2014年03月

鬼束直『morning view』

MorningView.jpg わらいなく先生の『KEYMAN』第6巻(徳間書店)を読みました。ネクロと袂を分かち、謀略によって刑事の職を追われながらも、信じる正義のために邁進し続けるアレックスが頼もしく、またカッコよかったですねぇ。
しかし、今回はシリアス重点なストーリーであったとは言え、お色気アトモスフィアが実際不足していたことは、わらいなく先生のケジメ案件では?(暴論

  さて本日は、鬼束直先生の『morning view』(茜新社)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『ポルノグラフィティ』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
キュートなロリータ少女達のセックスも含めた優しく温かい恋愛模様を描いた作品集となっています。

  収録作はいずれも読み切り形式の短編で計10作。1作当りのページ数は18~24P(平均21P弱)と標準的な部類で推移。基本的にエロメインの作品構築となっており、短編作ということもあってストーリーとしての重厚さには欠けますが、登場人物の感情表現の良さを軸として味わい深さを有する作劇も魅力の一つでしょう。

【少女達とのごく自然で幸福な性愛の営み】
  洒落た音楽CDのアートワークの様な表紙絵から、前単行本でこの作家さんが示した創作性・テーマ性の高い作品を想起する方もおられると思いますが、今回は温和な雰囲気の中での少女達との恋愛模様を描く素直なハッピーロリータ系作品がメイン。
妖しい雰囲気をまとう美少女に男性が“呑み込まれて”いく様をミステリアスで少々ホラーチックな筆致の中で描き出すやや難解な短編「デルーシオン」や、少女がその友人と兄の性行為を妄想しつつ、妄想の中の兄を自身と置換することで少女同士の同性愛(百合)に主眼が移る短編「それも“アリ”だと思う・・・いやむしろそれが」などは、この作家さんらしい“凝った”作劇ですが、それ以外の作品ではよりシンプルに少女達との性愛を描写しています。
  “シンプル”という評は、ラブエロ系として単純であったりテンプレに依存していたりといった意味ではなく、相手が幼い少女であったり妹や従妹といった血縁者であったりしても、互いに好き合う者同士のセックスを含めた愛の営みを、ごく自然で幸福なものとして描いていることを意味します。
MorningView1.jpg少女性愛を安直に肯定しているわけではなく、一般的な倫理に反する後ろめたさや不安を登場人物達が感じていることを表現しつつも、そこに重く沈み込むことはなく、平穏な雰囲気の中で描かれる性愛の幸福感を(←参照 このシーン大好きです 短編「やわやわの」より)、日常から逸脱する背徳のものではなく、日常そのものの中に宿るものとして描いていることが大きな特徴。
女子高生のヒロインとバイト先の同僚である男性のカップルが、バイトから一緒に帰り、いちゃこらして、セックスして~という、ごく平凡で平和な性愛を描く短編「ペーパーバック」も、ヒロインの年齢層こそ異なりますが、その他のロリータ作品と同様の雰囲気を有しており、このことは恋愛の相手として“少女”を特別視しているわけでなく、“好きな異性”として対等に扱っていることを示しています
  その穏やかな雰囲気の中で、登場人物達の心情を優しく紡ぎ出しつつ、ほのぼのとしたハッピーエンドでまとめるシナリオワークの読み口の良さは、作品全体のトーンを滑らかに仕上げています。

【日常感を漂わせる地味系ロリータ少女達】
  前述した通り、『comic 高』を初出とする短編「ペーパーバック」では女子高生ヒロインが登場していますが、基本的にはローティーン級のロリータ少女達で統一されたヒロイン陣。
少年と少女の嬉し恥かし初エッチといった設定の短編「ラブハンドル」といったケースもありますが、教師と生徒、兄と妹や従兄妹といった近親同士といった背徳的な関係が多いのが一つの特徴です。その一方で、前述した通りにそれらの関係性における倫理からの逸脱が強調されることはなく、そういった関係性であってもごく健全で優しい恋愛・信頼関係が形成されていることに重点がある描写と評し得るでしょう。
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  少女を特殊な存在として扱っているわけではないと前述しましたが、それは恋愛関係・信頼関係のパートナーとしての観点からであり、幼さや故の無邪気さや素直さ(←参照 声を出したい=自らの関係性を肯定したい 短編「Hide and Seek」より)、逆に単なる無垢な子供でない故のコンプレックスや不安といった感情表現を繊細に描き込むことで、幼い少女らしい可愛らしさや愛おしさを呼び込んでいるのが、作劇とも密接に関わる大きな美点となっています。
  キャラデザイン面では、オーソドックスな萌え系美少女的な造形とはかなり無縁なタイプであり、良くも悪くも“普通っぽい”少女の造形が得意な作家さん。今単行本でも、結構なぽっちゃり娘(短編「ラブハンドル」)やそばかすガール(短編「from dusk till dawn」)男の子っぽい印象のぼさぼさショートヘア娘(短編「ジャストライク」)、地味メガネ(短編「やわやわの」)と、好みが割れるであろうキャラデザを多数擁していますが、無論、そういった“地味”な印象から可愛らしさやコケットリーが徐々に香りだすのが一つの強み
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  おっぱいもある程度お肉がついているぽっちゃり娘や、並乳クラスの女子高生さんも存在しつつ、肉付きの弱い寸胴ボディにぺたんこ~膨らみかけのバスト&ツルツル仕様の股間というロリ色が明確なボディデザインが主力であり(←参照 短編「it just a XXX」より)、キャラデザの日常感もあって適度なリアル感(胡乱な表現)を打ち出しつつ、漫画チックな理想形とのバランスの塩梅も良好。
LOオサレ派閥(勝手に命名)筆頭格の東山先生が彩色の影響がかなり強いこともあって、アーティスティックな表紙絵と中身のむしろ素朴な絵柄では印象の差異は相応にあり、むしろ裏表紙の方が購入時の参考になるでしょう。

【ヒロインの可愛らしさを重視しつつ徐々に高揚していくエロシーン】
  性愛の営みを愛し合う者同士のごく日常の事象として登場人物達が認識していることもあって、割合にサクサクとエロシーンに突入しており、抜きツールとして濡れ場の分量を確保しつつ性描写の中でも男女の想いや喜びを描き出していくスタイル。
  好きな友達を妄想の中でちんこ生やして(性的な意味で)愛する妄想レズセックスや、短編「デルーシオン」の妖しげな雰囲気の中で描かれるセックス、家族に隠れながら声を殺してのお風呂場セックスなど、エロシチュエーションに捻りを効かせたケースもありますが、スタンダードな和姦エロでほぼまとめられており、特殊なシチュエーションやプレイはむしろ排していると言えるでしょう。
初めての性行為における感覚への緊張や恥じらい、変なリアクションなどで少女達の初心な可愛らしさを示しつつ、性的な感覚に徐々に蕩けていく様子で煽情性の積み上げを為しており、過激な演出に頼ることなく、むしろ穏やかにエロの盛り上がりを図っていくタイプ。
  膨らみかけバストや小さな秘所を指や舌で愛撫したり、優しいキスを交わしたりな前戯パートに適度な尺を設け、ヒロイン側の受け入れ体制が整った上できっつきつな秘所に挿入して抽挿パートへと移行。膣の小ささ・キツさに加え、少女側の負担の考慮もあってガンガン腰を振りまくるパワフルピストンを期待するのは概ね避けるべきであり、ぬぷぬぷといやらしい擬音を奏でつつち○こを出し入れし、その感覚に緊張と弛緩を繰り返す表情と思わず漏れ出してしまう嬌声とで少女の痴態を彩っています。
MorningView4.jpg全体的に派手な演出はほとんど用いませんが、エロ展開終盤では腰振りの速度や力強さも上がり、ヒロイン側も絶頂の感覚にくしゃくしゃに乱れた姿を曝け出して適度なアタックの強さを生み、フィニッシュシーンへの盛り上がりを生み出しています(←参照 短編「ジャストライク」より)。また、これらのピストン描写の際にも、比較的男女の肢体の密着感を重視して描いているのは、恋愛エロとしての温かみに寄与。
  ゴム付きセックスがあったり、近親相姦のタブーを理解して挿入なしのお腹擦りつけプレイに徹するケースや外出しフィニッシュがあったりと、中出し原理主義の諸氏にはネックな部分もありますが、少々雑な断面図はともかくとして、キツキツ女児ま○こにがっつり中出しされて彼女達の体がビクビクと反応する絶頂描写は抜き所として十分な威力を有しています。

  悪く言うとやや取っ付き難さもある表紙絵ですが、中身の方は幅広いロリエロ漫画愛好者に受け入れられる優しいラブストーリーであり、コメディタッチや繊細な感情表現が前面で出過ぎることなく効果を発揮していることも読み口の良さに貢献しています。
個人的には、地味メガネっ子のおぼこな反応が実にキュートな短編「やわやわの」が最愛でございます。

DISTANCE『じょしラク!』

JoshiLuck.jpg 近木野中哉先生(原作:鎌池和馬氏)の『とある魔術の禁書目録』第13巻(スクウェア・エニックス)を読みました。P56で下着までぐっしょりって言っている割に、ズボンを開いても下着のラインが全然見えないぞ!?と思っていましたが、P101で極小ハイレグを履いていることが明らかになりましたね!(管理人の今回最大の関心事
ノーブラシャツもよいですが、チューブトップでの金髪巨乳の破壊力・・・ブラボー(鳴り止まない拍手

  さて本日は、DISTANCE先生の『じょしラク!』(ワニマガジン社)のへたレビューです。約4年ぶりの成年向け単行本となりますね、なお、成年向けでの前単行本『HHH トリプルエッチ』(コアマガジン)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
ムチムチ肉感ボディのラクロスガール達と繰り広げる明るいエロコメ&パワフルファックが詰まった上等のハーレムエロ漫画となっています。

JoshiLuck1.jpg  収録作は、寿退社した前任者を引き継いでお嬢様学校に就職してラクロス部の顧問となった新任教師の青年が、そのラクロス部の主要メンバーである5人の女の子達に振り回される日々を描く長編「じょしラク!」全6話(←参照 美少女ぞろいだけど・・・!? 同長編第1話より)+前任者の人妻女教師さんと不倫セックスな番外編。
収録本数こそ多くないですが、1話当りのページ数は22~42P(平均34P)とかなりボリューム感の強い部類で単行本としての厚みも十二分。テンポの良い軽めのシナリオワークと、肉感ボディを満喫する長尺のエロシーンでラブコメ系として王道的な作品構築を示しています。

【明るく楽しい雰囲気を維持するハーレムラブコメ】
  主人公が熱血指導を志して着任したものの、実際はラクロス部の美少女達に振り回される日々を描く本作は、これまでの作風通りに明朗快活なラブコメチューンであるハーレム作品となっています。
このタイプの作劇としてはオーソドックスではありますが、ストーリーとしての読み応えはほぼ存在せず、5人の女の子それぞれとのエッチ突入を連続させていく展開であり、全員とめでたくエッチして皆が棒姉妹(造語)として一致団結するラストまで明るく賑やかな雰囲気を維持。
JoshiLuck2.jpg  エロシーンでは俄然やる気を出して女の子達を圧倒する主人公ですが、シナリオパートで主導権を握っているのはヒロイン達の方であり、好奇心に任せて主人公を押し倒したり、他のメンバーを主人公とのセックスへ強引に誘導したりと(←参照 最後の砦・赤城ちゃん陥落 長編第6話より)、翻弄されつつもエロ的に美味しい目に遇うのはお約束。
この主人公振り回されなドタバタ展開もあって、ラブコメディとしては、甘さ・優しさはあまり感じないタイプですが、女の子達の快活な性的欲望の発露と、エロを介しつつ主人公と教え子達に信頼関係が形成されていく流れは明るく爽やかな雰囲気作りに大きく貢献しています。
番外編の不倫エッチでは人妻に膣内射精をがっつり決め込むという背徳的な成分もあるエピソードとなっていますが、このケースでもポジティブなまとめ方をしており、最終的な暗さ・重さはほぼ皆無。
  作劇面での総評としては、ハーレムエロの棚ボタ的幸福感を貫徹し、ヒロイン達のキャラクターの魅力でシナリオ展開を牽引するというスタイルで、非常に強い安定感を示していると言えるでしょう。

【個々にキャラ立ちがはっきりしたエロガールズ達】
  番外編では主人公の先輩であるアダルト美女の人妻さんが登場していますが、本編のヒロイン陣はミドル~ハイティーン級のJK美少女5名で構成。
元気で明るい性格の黄瀬さん、お淑やかだけど実はエロ妄想に浸りがちな桃井さん、真面目ながらツンデレ気質な青山さんに性的知識皆無で純真無垢な白銀ちゃん、そしてラスボス的存在でもある男勝りの赤城さんと、それぞれにキャッチーな性格付けを明確に施したヒロインのバラエティ感もハーレム系作品としての大きな魅力でしょう。
勿論、皆さんエッチに興味津々で、かつ濡れ場では大胆に乱れてくれており、普段は彼女達にやられっ放しである分、そのエロボディを好き放題できる喜びが高まっています。
  おっぱいサイズに多少の差異はありますが、全ヒロインともたっぷりおっぱいの持ち主であり、肢体全体に健康的な肉感を備えつつ、バスト&ヒップの存在感を前面に出してストレートな煽情性を生み出すタイプ。
JoshiLuck3.jpgエロ漫画的にオーソドックスなボディデザインではありますが、乳尻を中心として柔らかい肌に包まれた女体の弾力感を魅力的に表現して、ムチムチ感を読み手に伝達する技術はこの作家さんの肢体描写における強力な武器と言えます(←参照 褐色巨乳バンザーーイ!! 長編第4話より)。殊に、ずっしりとした重量感を有しつつ、乳首がツンと上を向く張りの良さも感じさせる巨乳描写の魅力はおっぱい星人諸氏にとっての福音。
また、ぷっくりとした乳首や、液汁に濡れてテラテラ光る唇、舌、性器などの粘膜描写など、淫靡さのある体パーツ描写を投入しつつ、肌のグレースケールの盛り込みなども含めて過剰さはむしろ排し、健康的な絵柄・キャラデザとのバランスを絶妙に保っているのも流石ベテランのお仕事と言えるでしょう。
  一般誌での執筆もされていますが、ベテラン作家らしくややオールドスクールな絵柄をベースとしつつも、健康的なキャッチーネスや適度な修飾性を織り込むことで洗練さを保っているのも頼もしいところで、表紙絵と中身の絵柄に齟齬はありません。

【スタンダードかつ高質な演出と女体の豊かな存在感】

  各エピソードの十二分なページ数はエロシーンの長尺化に直結しており、抽挿パートを量的に主軸としつつも、前戯パートと抽挿パートにバランスよく分量を割り振った上でボリューミィな濡れ場を構築。
基本的に据え膳展開であり、流され気味にセックスに突入するやや頼りない主人公ではありますが、エロシーンでヒロイン達の痴態を目の当たりにすれば俄然やる気を出してガンガン腰を振っており、肢体の感触を満喫したり、中出し要請台詞をわざと言わせたりと、やりたい放題で蕩ける女の子達をパワフルに圧倒しています。
  前戯パートでは、セックスやち○こに興味津々なヒロイン達が積極性を示してパイズリやフェラで、やらしい臭いのする肉棒を恥ずかしがりながらもねっとりとご奉仕。無論、もっちもちのおっぱいを揉んだり吸ったり、熱情的なキスを交わしたりで抽挿パートへの盛り上がりを図るプレイも完備。
すっかり発情してトロトロとした愛液で濡れる秘所に挿入すれば、断面図で強調される柔らかい襞の締め付けを膣口から子宮口までフルに味わってガンガンピストン運動を繰り返しており、ヒロイン達は潤んだ瞳と輪郭がふにゃふにゃになった口で表現される蕩け顔を曝け出してハートマーク付きの淫語搭載エロ台詞を連呼
JoshiLuck4.jpg  特に派手であったり過激であったりするエロ演出には依存せず、前述のオーソドックスな演出を高い水準でまとめるタイプ。また、乳揺れやバックからのお尻強調構図なども含め、肉感的な女体の存在感をしっかりと打ち出しているのが美点であり、ピストン運動をしながらも肢体を密着させて巨乳や桃尻の感触を満喫したり(←参照 乳吸い!乳吸い! 長編第1話より)、正常位でキスを交わしながら腰を振り合ったりと体の密着感の強調も一つの特徴と言えます。
女体の感触を満喫しつつ、子宮口まで激しくピストンすればすっかりメロメロになったヒロイン達は、主人公の要請もあって中出しおねだり台詞をキュートに漏らし、それに応えて子宮口内に白濁液をたっぷりと注ぎ込んで両者絶頂KOなフィニッシュシーンは、断面図・透過図を付随させての1Pフルの構図でがっつりと濡れ場を〆ています。

  ハーレムラブコメとしては盤石の出来と評しても過言ではなく、流石ベテランのお仕事と言ったところ。一般誌での活躍も良いことですが、これからもエロ漫画ジャンルで第一線を張り続けて頂きたいものですね。
個人的には、純真無垢な銀髪褐色肌巨乳ガールのさくらちゃんが全ヒロイン中最愛でございます。お勧め!

坂崎ふれでぃ『噴汁学園』

SquirtSchool.jpg TVアニメ『世界征服~謀略のズヴィズダー~』第10話「西ウド川戦線異状あり」を観ました。果たしてどんな世界設定なのかと前回のラストで思わされましたが、なかなかドラスティックな設定でビックリしました。
日本全土を席巻する程強力な都軍に対して、敗走を重ねるズヴィズダーですが、駒鳥さんとの和解?もあって、この後にどんな乾坤一擲の大反撃を見せるか楽しみにしたいところ。

  さて本日は、坂崎ふれでぃ先生の『噴汁学園』(マガジン・マガジン)の遅延へたレビューです。なお、先生の前単行本『汁だく肉乱交』(クロエ出版)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
キュートな肉感ボディ美少女達がド派手な痴態を曝け出す汁塗れのパワフルファックが波状攻撃で繰り出される1冊となっています。

SquirtSchool1.jpg  収録作は、読み切り形式の短編10作+描き下ろしおまけ漫画31P。この作家さんの単行本では毎度恒例となる、登場ヒロイン全員集合で乱交が繰り広げられる大ボリュームのおまけ漫画ですが、今回は各作品のヒロイン達が集合してエロ競技の大運動会を繰り広げるというトンデモ(褒め言葉)な内容となっています(←参照 ぺ、ペニバンムカデ競争・・・(絶句) おまけ漫画より)。
描き下ろしのおまけ漫画を除き、1作当りのページ数は16~18P(平均17P)と控えめな部類。シナリオ的な読み応えこそ乏しいですが、強烈なインパクトを有するエロシーンの存在感は圧倒的で、この分量でまとまっていても満腹感は十分と言えるでしょう。

【エロまっしぐらな非常に思い切りのよい作劇】
  前述した通り、ストーリー性には乏しいシナリオワークであり、エロガールとエロ男子を投入して欲望任せにセックスに突入していく非常に明瞭なセックス全能主義のスタイルを貫いています。
ビッチ志願のエロガールがご主人様を求めて偶然クラスメイトの男子を誘惑してしまったり(短編「痴女デビューしてみました」)、お嬢様達が花嫁修業として主人公のショタボーイとセックスにチャレンジしてみたり(短編「熱血!!花嫁修業部っ」)、ショタ好きお姉さんが三つ子のショタボーイに襲われてウハウハ状況になったりと(短編「みつどもえっち」)、据え膳・棚ボタの前提や展開を投入して、その勢いのままエロシーンに移行します。
この欲望任せのシナリオ展開こそ共通させつつ、兄妹相姦や催眠H、露出見せつけプレイ、乱交エロにおねショタなど、エロシチュエーションを多彩に用意することで作品の味付けを変えており、各シチュエーションに対するシナリオ的な踏み込みは弱いものの、それぞれの方向性が明確であることもあって印象の多彩さに寄与
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  恋愛要素がない訳ではないものの、それに関する心情描写はむしろ希薄であり、また各種プレイの変態性やエロ演出の過激性が先行するため、甘く優しい雰囲気とは無縁なのですが、それでも強烈なセックスを楽しんだ登場人物達はそれぞれに充足を得ており、作品のまとめ方も非常に平和であるのが一つの特徴(←参照 愛すべきエロ馬鹿達 短編「恋人の条件」より)。
セックス据え膳展開について非常に思い切りが良いため、退屈感ではなくむしろユニークな魅力として立ち上がっていることに加え、如何にどぎついエロを投入しようとも登場人物達がなんだかんだで幸せそうであることのいい意味でのギャップが作品の面白みであると評し得るでしょう。

【淫臭溢れる爆乳&巨尻ボディの美少女達】
  一人ヒロイン制で主人公との1on1プレイのこともあれば、複数ヒロイン制での乱交エロやヒロイン一人に対して男性複数名のパターンでの多人数プレイのケースも存在。
妹キャラクターや、(少年に対して)年上のお姉さんタイプ、温室育ちのお嬢様、不良娘や痴女志望の変態娘、元気な陸上娘にコスプレガールなどなど、キャラクターの設定は多様ですが、年齢層としてはミドル~ハイティーン級のJK美少女で統一しています。
SquirtSchool3.jpg  少数名登場する貧乳キャラクターについては、体も小さく、肉付きもかなり弱めという明確なロリ系ボディとして描いている一方、トランジスタグラマな娘さんにしても、身長高めの肉感ガールにしても、巨乳~爆乳と巨尻の存在感を前面に出したタイプであり(←参照 構図的にも乳尻を大アピール 短編「初体験☆オーバードーズ」より)、肢体全体のバランスよりも乳尻のストレートな量感を追求したボディデザインと言えるでしょう。
また、肢体全体のバランス以外でも、綺麗な女体に仕上げるというよりかは、生々しい淫猥さを含ませたタイプの女体描写であると言え、垂れ気味の爆乳や大き目の乳輪、時々投入する陥没乳首、濃い目の陰毛など、下品さや猥雑感のある体パーツ描写が特徴的。
加えて、セルフ緊縛や肉便器チックな肌への落書き、ピアッシング、エロ衣装といった女体を修飾する要素や、口や性器から大量に分泌される各種液汁、股間や肛門などに関して強調される蒸れた臭いの説明などでも、淫猥さの過剰性を高めています。
  こういった、“ドギツイ”女体設計をする一方で、デフォルメを効かせた絵柄そのものは少年漫画チックな素朴なキュートネスを備えるタイプであり、淫臭むんむんのエロボディや後述するエロ演出などとの特殊なケミストリーは読み手の好悪を明瞭に分ける大きな特色となっています。

【過激なエロ演出の連続で彩るパワフル変態ファック】
  前述した通りにエロシーンへのお膳立てをサクサクと序盤で片づけてしまうため、エロシーンの分量は標準的であり、その上で特殊なプレイや過激なエロ演出を大盤振る舞いすることもあって濡れ場の体感的なボリューム感はかなり強め。
  痴女さんが男性を誘惑したり、逆レイプしたりといった女性優位なパターンもあれば、欲望に火の付いた男性にヒロイン達が襲われてしまうパターンも存在しますが、どちらのケースでもヒロイン達は強烈なアクメの連続にすっかり耽溺してアへ顔を晒しまくって大満足の様相を呈している為、凌辱色はむしろ希薄と言えるでしょう。
また、シナリオに関連して上述した様に、露出セックス&集団オナニー、お嬢様カルテットとの5P、媚薬を自ら使用してのガンギマリ・セックス、エロコスプレでのHやハメ撮り&膣内同時実況プレイ、部活帰りの日焼けガールの蒸れた臭いを堪能する汗だくセックス等々、各作品においてシチュエーション・プレイの狙い所を明確にした上で、突飛であったりフェティッシュであったりする特殊プレイを用意しているのが一つの美点。
  普段は大人しい少年キャラクターであっても、エロシーンに突入すればすっかり性欲が燃え盛っており、ヒロインの肢体のことなどお構いなしに乳尻を揉みしだき、体を組み伏せ、ガンガンと激しいピストンを秘所に加えていることに加え、ヒロイン側もガンガン腰を使ったりち○ぽにむしゃぶりついたりと強い積極性を示すために、男女双方のエネルギーが強烈に解放される熱狂的な空間を形成しています。
SquirtSchool4.jpgこのグラマラスボディの淫臭と熱気に包まれたエロ空間を彩るのが、各種の過激なエロ演出の連発であり(←参照 短編「新入生いらっしゃい❤」より)、汗や愛液、精液といった液汁の大量放出、キュートな顔から一変しての歓喜の涙と涎に濡れるだらしのないアへ顔、巨根が子宮口までノックし、その中に白濁液を注ぎ込む様を活写する断面図・透過図の多用、派手な乳揺れにエロワード満載の実況エロ台詞など、これでもかと過激な演出を詰め込んでいます。
  スパンキング、異物挿入、フィストファック、巨根挿入による腹部の内側からの隆起(いわゆる“ボコォ”)など、過激なプレイも織り交ぜつつ、男女双方の積極性によって肉感ボディを快楽でガンガン染め上げるシークエンスは、ヒロインのお漏らしや潮吹きなども含めて抜き所を多数配置したエロ展開となっており、絶頂のアへ顔を曝け出してイキまくるヒロインにがっつり中出しを決め込む様子をインパクト豊かに1Pフルでフィニッシュとしています。

  女体描写にしろ、エロ演出にしろ、明確に過剰性を追求したタイプであり、その点について好みが分かれるのは確かである一方、穏やかな雰囲気のシナリオのまとめ方や二次元チックにキュートな絵柄がそれらの濃厚さを適度に中和しているのも大きな特徴でしょう。
個人的には、トランジスタ・グラマな女の子がエロコスプレしてがっつりファックな短編「新入生いらっしゃい❤」と、黒髪ロング&メガネなお姉さんがショタトリオの無邪気な攻勢の前に乱れまくりな短編「みつどもえっち」が特にお気に入りでございます。

HG茶川『乳肉の烙印』

BrandingHerBustyHole.jpg オカヤド先生の『モンスター娘のいる日常』第5巻(徳間書店)を読みました。メロさんの姿にだぁりんの視線が惹かれ、おまけにとんだお邪魔が入ってデート作戦失敗かと思いましたが、ミーアとだぁりんの絆が深まった様で何よりでした。
乳なし娘のリリスちゃん(褐色肌!)の参入がある一方、今回もおっぱい大充実でしたが、ぼぼぼ、僕もキーちゃんから栄養を吸い出したいんだな!?(錯乱

  さて本日は、HG茶川先生の『乳肉の烙印』(エンジェル出版)の遅延気味へたレビューです。なお、先生の前単行本『牝犬の日々』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
特大サイズの爆乳をお持ちなヒロイン達を快楽で蹂躙する凌辱・調教系の作品集となっています。

  収録作は、読み切り形式の短編8作+描き下ろしフルカラー掌編4P。描き下ろし作品を除き、1作当りのページ数はいずれも20Pで固定というエンジェルコミックスレーベルの標準的な構成となっています。漫画としての読み応えは弱くまとまっていますが、その分、エロシーン中心の抜きに集中しやすい作品構築となっています。

【男性の獣欲が駆動するストレートな凌辱・調教系】
  ここ最近、凌辱・調教系を前面に打ち出しながら抜き特化のストロングスタイルに回帰したエンジェル倶楽部ですが、前単行本に引き続いて今単行本でもその傾向を明確に示した凌辱・調教系作品で統一しています。
  短編作が中心ということもあって、各作品におけるストーリー性は乏しく、序盤で提示された設定・情報で概ねその後の展開が類推できる定番のシナリオ展開を踏襲しており、即ハメ・即堕ちの展開も含め、良くも悪くもインスタントな凌辱エロといった印象があります。
BrandingHerBustyHole1.jpg悪い野郎が爆乳ヒロインに襲いかかるという、ごくシンプルな骨子の作劇で統一しつつ、義父による嫁さん寝取り凌辱(←参照 もちろん嫁さんは旦那とセックスレス 短編「義娘肉」)、義理の息子による母娘ダブル凌辱、特殊能力を発動した少年や囚われの美人エージェントへの催眠調教など、エロシチュエーションには変化を付けて多少の差別化を図っています
  作品の設定・状況についてそこまでの背景や物語性を匂わせることもありますが、ストーリーに深みを与える様なものではなく、あくまで作劇のアクセント・フレーバーとして機能するものであり、基本的な作劇の骨組みが共通していることもあって、シナリオ的な読み応えは総じて乏しいと言えるでしょう。
度に強調される男性キャラクター側の歪みや狂気もあって、作品の最初から最後までダークなトーンを貫いており、凶悪な快楽に敗北した白濁液塗れの無残なヒロインの姿と男性側の一方的な言葉で〆るバットエンドで統一されています。

【特大サイズの爆乳をお持ちな美女・美少女】
  ヒロイン陣の年齢組成としては、ハイティーン級の女子高生ヒロインと20代半ば~30代半ば程度のアダルト美女を概ね同数含むものとなっています。
BrandingHerBustyHole2.jpg穏やかな性格の美少女や、押しに弱い人妻さんといったタイプのキャラクターも目立つ一方、表紙絵の様に気の強そうなクール系美女・美少女も目立っており、無論、そういったタイプのヒロインが性的快楽に蹂躙されて浅ましいメス顔を曝け出すというギャップが凌辱エロとしての醍醐味を形成(←参照 気の強い女教師が 短編「臨海学校にて」より)。
  短編3作ではショタキャラクターを男性主人公に据えており、彼らが年上美人を圧倒する鬼畜系おねショタ(造語)のテイストを打ち出しているのが一つの特色ですが、ハイティーン級の少年や中年男性も普通に登場。鬱屈した性格であったり、歪んだ性癖の持ち主であったりするため、ショタ系以外の男性キャラクターは醜悪さや独善性を言動や表情からうかがわせるように描かれています。
  なお、制服姿や陸上部の運動着などを着用するJKキャラクターや、裸エプロンなども投入する人妻さん、レオタードスーツの美人エージェント、競泳水着姿の女教師さんなど、ヒロインの設定の多彩さに付随して着衣面が充実しており、コスプレ的な要素も含みつつ着衣セックスでほぼ固定。
BrandingHerBustyHole3.jpg  短編「ESP アスリート少女凌辱」に登場する陸上ガールこそ、エロ漫画的には標準サイズの巨乳ですが、その他のヒロインに関してはボディ全体のバランスを考慮しないレベルの特大サイズな爆乳の持ち主として設計しています(←参照 これぞHG茶川先生の爆乳 短編「少女捕縛」より)。この特栽サイズにも関わらず、乳輪・乳首は控えめサイズにまとめていたり、妊娠していなくても母乳が噴き出したりと、乳関係の描写には特色のあるタイプと言えるでしょう。
今単行本の収録作では、デジタル作画への移行がより強まったとのことで、それに伴い絵柄の印象には作品間である程度の差異を感じます。割合に素朴で丸みの強い絵柄から、デジタル作画的な修飾性の強さや描き込み密度の高さが目立つ絵柄にシフトした印象があり、読み手の好みによっては好悪の評価が両者で分かれる可能性はあるでしょう。

【爆乳ボディを白濁塗れに染め上げるハードコアファック】
  抜きツールとして明確な作品構築となっていることもあり、濡れ場の分量は標準量を確保しつつ、早漏展開気味ではありつつも複数のエロシチュエーションを織り込むことで質的なボリュームを生み出す構成となっています。
  前述した通り、ヒロイン即堕ちの展開が目立つ凌辱・調教エロですが、ヒロイン側は狂気の快楽に心身を屈しつつもラストまで抵抗感・嫌悪感を保ち続けるため、それらを一方的に凌駕するという嗜虐性を強く維持しており、短編メインということもあってソリッドに嗜虐性を叩きつけるアタックの強さは一つの長所。
  必ずしもおっぱい特化のエロ描写というわけではなく、むしろピストン運動によるヒロインの心身の制圧がストレートな凌辱エロとして目立つ傾向にはありますが、特大サイズの爆乳をこねくり回したり、乳首にむしゃぶりついたり、ミルクを搾乳したりといった前戯パートでの描写に加え、乳首残像を描きつつ激しく揺れたり、逆に抽挿に合わせて重たげにゆさゆさと揺れたりといった抽挿シーンでの描写においても爆乳の存在感は前面に出ています
  前戯パートでは乳弄りに専念することもあれば、フェラやパイズリからのぶっかけを投入することもありますが、それらの行為ですっかり獣欲に火の付いた悪漢達が強引に挿入して抽挿パートへと移行。前穴セックスでの中出しに加え、アナルセックスも追加することが多く、前戯パートで射精シーンが無いケースでも両方の肉穴を白濁液で満たすことで複数ラウンド制に仕立てています。
BrandingHerBustyHole4.jpg抽挿パートではヒロインの股間を大きく広げさせて結合部を見せつける構図を多用しつつ、もちろん爆乳の存在感も同時にアピール(←参照 短編「快楽のポートレート」より)。大ゴマメインで組み立てるインパクト重視のページもあれば、小ゴマを多用したりや枠線を除去しての複数アングル詰め込み形式を取る情報量の多いページもあり、後者では多少込み入った印象もあるものの、爆乳や蕩けきった表情付け、肉厚の秘所など各体パーツの淫猥さのアピールと行為の連続性を意識した描写は魅力的。
また、濃い目の陰毛の下に位置する秘所からたっぷり漏れ出る愛液や、じっとりと柔肌を濡らす汗、蕩けた表情を彩る涙や涎、そしてぶっかけや中出しで大量に放出される白濁液など、液汁描写の充実も爆乳ボディの煽情性を高める要素として機能しています。

  やや特殊なレベルの爆乳描写ではありますが、おっぱい弄りも充実させつつストレートでダークな凌辱セックスとしてまとめており、表紙絵にピンと来たならば買って間違いのない1冊でしょう。
個人的には、唇がセクシーな強気女教師さんがショタボーイトリオの罠に嵌まって精液注がれまくりな短編「臨海学校にて」に愚息が大変お世話になりました。

琴義弓介『アンミツのいっパイ❤コスってあげる』

AnnmitsuFollowsTheWorld.jpg TVアニメ『キルラキル』第22話「唇よ、熱く君を語れ」を観ました。流子と皐月のダブル変身シーンをはじめとして、最終決戦へ向けて熱くドラマチックな盛り上げが為されていて実に燃えるエピソードでしたね。マコちゃんの喧嘩部装束の復活も嬉しいところ。
天涯孤独の身であった流子が、“姉”という肉親として皐月を意識する様子が微笑ましくも可愛らしかったです。

  さて本日は、琴義弓介先生の『アンミツのいっパイ❤コスってあげる』(コアマガジン)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『慟哭の太陽 恍惚の月』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
爆乳ガールズとの賑やかなドタバタ模様と重量級おっぱい大充実のエロシーンがたっぷり楽しめる1冊となっております。

AnnmitsuFollowsTheWorld1.jpg  収録作は、アニメ研究会設立を目指す主人公が、アニメのグッズを持っていた不思議な言動のクラスメイト・安西蜜子(通称・アンミツ)に声をかけるが、彼女はコスプレ&セックス大好きなエロエロ女王様で毎度騒動が引き起こされる「アンミツ」シリーズ全8話(←参照 主人公も好きな「亡国のスパイ子ちゃん」というアニメのコスプレだそうです 同シリーズ第1話「アンミツの奴隷になりなさい❤」より)、気になる男子のためにダイエットをしようとするぽっちゃり娘に主人公がサイクリングを教えるが~な短編「快汗!ポチャリン娘」。
1話・作当りのページ数は全て20Pと、コンビニ誌初出としては中の上クラスのボリュームで固定。お話としての読み応えは意図的に弱く、その分イージーに十分量のエロ描写を満喫できる作りとなっています。

【明るく楽しい雰囲気のドタバタ学園コメディ】
  前単行本はシリアス&ダークな雰囲気を有する重厚な長編ストーリーでしたが、その系統と共にお気楽で明るい雰囲気のコメディ系も得意な作家さんであり、今単行本は長編シリーズと短編作のどちらも後者のタイプ。
好きな男子のために頑張る女の子と、それを応援する男の子が実は相思相愛でエッチで結ばれる短編「快汗!ポチャリン娘」は純然たる青春ラブコメですし、主人公とサブヒロイン達がアニ研メンバーとして色々騒動を引き起こす長編シリーズもカラッと明るいドタバタラブコメとなっています。
  長編作では重厚さ・展開のドラマ性を重視する作家さんですが、今回の長編シリーズはコンビニ誌のスタイルにしっかりと順応させて、概ね一話完結のエピソードをオムニバス形式で連続させつつ、シリアス展開を差し挟むことなく、最初から最後までドタバタコメディを貫いて軽い読み口を維持しています。
不思議な艶っぽさで主人公を翻弄し、彼を“奴隷”呼ばわりするアンミツさんですが、決して主人公を一方的に支配するドミナではなく、同好の士として部活仲間として、また愛する者同士として二人の間にちゃんと信頼関係が築かれている様に描かれているのも一つのポイントでしょう。
AnnmitsuFollowsTheWorld2.jpgサブヒロインの追加投入による主人公奪い合いやエロ勝負(←参照 アンミツさんVS真面目な風紀委員長さん シリーズ第5話「アンミツのポロリじゃ済まなくてよ!?」より)、同好の士の悩みを(エロ的に)解決する展開、普段はエロエロ女王様のアンミツさんが一時的な記憶喪失でお淑やかになるハプニング、そして最終話でのヒロイン揃い踏みの乱交等々、ドタバタコメディとしてお馴染みのエロイベントを多彩に用意しているのも楽しさを生み出しています
  前述した通り、短編作だけでなく長編作においてもストーリー性は高くなく、ラストのまとめ方も劇中通りの賑やかなエロ&ラブの青春ライフが続くことを示しており、ライトでありつつごく平和な読書感でまとまっていると言えるでしょう。

【キャラ立ちの良さとずっしり爆乳が魅力のJKヒロインズ】
  元ネタと思しき女性タレントさんと同様にアダルトで妖しい色香を香らせるアンミツさんですが、設定上は主人公と同年代の女子高生さんであり、その他の女性キャラクターも熟女キャラのサブヒロイン一名を除いて皆さんハイティーン級の美少女達。
  姉のアンミツさんと対照的に明るく常識人(とは言え後にエロエロに)な元気娘の妹さんや、ちょっとした悩みを抱える可愛い系ガール、アンミツさんと対立する真面目な風紀委員長さん、これまたライバルキャラである肉食系黒ギャル娘など、長編作はサブヒロイン陣も多彩で、それぞれキャラ立ちがしっかりしている分、なかなかの充実を示しています。
また、メインヒロインであるアンミツさんは、単なるビッチキャラクターではなく、淫靡さと共に優雅さや上品さを兼ね備え、エロスを自らの拠り所、自己表現の武器として扱っている人物であり、主人公を性的に翻弄しながら要所で優しさや愛情を示すなど、そのキャラクターとしての奥行きも含めてシリーズを牽引するに足る魅力を備えています。
  長編作の風紀委員長さんのみ貧乳ガールですが、基本的には爆乳キャラクターで統一されたおっぱい大充実のラインナップ。ぽっちゃり気味である短編作のヒロインは全体的に肉感的ですが、体全体をスレンダーに絞ったボディデザインが多いため、バストとのバランスにややピーキーな感じもありますが、そこは爆乳の圧倒的な存在感で押し切っています。
AnnmitsuFollowsTheWorld3.jpgこのヒロイン達の爆乳は、大きめの乳輪や存在をしっかり自己主張する大粒乳首などの淫猥さを共通させつつ、ずっしりとした重量感と釣鐘型の張りの良さを両立させたタイプ。勿論、ダブルパイズリを含めたパイズリ描写の充実や(←参照 白肌巨乳と褐色肌巨乳のツインアタック!ブラボー!おお・・・ブラボー! シリーズ第7話「アンミツの白黒つけまSHOW!!」より)、バストを下から見上げてその大きさを強調したり、着衣から零れ出させたりで、その存在をたっぷりアピールすることに余念はありません。
  なお、艶やかな黒髪ロングに涼やかな瞳とメガネ、セクシーな唇と、アダルトなお色気感の強いアンミツさんに加え、汗や汁でヌルヌル&テカテカになる褐色肌&ギャル系の派手な装いの肉食系黒ギャルさん、キュートフェイス&ツインテの可愛い系美少女、豹柄衣装のセクシー熟女キャラなど、キャラデザや衣装面でキャラクターの属性と魅力を強化することも、肢体描写と同様にヒロイン達の煽情性を高めています

【パイズリも充実のおっぱいブルンブルンな棚ボタファック】
  今回はシナリオをイージーゴーイングにまとめていることもあって、サクサクとエロシーンに流れ込んでおり、エッチなヒロイン達に翻弄されつつ各種のエロトラブルからそのまま濡れ場へと移行。おっぱい関係を充実させることもあって、比較的前戯パートに比重を置いたエロ展開であり、ページ数の関係もあって抽挿パートは必要最低限にまとめている感もあります。
長編作では、主人公の部活資金を稼ぐため、ヒロイン達が(性的な意味で)一肌脱いで学園祭の客から荒稼ぎというシチュエーションが1回あったり、レズの女性のお悩み解決のために双頭ディルドーでのレズセックスが描かれたりしますが、基本的には主人公にとってのハーレム展開。
“女王様”であるアンミツさんですが、主人公を屈従させる男性にとっての被虐的なシチュエーション作りをしているわけではなく、性的に翻弄されつつも主人公が次々とエロ的に美味しい目に遇うという、棚ボタ的な幸福感の方が先行するタイプと言えます。
  前戯パートにおいては、なんといっても爆乳を活かしたパイズリ描写の充実が特長であり、ダブルパイズリや、縦ズリ、挟み込んで乳の上から揉みしだくタイプ、貧乳ガールによる水着の密着を活かした上乳横パイズリなど、各種形式のパイズリを投入して前戯パートの盛り上がりを図ります。1回戦でまとめるケースもありますが、前戯パートでぶっかけ描写を投入するのが基本であり、白濁液に塗れた女体の淫猥さで抽挿パートへの橋渡しを成しています。
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単行本タイトルに“コスって”とある通り、怪盗ヒロインチックなボンテージ風のコスプレ衣装の投入率も高く、またエロ水着など着衣面での充実もあって抽挿パートでも着衣セックスが基本。それらの衣装から零れ出るずっしり爆乳の揺れ動きを前面に出しつつ、大股開きで結合部もがっつり魅せ付けるストレートに攻撃的な構図も連発させています(←参照 長編シリーズ第6話「アンミツの気分はライク・ア・ヴァージン」より)。
演出の派手さよりも女体そのものの煽情性で勝負するスタイルですが、蕩けた表情や要所で投入する潮吹きや長台詞のアクメボイスなど、適度に演出面のアタックも付与しており、蕩けきった表情で白濁液を受け止めつつ、嬌声を上げる大ゴマ~1Pフルのフィニッシュシーンまで適切に盛り上げを図っています。

  ストーリーのドラマ性こそかなり抑えめですが、アンミツさんのずば抜けたキャラクターの良さと快活な雰囲気は幅広い層に訴求する美点であり、爆乳大好きっ漢の諸氏には強くお勧めしたい1冊。
褐色肌ギャルさんのヌルテカエロダンスも、アンミツさんの謎エロポーズも、生真面目委員長さんのエロ豹変もどれも大変眼福でございました。
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