2013年08月

立花オミナ『ボーイ・ミーツ・ハーレム』

BoyMeetsHarem.jpg諌山創先生の『進撃の巨人』第11巻(講談社)を読みました。巨人同士のグラウンド(寝技)勝負にはビックリしましたが、エレンが勝つためには人間として学んだことも役に立つのですな(結局負けましたけど)。
エレンが世界の秘密を知るのは何時になるのでしょうかね。余談ですが、今回は恒例の“嘘予告”が2連続しておりまして、「え、仲間達も皆巨人化しちゃうのか!?」と一瞬信じかけました(笑

 さて本日は、立花オミナ先生の初単行本『ボーイ・ミーツ・ハーレム』(ティーアイネット)のへたレビューです。おっぱい充実の表紙絵も良いですが、ヒロイン勢揃いの裏表紙もなかなか素敵ですよ。
肉感ボディのヒロインが多数登場するハーレムエロに特化した作品集となっています。

db30d037.jpg 収録作は、飛行機が墜落して無人島に漂着したり、冬山スキーで遭難したりと不幸な目に遭いながらも、遭難した先々で女性達とハーレム状態になるショタボーイ・直樹君の活躍?を描くシリーズ作4作(←参照 アイエエエ!アマゾネス!アマゾネスナンデ! 同シリーズ第3話「熱帯❤ハーレム 前編」より)、および独立した短編「出会って❤ハーレム」。
収録本数こそ多くないものの、1話・作当りのページ数は32~52P(平均40P強)と個々のエピソードにかなりの分量があります。このページ数を用いてハーレムエロをたっぷり描くこともあって抜き的な満足感は十二分に高いと言えます。

【問答無用な棚ボタハーレム展開の潔さ】
 出会い系サイトを利用して女性と待ち合わせしたら手違いで同時に3名の女性と会ってしまい、そのままホテルで4Pに突入する短編「出会って❤ハーレム」のみ話として独立していますが、その他の4作は主人公・直樹君の遭難&ハーレム満喫を描くシリーズ作。
 一応メインヒロインであり、漂流先の無人島で結ばれた女教師・早苗先生(ショタコン)との恋模様や、雪山で出会い遭難した時に山小屋で結ばれたボーイッシュガール・陽ちゃんとの微笑ましい友情模様なども作劇として存在していますが、そこがメインという訳ではなく、あくまでハーレムエロとしてのウハウハ感・棚ボタ的幸福感を生むことに注力した作品構築となっています。
609bfa1e.jpg漂流先の無人島で美少女・美女達に男手として頼られる上に解放的にエッチに励んだり、遭難した雪山で暖を取ることに託けてスキーヤーのお姉さん達に襲われたり(←参照 ゴウランガ!豊満なバストによる暖房エフェクト! シリーズ第2作「雪山❤ハーレム」より)、果ては異国でアマゾネスさん達に捕まり、処女の村人達を孕ませる種付け役を担わされることになるなど、中学生男子のエロ妄想の如き棚ボタ展開がこれでもかと読み手を待ち受けています。
流石にアマゾネスの村に捕まった時には、一波乱があるものの、さほどシリアスな雰囲気になることはなく、“悪役”となる美人族長や英国の美人民俗学者をち○こで籠絡して円満解決に至っており、ストーリーのコクやら展開の妙などといった細かいことを考えず、柔らかな女体に包まれる桃源郷に浸るのが正しい読み方と言えるでしょう。
 なお、ハーレムモノではありますが、本作は男性主人公が女性を支配し、征服するという傾向ではほとんど無く、エロシーンでは女性に対する優位性をある程度つかむとは言え、あくまでエッチに積極的な女性達に主人公がシェアされるといった傾向が明瞭です。主人公が基本的に優しく穏やかな性格のショタキャラクターであることも、女性キャラクター側の能動性が強調されることにつながっています。
直樹君の場合はあくまで早苗先生が恋人であって、次いで大事な人である陽ちゃんと一応優先順位は存在するものの、登場する全女性キャラクターがすっかり満足することもあって、作中のハーレムがそのまま平和に保たれていくことを示す大団円でまとまっており、居心地の良さをラストまで保っていると言えるでしょう。

【もっちもちの柔らか巨乳ボディの美女・美少女達】
 直樹君があちこちで遭難して新たなヒロインとの出会いを重ねていくこともあり、登場する女性キャラクターの数はかなり多く、年齢層も主人公と同年代のミドルティーン級から30代前半の美熟女さんまで登場。
設定も多彩であり、女子中高生や女教師さん、遭難した際に飛行機で一緒だったスチュワーデスさんに褐色肌のアマゾネス軍団、スキーヤーの女子大生に母乳が出る若いママさん、ツンツンした性格のOLさんなどといった面子が登場しています。
シリーズ作がオネショタ的な要素が強い作品であり、綺麗なお姉さんにたっぷり搾られるという棚ボタ感を生み出すため、20代前半~半ば程度の女性キャラクターが人数的には主力を占めていると言えます。
BoyMeetsHarem3.jpg ハーレム展開の作品においては、ロリ系ボディから肉感ボディまで様々なタイプの女体を投入するという手法も王道的ですが、本作はボーイッシュな外見の陽ちゃんなど貧乳キャラクターも何名か居るものの、柔らかお肉をたっぷりまとった豊満巨乳ボディのキャラクターがメイン(←参照 女教師&スッチー&同級生コンビ(一人だけ貧乳さん) シリーズ第1作「南国❤ハーレム」より)。
このモチモチ感の強い肢体の肉感や、涎の絡みつく舌や愛液に濡れそぼる陰唇の描写などの官能的な粘膜描写など、ストレートな煽情性を有しつつ、小さめサイズの乳輪や締まったウェストなど、女体に端正な美しさも保つ様な描き方となっているのが◎。
 初単行本ということもあって、初出時期によって絵柄の多少の変遷は認められるものの、1冊目としては安定している方であり、キャッチーなアニメ/エロゲー絵柄でヒロイン達のエロさと可愛らしさ・美しさをバランス良く両立させています。

【ヒロイン達の柔らかボディに包まれながらのハーレムセックス】
 各話のボリュームが十分であることもあって、エロシーンの尺はたっぷりであり、ヒロイン達の柔らかボディに包まれながら熱く濡れた秘所に搾り取られるハーレムエロを展開。
シリーズ作では、主人公と陽ちゃんの初々しくも甘い1対1のラブラブHが描かれることもありますが、基本的に男性主人公一人に対して複数名の女性キャラクターが絡みつく複数人セックスが主体であり、その場合は最低3P~最高5P程度。なお、アマゾネス軍団の場合は、女性が次々と入れ替わって4~5Pが維持されています。
 前述した通りに、女性側の積極性が目立つこともあって前戯パートでは彼女達がアドバンテージを有して、トリプルフェラやダブル足コキ、ダブルパイズリなど、ハーレムエロならではのゴージャスなプレイを我先にと行ってくれます。主人公側が積極的に女体を責めることはないものの、美女達がもっちり巨乳や期待に濡れる秘所を主人公のボディや口にグイグイ押し付けてくるので、乳吸いやクンニなどにも受動的に参加。
抽送パートに移行後は、美女達の督戦もあってショタボーイも頑張りを見せ、彼女達の柔らかボディの感触を外部からも内部からも満喫してガンガン腰を振ってヒロイン達を蕩けさせていきます。涙で潤んだ瞳や涎と熱い吐息が漏れ出る口などで、ヒロインの蕩けっぷりを表現すると共に、柔肌をじっとりと濡らす汗や結合部から溢れだす愛液の潤沢さ等でも、エロの高揚感と女体の官能性を押し上げています
BoyMeetsHarem4.jpg おっぱい枕をされつつ前後を美女の柔らかボディに挟まれたり、挿入しながら別の女性とキスやら乳吸いやらをしたりと、柔らかボディに包まれることに重点を置いた描写となっているのと同時に、四つん這い状態で並んだ複数のヒロインに次々と挿入&中出ししていくゴージャス感も一つの美点(←参照 英国美人の学者さん&アマゾネス族長 シリーズ第4話「熱帯❤ハーレム 後編」より)。女性を縦に4人重ねてクンニしながらピストン運動という離れ業を投入することすらあり、やり過ぎと言えばやり過ぎですが、とにかく女体に埋もれる幸福感はたっぷり味わえます。
 前戯パートでも射精シーンを投入しつつ、抽送パートに移行後は次々と美女・美少女達に膣内射精を連発しており、尺が長い分やや冗長の印象はあるものの、ハーレムエロを満喫できる優良抜きツールとなっております。

 ハーレムエロへのコダワリがしっかりと感じられる作品群であり、美女達に囲まれるウハウハ感を楽しめます。
個人的には、何と言っても褐色肌のアマゾネスさん達にたっぷり可愛がられる「熱帯❤ハーレム」前後編が最愛でございます。

犬『フルエルクチビル』

TremblingLip.jpgTVアニメ『幻影ヲ駆ケル太陽』第5話「ああ、金、金!この金のためにどれほど多くの悲しいことがこの世に起こることであろうか!」を観ました。タイトル長ッ!しかし、ぎんかちゃんは芯の強さを持った良い子であることが分かった回でしたね。
コッテコテな大阪商人キャラであったお父さんですが、娘思いの善き父親・お客様第一で飾らない経営者・ダエモニアもある程度対処な血族者と、何かすごいスペックのおっさんでしたな。

 さて本日は、犬先生の『フルエルクチビル』(一水社)の遅延へたレビューです。4年ぶりの新刊単行本となりますな。なお、先生の前単行本『ラッキーな日』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
美少女達の繊細な感情描写で魅せる恋愛ストーリーと柔らかボディが蕩けるエロ描写が詰まった作品集となっています。

TremblingLip1.jpg 収録作は、素行不良な女生徒と男性教師が一線を越えて肉体関係&同居状態となるも男性側の方はなかなか素直になれず~な「Fuzzy lips」シリーズ全3作、乱交サークルと化している映研に新人部員として入ってきた少女に惹かれるも彼女はセックス依存症で~な中編「RED」全3話(←参照 彼女は何を探すのか 同中編第1話より)、および読み切り形式の短編3作。
1話・作当りのページ数は20~26P(平均22P弱)と概ね標準的なボリュームで推移。比較的コンパクトにまとまった作品が多いですが、シリアス系の作品では適度な重さのある読書感、コミカル系では軽めの読み口に整えられており、共にエロ的なボリューム感は標準的に仕上がっています。

【お馬鹿ラブコメからほろ苦青春ラブストーリーまで】
 お馬鹿なキャラクター達の台詞の応酬で楽しさを生むラブコメ・エロコメ系から、切なさやほの苦さを含んだ上で誠実な恋愛感情の動きを描出する青春ストーリーまで作風に幅がありますが、若い男女の色恋沙汰を描き出すことは共通しています。
 お馬鹿コメディ系に関してはかなりはっちゃけたスタイルとなっており、いわゆる“邪鬼眼”な妹さんが兄貴に“膜”を返せと難癖付けて大暴れな短編「頭のおかしい妹は眼帯ネコミミでやってくる」(タイトル長ッ!)や、女教師さん(ヒラコーリスペクト)の“予知”と男子学生君の“妄想”によるエロ能力バトルな短編「八つ橋先生と下田くん」などは、恋愛モノとしての甘さよりドタバタ展開や素っ頓狂な掛け合いの面白さが優先されたタイプ。
 こちらのコメディ系作品にもしっかりと存在感を持たせつつ、思春期の少年少女達の情動を繊細に描き出して、男女の体だけでなく、心が近接して行く様を誠実に描き出す作風がこの作家さんの一つの真骨頂であり、「Fuzzy lips」シリーズや中編「RED」はこちらのタイプ。
4479ec42.jpg男女の仲において生じる不器用さや羞恥心、自己保身などを忌避せずに描き出し(←参照 おこなの? シリーズ第1話「Fuzzy lips」より)、そのすれ違いの中で“理解不可能な異性”として少女を位置付けつつ、理解不能性の中に放逐することはなく、相手を真摯に想う気持ちを保ち続けることで互いの心を寄せ合い、微笑ましいハッピーエンドへと至る流れは十分な読み応えを有しています。
 セックスによる肉体的快感と、恋愛による精神的充足を明確に異なるものとして描いているのも特徴的であり、前者に溺れて後者を軽んじた場合には短編「放課後マリアージュ」の様にビターでダークなラストを迎えることとなります。
 管理人の好きな作家・森見登美彦氏の作中に「男にとって女は謎であり、女にとって男は謎である。(中略)筆者が思うに、決して理解できないものを理解しようとする営みこそ、真のこみゅにけーしょんと呼ぶべきではないだろうか」(『聖なる怠け者の冒険』朝日新聞出版, p61)とありますが、正しくその営みを描くのがこの作家さんの美点と評したいところ。

【“理解不能な異性”としての美少女ヒロインズ】
 短編「八つ橋先生と下田くん」に登場する、色眼鏡・白衣・ロングマフラーという妙ないでたちの女教師さんのみアダルトレディですが、その他のヒロイン陣はミドル~ハイティーン級の制服美少女達。
 ヤンデレガールに実は一途なツンデレ娘、突拍子の無い言動な中二病妹、無口無表情なクールガールと、かなりキャッチーな属性付けが為されたヒロイン陣と言え、それだけでも十分に魅力的ですが、それらの設定は“理解不能な異性”を明示する役割を担っているのがストーリー上の肝でもあります。
喜怒哀楽の感情を鮮やかに描き出しつつも、彼女達が内に秘めた秘密や謎、真意を徐々につかんでいこうとする流れがシナリオの軸を形成すると共に、彼女達のキャラクターとしての魅力も高めています。
2c2ae299.jpg 前述の八つ橋先生や、中編「RED」のメインヒロインであるクールガールはぺたんこバストの持ち主ですが、その他のヒロインは基本的にふかふかと柔らかそうなバストの巨乳美少女さん達(←参照 女子校生エキス!そういうのもあるのか! シリーズ第2話「Fuzzy lips 2nd」より)。乳尻の柔らかな肉感の強調と、肢体全体のスレンダーで儚げな美しさの維持を両立させたボディデザインが大きな美点と感じます。
肢体造形面であまり描き分けは為さない一方、性格や設定に合わせてキャラクターの見た目に差別化を図っているのは一つのポイントで、装備した眼帯に台詞が浮き出る謎コスプレの妹ちゃんはともかくとして、レースの下着や制服など着衣面でも丁寧な描き込みが認められます。
 アニメ/エロゲ絵柄的なキャッチーネスを有しつつ、描線の繊細さや適度なオサレ感もバランス良く調合した絵柄は現在でもそれ単体で勝負できる魅力的なもの。ギャグに走る時は思い切ってギャグに走った崩し絵になっているのも楽しいです。

【ヒロインの美しさをキープしつつ熱量のあるエロ描写】
 エロシーンそのものの分量は十分に確保された作品構築であり、美少女の肢体がしなやかに動き、陶酔した表情を浮かべながら淫液に塗れていく痴態をたっぷり楽しめます。
 お馬鹿な妹がエロ展開終盤に白目&泡吹きというどーしょもない表情を浮かべるというかなりギャグ寄りな演出を加える短編「頭のおかしい妹は眼帯ネコミミでやってくる」の様なケースもあれば、陶酔の中に少女の狂気を感じさせる短編「放課後マリアージュ」や肉体的な快楽を闇雲に求めて主人公以外の男性に無表情のまま揉みくちゃにされていくチクリと胸が痛くなる中編「RED」の様なケースもあり、作劇の方向性やテーマ性を織り込んだエロシーンであることは大きな特徴。
その分、アグレッシブなエロ描写をひたすら連続させる構成ではなく、双方の感情描写が重要となる描き方であるため、とにかく抜きに徹したいという方には一定の減点材料となりえることには要留意。
 ラブラブ感たっぷりの恋愛Hにしろ、すれ違い合う男女の悲しげなセックスにしろ、ヒロイン達の美しさを殺さない描き方となっているのが大きな特徴であり、露骨なアヘ顔や蕩け顔ではなく、くたっと弱った表情や夢中になっている表情を控えめでありつつも饒舌な描き方をする点や、結合部見せ付け構図はしっかり用いつつも透過図や断面図などの女体そのものの全体性を損なう可能性のある描写を露骨には用いない点などがその代表例。
e3bbd403.jpg体位が変化する間の体の動きのスムーズさや、男性が女性を抱え込んだり、逆に女性が男性を抱き止めたりする際の女性の四肢のしなやかさ、グッと背中を反って走る快感に反応する艶めかしさ、ふるふると震える乳揺れなど、女体そのもののエロティックさを存分に生かした描き方は流石に上手いと感じさせます(←参照 キマった構図&柔らかな乳揺れ 中編「RED」第2話より)。
 結合部から淫液の飛沫を上げつつ、キスや乳揉みなど美少女の柔らかさを満喫しながら進行するピストン運動は、体を密着させながら膣内の最奥にたっぷり白濁液を注ぎ込んで両者絶頂の様を1Pフルで描き出しており、ヒロイン達の美しくもエロい絶頂描写を楽しめます。

 この作家さんの代表作「ストレンジ・カインド オブ ウーマン(ズ)」と同様に、容易には分かり合えぬ異性とのコミュニケーションが作品の中核を形成していると言え、その上で様々な感情が迸るエロの実用性が高まっていると評し得るでしょう。
ストーリー的には、青春の青臭さが心地良い中編「RED」が、エロ的には女子校生エキスを満喫できる「Fuzzy lips」シリーズがお気に入りでございます。お勧め!

ZUKI樹『媚薬ガ私ヲ牝ニスル』

PhiitrimMakesMeAFemale.jpgTVアニメ版『恋愛ラボ』第4話「恋愛研究再開!と思ったら・・・」を観ました。前回の“ランジェリー”ネタの理由が明らかになったわけですが、あんなイケメン中年&素敵ボイスのパパさんから奇天烈ソングが流れようとは・・・寝ても覚めてもランジェリ~♪
自ら首を締めつつも、ついつい負けず嫌いを発揮してしまうリコちゃんが実に可愛らしいですなぁ。どう考えても塾の男子達の何人かは彼氏の座を狙ってると思うんですよねぇ。

 さて本日は、ZUKI樹先生の『媚薬ガ私ヲ牝ニスル』(ティーアイネット)のへたレビューです。なお、先生の(成年向け)前単行本『モテる犬の生きざま』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
媚薬やフタナリ、人外キャラクターなどのアブノーマル要素を絡めたハードコアなエロとほのぼのとしたラブコメディが楽しめる1冊となっています。

ccff25b1.jpg 収録作は、借金取りに追われて全寮制のカトリック女学園に逃げ込んだ女医さんが、媚薬やらフタナリ化薬やらを開発して学園の女生徒さんやシスターさんをエロ騒動に巻き込むドタバタ学園コメディ・中編「保健室の先生のお薬の時間です。」(←参照 これを飲んでれば・・・ 同中編第1話より)、妖精やケンタウロスなどの異種族と人間が共存する世界での少年少女のラブエロ模様なシリーズ作3本。
なお、中編作に登場するトンデモ女医・桜先生は、前単行本・前々単行本に収録された長編「犬の生活」からの再登場キャラクター。特段の話のつながりはありませんが、桜先生のトンデモぶりと外科手術に懲りた理由は該当作を読んでおくとよく分かります。
1話当りのページ数は24~30P(平均27P)とTI勢としては比較的控えめながら、標準を十分上回る分量で安定。比較的軽めの読み口ながら続きモノとして適度な読み応えはあり、エロの質的・量的満足感もしっかり形成された安定感のある作品構築と言えます。

【ドタバタ騒動を巻き起こしながらも若者の素直な性欲が素敵】
 桜先生の作ったトンデモ薬品がエロ騒動を巻き起こしつつ、登場人物の恋路を叶えていく中編作や、人間と異なる身体的特徴を持つ人外キャラクターのラブエロ模様を描くシリーズ作も、どちらもドタバタテイストのラブコメディ。
PhiitrimMakesMeAFemale2.jpg 中編作では、真面目で堅物のシスターが媚薬のせいで用務員のおじさんや来校した他校の男子生徒に襲われたり、桜先生をかっさらおうと潜入した借金取りのヤクザが女生徒達に捕まって大変なことになったり(←参照 女装の似合う美少年ヤクザ(童貞) 中編第3話より)、すっかりち○この味を覚えたガールズが薬品でふたなり化してレズセックス?にふけったりとエロ的な珍騒動を繰り広げていきます。
そんな騒動の中で、各人がそれぞれの幸せを見出して、概ねハッピーエンドで丸く収まっており、性的な好奇心や一途な恋愛感情に駆られながら騒動の中で動き回る登場人物達の姿はなかなかに微笑ましい雰囲気を生み出しています。
トンデモ薬品を作りだした揚句、全部ほっぽり出して再び借金やら不祥事からの逃亡生活に入る桜先生のサバサバした様子も、無責任ながら妙に頼もしく、アブノーマル要素を絡めつつも変にウェットになったりシリアスになったりしないのも一つの特長と言えます。
 ファンタジー要素を絡めるシリーズ作でも、健康的で微笑ましいラブコメ模様という作風は共通しており、馬並サイズのち○こをお持ちのケンタウロスの少年と人間の女の子の嬉し恥ずかし獣姦?初エッチや、ちんまいボディの子鬼(コボルト)ガールやもっと小さな妖精さんと人間の男の子の恋愛エッチなど、身体的特徴の差異を乗り越えたラブエロ模様を描いています。
中編作の媚薬にしろ、シリーズ作の人外キャラクター達にしろ、飛び道具的な設定・ギミックを要しつつ、ラブエロ系としての読み口の柔らかさ・さっぱりとした甘さをしっかり保っているのはこの作家さんらしい美点と言えるでしょう。

【健康的な肉付きの巨乳美少女さん達】
 中編作に登場する真面目なシスターさんや、潜入した挙句女生徒達の慰み者になっていたヤクザ美少年を助けに来る姐御など、20代半ば程度の美人さん達も登場しますが、ヒロイン陣の主力は両作品とも女子高生さん達。
 援助交際でがっぽり稼ぐ不良少女や男子のち○こに興味津々な生物部員ガール、別の方向(BL創作)から興味津々な漫研ガールなど、様々なタイプの女の子が登場しますし、シリーズ作では前述した様に褐色肌の子鬼さんやミニサイズの妖精さんなども登場。
媚薬の効果で男性に襲われてしまうシスターさんを除けば、いずれもエッチに積極的に参加するタイプの女性キャラクターですが、単にエロ漫画的なお約束だけではなく、好きな男性に尽したいと思う気持ちや思春期らしいまっすぐな性欲で頑張る姿が健康的な印象を付与しています。
de435a27.jpg 肢体造形面に関しては、思春期後半として健康的な肉付きを共通させつつ(←参照 ヤクザ美少年に逃げられて欲求不満なう 中編第5話より)、もっちりとした巨乳や桃尻、適度に成熟した肉厚のおま○こやさわさわと茂った陰毛などでストレートなセックスアピールを叩き出すタイプであり、バランスの取れた女体でありつつモンゴロイド的な泥臭さも適度に感じるタイプ。なお、黒髪ロング&黒髪ショートの美人・美少女はこの作家さんお得意のキャラデザインと言えます。
褐色肌で角もあり、人間よりやや小さめボディの小鬼さんや、掌サイズで羽の生えた妖精さんなど、人外ヒロインについては人間との身体的特徴の差異が明示されており、モンスター娘大好きっ漢の諸氏(管理人含む)には嬉しいポイント。
 絵柄面に関しては、比較的シンプルである分、キャラデザの健康的な印象が引き立つタイプであり、TI勢としては珍しく濃さ・重さをあまり追求しないタイプ。その分、幅広い層に受け入れやすい漫画絵柄でありますし、その絵柄でなかなかハードなプレイ・演出をエロに盛り込むことが印象的であると言えます。

【特殊プレイの多用と強烈な快感描写のインパクト】
 前戯パートと抽送パートにそれぞれ射精シーンを投入した上でバランス良く分量を割り振ったエロシーンは、十分な分量とエロのアタックの強さで抜き的な満足感を生み出すスタイル。
 シナリオはラブコメ系としての誠実さや明るさを有していますが、登場人物達の溢れる若い性欲や媚薬の効能もあって、エロシーンはガンガン女体を攻めまくるハードなタイプとなっており、そのがむしゃら感でエロの強度を生み出すのが魅力であるのと同時に、恋愛セックスとして甘ったるさを期待する方には減点材料となるでしょう。
中編作では媚薬によって誘発される凌辱・輪姦、近親相姦や美少年を女装&拘束しての逆レイプ、薬品でち○こを生やしてレズ乱交とアブノーマルなシチュエーションを多数投入。とは言え、好き合う男女が騒動の力も借りて結ばれる恋愛セックスも投入されており、いずれにしても過激性や暴力性に偏り過ぎることなく性的な自由闊達さや解放感が重視されていると評し得ます。
PhiitrimMakesMeAFemale4.jpgシリーズ作においては、ケンタウロスな恋人君に処女を捧げようと巨大ち○こ相手に奮闘する女の子や、ち○このサイズを気にする少年を気遣ってあげるちいさなボディの小鬼さんや妖精さんが、腹をぼっこり膨らませながら相手を受け入れるシチュエーションなど、規格外の巨根の挿入という要素が共通しており、強烈な挿入感が描写として特徴的(←参照 いわゆる“妖精オナホ”状態 シリーズ第3作「人と妖精と子鬼のはなし」より)。
 絵柄そのものは前述した様に健康的なものなのですが、羞恥や苦痛で歪んだ表情付けや、強烈な快感に目を見開いて嬌声を叫ぶ様、ドスドスと強力に淫洞やアナルを突きまくる様を強調する透過図・断面図や結合部の見せ付け構図など、一定のえげつなさを含んだエロ演出を多用しており、シチュエーションの特殊性もあってインパクトは十分。
前戯パートでフェラや素股などからのドロドロ白濁液のぶっかけを投入しつつ、フィニッシュは時には子宮内にまで突入させて最奥で白濁液を注ぎ込んでヒロインを絶頂に追い込む強烈なものであり、アグレッシブなエロ展開のラストとして好適な仕上がりとなっています。

 このところ作劇・設定のファンタジー要素にかなり寛容になってきたTIですが、その自由度を生かしつつ青春模様やBUSTERらしいアブノーマルエロをしっかり盛り込んでいるという上手い構築の1冊。
個人的には、褐色肌のコボルトさんが最愛ですが、真面目で堅物のシスターさんが媚薬のせいで大変なことに~な中編第1話にも愚息が大変お世話になりました。

まりお『マニアックデイズ』

ManiacDays.jpg緑川ゆき先生の『夏目友人帳』第16巻(白泉社)を読みました。人と妖の間に結ばれる優しい絆が特に印象的な巻でしたね。見えず聞こえずとも相手のことを思い遣る気持ちが何とも素敵でした。
しかし、この作品も10周年ということで、もうそんなに時間が経ったのかと感じますし、アニメ化も何回もやっております様に、これからも永く愛される作品であるのだろうなぁと感じ入っております。

 さて本日は、まりお先生の初単行本『マニアックデイズ』(ワニマガジン社)の遅延へたレビューです。多忙につき入手が遅くなりましたが、単行本化を楽しみにしておりました。
キュートでエッチな美少女ヒロインズとの大甘棚ボタ展開と熱量たっぷりの恋愛セックスが楽しめる作品集となっています。

ManiacDays1.jpg 収録作は、ティーンモデルの3人娘と事務所のカメラマンの青年が南の国に旅行に出掛けてエッチ三昧な連作「3 Sweet Devils」「3 Pinky Devils」(←参照 ビーチや温泉を満喫中 同連作後編「3 Pinky Devils」より)+3人娘の内の一人であるツンデレ娘とのラブラブ・ハメ撮り後日談6P,および読み切り形式の短編9作。
描き下ろし後日談を除き、1話・作当りのページ数は16~24P(平均18P強)とコンビニ誌初出としては標準的な部類。概ね、ソフト&スムーズなシナリオと程良い分量&適度に高い濃度で送るエロとで構成された訴求層の広い作品構築と言えるでしょう。

【棚ボタ展開のウハウハ感が特徴のラブコメ系】
 後述する様に、キャラクターの関係性や設定などは様々ですが、基本的にはコンビニ誌らしいラブコメ・エロコメ系にカテゴライズできる作風であり、ライトな読書感が身上。
既に肉体関係や恋愛関係が成立しているカップリングも多いため、恋愛感情が発展・成就するストーリー性としての面白みには欠け、また割合にサクサクとエロシーンへと進行するため、コメディとしての楽しさもそこまで強いタイプではないでしょう。
ManiacDays2.jpg 作劇面での大きな特徴は、非常に明確な“棚ボタ”的な展開にあると言え、女の子の方から積極的に誘ってきたり、複数ヒロインから誘惑されたり(←参照 憧れの会長姉妹に誘われたら・・・!? 短編「ツインフェイス」より)、恋人とちょっと変態チックなプレイに励んでみたりと、エロ的に美味しい状況がストレスフリーに提示されるウハウハ感こそが身上と言えるでしょう。
手法論としてはありふれたものですし、ワンパターンの感が無い訳では無いものの、風光明媚な南国で美少女トリオとエッチ満喫な連作を筆頭に、日常の多忙と喧騒に疲れて膨らむ妄想を漫画の中で叶えてくれるという点において、十分な魅力を有しているとも言えるでしょう。
また、後述する様に、羞恥プレイやソフトSMといった変態チックなプレイを絡めたり、複数人ヒロインで棚ボタ感をより強化したりと、エロシチュの味付けの差異で全体の印象に適度な差異を設けているのも一つのポイント。
 二人の微笑ましいラブラブ模様や、これからも仲睦まじくエッチに励むことを示すハッピーエンドか、ちょっとしたギャフンオチを絡めるラストでまとめており、最初から最後まで読み口は適度な甘さを維持しつつライトでスムーズであると評し得ます。

【多彩なボディデザイン&設定のエロエロ美少女ヒロインズ】
 20代半ば程度と思しき女教師さんや女性漫画家なども登場していますが、ヒロイン陣の主力を占めるのはミドル~ハイティーン級のJKガールズ達。
 同年代カップルに加えて、従兄妹同士、女教師さんと生徒の少年、お嬢様と執事の青年と設定は様々であり、先輩美少女とショタ的造形の後輩とのオネショタや従兄妹同士の合法近親エロ、カメラマンとモデルや教師と生徒のイケない関係など、シチュエーションの多彩さに貢献しています。
ManiacDays3.jpg普段はしっかり者だけどベットの上ではM属性になって主人公に御主人様を頑張らせる女教師さんや(←参照 わざわざ着用してホテルに来てます 短編「あかてん」より)、素直になれずに悪態を吐くツンデレガールズ、文武両道で清楚な外見ながら実はエッチ大好きなお姉様キャラクターなど、キャラクター造形に関してもキャッチーかつエロ的に利便性の高いものが揃っています。
 また、それぞれタイプや体型の異なるモデル3人娘が登場する連作や、性的に開放的な姉と奥手な姉妹が登場する短編「オクテブレイク」、双子の美人姉妹にたっぷり搾られる短編「ツインフェイス」など、複数ヒロイン制を取る作品がある程度目立つのも特徴であり、エロのウハウハ感をそれぞれ強化。
 ヒロイン達のボディデザインは、健康的なお肉のモチモチ感を概ね共通させつつもかなり多彩と言え、トランジスタ・グラマなお姉さんやちんまいボディ&貧乳ボディのロリ系タイプ、スレンダー爆乳タイプもいれば、全身に柔らか駄肉(誉め言葉)を十分にまとった肉感巨乳&桃尻ボディまで登場。当世風のキャッチー&ポップな絵柄でありつつ、むわっと湯気の上る股間の陰毛描写や爆乳キャラでは大きめの乳輪描写をしたりと、絵柄の性質を殺さない範囲で適度な淫猥さを追求しているのも○。
クオリティの高さは初単行本として十二分である一方、絵柄の性質にはある程度の幅が認められ、大人びた艶っぽさや肉感を重視する傾向にある絵柄と、ガーリーな可愛らしさや萌えっぽさを重んじる絵柄の間では、上述の肢体造形の違いもあって印象に差異を感じます。

【十分な熱っぽさと汁気のある恋愛セックス】
 エロメインの作品構築ということもあり、コンビニ誌エロとして十分な尺の分量を有する濡れ場は、濃過ぎず薄過ぎずの調度良い塩梅の陶酔感で熱っぽくセックスを描写する幅広い層にとっての優良抜きツール。
 コンビニ誌エロということもあって、エロのアブノーマル要素に過度な期待をするのは避けるべきですが、ソフトSMや羞恥エロ、コスプレHにダブルヒロインやトリプルヒロインとの3P・4Pなど、色々なエロシチュエーションを取り揃えているのは一つの特長でしょう。
 前戯パートでは、エロエロヒロインがち○こに積極的なお口攻撃やパイズリを加えたり、逆にヒロインの柔らかボディのあちこちを満喫したりと、攻め・受けの状況を盛り込んだ上で十分な尺を設けており、ここでの射精シーンやヒロインの絶頂シーンを投入することでエロシーン前半部の盛り上がりを的確に形成。
ManiacDays4.jpgこの段階ですっかり淫液に濡れて万全の受け入れ態勢を示す秘所に挿入すれば、男女双方更に興奮を高めてパワフルなピストン運動&腰振りに発展しており、紅潮した顔をぐしゃぐしゃにしながらラブエロ台詞を連呼する痴態をヒロイン達が示してくれます(←参照 淫乱ぷっしぃ! 短編「めいっぱいマニアックデイズ」より)。動きとしてはそれなりの激しさはありますが、むしろ熱っぽく甘ったるい陶酔感やモチモチの柔肌に包まれる幸福感を前面に押し出した描き方と言えます。
エロ演出面に関しても、多少アヘ顔チックな表情付けや派手な乳揺れ描写なども散見されますが、ヒロイン達の可愛らしさや美しさを損なわない様な水準を保っており、一定の視覚的インパクトを稼ぎつつも恋愛セックスの旨味を維持した描き方と言えるでしょう。
 ねばついた水音を奏でるピストン運動は、舌を絡め合うキスやおっぱい弄りなどで手数を付与しており、蕩け切った表情でハートマーク付きの絶頂台詞を叫ぶヒロインを1Pフルで見せ付ける中出しフィニッシュで十分なエネルギー感のエロを〆ています。

 ラブコメ系抜きツールとして王道的な魅力を有する作品集と言え、キャラクターやエロの味付けでバリエーションを様々に設けているのも好印象。ユニークな強みに欠ける一方、それ故に万人向けとも評し得るでしょう。
個人的には、生意気ツンデレ娘に恥ずかしいプレイをたっぷり施す短編「めいっぱいマニアックデイズ」と、黒髪爆乳お姉様ツインズにショタボーイがたっぷり搾られる短編「ツインフェイス」に特に愚息がお世話になりました。

おおたたけし『ぜったい❤快感めかにずむ』

AbsolutePleasureMechanism.jpgTVアニメ版『恋愛ラボ』第3話「宣戦布告のサヨとエノ」を観ました。お前の父ちゃん、ランジェリーー!!マキとそのお父さんに、いったいどんなランジェリー的な秘密が・・・。
管理人はリコちゃんが最愛なのですが、エノもまた愛すべきキャラクターで可愛いですねぇ、太眉とか。ふざけながらも、何気に友達想いなサヨもいいキャラクターで、これから更に生徒会が賑やかになりそうです。

 さて本日は、おおたたけし先生の『ぜったい❤快感めかにずむ』(茜新社)の遅延へたレビューです。なお、先生の前単行本『Angelic Desire』(キルタイムコミュニケーション)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
ちっちゃくて可愛いおにゃのこ達との甘々ラブ模様と特殊性玩具を大量投入する激烈ハードチューンのエロ描写が特徴的な作品集となっています。

AbsolutePleasureMechanism1_20130804223406cfa.jpg 収録作は、大好きな従兄の主人公を慕って甲斐甲斐しくお世話を焼こうと頑張るまりのちゃんの頑張りと、ラブラブ・ハードファックが描かれる「まりのちゃん」シリーズ2作(←参照 朝、起こしに来てくれるまりのちゃん 「どっかん!打ち上げまりのちゃん!!」より)、および読み切り形式の短編8作。
1話・作当りのページ数は12~36P(平均22P)と、エピソードによって幅はありつつ、平均すれば標準的かややそれを下回る程度の水準。ラブエロの甘ったるさに十分な存在感を確保しつつも、凶悪な水準にあるエロのアグレッシブさの印象と満腹感が先行しています。

【ピュアなおにゃのこ達との微笑ましい(?)ラブ・アフェア】
 エロ漫画界のエログロ・グラインダー(勝手に命名)が放つエロ描写は後述する様に並大抵の凌辱エロを凌駕するレベルにあるのですが、作劇そのものは可愛らしいロリータガール達との甘く優しいラブ模様というのがこの作家さんの特徴。
 凶悪なフォルムの各種性具でえげつない責めを敢行しつつも女の子への優しい愛情を保つ男性陣と、そんな彼らが大好きで猛烈にハードなプレイも受け入れてくれる女の子達の交際は、傍目からは何とも奇異なものに見えつつも、お互いに幸せそうでラブエロ系としての甘さは十分。
素直になれなかったり、表現が稚拙であったりしながらも、キュートなロリっ子達が健気で純粋な愛情を示してくれるという点そのものも、彼女達の可愛らしさやラブ・アフェアの微笑ましさに貢献しています。
57ceec94.jpgエロシーンではハードな責めに白目を向いて悶絶し、絶叫しながらも事後では優しい笑みを浮かべてくれることで、読後の印象を良くしており、女の子を虐めるのではなくあくまでハッピーエンドを迎えさせるという意図は非常に明瞭と言えます(←参照 よ、よかったですね 短編「彩帆の言うことききなさい!」より)。
 もっとも、プレイにしろアクメ描写にしろ商業エロ漫画として突出した水準にあるため、このラブラブ模様で完全に“中和”できていると言い難い側面もあり、「ホントにそれで大丈夫なのか?」という一抹の不安や疑念が読後に残るのが一種のスパイスになっているとも評し得るでしょう。このエロとシナリオのギャップは、面白みであると同時に読み手の好みによっては大きな減点材料にもなり得ます。
なお、基本的に大人の男性とょぅじょさんとのラブエロ模様を描くのですが、短編「委員長と俺。」では少年と少女の微笑ましくも誠実な恋愛模様を描いており、エロ描写も比較的マイルドであるなど、従来の作品と少し異なる魅力を有した作品となっています。

【ロリ的パーツを完備のちんまりボディ】
 全ヒロインがランドセル少女で統一されており、年齢的には中~高○年クラスで一ケタ~ローティーン級の陣容。ペド色が強いキャラクターも複数名投入しているので、苦手な方は留意されたし。
明るく元気な委員長さんや、教授を務める天才幼女、ツンデレ気味の妹ちゃんに純粋で健気な従妹ちゃんなど、キャラクター設定に関しては明確にキャッチーな属性付けを施していると言えます。
 ヒロインの設定年齢にある程度の開きがあるため、等身が低い寸胴ボディのペド系スタイルから、比較的等身高めですらりとしたタイプまで登場。いずれにしても、男性の体躯との対比においてかなり小さく描かれており、彼女達との性行為が本来は“無茶”な代物であることを視覚的に補強しています。
AbsolutePleasureMechanism3.jpg加えて、グレースケールで柔肌のテカテカ&スベスベ感を強調することや、ぺたんこ~膨らみかけの微乳(←参照 徹底した搾乳責め 短編「みあのおっぱいびゅーってするの!」より)、ぷにぷにとした股間でぴっちり閉じる1本筋の女児ま○こなどは全ヒロインに共通する体パーツとなっています。
 可愛らしいリボンや髪留めを用いたツインテールや、ミニ浴衣や裸エプロン、体操服にアニマルプリントのストッキングなど、衣装・小物関連でも女の子達の幼い可愛らしさを強調しているのも一つの特徴です。
 キャラクターの設定の幅に依る印象の差異はありますが、基本的な絵柄は安定していると言え、十分な萌えっぽさを含有するキャッチーなアニメ/エロゲー絵柄は表紙絵と完全互換。もっとも、この可愛らしい絵柄で猛烈なエロ描写をするギャップが、好悪を分ける大きな特徴と評し得ます。

【業界屈指のアグレッションを誇るアブノーマル拡張エロ】
 基本的にエロメインの作品構築であり、涼しい顔をしてかなり性行為に対して積極的な(というか当り前のこととして考えている)男性陣と、愛情と性的好奇心故に進んで行為に参加するヒロイン陣の存在もあって、サクサクと濡れ場へと移行。
 シナリオの流れの中で理解すれば純然たる恋愛セックスとも言えるのですが、小さな肢体にとってキャパシティオーバーな強烈な刺激・感覚を叩き込まれ、体を痙攣させ、悶絶し、絶叫する痴態描写は凌辱エロと見間違う程のアグレッションを有しています
ちんまいロリボディの秘所やアナルに挿入するだけでも過激であると言えるのに加え、イボイボが多数あったり回転したり、先端が膣内で伸びたりと凶悪なフォルム・ギミックを有する性具の投入が視覚的な過激さに拍車をかけます。イボイボ指サックでの乳首責めや、カメラモニター内臓のバイザーで肉穴拡張をヒロイン自身にも見せ付けたりと、特殊な道具を用いて特殊なプレイを行うという図式も鮮明です。
 また、各種穴に対する拡張という要素が強いプレイ内容であり、特大サイズのイボイボディルドーによるアナル責めや、尿道への器具の挿入などで目一杯に押し広げられたり、狭い穴の中で器具が無慈悲なギミックを発動させたりといった描写も強烈。
AbsolutePleasureMechanism4.jpg各種性感帯を性具によって徹底的に責め抜かれながら、アナルや秘所で男性達の大人ペ○スを受け入れることになり、白目を剥く表情や身体の痙攣、マトモな言葉にならない絶叫、かなり露骨な股間アップ構図など、非常に攻撃的な演出・描写を連投しています(←参照 尿道ブラシ責め&アナル中出し 短編「温泉美人だ!苺ちゃん」より)。手法そのものの過激性が強いですが、上述した甘いラブ模様のシナリオやキュートな二次元絵柄とのギャップもその特異性を高める大きな要因でしょう。
 少女達の小さなボディを各種性具によって執拗に責め抜くことに終始する前戯パートということもあって、概ね1回戦仕様のエロ展開。もっとも、強烈なアクメ描写を絨毯爆撃的に繰り広げるシークエンスの加速力は業界トップクラスであり、大ゴマ~1Pの分量のフィニッシュシーン(アナルフィニッシュ多め)まで停滞感を感じさせることなくノンストップで突き進みます。

 特に性描写に関してかなり好みを分けるスタイルであるため、万人向けではないですし、甘ラブ模様と激烈ハードなエロ描写のギャップに抵抗感を感じる方もおられるでしょう。とは言え、ちんまいボディをガンガン責め抜きながらあくまで平和という基本姿勢の揺るがなさはこの作家さんの確かな美点とも評し得るでしょう。
個人的には、ヒロインのちっぱいを徹底的に性感調教&搾乳しつつトドメのアナル挿入でもアクメ連発に導く短編「みあのおっぱいびゅーってするの!」が最愛でございます。
記事検索
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ