でるヒロインの痴態を大ゴマ~2P見開きでがっつりお届けという、最後までパワフルな仕様となっております。

  作品の多彩さそのものも面白いですし、特殊エロに踏み込んだパターンや意外に王道ラブコメ展開している作品や、センシティブな要素を淡々と扱いつつちゃんと考えさせられる内容にある作品など、それぞれに異なる面白みがある作品が揃っていると言えるでしょう。
個人的には、乳牛擬人化ヒロインがエロ的に好きなことに加え、作者にその意図があるかはともかく、動物福祉(animal welfare)について考えさせれる短編「a 乳牛 life」が最愛でございます。

De『ひみつの恋愛?事情』

SecretCircsOfLove.jpg TVアニメ版『ガールフレンド(仮)』第5話「ダージリンをみんなと」を観ました。原作ゲームはプレイしたことないのですが、声優さんが豪華な上に大変な数出演されているのが凄いですねぇ。喜久子お姉さんが女子高生役・・・いや、17歳(仮)なので何も問題ないはず(自己洗脳
話としては毒にも薬にもならない感じですが、原作にストーリーが無いとキャラに焦点を当てるしかないのでしょう。

  さて本日は、De先生の『ひみつの恋愛?事情』(久保書店)のへたレビューです。なお、先生の(成年向け)前単行本『きゃっと❤がーるずがーでん』(マックス)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
ポップ&キュートなロリガール達がのほのんとした雰囲気&ハードなプレイに蕩けまくる作品集となっております。

SecretCircsOfLove1.jpg  収録作は、お兄さんに頼まれてファンシーショップのバイトを始めたやよいちゃんが実はその店の主力商品である“子供向けの大人のオモチャ”のモニター&モデルに挑戦な短編「ひみつのふぁんしーしょっぷ」(←参照 モニター大☆成☆功)+描き下ろしのフルカラー後日談4P、援助交際JCが馬鹿にしていたオタク男子のち○こにすっかりメロメロにされちゃって~な短編「彼女の?恋愛事情」+短編「ひみつのふぁんしーしょっぷ」のやよいちゃんも登場な描き下ろし後日談短編16P。
フルカラー掌編を除き、1話・作当りのページ数は16~20P(平均17P強)と控えめな部類であり、収録本数も多くないので単行本としてのボリュームは少なめ。とは言え、エロの濃厚感もあってページ数以上に満足感のある抜きツールという印象です。

【キュートなロリっ子とがっつりセックスな桃源郷】
  コンビニ誌的な制限があるポプリレーベルに対し、こちらのレーベルではそういった制約なくランドセル・ガールズを投入しており、その上で彼女達とたっぷりセックスというドリーム空間を確かな手腕で形成。
ヒロインを圧倒的な快楽で弄り倒したり、羞恥プレイでヒロインの困惑の反応を引き出したりと、少々嗜虐的なアクセントをエロに加えつつ、全体としては甘いラブ・アトモスフィアを形成するというのが軸となる作風であり、今単行本でもそのタイプの作品が存在。
我儘ロリっ子をローター&乗馬マシーン責めしつつオチはコミカルな短編「そういう日常」や、留学してしまう先輩美少女に想いを打ち明けて~な短編「二人の別れに想い出を」などは、恋愛話としての甘酸っぱさや抒情感には差こそあれ、イチャイチャ&ラブラブなエピソードと言えるでしょう。
SecretCircsOfLove2.jpg  しかしながら、今単行本はラブエロ系統のエピソードだけではなく、ロリータアイドルがスポンサーの偉い人たちにエロいことされてしまったり(←参照 短編「どきどきキャンペーンガール」より)、生意気JCガールがオタク男性のち○こに完全に籠絡されてしまったり(短編「彼女の?恋愛事情」)、ロリビッチ達の特別サービスが楽しめるお店が登場したりと(短編「ゆうゆう優待券」)、嗜虐性や倒錯性をより明確に感じさせる作品も存在。
とは言え、作中で女の子が口にする迷台詞名台詞“脳味噌おまんこの時の女の子はハートが剥き出しで一番素直な時なんだから”の通り、非常に素直な快楽全能主義が徹底されており、ハードプレイや無理矢理なプレイであってもヒロイン達は強烈な快楽の虜になると共に、素直な気持ちも打ち明けて概ねハッピーエンドに落着するので、エロの趣向に反して暗さ・重さはほとんど感じないのが基本的な仕様。
  ロリっ子ヒロインとの甘々なイチャラブ模様に徹して欲しい諸氏にはネックになる部分もあるでしょうが、エロの多彩さを打ち出しつつ、持ち味である攻撃的なエロ演出と、ロリっ子達のキュートネスが光る穏やかな雰囲気を組み合わせたドリーミーなロリエロ空間を維持していると評し得ます。

【貧乳ロリから巨乳お姉さんまで登場の美少女ヒロインズ】
  主人公の従姉である悪戯好き&甘やかしお姉ちゃんや、学園モノであの女子高生ヒロインなども複数名投入されており、必ずしもロリ専科の単行本ではありませんが、半数強のヒロインは小○生~中○生のローティーン級ロリータガール達。JKヒロインについても、ロリっぽい可愛らしさを明確に打ち出すタイプなので、ボディデザインを除けば年齢差をあまり感じさせないとも言えるでしょう。
  ツンデレならぬ“チンデレ”ヒロインや、主人公ラブな妹系ヒロイン、悪戯好きな年上お姉ちゃんなど、キャラクターを掘り下げる余裕はあまりない一方で、キャッチーな性格付けを施した上で漫画チックに楽しい喜怒哀楽の表情変化をさせることで、美少女ヒロインのキュートネスを引き出しています。
マイクロビキニ姿のロリータアイドルさんや、ランドセル&ガーリッシュな私服でエロ玩具のモニターをさせられる少女、ウェイトレス姿で主人公に迫るお姉ちゃんヒロインに、ツインテ&黒ストのJCガールと、コスチュームの面でもヒロインのエロ可愛さを強化していますが、エロシーンの進展と共に全裸エッチに変化していくのが基本。
SecretCircsOfLove3.jpg  上述した様に、ヒロイン陣の年齢層にある程度の幅があることもあり、貧乳&華奢な四肢のロリ系ボディと、程好いサイズの巨乳を有する健康的な肉感のハイティーン級ボディが混在しています(←参照 後者の方 短編「彼と彼女と嬉しい束縛」より)。ただし、どちらかと言えばスレンダーで華奢な感じのするボディデザインや、ツルツル&ぷにぷに仕様の股間、キュートなロリ系フェイスなどは年齢設定を問わずに共通しています。
  初出時期が広いのか、絵柄に関しては統一感に欠ける印象が相応にあり、特にデフォルメの強弱の付け方には作品間で差異を感じます。ロリ系ヒロインのエロ可愛さを存分に楽しませる萌え系絵柄という長所は基本的には不変であるため、そこまでの減点材料ではありませんが、表紙・裏表紙の絵と中身の絵柄には多少の相違を感じる場合があることには留意されたし。

【攻撃的なエロ演出で密に彩るエロ可愛いヒロインの痴態】
  上述した様に、個々のエピソードのページ数はあまり多くないため、たっぷり長尺のエロシーンとはいかないものの、序盤からサクサクとエロシーンへと突入して、ヒロイン達のエロ可愛くもハードな乱れっぷりを十分量で鑑賞させてくれる抜きツールとなっています。
  これまた前述した様に、多少嗜虐的であったり、倒錯的であったりする要素をエロに絡めることが多く、我儘ヒロインを電マ&乗馬マシン&乳首ローター責めで絶頂させたり、お嬢様ヒロインに野外放尿の羞恥プレイをさせたり、ローティーンアイドルさんの上下前後の穴をがっつり輪姦で堪能したりといった比較的ハードなプレイも用意。
しかしながら、極太ち○こや特殊プレイといったものによる強烈な快楽が、羞恥心や恐怖心などを完全に上回るものとして描かれており、そういったハードなエロの中で、ロリ系ヒロイン達が幸せそうに蕩けていく様子は、純粋なラブラブ和姦と共通しています。
SecretCircsOfLove4.jpg  このヒロイン達のエロ可愛い蕩けっぷりは、比較的アタックの強いエロ演出を重ねることで陶酔感を潤沢に生み出しており、小さなハートマークを塗した上で乱れまくった書き文字で表現される嬌声や淫語、口の輪郭がふわふわと崩れたり潤んだ瞳を見せたりな蕩け顔に、時々アへ顔チックな要素も取り入れた表情付け、性感帯に加えられる刺激にビクンビクンと小刻みに反応する肢体とそれを表現するハートマーク付き擬音などを連続していきます(←参照 “がくがく”という擬音が攻撃的 短編「そういう日常」より)。
比較的濃密と言える演出密度が生むアタックの強さだけでなく、動きや演出の連続性を意識した画面構成や、ねっとりとした汁が溢れる結合部の見せ付け構図と肢体全体の描写の適度な量的バランスなどがエロ演出と噛み合っているのも大きなポイントであり、ここぞの大ゴマでエロの盛り上がりが適切に為されているのが○。
  基本的に前戯パートと抽挿パートの双方に射精シーンを設ける2回戦仕様であり、ヒロインのキュートなお口にたっぷり白濁液を注ぎ込んだ後、抽挿パートを得て、脳味噌おちんぽ状態になって蕩けまくるヒロインの膣内にたっぷり中出しを決め込み、完全に理性の焼き切れたハードアクメを迎えるヒロインの痴態を大ゴマで提供。更には、アクメの快感を引きずる淫靡な笑みを浮かべながら秘所から精液を漏らす追撃描写でも読者の支配欲を刺激しています。

  方向性・絵柄の統一感こそ図れていない部分はあるものの、キュートなヒロインがエロ可愛く蕩けまくるハイカロリーなエロをお届けし、なおかつ雰囲気は平和に保たれるという二次元のみで可能なドリームワールドを確固として形成する確かな手腕はこれまでと同様と評し得ます。
個人的には、小生意気妹系ヒロインにエッチなオモチャのモニターを頑張ってもらう短編「みつのふぁんしーしょっぷ」と、ロリ彼女さんをオモチャ責めでアクメ連続プレイな短編「そういう日常」に特に愚息がお世話になりました。
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