2013年06月

朝木貴行『しょうごの』

FifthGrade.jpgドーモ、ドクシャ=サン。ヘドバンです。『NINJA SLAYER ザイバツ強襲!』(エンターブレイン)を読みました。変態紳士ヘッズ達の偉大なるメンター・モスキート=サンの出番&変態性癖大幅アップ!これは実際嬉しい!ポイント倍点!
今回収録の中では「Mermaid from the Black Water」が管理人は凄く好きなエピソードで、再読でウルッと来ましたね。前髪パッツン黒髪巨乳なエトコ=サン、カワイイヤッター!激しく前後したい!

 さて本日は、朝木貴行先生の『しょうごの』(茜新社)のへたレビューです。レビューが遅れてしまいましたが、ここのところロリエロ系のレビューが不足気味なので緊急登板でございます。なお、先生の前単行本『ちょいおま!』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
エッチでキュートなロリっ子達のすべすべ柔らかボディをたっぷり堪能できる1冊となっております。

FifthGrade1.jpg 収録作は、主人公の男性教師が赴任した小学校ではローレグなマイクロビキニが制服という変わった学校で、目のやり場に困るも受け持った女児達は先生を誘惑してきて~な長編「私立ローレグ小学校」全7話(←参照 メガネロリっ娘のアンブッシュめいたユウワク・ジツ! 同長編第1話より)、および読み切り形式の短編2作。
1話・作当りのページ数は14~30P(平均22P弱)と標準的な部類。シナリオも軽く滑らかに仕立てられており、エロも濃密な部分を有しつつ全体的には比較的あっさり感を以てまとまっている感があり、居心地の良さが先行するタイプと感じます。

【あっけらかんとした雰囲気のハッピーロリータ】
 突飛な設定からクラスメイトの女児達との棚ボタ的なキャッキャッウフフ展開が連続する長編作を代表例に、今回は非常に分かり易いハッピーロリータ作品で統一された1冊となっています。
FifthGrade2.jpg 短編2作は兄妹モノ、長編作は教師&生徒モノと、少女性愛に加えてタブーとされる要素を含んだシチュエーションで形成しているものの、話としての暗さや重さはかなり軽くまとめられています。
この軽さ・明るさを生み出すのは、ヒロインである思春期初期ガールズ達の無邪気な好奇心や好意に基づくエッチへの高い積極性/受容性であり(←参照 JSガールのぷりんぷりんヒップ!フィヒヒ 短編「しずえちゃんのセフレ募集♪」より)、あっけらかんとエッチに進展して行くノリの良さが身上。
逆に言えば男性側に能動性が欠ける傾向にあり、ある意味ではヒロイン側の無邪気さにのっかる形でエロに走るわけですが、彼女達の好奇心や性的欲望が充足されることによる開放感・高揚感に付託することで、男性主人公や読み手から罪悪感や責任を排除して読み口を軽く明るく保っていると評し得ます。
 長編作に関しては、次々と登場する女生徒達とエッチを繰り広げていくオムニバス形式に近いタイプであり、ラストで皆集まってハーレムエッチを大満喫というこのタイプとして王道的なまとめ方。お話的な読み応えは抑えて、エッチやキャラクターのバリエーションに注力した作品構築と言えます。
 ちょっぴりブラックジョークを絡めるなど、素直に甘々ハッピーエンドを迎えるのではなく、一仕掛けあるラストなので、甘酸っぱい余韻を楽しみたい諸氏は留意すべきですが、その点も含めて軽快さをラストまで維持したシナリオワークと言えるでしょう。

【スレンダーボディのしなやかさと局所的なプニプニ感】
 タイトルから想像できる通りに、登場するロリっ娘達の設定は全て小○校5年生に統一されたコダワリ様であり、思春期前期として身体の成長や性への好奇心が始まるお年頃。
大人をからかう小悪魔タイプや、逆に年上の男性の言うことを素直に信じる仔犬タイプもいる一方、前述した無邪気さや純粋さは共通しており、そういった性格設定に裏や影が存在しないことは大きな特徴
 肢体造形に関しては、ロリプニ的な丸っこさを追求するのではなく、肉付きが弱くスレンダーなローティーンとしてのリアル等身を重んじるタイプであり、健康的な印象と程良い華奢さや小ささを同居させています。
FifthGrade3.jpg体全体の肉感が弱いことやスベスベとした手触りの白い肌が背徳的なエロスを生み出すと共に、各体パーツは柔らかな質感を有しており、無毛地帯の中をピンクの一本線が走るぷにぷにとしたの股間や未発達な乳首を有するぺたんこ~膨らみかけのバスト、肉感が強くはないもののぷりんと柔らかい弧を描くお尻などの描写が大きな武器(←参照 小ぶりなピーチめいた女児尻!フィーヒヒヒ 長編第6話より)。特にローレグからこぼれ出るお尻が眼福な画は多いと言えます。
 また、おパンツは全てローレグであったり前述のローレグビキニの制服が登場したりとローレグにやたらと注力しつつ、長編作ではスク水、給食用のエプロン、人によっては邪道でしょうがローレグ式スク水(後に通常のスク水も登場します)、黒ストッキング&学校制服、体操服ブルマ、ガーリッシュな私服とランドセルの組み合わせなどなど、着衣面がロリキャラクターとの相性の高いものを様々に取り揃えたサービス精神が光ります。
 メガネっ子やデコ娘、おさげガールなど、比較的地味な属性持ちの女の子が多い一方、キャッチーでオサレ感もある現代的な絵柄の魅力によって芋っぽさが無く、訴求力抜群の可愛らしさを生み出せるのは大きな魅力と評し得ます。

【ねっとりとした前戯パートとアグレッシブな演出の抽送パート】
 比較的軽いノリであり、エロ展開序盤の“エッチな行為”の延長線上のプレイが比較的目立つこともあって、体感的にはたっぷり長尺のエロシーンとはやや言い難いものの、十分なボリュームでJSガールズのすべすべボディを満喫できるのは確か。
 前戯をたっぷりと描いて、抽送パートはやや短めというケースもあれば、逆に前戯パートを短く抑えて抽送パートをたっぷり設けるケースもありますが、比較的前戯パートを重んじる傾向にあり、手コキやフェラ、ほっぺた擦りなのでち○こを弄んでもらったり、ふかふかの股間に頭を突っ込んでロリま○この感触や味やら匂いを満喫したりと、女児ボディを内から外から満喫。
比較的ねっとり感を重んじる傾向にある前戯パートに対し、尺の長短にあまり関わらず抽送パートはインパクト重視の描写となっており、ヒロイン達が小さな膣内にねじこまれた大人ち○こが生む未知の快楽にすっかりメロメロになって半狂乱の痴態を見せ付けています。
FifthGrade4.jpgこの描写においては、アヘ顔とはやや異なるものの、口の輪郭線を大きく波打たせたり、顔を真っ赤に紅潮させたり、涙や涎、鼻水を漏らしたりといったかなり派手な表情付けや、舌っ足らずな白痴系エロ台詞の連呼とハートマークや小型の擬音の撒き散らしなど、視覚的に派手なエロ演出が多いのが特徴的(←参照 ゴ、ゴウランガ!ロリっ娘のアヘ顔ダブルピースである! 長編第7話より)。ヒロインの表情や台詞を日常シーンとは明確に異なるものとして描いており、可愛らしさの維持は図りつつも、むしろその変容に重きを置くタイプであることには要留意。
 快楽にガクガクと肢体を反応させ、ぐしゃぐしゃに乱れた表情を曝け出す肢体全体の描写を基調としつつ、ち○こを締めつける淫洞の断面図やクリ責めなどを絡めた結合部アップ構図も十分量を提供。昨今の事情もあって、黒で比較的広い範囲を塗り潰す修正はやや厳しい水準と感じます。
ぬるぬるの愛液を分泌する未成熟な秘所を最奥までストロークを重ねて迎えるフィニッシュは、絶頂を迎えて声にならない嬌声を叫ぶヒロイン達が大股開きになって白濁液が注がれる秘所を見せ付ける構図を大ゴマ~1Pフルで提供しており、勢いのあるエロ描写の〆として大変に好適。

 ロリータガール達の可愛らしさとエロシーンでの派手な乱れっぷりが楽しめる1冊であり、特にすべすべボディの感触や香気を想像させる二次元ロリボディの描写は非常に秀逸と言えるでしょう。
個人的には、全ヒロイン揃い踏み&各種コスプレ大盤振る舞い&各種エロプレイも大充実というサービス満点の長編最終話に大層愚息がお世話になりました。スレンダーロリが好きな諸氏は決断的に購入だ!

ごばん『乳色吐息』

BustyBreath.jpgTVアニメ『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』第12話「シークレットミッション」を観ました。フィヒ、お姉さんぶる生意気ロリっ娘とデート、フィーヒヒヒ(ちょっとやめないか)。ヒロインコンビも意図せずとは言え、コスプレ大盤振る舞いなサービス回?でありましたね。
2クール作品だと、こういった“お遊び”的なエピソードを入れる余裕があっていいですよね。つかの間の休息といったところでしょうか。

 さて本日は、ごばん先生の『乳色吐息』(コアマガジン)のへたレビューです。なお、先生の前単行本(初単行本)『絶対乳域』(同社刊)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
美少女達のもっちり柔らか巨乳がたっぷり用意されたラブエロ三昧の1冊となっております。

BustyBreath1.jpg 収録作は、おっぱい大好きな主人公の少年のお願いを叶えてあげた幼馴染さんとのエッチに、主人公のお姉ちゃんや妹達のラブ・スイッチが入って~な中編「Love square panic」全4話(←参照 トリプル・パイズリ!ゴウランガ!! 同中編第4話より)、および読み切り形式の短編5作。
1話・作当りのページ数は20~30P(平均22P弱)と標準的な分量で安定。基本的に軽く柔らかい読書感と、おっぱい成分でも満腹感を生み出すエロシーンとで構成されており、分かり良い抜きツールと言えるでしょう。

【イージーゴーイングな棚ボタエロ展開】
 幼馴染さんとの棚ボタ的なエッチからおっとりエロお姉ちゃんとツンデレ妹も参戦して主人公を巡るスクウェア・ラブに発展する中編作を筆頭に、今単行本もメガストア系列らしい快活なラブコメ・チューンを大いに展開。
ラブコメディとして、恋愛感情の甘さ・温かさをある程度の濃度でストーリーに絡めるケースはあるものの、むしろヒロイン側のエッチによる開放感や充足感を軸に据えた作風といえ、お気楽な快楽全能主義に貫かれていると言えるでしょう。
BustyBreath2.jpg 催眠術といった飛び道具を用いることも例外的にありますが(短編「催眠恋愛上達法」)、あくまで恋愛感情や性的好奇心などにより、ヒロイン側が積極的にセックスへと誘導してくれるのが特徴であり、平たく言えば棚ボタ的な展開が高頻度で認められます(←参照 水泳教室で美女コンビに襲われて 短編「とらぶるインストラクター」より)。
このため、必然的にシナリオ展開の妙味やらストーリーとしてのコクとは縁遠くなっているので、シナリオ重視派には基本的に不向き。もっとも、ストーリーとしての斬新さなどが勘所になるような作風ではないので、お気楽なおっぱいエロにストレスフリーで浸れる心地良さを楽しむのが正しい読み方でしょう。
 幼馴染&姉妹とハーレムエンドを迎える中編も含め、ハッピーエンドで各作品はまとまっており、ここでも恋愛ストーリーとしての甘ったるさよりも、ギャグ要素も含めた口当りの軽いまとめ方をキープしています。

【柔らかお肉がたっぷり詰まった巨乳・爆乳】
 短編「とらぶるインストラクター」に登場する美人水泳コーチと人妻さんのコンビは20代前半~半ば程度の年齢層、中編作のサブヒロインであるお姉ちゃんは20歳前後程度などと多少年上組も存在しつつ、その他のヒロイン達はミドル~ハイティーン級のJK美少女達。
クーデレ気味の妹さんや、ツンデレ幼馴染・おっとりビッチなお姉ちゃん・ツンデレ妹のヒロイントリオ、没落した主人公の少年に健気にお仕えする美少女メイドさん、真面目だけどエッチに興味津々な委員長さんなど、分かり易いキャラクター属性も織り込んだキャッチーなヒロイン設定はラブコメ系として魅力の一つでしょう。
BustyBreath3.jpg 表紙絵で存分に自己主張している柔らか巨乳から推察できる通り、全ヒロインは巨~爆乳クラスのおっぱいを装備(←参照 おっぱいが嫌いな男子なんていません! 短編「ますたぁ❤ベーション」より)。妹キャラクターではやや控えめサイズで張りのある巨乳(胡乱な表現)であったり、お姉さんキャラクターではずっしりとした重要感を伴って垂れ気味な爆乳であったりと、巨乳に関してある程度描き分けが為されているのも嬉しいところ。
後述する様にプレイにも大活躍するこの巨乳・爆乳にしっかり読者の意識を惹き付けつつ、バックからのアングルでその豊かな量感を見せ付けるヒップも目立っており、締まったフェストやしなやかな等身高めのスレンダーボディなどと併せて、幅広い層にとってストレートなセックスアピールを叩きだすボディデザインと評し得ます。
 なお、ぼろアパートでも律儀にメイド服を着ているメイドさんや、競泳水着姿で主人公の少年を押し倒すインストラクターさんなど、着衣面でもサービスしつつ、ヒロインの設定もあって狭義の制服Hが多いと言えます。もっとも、着衣セックスに強いこだわりを示すタイプでもなく、それよりかは美少女達のエロボディをたっぷり見せ付ける画作りを重視しています。
 2冊目ということもあって、絵柄は表紙絵と同クオリティで単行本通して安定。いかにも現代的なキャッチーさとデジタル作画的な修飾性の高さ、明確なお色気感とクドさを排したオサレ感との調度良いバランスの良さなど、絵柄自体の訴求力が高いとも言えるでしょう。

【パイズリや乳揺れの描写が充実した陶酔エロ】
 前述した通り、シナリオ軽め・エロメイン・ヒロイン主導型の作品構築であるため、サクサクとエロシーンに雪崩れ込んでおり、淫液で濡れる柔らか巨乳をメインとしたヒロインの痴態をたっぷり拝める満足感を味わえます。
 コアマガジンへの外圧の関係もあって、今単行本も性器描写のご丁寧な白塗り修正という惨禍を被っており、くぱぁ御開帳のシーンや適度な分量で盛り込んでくる結合部アップ構図の威力が削がれているのは確かで、性器描写を重視する諸兄には大きな減点材料。
BustyBreath4.jpgとは言え、この作家さんの場合、エロシーンにおいて各種のおっぱい描写を最重要視してエロ作画を行っており、柔らかく揺れ弾み、揉まれて変形し、白塗りち○こをたっぷり包み込む巨乳・爆乳のエロさで煽情性を生み出していくため(←参照 結合部控えめでもおっぱい重点!! 短編「Please educat me」より)、そこに意識を引き付けれて性器修正がそこまで実用性を抑制していないのは大きな美点と言えます。
 前戯パートで特筆すべき点は、パイズリ投入率の高さとそのバリエーションであり、縦方向パイズリ、横方向パイズリ、トリプルパイズリにリボンや着衣でおぱーいを固定しつつのパイズリ、はたまた母乳のローションを搾りながらのパイズリなどなど、おっぱい大好きっ漢達(管理人含む)にとっての桃源郷が展開されていきます。
 汗や涎でぬるぬるな巨乳にたっぷりと白濁液を追加した後に突入する抽送パートでは、潤んだ瞳、涎と熱い吐息を漏らす口、涙でしっとりと濡れる紅潮した頬とキュートでありつつ陶酔感を満たした表情付けと、ぷるんぷるんと柔らかく揺れるおっぱいの描写とで煽情性を生み出し、適度なアグレッシブさでフィニッシュシーンへと駆けていきます。
ピストンしながら舌を絡め合うキスや、乳揉みなどで手数も稼ぎつつ、すっかり発情してハートマーク付きのラブエロ台詞を連呼するヒロインにたっぷり中出しを決め込んでラストを迎えており、蕩けたアクメ顔と汗でしっとり濡れた女体、結合部から漏れ出す白濁液の描写で十二分なアタックのある抜き所を形成しています。

 おっぱいとそれに関連するプレイ・演出の描写が非常に充実していることが最大の美点と言え、性器描写の難を差し引いてもおっぱい星人な諸氏にはお勧めしたい1冊。
どの作品も大層抜けるのですが、強いて選ぶのであればお姉さんの母乳絡めダブルパイズリが楽しめる短編「とらぶるインストラクター」と、健気なメイドさんのご奉仕&お仕置きプレイが楽しめる短編「ますたぁ❤ベーション」が特にお気に入りでございます。

なぱた『好きだらけ』

LovelyLocersLove.jpgTVアニメ版『ゆゆ式』第11話「こーゆー時間」を観ました。淫と言えば乱ですよね!、ピンク髪だけに(ニッコリ)。大久保さんの演技力もあって、ゆずこの声芸と顔芸を楽しめた回でした。
最後のゆかりちゃんの“ちょっといい話”もなかなか素敵な会話だったのですが、最終回へと向かう切ない雰囲気も感じてしまって・・・ヤダ!小生最終回ヤダ!!(ジタバタ

 さて本日は、なぱた先生の初単行本『好きだらけ』(ワニマガジン社)の遅延へたレビューです。更新が止まっていたせいでレビューがだいぶ遅れてしまって申し訳ない。
エロ可愛い美少女ヒロイン達とのラブラブ&エロエロ模様が詰まった作品集となっております。

LovelyLocersLove1.jpg 収録作は、ちょっと気弱で初々しい彼女さんが初めて経験したエッチには積極的に大☆変☆身な短編「あれから…」+描き下ろし後日談4P、義理の妹ちゃんと両親の留守中にラブラブHな短編「お留守番」(←参照 お風呂でヌプヌプ 同短編より)+描き下ろし後日談4P、および読み切り短編8作。
描き下ろし後日談を除き、1作当りのページ数は16~26P(平均20P弱)と中の下クラスのボリュームで推移。短編メインということもあってコンパクトな構成となっていますが、甘ったるい空気のおかげでエロ・シナリオ共に適度な満腹感があると言えます。

【程良い甘ったるさを生むエロ可愛いヒロイン達】
 作風としてはラブコメディの範疇には入るものの、コメディ要素はかなり控えめと言え、好き合う男女の甘い恋模様の描写に注力したスタイル。
派手さや勢いには欠ける傾向にはありつつ、コンビニ誌掲載作らしい軽さ・読みやすさも重視されており、恋愛エロとしての甘さを十分に引き出しつつ変にクドくならないのは大きな長所でしょう。
c04a3400.jpg この甘さやキュンキュンする幸福感を生み出しているのが、ヒロイン達のエロ可愛い言動であり、普段は素直になれなかったり引っ込み思案だったりする彼女達が、恥じらいながらも大胆な行動で主人公に迫る姿が何とも愛らしくなっています(←参照 これはカレシ=サンのケジメ案件では? 短編「あれから…」より)。
義理の妹や姉との近親相姦の背徳感を(雑誌の制約的な意味で)ギリギリの水準で盛り込んだ話や、旦那に浮気された人妻さんとの不倫エッチなど、背徳感のあるシチュエーションも盛り込むこともありますが、暗さや重さはあくまで軽微に抑えられており、イケないことをする高揚感や開放感の方がむしろ優勢。
 ちょっぴりアモラルな味付けや、ほのぼのコメディでまとめるラストも存在しますが、基本的には男女の仲睦まじい様子を温かく描き出すハッピーエンドでまとめており、読後にも適度な甘さが持続するのも小さくない美点でしょう。
 手法としてそれほど目新しいものはないものの、甘過ぎず軽過ぎずの良好な読み口はバランス感覚の賜物と言え、万人受けするスタイルと評し得るでしょう。

【貧乳・並乳・巨乳が揃い踏みなスレンダー美少女達】
 女子大生~20代半ば程度と思しき若奥様など、綺麗なお姉さんタイプの女性キャラクターをヒロインに据えることもしばしばありつつ、ハイティーン級の美少女が主力のヒロイン陣。
 穏やかな日常感を打ち出してくることもあって、ツンデレさんや仔犬系ガールなどの明確な型を強調するヒロイン設定ではありませんが、前述したエロ可愛らしさを打ち出すために、適度な“あざとさ”を付与しているのが一つの武器でしょう。
なお、前述した通り、血のつながらない姉や嫁さんの妹といった義理の姉妹、学校の先生と生徒、お隣の若奥様など、背徳感を醸し出すヒロイン設定が多いですが、あくまで恋愛エロのピュアな甘さが上回るのは前述の通り。
LovelyLocersLove3.jpg ボディデザインに関しては、比較的多彩と言え、等身高めでスレンダーなしなやかボディは共通させつつ、ふにふにと柔らかいたっぷりおっぱいをお持ちの娘さんも居れば、ぺたんこ~並乳クラスでよりスレンダーさが目立つタイプのキュートガール達も揃っています(←参照 ちっぱいさんの恥じらい!!アバーーーーッ! 短編「やくそく」より)。
いずれにしても過度にセックスアピールを強調したタイプではなく、スベスベした柔肌の白さや、しなやかに動く四肢などの美しさを重んじた女体描写と言え、これまた派手さは少ないものの万人受けする官能性を香らせています。
 初単行本ということもあって、多少の絵柄の変遷はあるものの、1冊目としては非常に絵柄が完成度高く安定していると言え、現代的なキャッチーネスと快楽天系らしいオサレ感を十分に有する絵柄そのものも明確な訴求要因となるでしょう。

【女体の華やかな美しさを保つ熱っぽいエロ描写】
 尺的には標準並みの濡れ場ですが、シナリオパートでヒロイン達のエロ可愛さを十全に抽出していることもあって、ラブラブHの幸福感がエロ展開序盤から高められていることで抜き的な満足感を押し上げています。
 ちょっとしたコスプレ要素などを絡めることはありつつ、特殊な行為やシチュエーションはほとんど排除した、純然たる恋愛セックスで貫徹しているのが明確であり、優しい愛撫から始まり、互いの性器と体を絡め合わせるピストン運動に発展する極めてスタンダードなシークエンスを丁寧に描写。
ヒロインの秘所を指で丁寧に解きほぐす、いわゆる指マンの描写や、膝をつきながら上目使いでフェラやパイズリでち○こを可愛がる描写などで盛り上がりをきっちり図りつつ、エロエロスイッチが入ったヒロイン達がピンク色の秘所を見せ付けて抽送をオネダリすることでピストン運動へとスムーズに移行
 美少女達の可愛らしい蕩け顔を眺めながら密着して腰を振る正常位や、カタチのよいヒップとヒクつく可愛らしいアナルを眺めながらのバック、お姉さんが微笑みを浮かべながら腰を優しく振る騎乗位など、それぞれの体位の勘所を適切に抑えたピストン描写は魅力的であり、激しい動きに依存せずともフィニッシュシーンへ向かって徐々に煽情性を高めています。
LovelyLocersLove4.jpg演出面の密度は決して低くはなく、場合によっては擬音やほんのりアヘ顔要素も含む蕩け顔なども用いて陶酔感を強調する一方で、女体や表情の美しさやしなやかさを重視して、ゴテゴテとしたエロ演出や過激さなどは排除した絵作りを重視する傾向にあると感じます(←参照 エッチなお姉さんの開脚騎乗位 短編「姉ちゃんと呼ばないで」より)。
ぱちゅぱちゅと水音を奏でながら進行するピストンは、ヒロインによる絶頂間近の宣言と中出し要請の台詞によって読み手の煩悩にトドメを刺し、ドプドプ注がれる膣内に注がれる感覚に幸せそうなアクメを迎えるヒロインの姿を大ゴマでご提供な抜き所となっております。

 質の高いラブエロ系という評価がしっくりくるスタイルであり、シナリオ面でもエロ面でも基本的・普遍的な要素を魅力的に組み上げていると感じます。
個人的には、恋心に素直になった義理のお姉ちゃんが蕩けまくりでエロご奉仕な短編「姉ちゃんと呼ばないで」と、ショートヘア貧乳なJKガールにネコ耳コスプレしてもらってニャンニャン(死語)する短編「あなたの猫に」に、愚息が大変お世話になりました。

まぐろ帝國『奴隷妻』

ASlaveWife.jpg岩永亮太郎先生の『パンプキン・シザーズ』第17巻(講談社)を読みました。誰しもが“英雄”たりえる存在でありながら、それでも求められる“英雄”にならんと決意する少尉は、白馬で駆けて大剣を振う姿もあいまって非常にかっこよかったですなぁ。
儀典局は大変分かり易いですが、“車軸”もまた組織の腐敗からは逃れ得ないのでしょうなぁ。


 さて本日は、まぐろ帝國先生の『奴隷妻』(茜新社)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『放課後奴隷倶楽部 二時限目』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
暗く淀んだ雰囲気をねっとりと醸し出しながら快楽の泥沼へ沈み込んでいく人妻の痴態を描いた長編作となっています。

ASlaveWife1.jpg 収録作は、多忙で性的に淡白な夫から性生活を放置され続け、鬱積した欲望を抱えていた貞淑な人妻が隣に越してきた青年との不倫セックスに溺れてしまい、彼の意のままに扱われる肉奴隷へと堕ちていくタイトル長編「奴隷妻」全10話(←参照 止まらぬ疼きに気付かれて 長編第1話「隣人」より)。
1話当りのページ数は16~28P(平均23P弱)と標準的なボリュームで推移。長編作として十分な読み応えを有しつつ、エロのボリューム感をメインに据えた作品構築となっています。

【丁寧な感情描写と退廃感たっぷりの雰囲気で魅せる人妻堕ちモノ】
 今回の長編作は、愛情と性的充実に飢えていた人妻・美里が、若い男の激しいセックスに溺れ、後悔と不安に悩まされながらも快楽の虜となっていくという、変わり種の作劇が多いこの作家さんとしては、非常に王道的な人妻堕ちモノ系。
当初は1度きりと思っていた不倫セックスから逃れることが出来ず、寝取り男へと強く依存し、アブノーマルなプレイや他の男性との性行為も受け入れていくことで、かつての日常への“ポイント・オブ・ノーリタン”を突破してしまうダークでインモラルな描き方は、このタイプの作品としての定番の魅力を備えています。
 その一方で、例えばヒロインの旦那やヒロイン自体への復讐心や執着などといった、寝取り行為への動機づけが一切描かれず、純粋に女性を肉奴隷に堕とすことそのものに歪んだ喜びを見出している青年の描き方がある種の怖さを作品に付与。
また、読者にとっても理解し難い存在として青年が抽象的な立ち位置で描かれる一方、欲望と愛情を狂おしく求めながら歪んでいくヒロインの心情描写が対比的に充実していることで、単に使い捨てにされるにも関わらず充足を得てしまったヒロインの悲哀が醸し出されているのも、ウェットな読書感を生み出しています。
ASlaveWife2.jpg ヒロインの人妻を落としていくための、アナルセックスや野外セックス、集団凌辱やネットへの痴態公開など、定番所を色々と用意しつつ、それらの行為の描写に下品さや露悪さをコントロールしつつも捻じ込んでおり、日常から逸脱した状況の禍々しさや奇妙な高揚感を発生させているのもこの作家さんならではの大きな特徴(←参照 温泉宿で女体神輿 長編第6話「旅行(後編)」より)。
 青年の毒牙の連鎖を示唆するラストエピソードも含め、人妻堕ちモノ系の王道を骨子としつつ、退廃感や非日常感を存分に織り込んだ作劇は非凡といえ、ヒロインの浅ましくも哀しい変容でラストまで読みを牽引してくれるストーリーと評したい所存。

【熟した色気をたっぷりまとう人妻ヒロイン】
 寝取り男である青年がヒロインに対して真摯な愛情を有していないことを示すために、ヒロインが乱交されている横で温泉宿の色っぽい女将とセックスをしている描写などがありますが、基本的には20代半ば~後半程度と思しき人妻さんによる一人ヒロイン制。
清楚な印象ではありつつ、旦那のせいで満たされない性的欲望を抱えてしまった人妻キャラクターが、その欲望を強制的に発現させられ、自ら飲み込まれていってしまう不安と喜悦に満ちた変遷が、作劇面でも実用面でも重要となるキャラクター描写となっています。
 官能小説的な細やかで丁寧さのある心情描写でヒロインの不安や渇望、喜びと悲しみを描き出しつつ、白濁液に塗れた茫然とした表情、欲望を堪え切れないことへの自己嫌悪の表情、それらと対比的な性的快楽に示す開放的な喜びの表情など、後述するエロシーン以外でも表情が内面を雄弁に物語っているのも○。
 美里さんのボディデザインに関しては、女盛りの完熟ボディとなっており、肢体全体に適度な肉感をまとわせつつ柔らかく重量感もある巨乳&安産型ヒップを有しています。比較的濃い目の陰毛や、適度な範囲で大きめの乳輪など、淫猥さのある体パーツ描写も一つの特徴でしょう。
ASlaveWife3.jpg心情描写の面でも、肉感ボディの面でも一人ヒロイン制を担うに十分な魅力のある女性キャラクターであり、羞恥プレイのためのメイド服や露出用のエロ衣装、乱交に供される花嫁姿など、衣装面で見た目の変化を付与(←参照 メイド喫茶のバイトをさせられ 長編第4話「奉仕」より)。とは言え、エロシーンでは全裸エッチが概ね主であるので、着衣セックスの充実を期待する諸氏は要留意。
 勢いはありながら細やかな描線で描かれる艶っぽい絵柄はフルデジタル作画に移行してもその魅力は全く失われれおらず、表紙絵のカラー絵と比較しても中身のモノクロ絵柄は何ら遜色が無く安定しているのは流石ベテランの技量と評し得ます。

【淫らな液体に塗れる女体と喜悦の表情】
 書店売り誌として各話に十分なボリュームのある構成であり、またセックスを通じてのヒロインの変容を描く作品でもあるため、エロシーンの分量は十分に用意されており、美女の熱情的な痴態をたっぷり鑑賞可能。
長編作であるため、ヒロインの“堕落”の様子をねっとりと描き出していくことが可能であり、徐々にエスカレートし過激になっていく性行為と、戸惑いと日常への回帰を徐々に立ち切り、快楽に対して中毒の様な依存と喜悦を示していく流れが煽情性の強化に寄与しています。
 柔らかな肢体を乱暴に弄り、こじ開けられていく激しいセックス描写に加え、見知らぬ男性達への奉仕を行わされ、それをネットで公開されていくなど、アブノーマルなプレイ・シチュエーションを多彩に揃えた禍々しい様相と、それでも愛情や性的欲望、依存心が満たされるヒロインの悲しい幸福感が入り混じる描写は、破滅的な美しさもまた醸し出しているとも評したいところ。
ASlaveWife4.jpg 女体が激しく悶え、快楽に身を反り、捩じらせる躍動的な描写はこの作家さんのエロ作画における大きな美点であり、羞恥や恐怖、抵抗感と快感や喜びが複雑に入り混じる官能の表情付けなどと併せ(←参照 涙と涎と歓喜の悲鳴を漏らす表情 長編第2話「背徳」より)、女体そのもののエロティクさを潤沢に引き出しているのが確たる美点と言えるでしょう。
元々、台詞や擬音を大量に用いるスタイルではなく、演出よりも絵そのもので魅せる傾向が明瞭なのですが、それらの音声表現やコマ感の描写の連続性を敢えて削って“写真”の様なコマを連続させる特徴的な描写は、その静けさやコマ切れ感が、不気味さや非日常感を強調する巧みな表現となっています。
 1回戦仕様のケースもありつつ複数ラウンド制が基本であり、アナルや口、秘所へと白濁液を容赦なく注ぎ込まれつつ、中出しで絶頂を迎えるフィニッシュシーンと、膣口や菊門から白濁液がこぼれ出したり、黄金水を漏らしたりな追撃描写とでオーラスの盛り上がりを適切に図っています。

 王道的な人妻堕ちモノエロ漫画であり、それとしてのシナリオ的・エロ的魅力を有しているため、このサブジャンルが好きな方には安心してお勧めできる1冊。
また、定番としての魅力はしっかり順守しつつも、不気味さや退廃感と性の狂騒が交錯する独特の雰囲気も有しており、まぐろ帝國先生らしさも相応に織り込まれていると評したいところ。

けものの☆『SILVER★★POP』

SilverPop.jpg東村アキコ先生の『かくかくしかじか』第2巻(集英社)を読みました。先生の熱心な指導と主人公の頑張りですっかり忘れていたのですが、た、確かに美術としての絵描きではなく、漫画家を目指していたわけで、思わず「あーー、そうだった!」と呟いてしまいました。
しかし、金沢まで親切心で来てくれたにも関わらず、語り合えずに帰らせてしまったエピソードは何とも寂しいお話でございました。

 さて本日は、けものの☆先生の『SILVER★★POP』(コアマガジン)のへたレビューです。成人向けとしては約5年ぶりの新刊となりますが、前単行本『YELLOW☆POP』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい(当ブログ初期のレビューなので文章の不味さとか様式の変化等はご容赦下さいませ)。
テンション高めなコメディの楽しさと男女のラブラブ感の甘さ、ユニークな造形のヒロイン達の蕩けっぷりで魅せる作品集となっています。

SilverPop1.jpg 収録作は、主人公のお家に押し掛けて精液奉納なエッチ三昧を楽しむ二人の稲荷神さんが主人公を巡ってドタバタ模様な「YELLOW☆POP」シリーズ第5~7話(←参照 キツねえと伏見ちゃんのエロバトル 同シリーズ第5話より)+描き下ろしの幕間劇第7.5話、鬼神の如き強さを誇る美人格闘家の旦那さんとの新婚イチャイチャ子作りライフな中編「燃エロッ!!お嫁さんっ」全3話、および読み切り短編2作。
なお、「YELLOW☆POP」シリーズの第1~4話や今単行本収録の短編「幸運の霹靂2」の前日談?などは前単行本に収録されており、該当単行本が既読であった方が魅力が増しますが、5年前の単行本なので入手はやや難しいかもしれません。
 描き下ろしのおまけ幕間劇を除き、1話・作当りのページ数は24~32P(平均26P弱)と中の上クラスのボリュームで推移。ドタバタ模様で楽しく読ませつつ、エロシーンのボリューム感も十分確保したバランスの良い作品構築と言えます。

【リズムの良いコメディと程良い甘い幸福感のラブコメ】
 成年向けでも一般向けでも基本的な作風は共通しており、ヒロインのキャラクター性をチアフルに活かしつつ、陽性のコメディと適度な甘さを備えたラブコメディを展開。
 今回の「YELLOW☆POP」シリーズは、前単行本の第1話~第4話でメインであった佶ねぇのライバルキャラクターであった伏見さんとの関係に焦点を当てた展開となっており、主人公を巡る三角関係的なドタバタ模様を描いています。
992a7214.jpg登場人物の漫画チックに楽しい感情表現が大きな武器であり、高い神格に相応しく?傲岸不遜な伏見ちゃんが、素直になれずに不器用な迫り方をしたり、上手くいかずに拗ねてしまったりといった描写で(←参照 伏見様かわいいよ伏見様 「YELLOW☆POP」シリーズ第6話より)、そのキャラクターの魅力と恋愛の幸福感を高めているのが◎。
 格闘家らしく豪快でカラッとした性格ながら旦那さんの前では可愛らしい振る舞いとなる中編「燃エロッ!!お嫁さんっ」のヒロインや、短編「無敵のスマイル」に登場する純真無垢な甘えんぼさんであるロリ姪っ子ちゃんなどのキャラクター描写でも、感情表現の美点は共通しており、ヒロインへの愛着を高めています。
 ラブコメ系としては、オーソドックスな美点に忠実と言える一方、コメディの勢いでリズムよく展開を回しつつ、要所要所で甘い幸福感を発生させることで、甘ったる過ぎず、軽過ぎることもない読書感になっているのが最大の美点と評し得るでしょう。
 ちなみに、コメディ面に関しては、ちょっと懐かしいゲーム/漫画の小ネタやパロディが散見されるのも一つの特徴であり、個人的には嬉しい要素。

【ケモミミヒロインへのこだわりは相変わらず】
 短編「無敵のスマイル」に登場のローティーン級と思しきロリっ子ちゃんから、中編「燃エロッ!!お嫁さんっ」にサブヒロインとして登場する30歳前後の人妻さんまで年齢層は比較的広く、また「YELLOW☆POP」シリーズや短編「幸運の霹靂2」ではキツネ美女達が登場。
初心な俺っ娘の空手家若奥様や、世話焼きでエロエロな稲荷神の佶ねぇ、高飛車系ツンデレの稲荷神・伏見様、天真爛漫なロリっ子、童貞喰い大好きなキツネガールコンビなどなど、ある程度の定型で固めつつも、前述したチアフルな感情表現によって凡庸に縮こまらない魅力的なヒロイン描写となっているのが美点でしょう。
SilverPop3.jpg たっぷり巨乳を中心に豊満ボディの佶ねぇと、華奢な細身ボディに貧乳装備の伏見様で好対照を描いていますが(←参照 伏見さまの泡姫プレイ 「YELLOW☆POP」シリーズ第6話より)、これに加えてボディデザインは様々でちんまいボディにぺたんこバストのロリボディや、スレンダー巨乳な人妻さんなども登場。また、エロ水着や体操服などの各種コスプレ要素や、格闘美人や稲荷神など、キャラクターに合わせて“それっぽい”キャラデザを細かく設定しているのも○。
 キツネのケモミミヒロインに並々ならぬ入れ込みを示す作家さんであり、「幸運の霹靂」シリーズの様にケモ耳&尻尾を装備させた漫画的にオーソドックスなキャラデザを中心としつつ、今回の「YELLOW☆POP」シリーズでは、毛皮やマズルなども存在する、よりキツネに近い形態に近い形態を取ることもあり、ケモナー諸氏には大きな加点材料。もっとも、一般的な嗜好の諸氏にとっては、引いてしまう要素になる可能性には要留意。
 ツリ目や男性っぽい雰囲気など、標準的な美少女キャラクター造形では忌避されがちな要素をチャームポイントとしてキャラデザに組み込むことに定評があり、ここもヒロインのユニークな魅力に貢献。
これらの要素が一種のクセ、アクとして減点材料になりえますが、絵柄自体が相当にキャッチーでカラっとした印象があることで程良く中和。初出時期に結構な幅がありますが、絵柄は単行本を通して安定していると言え、コメディタッチのデフォルメ絵柄やお色気感たっぷりのエロ絵など、作画の自由闊達さも魅力的。

【適度なアタックの強さで整えたラブラブH】
 前述した通りに、シナリオはコメディとしての面白みをちゃんと形成した上でエロシーンへとつないでおり、シナリオパートは比較的多めである一方、展開のテンポが良いこともあってエロシーンの分量は抜きツールとして十分な多さとなっています。
 明るいラブコメ作品群ということもあり、エロシチュエーションは和姦縛り。好き合う男女のラブラブ感を強めに出す作品もあれば、棚ボタ感やソーププレイやら分身しての多人数H、ケモノボディを生かしての尻尾コキや毛皮モフモフといったプレイを絡めるセックスなど、シチュエーションやプレイに拘ったケースも存在。
 前戯パートと抽送パートの分量配分も概ねバランス良く仕上がっており、前戯パートでは女体各所の感触を味わったり、ヒロインのウィークポイントである乳首や秘所を丁寧に愛撫したり、はたまたフェラやパイズリのご奉仕を楽しませて貰ったりと、十分な尺の中で抽送パートへの盛り上がりを形成。
SilverPop4.jpg エロ演出に関しては、派手ではあるが過度では無いというタイプであり、シナリオパートで魅力を高められたヒロイン達が、すっかり盛りの付いたエロメス・フェイスを曝け出したり、想像以上の快感に蕩けた表情を示したりしつつ、舌ったらずなハートマーク付きラブエロ台詞を連呼して行く描写は、十分なインパクトを有しつつヒロインの地の魅力を損なっていないと評し得ます(←参照 エロくてキュートなアクメ顔 中編「燃エロッ!!お嫁さんっ」第2話より)。
たぷんたぷんと揺れ弾む乳揺れ描写や、大股開きでの結合部見せ付け構図、最奥までの挿入を強調する透過図・断面図など、煽情性を増強する作画・演出も盛り込んで勢いのある描写となっており、多回戦仕様を繰り広げつつ大ゴマ~1Pフルの中出しフィニッシュへと駆け込んでいきます。
 斯様にパワフルな和姦エロとして定番の魅力をしっかりと抑えたエロ描写となっているのですが、エロに関して今単行本の最大の難点は性器描写の白塗り修正であり、コンビニ誌掲載時並のかなり厳しい水準。諸般の事情もあって、この点を責めるのは作者・出版社に対して酷ではあるものの、読み手によっては相応に大きな減点材料となることは留意しておいて下さい。

 一般誌に本格進出したこともあって、中編「燃エロッ!!お嫁さんっ」が単行本化されずに終わるであろうと残念に思っていたのですが、エロ復帰のおかげでこうして単行本にまとまったことは、ファンとしては嬉しい限り。
日焼け肌が素敵な空手家若妻さんのギャップ的な可愛らしさが魅力の中編も勿論お気に入りですが、伏見さんの魅力的なキャラクターが掘り下げられた「YELLOW☆POP」シリーズが最愛でございます。
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