2013年04月

TYPE.90『お隣さんはエイリアン』

AlienNeighbors.jpgくぼたまこと先生の『天体戦士サンレッド』第17巻(スクウェア・エニックス)を読みました。酔っぱらってお姉さんアピールに励むかよ子さんが可愛らしですなぁ。ホント、サンレッドには勿体ないというか。
しかし、人事で現場と本部が問題を引き起こしていたり、何か伝説の剣を適当な扱いをして現場に押し付けたりと、フロシャイムの組織もなかなか大変だなぁとか思ってしまいます。

 さて本日は、TYPE.90先生の『お隣さんはエイリアン』(コアマガジン)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『JKマダム』(ティーアイネット)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
エロパワーが炸裂して宇宙の平和を導く壮大なスペースオペラとエクストリームに突き進む超ハードなエロ描写が圧巻の長編作となっております。

AlienNeighbors1.jpg 収録作は、メガネを取ると超絶パワーを誇るエロエロ古代戦士と化す主人公を狙い、犬猿の仲の2つの星がエージェントを地球に派遣して(主にエロ方面で)大騒動が引き起こされるタイトル長編「お隣さんはエイリアン」全8話(←参照 ソラリア連邦の少佐・少尉コンビ 同長編第2話より)+描き下ろしの後日談短編10P。
描き下ろしのおまけ短編を除き、1話当りのページ数は24~26P(平均25P弱)と中の上クラスのボリュームで安定。長編作として相応の読み応えもありつつ、強烈なインパクトで畳み掛けるエロの存在感が圧倒的に高いと評し得ます。

【エロが宇宙を救うドタバタエロコメ&スペースオペラ】
 星間戦争の帰趨を決するかもしれない古代文明の超技術、それを巡る宇宙人エージェントの策謀と、壮大なスケールのSF設定を有する作品ですが、作劇の主要素はいつも通りにドタバタエロコメ。
ラストの大団円に向けてSF要素は作劇面で一定の寄与をしていますが、そこらのストーリー性よりかは、異性間の性交を知らない宇宙人の美女達がセックスの快楽を知ってすっかりメロメロになり、主人公は無自覚ながらもやたらスケールの大きなハーレム展開となるあっけらかんとしたご都合主義の方が先行しています。
6373bc6d.jpg 多少のシリアス要素はあるものの、ソラリス連邦とゴライウォンの両勢力のエージェントが主人公とのエロエロ三昧を通じて地球ですっかり仲良くなっていたり(←参照 なんだかんだで意気投合 長編第6話より)、評判を聞き付けて双方の上司が地球に視察にきたりと、終盤手前までごく平和な雰囲気を維持。
終盤では盛り上げのために、ちょっとしたシリアス展開もありますが、そこも覚醒バージョンの主人公のエロパワーで上層部を(性的な意味で)ねじ伏せ、5Pセックスを敢行した挙句に全て丸く収める大団円に収束。荒唐無稽ではありながらも、“エロは宇宙を救う”という素敵なテーマ性が生じているのはなかなかに心地良い点と言えます。
 なお、クールで有能な少尉さんが主人公に惚れてデレを見せたりといった恋愛要素もありますが、基本的にはエイリアンレディズに翻弄され、セックスモンスターとしての活躍以外では主体性を全く示さない主人公であるため、種族を越えた甘いラブロマンスを期待するのは避けるべきでしょう。
とは言え、その分、宇宙人ヒロイン達のキャラクターが立っており、ドタバタSFとしての面白みも引き出されているので、話全体の面白みを減じるものではないでしょう。

【むちむちグラマラスボディの宇宙人ヒロインズ】
 主人公が特定の相手を意識的に伴侶として選択するという展開を欠いているので、誰がメインヒロインかを判じるのは難しいですが、両勢力のエージェントコンビに加えて彼らの上司さん達や、はたまた連邦の大統領までもが登場する多人数ヒロイン制。
異星人達ということもあって、年齢不詳ではありますが、双方のエージェントの年少組はハイティーン級の美少女、年長組は20代半ば程度のお姉さんタイプ、上司さん達は30代程度の美熟女さんといった外見に描き分けされています。
 なお、普段は真面目で穏やかな性格の好青年ながら、メガネを外すとセックス・モンスターと化して大活躍?する主人公も目立っており、宇宙人のパワースーツを上回る膂力を発揮し、催淫作用のある唾液を分泌し、セックスの最中にち○こをゴク太に二段階変化させたりと化け物じみた活躍をしています。
 ソラリス連邦の皆さんは白い肌に尖った耳、ゴライウォンの宇宙人さん達は浅黒い肌が特徴的であり、また年齢層に応じてキュートな美少女タイプや、お色気感たっぷりの美熟女さんとキャラデザインに描き分けがしっかり為されているのは多人数ヒロインの布陣として好適。
AlienNeighbors3.jpgソラリス側のサクヤ少尉のみ、華奢な細身ボディに貧乳装備のロリ系ボディの持ち主ですが、その他の皆さんはもちもちと柔らかな巨乳と負けず劣らずの量感を有するツヤツヤ桃尻をお持ちなグラマラスボディで統一(←参照 本作のラスボス?なソラリス連邦大統領閣下 長編第8話より)。グレースケールを濃い目にのっけて柔肌のツヤツヤ感を強調するのも肢体造形における特色でしょう。
 この特徴的な柔肌の描写を含め、キャッチーなアニメ/エロゲー絵柄に濃い目の修飾を添加して濃厚さを打ち出すスタイルと言え、好みは読み手によって分かれるでしょう。もっとも、単行本通して絵柄は安定しており、表紙絵との互換性も高いので、購入後に問題となることはあまりないでしょう。

【強烈な快感描写と過激プレイをアグレッシブな演出で表現】
 基本的にドタバタエロコメで構成されていることもあって、円滑に導入されるエロシーンには十分な尺が用意されていますが、物理的な分量よりも質的な強烈さが維持されることでの体感的なボリューム感が印象的です。
 女性形態しか存在しない異星人達のレズプレイや、触手装置を用いた懲罰といった行為もスポット的に投入されますが、最大4人のヒロイン達を同時にファックする超兵器・主人公がガシガシ腰を振ってヒロイン達の肉穴を蹂躙する猛然たる勢いで押し通すシンプルなストロングスタイルで押し通しています。
お口を攻め立てるイラマチオやアナルや女性器を縦にも横にも限界まで押し開くピストンをハードに描写しており、本能に従って大暴れしている主人公をある種の装置然として据え置いて、凶悪な快楽に乱れまくる宇宙人ヒロイン達の痴態を派手に描写。
f92e13ef.jpg 結合部からの愛液は勿論、涎や涙、鼻水、母乳を撒き散らしながら、度重なる絶頂にアヘ顔と喜悦の悲鳴を曝け出すヒロイン達の描写は派手さと勢いを最重要視したものと言え(←参照 長編第5話より)、あまりに強烈である分、読み手の好みを大きく分けるレベルとも評し得るでしょう。
また、派手な乳揺れや、目一杯開かれる肉穴の露骨な見せ付け構図、子宮内までゴリゴリと圧迫する様を描く透過図、腹部を内部から特大ち○こで大きく押し上げる描写、一方的に攻め立てられ無茶なポージングを強いられている様を表現するアクロバティックな構図取りなど、エクストリームな行為に応じたインパクトの強い演出・作画を連続させているのも大きなポイント。
 エロモンスターだけに遅漏であるのか、ド迫力のプレイが連発される割には1回戦仕様でまとめるケースが多く、中出しは正しくトドメの一撃。ただ、淫液を撒き散らしてヒロインが絶頂を重ねていくので、抜き所そのものは豊富であるとも言えるでしょう。

 作劇のいい意味での大風呂敷の広げっぷりと、強烈なエロ描写とシナリオパートのほのぼの感のケミストリーなど、漫画チックに楽しい作品に仕上がっており、この作家さんの作品の中でも個人的にはベストに値する最新刊。
エロの強烈さは、読み手の嗜好によっては評価を大きく下げる可能性はあるのですが、ド迫力の過激エロを楽しみたい諸氏には是非ともお勧めしたい1冊でございます。

春城秋介『ただ恋しくて、会いたくて・・・』

IJustMissYou.jpg森繁拓真先生の『となりの関くん』第4巻(メディアファクトリー)を読みました。窃盗したロボット玩具でおままごとを楽しむ女子高生・横井さんェ・・・。無事?関くんに返せたので何よりでしたが(笑
百人一首VS花札のカードバトル遊びには笑わせてもらいましたが、これを行うためのアイディア力や勝敗ルールの設定に駆使する想像力など、“遊び”の本義が関くんには生き生きと輝いていますなぁ。

 さて本日は、春城秋介先生の『ただ恋しくて、会いたくて・・・』(ティーアイネット)の遅延へたレビューです。なお、先生の前単行本『ねぇ、もう少しだけ・・・』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
むっちりとした肉付きの美少女・美女と織りなすラブエロ模様が詰まった1冊となっております。

IJustMissYou1.jpg 収録作は、郷里で久しぶりに再会した幼馴染の女の子はすっかり大人のボディになっており、彼女との恋仲のためにバイトを頑張る主人公とその周辺の女性達を描く中編「センチメント」全4話(←参照 想いと体を曝け出して 同中編第1話より)、および独立した短編3作。
1話・作当りのページ数は20~46P(平均30P強)と幅はありつつボリューム感強めの構成。読み応えはやや弱めでありつつ個々に味わい深さのあるシナリオと、質的にも量的にもボリューム感のあるエロとで作品が構成されています。

【等身大な感情の強さを穏やかに描き出す作劇】
 共に教師である夫婦がそれぞれ女生徒、男子生徒と性的な関係を持つことになる連作に近い短編「secret lesson」「個人授業」は不倫模様や教師と生徒の関係といった要素を含んでおり、ちょっとインモラルな香りを漂わせています。
これに対して、短編「素敵な大家さん」は棚ボタ感の強い年上美人とのラブエロ話であり、中編作に関しては三角関係に発展しながらも少年少女の誠実な恋心が優しく描かれるラブストーリーとなっています。
IJustMissYou2.jpg 幼馴染のまっすぐな恋愛譚と言える中編作では、主人公がバイト先の美人店長に誘惑されたり、主人公の思い遣りに触れて横恋慕を抱くサブヒロインが健気な姿を見せたりしており、最終話ではこの二人のサブヒロインがメインヒロインの家に押しかけてちょっとした修羅場を形成(←参照 お風呂でガールズトーク 中編「センチメント」第4話より)。
この“修羅場”も決してキツイものではなく、ストーリー中盤では遠距離恋愛ということもあって幼馴染との関係性の描写が薄くなるなど、ドラマ性が強いタイプではありませんが、その分、理屈をある種超越して、むしろ素直で素朴な恋心の強さ・確かさが善きものとして描かれる展開となっているのが心地良いところ。
 短編群に関しても、例えばインモラル感の濃厚さやラブラブ感の強い甘さは強調していないのですが、快楽への欲望やストレートな思慕の情といった等身大の気持ちが登場人物を衝き動かしている故の印象深さがあるシナリオワークと感じます。
 トライアングルラブな中編作でも、適度に倒錯性を打ち出す短編作でも、後味の良いラストとなっており、終始アタックを抑えることで滑らかさと程良い味わいを維持していると評し得るでしょう。

【健康的な肉付きでむっちりした巨乳・桃尻ヒロインズ】
 清楚でもありつつ大胆に好色でもあるという年上美人のキャラクター造形に定評のある作家さんであり、短編「素敵な大家さん」の大家さんや「個人授業」の女教師さんなどがそれに相当。
人数的には女子高生なキャラクター達もちょこちょこ登場していますが、中編作に登場するサブヒロインの一人・望月ちゃんがティーンらしい子供っぽさがあるのを例外として、大人びた色気をまとった美少女であることが特徴的です。
 特段に明確なキャラクター属性を付与するタイプではなく、前述した等身大の感情・欲望の担い手として好適。とは言え、エッチなお姉さんや優しく芯の強い幼馴染といった設定そのものは明確にキャッチーであるとも言えるでしょう。
 上述の望月ちゃんのみ並乳クラスで少々肉付きが弱めですが、基本的には柔らかお肉を十分な量まとったむっちり健康ボディの持ち主達であり、たわわな巨乳と安産型ヒップが大変に眼福。
IJustMissYou3.jpgもちもちの触感の巨乳にも十分な存在感があると共に、お尻に関してはその量感を強調する構図が多く投入されており、後背位でのお尻突き出しや跪いてのフェラなどでビックサイズの桃尻を楽しませてくれています(←参照 バック騎乗位 短編「素敵な大家さん」より)。
 フルカラー作品ではデジタル作画らしく、より描線が整っていたり、コミカルなシーンではデフォルメ表現をしたりで、いい意味でも画風に変化が付いていますが、基本的には艶っぽさをたっぷり充填しつつも親しみやすい素朴さもある絵柄と感じます。

【熱気や動きの力強さ、女体の肉感で適度な濃さを生むエロ描写】

 中編「センチメント」最終話では46Pの大ボリュームをエロシーンではなく、シナリオパートに重点的に配分するなど、必ずしもエロ特化の作品構築ではありませんが、いずれにしても標準からそれを上回る程度のボリュームは全作品において確保。
 お姉さんの誘惑エッチや年下ボーイに翻弄される女教師さんなど、倒錯性や嗜虐性をアクセントとして設けるエロシチュエーションも存在していますが、基本的には性的な快楽を甘受する和姦エロでほぼ統一されており、ヒロインの性行為への積極性を引き出していくスタイル
和姦エロ主体ということもあって、特殊なプレイやシチュエーションは用いておらず、年上美女のねっとりとしたフェラ描写や若い者同士の貪欲なラブラブ腰振りなどを特徴としつつ、スタンダードなエロ展開を形成。
フェラをしながらすっかり発情したり、もしくは男性による愛撫を受けたりで陰唇が開き、ねっとりとした愛液を漏れ出す秘所に挿入すれば、熱っぽい官能の表情と漏れ出す様な喘ぎ声をヒロインが曝け出して、穏やかさを保ちつつも快楽の熱気に溢れた濃厚な空間を作り出していきます。
dd1d4cd4.jpg 正面からの構図でたっぷりとしたバストや、結合部アップで互いの淫液が絡み合う粘膜描写なども登場させつつ、前述した様にお尻重視の構図も抽送パートで多用されており、マッスたっぷりの桃尻を振りながら結合部からぐちゃぐちゃと粘っこい水音を奏でていくストレートな煽情性はなかなかに強烈(←参照 バックからの構図 短編「個人授業」より)。
1回戦仕様のケースもあれば、複数ラウンド制のケースもありますが、エロ展開終盤で適度に盛り上げを図るのは共通しており、肉棒を優しく迎え入れてきゅんきゅん締めつける秘所に力強いストロークから白濁液を注ぎ込んでフィニッシュを形成しており、描写量も1Pフル~2P見開きと十分な迫力を有しています。

 この作家さんらしい穏やかさのあるシナリオワークと、肉感的な肢体描写が楽しめる作品集であり、特に美人でエッチなお姉さん好きにとっては変わらず頼れる抜きツール。
個人的には、エッチな美人大家さんに性の手ほどきを受ける短編「素敵な大家さん」と、慎ましい恋愛感情の強さが印象に残る中編「センチメント」が特にお気に入りでございます。

東山翔『Nymphodelic』

Nymphodelic.jpgTVアニメ版『ゆゆ式』第3話「夏休みじゃーい!」を観ました。おへそ!おへそ!あと水着回!水着シーン時代は短めで、あくまで健康的でしたがウォータースライダーでの尻描写は素晴らしかったですな。
三人の適度なイチャイチャぶりも見ていてほっこりしますが、こう、この手のまったりゆるゆるな日常コメディは残業帰りに酒を飲みながら観ていると、脳が蕩けて癒されます。

 さて本日は、東山翔先生の色々やらかして3年ぶりの単行本『Nymphodelic』(茜新社)のへたレビューです。なお、先生の(成年向け)前単行本『Japanese Preteen Suite』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
柔らかく穏やかな空気感を漂わせつつ少女達との性愛を描き出す作品集となっています。

Nymphodelic1.jpg 収録作は、過去のある事件によって特定の旋律や音を聞くことで性的に発情してしまう体質になってしまったピアノの天才少女との恋を描く中編「Joyful Girl」前中後編(←参照 過去と今と 同中編作後編より)、および読み切り形式の短編6作。
1話・作当りのページ数は16~40P(平均29P強)と幅が大きいものの、平均を取れば標準を上回るボリュームであって単行本としてもかなり厚い部類。どちらかと言えばエロメインの短編群と、ストーリー性重視の中編作に大別可能ですが、いずれにしても滑らかな読み口と熱っぽいエロ描写で満足させる作品構築と言えるでしょう。

【明暗様々な要素を併せ飲んで穏やかさを保つ作劇】
 この作家さんの作劇に関しては、コメディタッチのものからシリアス色の強いタイプまで変化がある一方で、オサレ・テイストを漂わせつつ、少女達の性愛(および少女達の性愛)をごく自然な事象として肯定する点が不変
Nymphodelic2.jpg少女達の奔放な性的欲望・好奇心に留まらず、男性主人公達の彼女達に対する恋心や性欲も冗談めいて犯罪・禁忌として表現されることはあっても、善悪・理非を超越して自然に生じたものとして描かれています。
微笑ましいギャグテイストや(←参照 口内射精の精液に関して 短編「Amapola」より)、逆にヒロインの心を蝕む過去といったシリアスな描写、 男性の欲望の猛々しさなど作品によって様々な要素を含みますが、そのいずれかが突出して目立つことは少なく、非常に意図的に穏やかさを保たせているのも特徴。
 その一方で、性愛の快活さや微笑ましさ、欲望の業の深さといった点に関して、決して薄味にしているわけでは無く、読み口の柔らかさをキープしながらも適度な印象深さを形成しているのは作劇上の確たる長所でしょう。
とあるキッカケでエロスイッチが入るというエロ漫画的にオーソドックスなギミックを用いつつ、その状況を生んだ暗く淀んだ過去を描き出すことでお気楽さを排除して転調し、その上で過去を追求せずにあくまで現在の幸福な性愛の貫徹を強調する中編作などは、前述した様に複雑な要素を内包しつつも全てが滑らかに整えられた作品構築の好例でしょう。
 単行本タイトルについて、nymph+delicious=Nymphodelicと表記されていますが、これはおそらくpsychedelicがpsycologyとdeliciousに由来することのパロディであり、様々な要素を複雑に絡ませつつ、“幸福な少女性愛”という現実感のある超現実を強固に建築し、幸福感を生み出すという仕掛けは成程サイケっぽいなと勝手に納得しております。

【シンプルなロリボディと淫猥な粘膜描写】
 短編「Gemini」に登場するレズっ子コンビは中○生キャラクターですが、その他の作品に登場するのはいずれも小○校高学年クラスのニンフェット達。
 妹キャラクターやツンデレっぽさのある女の子といったポピュラーな属性を持つヒロインも存在するものの、特定の属性で固めることはほぼ無いので、明確に属性付けされたキャッチーなロリっ子をお求めな方には不向き。
各ヒロインに共通するのは性的な奔放さであるとも言え、強制されたものではなく彼女達自身から溢れだした性への欲望を幸福なものとして強く尊重することが、キャラクター描写の特長であると共にシナリオ面の基盤を形成していると評し得ます。
 肢体造形に関しては、肉付きの弱めの体幹に肉感ゼロのぺたんこバストや鏡面仕様の股間を装備させたロリ色が明確なタイプで統一。ちなみに、着衣セックスの割合が高いので、エロシーンでもちっぱいが露出しないケースも多いなどの点は要留意。
Nymphodelic3.jpg凹凸が少ないロリボディであるため、良くも悪くも非常にシンプルな女体描写をしている一方、唾液や精液で濡れてツヤツヤと光るリップの描写や指で押し開かれる膣やアナルの内部描写には非常に艶めかしさがあり(←参照 触れ合う唇や舌の艶めかしさ 短編「Gemini」より)、女体そのもののセックスアピールの無さとの強烈なコントラストが特徴的です。
 この女体描写における対照と同様、丸みのある描線でシンプル&キャッチーな印象のタッチと、繊細で写実的な印象のタッチを使い分ける手法が特徴的。ただ、今単行本においてはより後者に偏った作画スタイルとなっている感があり、漫画チックなキャッチーネスがやや後退した分、好みは読み手によって分かれる可能性があります。

【穏やかさを保ちながら熱と淫臭がじっとり高まる性描写】
 作品のページ数の多寡に振れ幅があるため、十分に長尺のエロシーンを有するケースもあれば比較的短めで食い足りなさが残るケースもありますが、いずれにしても標準以上のボリュームはあると言ってよいでしょう。
 アナルセックスや拘束イラマチオなど比較的ハードなプレイを敢行することもありつつ、エロ描写に関して派手さ・過激さはむしろ控え目であると言え、作劇面での穏やかなチューニングと同様の雰囲気を有しているエロシーンと感じます。
この点に関して、アグレッシブなエロ描写を望む方には物足りなさがあるかもしれませんが、即効性のあるエロ演出に依存することなく、ヒロインの表情付けなどで性行為の熱っぽさをじっとりと高めていく描写スタイルは実用性の強化に大きく貢献。
 前述した肢体描写の特性はエロ作画で際立っており、男性の肢体との対比でその肉付きの弱さや小ささが明瞭に打ち出される肢体全体の描写と、舌を絡ませるキスや淫液に濡れ光る上下のお口の唇(下品)のアップ描写などを多用しています。どちらかと言えば小ゴマの連続で濃密さを打ち出すページ構成も特徴でしょう。
Nymphodelic4.jpg さほどエロ展開の抑揚はなく、割合に淡々と進行するのが臨場感の形成に寄与していますが、エロ展開終盤でフィニッシュシーンへと駆け込む際には演出的にも十分な勢いを持たせており、漏れ出す絶え絶えの矯正とくしゃくしゃに蕩けた表情などで大ゴマ~1Pフルの中出しフィニッシュを盛り上げています(←参照 短編「I Know You Know」より)。
エロシーンのページ数に寄らず前戯パートでの口内射精も含め、抜き所となる射精シーンを複数用意したサービス精神豊かな抜きツールという側面も明確であり、雰囲気や演出面の傾向で好みは分かれるかもしれませんが、好みが合えば実用性は高いと評し得ます。

 絵柄面に関して個人的な好みからややズレてきたこともあって、個人的な評価としては前単行本より一段下げていますが、明瞭な抜きツールとしての構築と独自の作家性の維持は頼もしい最新単行本と評したい所存。
個人的には、ダークな妹凌辱モノかと思いきやラストでどんでん返しをしてまったり風味に落とし込む短編「I Know You Know」に愚息がお世話になりました。

宮社惣恭『あやかしおっぱい!』

FairyBust.jpg沙村広明先生の『ベアゲルダー』第1巻(講談社)を読みました。セックス!アクション!バイオレンス!あと吐瀉とか!とまぁ、実に沙村先生らしい新作で実にゾクゾクしますな。
あとがきにある通り、昔の東映エロ&バイオレンス路線まんまの骨組みではあるのですが、そこらの露骨さ(露悪さ)がより洗練されて整えられているなぁと感じます。

 さて本日は、宮社惣恭先生の『あやかしおっぱい!』(富士美出版)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『ふぇちち!』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
柔らか巨乳な妖怪ガールズと繰り広げるエッチで賑やかなラブコメディが楽しめる作品となっています。

FairyBust1.jpg 収録作は、故郷の町に戻ってきた主人公の青年は幼馴染の雪女さんと再会し、彼が新しく住むことになった住人達も妖怪の皆さん達でそれぞれの賑やかな日々を描くシリーズ長編10作+描き下ろしの番外編7P。
なお、本作は前々単行本『ちちみこ!』(同社刊)に収録の長編「お山の社が大変だ」と同一世界を舞台としており、同作の退魔巫女・神楽さんも番外編を含めてちょこちょこ登場しています。
 描き下ろし番外編を除き、1話当りのページ数は20Pとコンビニ誌初出としては中の上クラスのボリュームで固定。基本的にはシナリオ軽めでエロも重過ぎも軽過ぎもしないライトさを保った作品構築と評し得るでしょう。

【軽い読み口を維持するラブコメディ】

 作風としては、この作家さんらしい軽快なラブコメスタイルを保っており、10話中6話を占める雪女・初雪さんとその幼馴染・秋巳君の恋愛ストーリーである「追憶のスノウホワイト」シリーズを中軸に、他のアパート住人達それぞれの色恋沙汰を描くオムニバス形式を取っています。
メインの主人公と言える秋巳君はあくまで初雪さんとの恋愛関係を大事にしているため、アパート住人全員を巻き込んだハーレム作品を望んではいけませんが、それぞれのキャラクターがハッピーにラブ&エロを楽しんでいる快活さは明確に出されていると言えるでしょう。
 この平和な住人達の生活に一波乱を巻き起こすのが、初雪さんのママンにして雪女とサキュバスのハーフである・真雪さんなのですが、ここで引き起こされる騒動はそこまでシリアスなものではなく、ドエロでドSなママンによる催淫での乱交三昧という事態が生じています。
2ae9c22f.jpgこの騒動の解決を乗り越えることで大団円的なハッピーエンドに向かうのですが、ママンとのエロ勝負そのものよりも、主人公と初雪さんの関係が単に性欲や妖怪としての特性によるものではなく、誠実な恋愛感情で形成されていたことを再確認することでハッピーエンドへ至らせているのは心地良いところ(←参照 初雪さんの心配をちゃんとフォロー!タツジン! シリーズ第9話「追憶のスノウホワイト5」より)。
 お約束的な終盤の乱交騒動など、軽めのノリをキープしていますし、「追憶のスノウホワイト」シリーズ以外ではストーリー性はより淡白ではあるのですが、人間と妖怪という種族を越える恋愛の純な逞しさが軽くであっても表現されていたのは評価したいところ。
また、そういった作劇面での軽さ・お約束感が決して減点材料にならず、ストーリー全体の朗らかさ・平和さが終始保たれていることでの魅力があるラブエロ話であると感じます。

【キャッチーな性格付けと絵柄で描かれる妖怪美女達】
 登場ヒロインが全員女妖怪であり、例えば初雪さんのお母さんである真雪さんにしてもキャプキャピした(死語)美少女であるなど、年齢設定はほぼ重要ではありません。見た目的には概ねハイティーン美少女~20代半ば程度の綺麗なお姉さんタイプと考えておけば大丈夫でしょう。
普段は清楚で大人しい大和撫子なれどエッチの差異には大胆に乱れる幼馴染キャラの初雪さんを筆頭に、ショタボーイに夢中な強気お姉さんな蜘蛛妖怪さん、ちょっとヤキモチ焼きで男勝りな妖狐さん、ぼんやりしているようでちょっと腹黒な人魚さんなど、キャッチーなキャラクターを多彩に用意して賑やかさを出しているのはこの作家さんらしい特長。
FairyBust3.jpg 基本的に皆さん人間形態を保っており、妖怪キャラクターといえどモンスター娘的に凝ったデザインを望むのは不可能ですが、狐耳&もふもふ九尾や(←参照 メイド服装備な妖狐さん シリーズ第5話「嫉妬と服従のフォックステイル」より)、悪魔角&ゴスロリ服な座敷童子さん、浅黒い肌の人魚さんなど、キャラデザインに適度なアクセントを付けて人外キャラらしさを醸し出しているのは嬉しいところ。
コンビニ誌的な制約もあってか、普段はぺたんこバストなロリ体型でもエッチの際にはたっぷり巨乳ボディに変化する座敷童子さんも含め、たっぷりバストやカタチの良いヒップなど出るとこは出たスレンダー巨乳ボディでボディデザインを統一。
ややデフォルメ寄りで臭味の少ない女性器描写、綺麗なピンク色で慎ましいサイズの乳首・乳輪を先端にいただく柔らか巨乳など、各体パーツそのものに強い淫猥さがあるのではなく、肢体全体で綺麗にまとまった描き方に美点があるスタイルと言えるでしょう。
 適度にシャープな描線をくっきりと引くキャッチーで健康的な二次元絵柄は、2000年代前半の角川/電撃系で主流であった絵柄を想起させるタイプで、多少オールドスクール感がないわけではないものの、幅広い訴求層にとって親しみやすいタッチであると想われます。

【程良い強度のエロ演出で彩るヒロイン達の痴態】
 標準的なボリュームで統一されており、シナリオパートもサクサクと進行することもあり、エロシーンも概ね標準的な分量でまとまっており、たっぷり長尺ではないものの実用的読書に供するには十分。
 真雪ママンの魅了の術による催淫乱交や、ドSな彼女を逆に強気に攻め立てるお仕置きエロなどのシチュエーションもあり、ちょっぴり嗜虐性を含ませたケースもありますが、概ね和姦エロで統一されており、男女双方がセックスの快楽を甘受する様がラブコメ的なアッパーさと噛み合っています。
とは言え、その標準的なラブエロ系の範囲内でアナルプラグを用いて二穴責めをしてみたり、二人の妖怪ガールと3Pエッチをしてみたり、女妖怪同士でレズセックスをしてみたりと、ちょこちょこ状況・プレイの変化を設けて単行本として飽きさせないのは○。
FairyBust4.jpg 作品全体感のライト感は、エロ演出が総じて大人しめであることも理由であり、キュッと瞳を閉じて快感や羞恥をこらえる官能的な表情付けや絞り出す様なハートマーク付きの矯正、結合部から漏れ出す淫液とぬめった水音などでヒロインの痴態を彩っており(←参照 シリーズ第4話「押し掛けアダルト/チルドレン」より)、アヘ顔や台詞の連呼といった悪く言えばドギツイ演出はほとんど用いないスタイルと言えるでしょう。
その一方で、柔らかく撓むおっぱいも含め、女体そのものの健康的な色香を煽情性の基盤として機能させており、特に大ゴマでの肢体の存在感や結合部や表情アップを入れ込んだ構造などは長所であってエロ面でのインパクトを形成。
 1回戦仕様のケースもあれば、抜かずの2連発を投入する複数ラウンド制もありますが、お口ご奉仕と中出しフィニッシュで前戯・抽送両パートに抜き所を設ける標準的なエロ展開を順守するケースが多め。随時ぶっかけを絡めたり、たっぷりとした中出し精液を溢れださせたりと、過剰にならない程度に演出面での盛り上がりを図っています。

 コンビニ誌ラブコメとして見本的な作品構築であり、いい意味で軽い読み口と適度な密度と勢いのあるエロ描写が楽しめます。
かなりの余談ですが、説明でちらっと登場する褐色肌巨乳のサキュバスさんがすごく良かったので、今度は妖怪漫画の御大リスペクトで西洋妖怪VS日本妖怪とかどうでしょう(妄言)。

モチ『死なずの姫君』

UndyingPrincess.jpgTVアニメ版第2期「とある科学の超電磁砲S」第1話「超電磁砲」を観ました。我らが愛すべきかませ犬いい人お嬢様ヒロイン・婚后さんにまた会えるとは何とも嬉しい限り!金髪巨乳に負けるな!
原作未読なので細かい部分が分かっておりませんが、コミックス版で既に描かれている部分がアニメ化されるのですかね?あと、上条さんがすっごく黒幕めいてますが、それは・・・。

 さて本日は、モチ先生の初単行本『死なずの姫君』(ワニマガジン社)のへたレビューです。待望の初単行本となりますが、業界的にも話題をさらえるパワーのある大型新人と言えると思っております。
強い魅力を有する絵柄を武器に、美少女達とのドタバタコメディとハードなセックス描写を楽しませる1冊となっています。

a412b192.jpg 収録作は、人間界征服をたくらむ邪悪な吸血鬼の女の子が転校生として現れたものの、特異体質で彼女の魅了の術に抵抗できる気弱な主人公とドタバタなラブエロ三昧の日々を過ごすことに~なタイトル長編「死なずの姫君」全9話(←参照 ワガママでヤキモチ焼きなメインヒロイン・マリィさん 同長編第5話より)+描き下ろしの前日(前世?)談・後日談。
描き下ろしのプロローグ・エピローグを除き、1話当りのページ数は24~36P(平均26P強)と中の上クラスのボリューム。長編作としての読み応えはさほどでもないですが、読みのテンポの良さとエロのボリューム感はかなり強く仕上がった構築となっています。

【王道的なハーレムラブコメ展開の安心感】
 異種族である吸血鬼と運命的に出会った特異体質の主人公の恋物語という形式を取りつつ、怪奇譚的な要素やファンタジーとしての面白みよりもオーソドックスなドタバタハーレムラブコメに徹した作品構築となっています。
何かと不器用な性格ながら主人公の少年に想いを寄せるヒロインの前に、ロリロリしい見た目の吸血鬼ママさんやらライバルの吸血鬼やら、はたまた主人公の義妹で退魔師の褐色美少女が次々と登場し、主人公を巡ってエロ騒動という実にスタンダードなラブコメ展開を繰り広げています。
UndyingPrincess2.jpg 基本的にはコメディとしての色彩を保っているため、ヒロイン達の間の確執もシリアスなものにはならず、業を煮やしたマリィさんの嫉妬パワー大爆発もあって、最終盤で全ヒロインとの大乱交エロバトルに至り(←参照 ヒロイン陣揃い踏み 長編第8話より)、なんだかんだで落ち着くべきハッピーエンドへと収束する流れも実に安定的。
 似たような展開が新規キャラ毎に繰り返される分、ストーリーとしての面白みには不足はあるものの、逆にテンポの良さがあり、傲岸不遜ながらもヤキモチ焼きというメインヒロインの性格的な魅力が高められていく点も、ラストの大団円にスムーズにつなげていくことを可能としています。
また、普段はメインヒロインに翻弄されながらも、エロシーンに突入すると特異体質も功を奏してエロ魔人と化す主人公がリードを握りがっつりハードファックを決め込むご都合主義的テイストも、コメディ風味を基調とする分、読み口を阻害していないのも○。
 恋愛エロとしての甘さ、小ネタや天丼ネタも含めて読みのリズムを整えるコメディ要素、キャラクターの良さといった美点は、メガストア系標準ラブコメのスタイルである故によく光っていたと評したい所存。

【魅力的な絵柄で描かれる多彩なヒロイン陣】
 ヒロイン陣は、マリィさんをメインヒロインとして中核に据えつつ、前述した他の3人のサブヒロインがそれに挑む形式となっており、複数人ヒロイン制故の賑やかさを喚起。
このタイプの作劇のお約束として、普段は流され体質・セックスになるとエロ番長という主人公であるため、ヤキモチ焼きツンデレなメインヒロインや天然ビッチなママさんなど、それぞれの積極性が逆に引き出されることでキャラクターが立っているのは面白みの一つでしょう。
UndyingPrincess3.jpg ふっくら柔らかで慎ましいピンク色サイズの巨乳なマリィさんや、低身長&ぺたんこバストのママさん、長身ボディの銀髪褐色巨乳の義妹さんなど(←参照 銀髪褐色巨乳はジャスティス!! 長編第7話より)、肢体造形は様々である上に、人外ヒロインということもあって、魔法などの効果でロリ化やおっぱい成長、処女膜再生などボディデザイン等が頻繁に変化するのが特徴
特にエッチの回数が多いマリィさんに関しては、体型の変化に加えて、学校の制服やメイド服、和装など衣装チェンジも用意されており、ここらのサービス精神の豊かさは嬉しいところ。
 初単行本であること、約3年に渡る長期連載であったことに加え、最終話の初出が2年前ということもあり、描き下ろしの現在の絵柄も含めてタッチの変化は明瞭であり、単行本として絵柄の統一感を求める諸氏は要留意。
アナログタッチ的の荒さや勢いをきっちりコントールして入れ込むことでキャッチーな絵柄にゴシカルな濃さ・重さを持たせる絵柄は非常に魅力的であり、程良いオサレ感もあるなど他を以て替え難いタイプ。ただ、現在の絵柄は表紙絵に近く、デジタル作画的にかなりスッキリしたタッチに変化しており、個人的には少々残念な部分。

【ヒロインの可愛らしさを維持しつつのハードなエロ描写】

 テンポの良いシナリオ回しもあって、エロシーンへの導入は円滑に行われており、エロ魔人と化した主人公がヒロインの柔らかスベスベボディを満喫しつつエロ穴に白濁液を何発も注いでいくアグレッシブなエロ展開を繰り広げていきます。
 マリィさんとの1対1のラブラブHも十分用意しつつ、親子丼プレイや逆襲孕ませレイプ、最終話での主人公が魔法で大増殖してロリ化した全ヒロインと長尺の大乱交とエロシチュエーションも色々と用意。
甘くとろけるラブラブ感も諸所で醸し出しつつ、エロ描写・行為は非常に攻撃的であり、処女膜をブチブチと貫通した後はガツガツとピストンを加えてヒロインを圧倒したり、ヒロインの抵抗をねじ伏せてイラマチオやアナルセックスを敢行したりと、主人公が大暴れ。脇舐めや乳首弄り、舌吸いなどのプレイも抽送シーンに被せており、その際に主人公がヒロインの肢体の感触などを半ばギャグめいたトンデモ台詞で説明しているのも、好みは分かれる可能性はありますが、一つの特徴。
UndyingPrincess4.jpg 前述した絵柄の濃さ・重さはエロ描写の演出面で大きな効果を上げており、艶やかな黒髪が乱れていく様や、涎や涙、ぶっかけ精液などでグシャグシャになった陶酔の表情、ドロリと濃厚な白濁液はヒロインの肢体や肉穴に絡みつく表現など、絵としての質の高さが煽情性をグッと高めているのは強み(←参照 長編第3話より)。また、男性器の断面図という賛否の分かれるものも含め、女性器の断面図・透過図も多用しており、ぬめぬめ・ぷりぷりとした粘膜表現の良さも視覚的表現の強みと言えるでしょう。
 ページ数が比較的多いにも関わらず、比較的コマを詰め込む作画をしており、ガツガツとした激しさを基調としながらも、ねっとりとした前戯描写や敢えてち○こをゆっくり抜き差ししてヒロインを焦らしたりといった描写の織り込みで、緩急のあるエロ展開を可能にしています。
無論、その分大ゴマの威力は増しており、何発も射精シーンを投入してヒロインをメロメロにした状態で突入するフィニッシュは1Pフル~2P見開きのボリュームで、白濁液を注ぎ込まれる全開のパイパンま○ことハートマーク付きのエロ絶叫を上げて悶えるヒロインの表情をフィーチャーした強力な抜き所となっています。

 ヒロインのキャラの良さがシナリオ展開・エロの実用性の双方に寄与しており、それ単体で魅力的な絵柄もエロ作画に威力を発揮しています。初単行本ながら強力無比な抜きツールと評したい所存。
初単行本まで時間がかかったものの、まだ未収録作もありますし、早めの2冊目を大いに期待したいところ。お勧め!
記事検索
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ