2012年07月

木谷椎『ももいろstudy!』

PinkyStudy.jpgツジトモ先生(原案:綱本将也氏)の『GIANT KILLING』第24巻(講談社)を読みました。川崎戦との打ち合いを制してチームがノリに乗ってきたと思いきや、変な方向で波風が立ち始めてしまいました。
羽田がなんであんなにムキというか頑な態度なのか分からなかったのですが、応援に心血を注ぐ様になった背景が相当に重かったですな。それがいいことなのか、そうでないのかはこれからに依るのでしょうが。

 さて本日は、木谷椎先生の『ももいろstudy!』(一水社)のへたレビューです。なお、先生の前々単行本『どっちもLOVE!?』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
ロリっ娘さんからアダルト美人までぞれぞれのエロさを誇るヒロイン達の美しく艶やかなエロ描写がたっぷり詰まった1冊となっています。

PinkyStudy1.jpg 収録作は、学習塾の講師をしている女子大生のお姉さんが問題児なショタボーイにすっかりエロ調教されてしまうタイトル長編「ももいろstudy!」全6話(←参照 最初からすっかり主導権を握られる美乃里先生 同長編第1話より)、および読み切り形式の短編3作。
1話・作当りのページ数は16~24P(平均18P強)と書店売り誌初出としては控えめな部類。もっとも、エロの質的・量的満足感は十二分に高く、抜きツールとしての完成度は高くなっています。

【ちょっぴり嗜虐的でありつつ明確に快楽全能主義】
 前単行本がカラー作品としての事実上の新装版であったため、今回が純粋な新刊単行本となっていますが、ちょっとだけアモラルな雰囲気を含めながらも快楽全能主義で貫く基本的なスタイルは不変。
ほのぼのとしたエロコメディもあれば、真面目な委員長さんが不良連中にねっとり調教されてしまうダーク色の強い作品もありますが、アッパー・ダウナーのどちらにも強く踏み込むスタイルではなく、エロシチュエーションを整えることに徹しています。
 なお、今単行本ではタイトル長編と短編「男優志願」が、ショタ少年に年上のお姉さんが性的に翻弄されてしまう展開であり、ある意味ではこれも嗜虐性を有しているのですが、男性キャラクターがショタである故に陰湿さや重苦しさといった暗い印象を与えにくいことが一つ大きなポイントでしょう。
PinkyStudy2.jpg お姉さん塾講師と関係を持ったことを皮切りに、同年代のロリっ子や義母の妖艶美女とも関係を持っていくショタ少年を描く長編作は、彼が抱える問題へのいらつきからメインヒロインにSっ気のあるプレイを強行したりするものの、お姉さんの優しさに抱かれることで問題を解消させ、皆で仲良し4Pセックスを経てのハッピーエンドへ落着(←参照 お約束の展開 長編「ももいろstudy!」第6話より)。
 長編作でも各短編作に関しても、展開がやや忙しない感があり、ストーリー面で面白みを出す余裕には欠けるものの、後述するように満足感の高いエロシーンで読み手の脳味噌を麻痺させてくるので、そういった面に気を取られることはあまりないでしょう。

【美しさを保ちつつそれぞれのエロさを引き出すヒロイン描写】
 短編3作はいずれも女子高生ヒロインで統一されているのに対し、長編作ではメインヒロインである女子大生のお姉さんにロー~ミドルティーン級と思しき美少女さんと20代半ば~後半程度と思われる義母さんが参戦しています。
表情にあどけなさを残しつつも大人びた清楚な色香も有するミドル~ハイティーン級の美少女キャラの造形のハマり具合は勿論のこと、年齢層による描き分けもしっかりしており、ロリ系では可愛らしさを、大人ヒロインではフェロモンだっぷりの色香をしっかり含有させているのが○。
 今単行本では、どちらかと言えば真面目な性格の女性キャラクターが多いのですが、それ故にショタキャラに翻弄されてしまったり、変態チックな願望を隠し持っていたことが明らかになったりすることで、ギャップの良さを引き出し、エロシーンの実用性を高めることに貢献させています。
PinkyStudy3.jpg Jカップおっぱいをお持ちの美乃里先生を筆頭に巨乳キャラが多めであり、ちっぱいさんは長編作のサブキャラ1名に限られます。とは言え、過度に肉感をアピールする巨乳を並べることはあまりせず、十分な膨らみを持たせつつも等身高めのスレンダーボディとのバランスをしっかり保つ範疇に収める傾向にあります(←参照 並乳~ギリギリ巨乳レベル 短編「露わな放課後」より)。
また、柔肌のスベスベ感やサイズをかなり小さめにまとめつつツンと自己主張する乳首、大人ヒロインの妖しげな瞳の表情など、細部の体パーツが美しい肢体のエロティックさを増強させているのも魅力的。
 引いた構図などで多少ラフになることはあるものの、絵の密度が低下することはなく、二次元的キャッチーネスをベースとしながらも華やかさのある絵柄でヒロインの魅力を潤沢に引き出しており、これ単体で十二分な売りになるのは流石このレーベルの看板作家の1人と評し得ます。

【的確な演出・構図の積み重ねで陶酔感を濃密に練り上げるスタイル】
 各エピソードのページ数が必ずしも多くないこともあって長尺の濡れ場とは言い難く、またエロシーンの分割構成や複数の状況の投入によって早漏展開になりがちなことは体感的なボリューム感を押し下げる要因の一つ。
と言っても、抜きツールとしての満足感が全く低くないのは、快楽に火照り淫液に濡れる端正なエロボディをたっぷりと見せ付ける作画の威力によるものであり、体パーツの強調構図に依存せずに肢体をしなやかに動かしてみせる技術が大きな武器。
PinkyStudy4.jpg ある程度は結合部見せ付け構図や性器のアップコマなども投入していますが、描写量をそれらにあまり割かず、蕩けた表情なども含めて女体全体の描写をきっちり見せた上でアングル・体位をテンポ良く変えていく作画上の流れを形成しています(←参照 挿入アップは別コマに配置して全身を見せる画 長編「ももいろstudy!」第3話より)。
エロ演出面においても、乱れた描き文字のエロ台詞や擬音の散布、瞳が蕩ける官能の表情など、オーソドックスなものを適度な密度で投入しており、特段の派手さや強烈さはない一方で、個々に的確な構図・演出を十分な強度で積み重ねてくる安定感は見事。
 加えて、羞恥プレイやショタっ子のリードなど、ヒロインを快楽で制する嗜虐的な雰囲気をアクセントとして加える分、エロ演出やエロ展開がだれることなく、快楽曲線の盛り上げに切れ目が無いのも美点。もっとも、切れ目が出来るほどの尺がそもそもないとも言えるかもしれません。
 あまり多量に描き込むタイプではないものの、精液や愛液がヒロインの肢体にふりかかるぶっかけ描写に魅力を持ち、それらのシーンも各エピソードで投入。フィニッシュを外出しにすることもありますが、フィニッシュシーンは愛液たっぷりの蜜壺に白濁液を注ぎ込んで両者絶頂な様を大ゴマで提供しています。

 絵柄の高質さとそれ故のキャラクターの性的魅力が揺るぎない美点であり、良質な抜きツールとして完成度高め。もうちょっと長尺に構えて欲しいというのが唯一の難点でしょうか。
個人的にはそれぞれタイプの異なる3人のヒロインとの個別エロシーン&合同4Pが大変に眼福で愚息がお世話になった長編作が最愛でございます。

鶴田文学『ヒミツノ』

AsSecret.jpgTVアニメ『TARI TARI』第5話「捨てたり 捨てられなかったり」を観ました。和奏が母の死で何故音楽を止めてしまったかはここまで伏せられていましたが、その悲しい事実が明らかになった回でした。
その後悔を引き摺っている彼女にとっては、コンドルクイーンズから受け取った手紙は相当に胸に痛かったでしょうね。彼女はいったい何をキッカケとして共に在る音楽と融和し直すのでしょうか。

 さて本日は、鶴田文学先生の『ヒミツノ』(茜新社)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『花ひら蕩ろり』(コアマガジン)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
穏やかでありつつ妖しさを香らせる作劇と儚げな美少女が快楽に飲み込まれていく痴態描写が取り揃えられた1冊となっています。

 収録作はいずれも読み切り形式の短編で10作。1作当りのページ数は16~22P(平均20P強)と標準的なボリュームで概ね安定しています。
エロとシナリオをバランス良く配置しつつ、味わい深さのある作劇でしっかりとした余韻を形成しており、コンパクトの構築ではありつつもページ数以上の読み応えがあるタイプと言えます。

【丁寧な作劇で魅せる妖しくしっとりとした各種作劇】
 思春期を生きる少女達との性愛を描くという点では全作品共通しているものの、作品の方向性は様々であり、嬉し恥ずかし青春ラブ系から少女が快楽に抗えずにその肢体を嬲られるままとなる痴漢凌辱エロまで様々。
ただ、この多彩な作劇の中で、イージーゴーイングなラブコメ・エロコメ系の作品はほぼ無く、いずれの作品も繊細な語り回しで性愛の喜びや逆にほの暗さをじわじわと高めていく様な作劇を特長としています。
 兄と妹の近親相姦や、置かれた状況からなし崩し的にエッチへと進展する様な、スリル・背徳感のあるシチュエーションも多く、例え雰囲気として陽性であっても、軽く流すことをせずに読み手の精神にじんわりと沁み込んでくる妖しさや倒錯感を十分に含ませているのが作劇上の巧さでしょう。
3062f97b.jpg 年下の少女に弱みを握られ、微笑みながら各種性行為を強要してくる少女を描く短編「コウソク」などが代表的ですが(←参照 なにが“終わって”しまうのか 同短編より)、登場人物の感情や人間関係などの判断を読者に委ねる作品も多く、前述の作品であるならば少女に拘束され続けることを倒錯的な幸福と見るのか、破滅を孕んだ危うさと見るかは読み手によって異なるでしょう。
 読者の好みによっては少々クドサを感じる要素かもしれませんが、登場人物のモノローグによって状況や心情を“語らせる”ことで明暗それぞれの雰囲気を高めていくのも魅力の一つでしょう。
 悪く言えば、快活さやキャッチーさに乏しい作劇ですが、話のオチでもう一段の面白みを付与する作りなども含めて技巧的なシナリオワークで魅せており、短編群でありつつもストーリーの存在感がきっちり生きているのが強みです。

【奥行きのあるキャラクター描写で魅せる少女像】
 多少上下に振れ幅があると思いますが、ヒロインの年齢層はロー~ミドルティーン級の思春期少女達で占められており、妹キャラクターなども含めて男性主人公より年下の女の子がメイン。
71527654.jpg 男性キャラクターの性欲に押し切られて無理矢理にセックスへと流されていく、読み手の嗜虐性を刺激する“か弱い”少女達も少数存在する一方、蠱惑的な微笑みを浮かべながら男性を行為に誘惑してくる少女達も存在し(←参照 寝ている恋敵の姉を尻眼に誘惑 短編「マケナイ」より)、妖しく退廃的な雰囲気の形成に大きく寄与しています。
彼女達の“真意”を終盤付近でちらつかせることで、キャラクター性に奥行きを持たせているのも特徴的であり、明確なキャラクター属性に依存した単調なキャラクター造形とは一線を画すタイプ。男性にとって、理解し難い故に逃れ難い魅力を有する“少女像”が徹底されたヒロイン達とも評し得ます。
 また、キャラデザイン的には狙って地味系にするタイプであり、艶やかな黒髪や清楚なセーラー服やワンピースを組み合わせた容姿は何処となく懐古的な美しさのある少女キャラクターといった印象。
bf5f26f4.jpg もちもちの質感なたっぷりおっぱいを持つ女の子もいますが、ヒロイン陣の主力となるのは膨らみかけバスト~掌に収まる並乳クラスを有する成長途上の思春期ボディであり、明確なロリっぽさはない一方で、成熟した肉感ともやはり無縁なタイプとなっています(←参照 目隠しプレイ中の彼女さん 短編「スエゼン」より)。
 素朴な可愛らしさを重視することもあれば、年不相応な色香を香らせることもあるため、絵柄の印象がやや安定しない印象はありますが、オールドスクール寄りではありつつ繊細な描線で魅せる漫画絵柄そのものは安定しており、表紙絵ともほぼ完全互換というのは安心材料。

【じわじわと陶酔感の高まりを演出するエロ展開】
 バランスの良い構築でエロシーンの尺を十分に設けつつ、決して長尺でも過激性の強い要素を連発するわけでもない一方で、話回しで高めた雰囲気の濃度を活かして熱気を感じさせるエロシーンの空気はしっかりと濃厚。
 痴漢エロやなし崩し的な凌辱風味、逆に年下の女の子に組み敷かれる被虐系プレイなど、特殊なシチュエーションを設けることもしばしばあり、これらのケースでは前述したモノローグや台詞が効果を発揮して倒錯的な雰囲気を醸し出しています。
恋愛セックスにしても、前述の凌辱的なシチュエーションにしても、ヒロイン側に欲望を誘いだされた男性側が主導権を握ることが多く、彼女達の性感帯を弄り抽送へと踏み込んでいくことでエロシーンのシークエンスを形成。とは言え、それらはヒロイン側の“計算通り”であることも多く、精神的な優位性をヒロイン側が終始握るケースも目立ちます。
650b41b6.jpg ねっとりとしたフェラチオからの口内射精や、オナニーからのお尻ぶっかけなどを投入して前戯パートに抜き所を設けた上で、抽送パートに突入し、派手な表情変化こそ押さえつつ、身を焼く快楽にくたっと弱った女体と羞恥心や抵抗感が蕩け切った官能の表情を曝け出す痴態を連続させることで、行為への没入感を形成(←参照 短編「ツイオク」より)。
 性器アップ構図や結合部の見せ付け構図など、アタックの強い画作りも意識されていますが、個々の描写に強い攻撃性や淫猥さがあるタイプではあまりなく、行為の進展や台詞・モノローグの文字的表現で徐々に煽情性を積み重ねていくスタイル。悪く言えば、少々地味なタイプでここぞの盛り上がりには欠けるタイプでもあるのですが、流れの良さで魅せるタイプなのは間違いありません。
ヒロインの膣内にたっぷりと白濁液を中出しする様を大ゴマ~1Pフルで描き出しつつ、その後に秘所から白濁液が零れ落ちる様子や深くつながり合いながらキスを交わすシーンなどを追加して余韻を十分に取るフィニッシュシーンとなっており、ここでは迫力を一定程度重視しつつやはり巧さで魅せるスタイルとなっています。

 どちらかと言えば玄人好みするスタイルであり、表面的な派手さや強烈さはない一方で、じっくり読めばその分エロさもシナリオ的な面白みも深まっていくタイプと評したいところ。
個人的には、セーラー服美少女が大人達に抗えずに痴漢行為にはめられていく短編「ハジメテ」と、妖しげな雰囲気とラストの鮮烈な切り返しが見事な短編「マケナイ」が特にお気に入りでございます。

URAN『とろとろくり~むぱい』

MeltingCreamPie.jpgTVアニメ版『戦国コレクション』第14話「Novel Deciders」を観ました。基本的にはゆるやかなエピソードが多い作品ですが、今回は特にまったりとした日常回でしたね。
なんだかんだで仲良しな3人が素敵でした。しかし、ナイスバディなお姉さんが女子高生として生きようとする設定・・・いいと思います!でも、制服着用がなかったのだけは惜しい!!

 さて本日は、URAN先生の『とろとろくり~むぱい』(コアマガジン)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『アネキネコ』(富士美出版)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
もちもち肉感ボディの美女・美少女さん達と織りなすゴージャスな和姦エロが詰まった1冊となっています。

MeltingCreamPie1.jpg 収録作は、容姿端麗で成績優秀な友人の美少女と何かと仲が悪いお嬢様ガールが主人公の少年のことを誘惑してきて!?な連作「スリーピース」前後編(←参照 主人公争奪戦が勃発? 同連作後編より)、および読み切り形式の短編・掌編9作。
フルカラー作品である掌編「色彩戦士カラフリン」(6P)を除き、1話・作当りのページ数は8~30P(平均19P弱)と幅はありつつ、標準をやや下回る程度のボリュームで推移。基本的にエロメインの構築でエロシーンの占める割合がしっかり高く、シナリオパートはその前後をよく整える役割を果たしています。

【甘エロ系からお姉さん誘惑系まで各種取り揃え】
 和姦エロで統一されつつ、作風的には甘さたっぷりの恋愛ストーリーから痴女さん大活躍の艶話まである程度の幅があり、作品の雰囲気は同一系統の中でも割合に様々。
 また、清楚なアイドルがその露出性癖をパートナーと共にどんどん開拓していき、最終的には物凄い“プレイ”を敢行してしまう堕ちモノ系な短編「ネイキッドアイドル」、小さな同族を救うため鬼のお姉さんがその肢体を人間に差し出す凌辱系寄りの短編「鳴いた青鬼」などといったタイプも存在。
しかしながら、話が暗い方向に落ちていくことはほぼなく、前者であれば自分の性癖をやり遂げた解放感が、後者であれば鬼娘が正体を明かしつつ彼女の作戦勝ちを描くことで爽快感が生じており、これらの作品も含めてハッピーエンドへの収束が明確に認められます。
56b8962d.jpg 加えて、いずれの作品においても、ヒロイン側が展開の主導権を握っていることが多く(←参照 従妹の誘惑 短編「理科室の恋人」より)、前述のハッピーエンドも女性キャラクター達にとって恋心や性欲が叶えられるという点での幸福によって占められていると言えます。
ウハウハな三角関係を主人公がエンジョイと思わせて意外な方向へとストーリーが帰結する連作が示す様に、野郎連中はヒロイン達の感情やピュアな性的欲望を引き出す役割以上に存在感はなく、このこともヒロイン達があくまでメインであることを示す要因。
よって、彼女達の快楽欲求で押し通す作品などでは、やや安直さを感じさせるものの、短編作が多いこともあってヒロイン側の描写に集中して話をまとめることは作劇の安定感につながっているとも評し得ます。

【肉感たっぷりのもちもちエロボディな美少女・美女】
 フルカラー作品の掌編「色彩戦士カラフリン」に登場するその名の通り色鮮やかな魔法少女さんや、短編「鳴いた青鬼」の鬼娘(褐色肌と思いきやカラー絵で見ると肌は青色)などファンタジーヒロインも少数投入しつつ、ミドル~ハイティーン級の美少女さんと20代半ば程度と思しきお姉さんタイプとでヒロイン陣の主力を形成。
純真無垢で尽す系の従妹ちゃんや食いしん坊な幼馴染ヒロイン、エロエロ女教師さんや痴女奥様に、美少女アイドル、はたまたバニーガールな美女怪盗など、キャラクター設定が多彩なのは短編中心の構成ならではの魅力でしょう。
MeltingCreamPie3.jpg ボディデザインに関しては、健康的にむちむちとしたボディにこれまた弾力感に優れた柔らか巨乳と桃尻を組み合わせるスタイルでほぼ固定(←参照 ド迫力ポロリ 短編「彼女は常時、発情中」より)。ウェストが適度にしまっていること、乳尻を強調する構図が多いことなどもあって、グラマラスな肢体がよく目立っているのは嬉しいところ。
そこらのストレートなセックスアピールを強固に有しつつ、柔肌のモチモチ感やスベスベ感を打ち出すトーンワークやおぱーいの柔軟な変形の演出、キュートなキャラデザインと調和させつつしっかりと淫らな女性器描写等、細部まで丁寧な描き込みをすることで女体のエロティックさをよく引き出しているのも◎。
 なお、衣装の多彩さもこの作家さんの特色であり、今回もメイド服や学校の制服、バニースーツにエロ水着、和服姿の鬼娘などなどが登場。着衣セックス主体ですが、前述のボリューミィな乳尻は惜しげもなく曝け出してくれるのでご安心。
 コアマガジン以外での掲載作は初出が少々古いですが、今回が5冊目となるキャリアは十分に積まれており、完成度高く安定。太めで丸みの強い描線が生むデフォルメ感が特徴であり、キャッチーなキュートネスが潤沢に詰まった漫画絵柄となっています。

【熱っぽい陶酔感を強調する表情付けが身上】
 シナリオパートは短めに切り詰めてヒロインの魅力を引き出すことに専念している分、エロシーンの尺は十分であり、ヒロインのもちもちボディの存在感もボリューム感の増強に大きく貢献。
 前述した様に作劇の方向性が様々であるため、必然的にエロシチュエーションも多彩であり、恋の甘さで包み込みラブラブHもあれば、痴女さんの誘惑セックス、ダブルヒロインによる主人公奪い合い3Pや合意の上での露出調教プレイなどが投入されています。
 ヒロインの能動性の高さは導入パートから引き続き前戯パートでも目立っており、その柔らかボディを男子側に触れさせつつも、唾液たっぷりのフェラチオや乳圧でち●こを挟み込むパイズリなどで積極的なご奉仕を見せて1回目の白濁液噴出を誘発。
むちむちの太股の間に位置するパイパンま○こはこの段階において、すっかりトロトロに仕上がっており、男性キャラクターの肉棒の出し入れを受け入れつつ、その淫洞のヒダヒダが肉棒に絡みつく様を断面図でも表現。ぬめった水音と淫液の飛沫が散りばめられた結合部見せ付け構図のストレートな煽情性も目立っています。
MeltingCreamPie4.jpg 各体パーツの肉感の強さや性器描写の淫猥さなどをしっかり維持させつつ、この作家さんの演出面での最大の武器は、ヒロインの可愛い・美しい顔がくしゃくしゃに乱れる表情付けと言っても良く、涙や涎、各種の淫液で火照った頬が濡れ、トロンと蕩けた瞳が潤み、力なく開かれた口から漏れる涎などで陶酔感を潤沢に織り込みます(←参照 この細かな液汁描写も特徴的 短編「おばかなじみ」より)。
 1回戦でまとめることもあれば、複数ラウンド制で抜き所を多数設けることもありますが、いずれにしてもエロ展開終盤での強烈なドライブ感で大ゴマの中出しフィニッシュへ誘導するスタイルは強力で、実用性を大きく底上げしています。

 読み口が良く、またヒロインの性格的・エロ的魅力が良く目立つ作品構築が光った上での優良抜きツールとなっています。
個人的には幼馴染の食いしん坊娘がバイト先でのミニチャイナドレスに着替えて~な短編「おばかなじみ」と、青鬼さんの肉感ボディを味わいつくす短編「鳴いた青鬼」が特にお気に入りでございます。

よこやまなおき『ワイフズ』

Wives_20120728231516.jpgTVアニメ版『氷菓』第14話「ワイルド・ファイア」を観ました。お料理対決での千反田さん可愛かったですなぁ。僕も人目のない薄暗い所で千反田さんにお願いされたいです。おっと、涎が・・・
今回、料理部の解説(部長)役で出ていた杉田さんの「私、気になります!」の(たぶんアドリブ)台詞には焼酎吹きました。あと、沢木口さん、結構好きなのですが、あの料理の腕前には愕然でしたわ。

 さて本日は、よこやまなおき先生の『ワイフズ』(マックス)のへたレビューです。前単行本(初単行本)はスルーしてしまったので。当ブログでは今回が発登場となりますね。
ファンタジー要素も織り交ぜた作劇の中で甘い雰囲気たっぷりのラブエロ模様を提供する1冊となっています。

7c1af18d.jpg 収録作は、少子化対策の一環として年収一億円以上の男性に複数の女性を娶ることが許された世界で、それぞれの夫婦生活を満喫する「ワイフズ」シリーズ全3作(←参照 二人の奥さん 「ワイフズ-Wifes-」前編より)+描き下ろしのおまけ後日談8P、および読み切り形式の短編6作。なお、短編「カズン」「メタモル」「ケミカル」にはおまけ漫画(それぞれ1P)が描き下ろされています。
描き下ろしのおまけ漫画を除き、1話・作当りのページ数は18~22P(平均20P)と標準並みのボリュームで安定しています。重過ぎず軽過ぎずの読書感はバランスが良く、またエロシーンのボリューム感もページ数相応の強さが感じられます。

【ファンタジー要素も絡めた穏やかなラブストーリー】
 収録作の方向性に関しては、ドタバタ感の強いラブコメ・エロコメ系統も存在しつつ、若い男女の恋愛ストーリーを程良い濃度の甘さとしっとり感で魅せるスタイルがメイン。
 幼い時の結婚の約束を信じて来日した従妹の女の子との恋愛譚(短編「カズン」)や妹の友達と相思相愛になりつつ実はお兄ちゃんラブな妹も含めて3人で幸せに結ばれるお話(短編「シスフレ」)なども、少女漫画チックなファンタジーさがありますが、その他の作品では色々とファンタジー要素を混ぜた作品が目立ちます。
 小さな時に再会を約束したサンタさんと結ばれる短編「キャロル」や、不思議な飴で女性になってしまった男友達とセックスしてしまうTSモノな短編「メタモル」、主人公の持つ不思議な治癒の能力に頼ろうとする少女の献身を描く短編「カーミラ」などがその好例であり、SF(すこしふしぎ)要素が作劇のファンタジーさの形成に寄与。
もっとも、それらの漫画的ファンタジーはシナリオの中核を担っているわけではなく、あくまでアクセントとして機能しており、作劇の本質はあくまでピュアなラブストーリーにあると評し得ます。
0d0da1c1.jpg 複数の奥さんとエロエロプレイを大満喫しつつ、彼女達を等しく愛して幸福な家庭を築く「ワイフズ」シリーズを含め、セックスをその場のみの快楽を求める行為ではなく、子を為し家庭を築くための行為として位置づける作品が多く(←参照 短編「カーミラ」より)、彼ら彼女らの幸福が末永く続くことをラストで明示しているも特徴であり、幸福なラブストーリーの〆として実に心地良いものがあります。
そこらのテーマ性を前面に押し出すことはなく、基本的にふわりと軽い読み口にまとめているため、両者のマッチングによっては空回り感が出ることもあるものの、エロのゴージャス感や適度なコミカル感などの要素も含めて作劇をまとめる技量は十分に高く、短編作として適切にまとまっていると言えます。

【綺麗なお姉さんタイプの美少女が多数登場】
 年齢不詳のサンタ美少女さんや20代前半のお姉さん達も登場していますが、ヒロイン陣の主力はハイティーン級の美少女さん達であり、若妻さんもいれば普通に学校のクラスメイトもおります。
 「ワイブス」シリーズの様に、ハーレム的なエロのゴージャス感を重視する場合には、キャラ付けを明確にすることもありますが、特定のキャラクター属性を明確化することはあまりなく、会話の中で感情や恋心を丁寧に表出させていくスタイル。
とは言え、旦那様に献身的に尽す若妻トリオや、逆に普段は傲岸不遜な旦那様にお仕置きプレイをして上げる女王様な嫁コンビ、つれない態度のクール系ツンデレや純真無垢の幼馴染など、相応に分かり易いキャラクター描写をある程度意識している分、エロにもシナリオにも没入し易くなっています。
4615377d.jpg ボディデザインに関しては、控えめおっぱいの低身長キャラクターも少数名いるものの、等身高めの華奢なボディに程良い肉感の巨乳&桃尻を組み合わせたタイプで統一(←参照 巨乳メガネっ子礼賛 短編「ケミカル」より)。濃厚な淫猥さや肉感とは縁遠いタイプですが、可憐な美少女といったイメージがぴったりなタイプと言えます。
このため、ロリ的キュートネスを感じさせる女の子も登場している一方で、可愛らしさよりも綺麗さ・美しさを重視したキャラデザインが主流となっています。
 ポプリレーベルの一つの主流である、あざとさたっぷりの萌え絵柄とは異なるタイプで、同レーベルのもう一つの主流である繊細で修飾性の高い少女漫画チックな絵柄は表紙絵と同水準で概ね安定。いちなみに、男性キャラに関しては、これまたいかにも少女漫画的なイケメンさんが揃っていますので、苦手な方もおられるでしょうが、絵柄的にはハマっています。

【美しい肢体と表情を淫らに乱すエロ描写】
 シナリオとエロの量的バランスもよく整っているため、美少女ヒロイン達がキュートでありつつもぐしゃぐしゃに乱れる痴態を十分な尺で鑑賞可能な抜きツール。
 基本的には、ラブストーリーとして正統派の1対1のラブラブHが主流ですが、複数の奥様とのラブラブ複数人Hやダブル女王様のお仕置きプレイ、女体化しての性転換エッチや、野外エッチなど多少特殊なシチュエーションを投入することもあります。
 前戯パートにも相応の分量を割いており、ヒロインの柔らかおっぱいや秘所に丁寧な愛撫を行うと共に、キュートフェイスで肉棒を口に含んで射精に導くサービスも投入することで両者の興奮を十分に高めた上で抽送パートへ突入。
挿入オネダリ台詞と共に秘裂を自ら割り開くヒロインを描いてから突入する抽送パートは、綺麗な表情が涙や涎でぐしゃぐしゃに乱れた官能の表情や、背中を仰け反らせるなど快楽の強烈さや行為の力強さを物語るポージングで魅せており、そこらの濃さやパワフルさが繊細な絵柄といい意味でギャップを形成しています。
Wives4_20120728231514.jpg 複数人ヒロインとのセックス描写で特に印象的なのが、枠線とそれに由来する時間軸を取っ払ってページをフルに活用した上でエロ描写を敷き詰めるスタイル。これは、コマ内に複数のヒロインを同時に投入する技法などで他の作品にも認められ、密度の高い描写を形成しようとする意図が明確です(←参照 別の場面を同一のコマ内に 短編「シスフレ」より)。
 男女とも性器描写の質が高いとは言えないことや、演出上意識的に描線を乱すことなど、エロ作画に関して難点もあるものの、フィニッシュシーンを含めて複数の射精シーンを設けた複数ラウンド制は抜きツールとして頼もしいところ。

 心地良い読書感と安定した実用性のある1冊であり、ファンタジー要素で味付けを変えつつまとまりの良い作品構築で通しています。
個人的には、トリプルヒロインとのハーレムエッチがゴージャスな作画で楽しめる「ワイフズ」シリーズがお気に入りでございます。

行方ふみあき『・・・やって!』

FXXkMePlease.jpg田丸浩史先生の『ラブやん』第17巻(講談社)を読みました。あまり色恋沙汰に縁がなさそうと思っていたデーボ君が熱烈な恋愛を経験する一方で、メイン二人の安定の夫婦っぷりといいましたら。早いトコ結婚しちゃえばいいと思います。
最近あまり活躍していなかった黒白ロリコンビが久しぶりに元気な姿を見せていましたが、二人とも男の好みが結構ズレておりましたなぁ。

 さて本日は、行方ふみあき先生の初単行本『・・・やって!』(一水社)のへたレビューです。初単行本、大変楽しみにしておりました。
多彩なヒロインとシチュエーションで魅せるエロ描写が詰まった1冊となっております。

 収録作はいずれも読み切り形式の短編11作。1作当りのページ数は10~22P(平均16P)と幅はありつつも平均すれば控えめの部類な分量となっています。
シナリオ・エロシーン共にページ数相応の読み応えであり、たっぷり長尺と言い難い一方でコンパクトにまとめた安定感があります。それぞれの趣向において読みのスムーズさがあり、かつ実用的読書にも十分に没入できるのも構成上の美点。

【それぞれの方向性において王道的魅力を有する多彩な作劇】
 作劇の方向性はかなり多彩であり、素直になれない幼馴染の男女の王道ラブコメや賑やかなエロコメ系から、女教師調教エロや旦那の特殊性癖により他の男に抱かれる人妻さんのお話といったダーク&インモラル系までが登場。
とは言え、前者の明るいラブコメ・エロコメ系統が本数的には主力であり、ヒロインのキャラクター性をしっかりと立たせることでシナリオ・エロの魅力を形成しています。
FXXkMePlease1.jpg また、年上の女性と年下の男性のカップリングが多いのも特徴であり、いわゆる“オネショタ”ものも多数投入。このタイプでも、Sなショタボーイが主導権を握って年上美人を籠絡するタイプと(←参照 クール系メガネ女教師がSショタの餌食に! 短編「僕の好きな先生」より)、エロエロお姉さんにショタっ子が優しく翻弄されてしまうタイプが存在しています。
 作品の方向性に関わらず、キャラクター設定に合わせた王道的な展開を取っており、強い新規性や特殊性がない一方で、理解し易く、滑らかな読書感を保ったままヒロインの魅力やエロの熱っぽさを安定して堪能できるのは大きなアドバンテージでしょう。
“漫画をあまり読まなかったし描くことにも興味がなかった”と意外なコメントをあとがきにて記していますが、これが本当であるならば、既存のフォーマットをごく素直に踏襲することで作劇の盤石さを生み出せているのかもしれません。
FXXkMePlease2.jpg 微笑ましい青春ラブコメを中心に、実に甘く優しいハッピーエンドも魅力の一つであり、コミカルなギャグオチを設けつつもエロシーンの後にニヤニヤできる恋愛描写を配置しているのもなかなかに素敵(←参照 またストレートに良い台詞 短編「走れ正直者」より)。これに対して、ダーク系ではじわりと狂気を滲ませるラストシーンを投入しており、描き分けもしっかりしているという印象があります。

【個々にキャラの立った美少女さんとアダルト美女を投入】
 ヒロイン陣は大別してミドル~ハイティーン級の美少女さんと、20代半ば~30歳前後と思しきお姉さん・美熟女さんタイプとで構成されています。
ヒロインの設定が多彩である分、男性キャラクターとの関係性も様々であり、腐れ縁で幼馴染な少年少女、ママさんと息子のショタボーイ、美人先生と初心な教え子、零落した名家のお嬢様と彼女にお仕えする少年、特殊な性癖で結ばれている夫婦などが登場。
 前述した様に、ヒロインのキャラクター性の立たせ方が非常に上手く、ツンデレさんやエロエロママン、クールな性格のお姉さん、真面目な馬鹿正直ガールに暴走乙女、倒錯的な性癖と旦那の愛情の板挟みになる貞淑な人妻さんなど、割合に王道的なキャラクター造形をしつつ、感情表現の良さなどもあって個々にしっかりとした魅力があります。
縦セタでメガネの堅物クール女教師、ベリショートのスポーツ少女、地味な服装と肉感ボディの組み合わせが強力な人妻さん、金髪ウェーブヘアのお嬢様ヒロインなど、多彩なキャラデザイン面でも個々に方向性がはっきり打ち出されているのが○。
FXXkMePlease3.jpg おっぱいサイズには貧乳寄りから巨乳まで幅はあり、肢体全体に柔わらかお肉を十分量まとわせた健康的モチモチボディを中心としつつも細身のスレンダーボディも組み合わせたり、ちんまいロリ系美少女さんも投入したりとこれまた様々(←参照 肉感ボディだけでなく唇の艶っぽさにも注目されたい 短編「勧善懲悪」より)。いずれにしても、柔肌のしっとり感やお肉の柔らかい質感はしっかりと出ており、また妖しく濡れ光るリップや艶やかな黒髪、ほぼ標準搭載の陰毛、愛液に濡れる媚肉や存在を主張する淫核など、個々の体パーツで肢体描写の官能性を高めているのも評価したいポイントです。
 初単行本ということもあって多少のタッチの変遷はありつつ、くっきりとした主線を持ちつつ丁寧に描き込み、華やかさとキャッチーさを併せ持つ絵柄は間違いなく大きな武器。個人的には、けろりん先生の絵柄の方向性に非常に近いと感じます。

【構図・ポージングの上手さと程良い演出の強さで魅せるエロ描写】
 シナリオ回しが安定していることもあり、エロシーンへの導入はスムーズ。このため、たっぷり長尺とは言えませんが、抜きに供するには十分なボリュームを確保しています。
ダーク&インモラル系においても、ラブストーリー系にしても、エロ描写としてしっかりアタックの強さを打ち出しつつ、男女の関係性の進展や変化を台詞のやり取りを介して濡れ場の中にしっかりと盛りこんであり、程良い嗜虐性を打ち出したり、恋愛の幸福感を漂わせたりすることで、エロのエネルギー感を強化しているのは一つの美点でしょう。
 ヒロインのたっぷりバストを指や舌で味わったり、逆にヒロイン達のち○こへのお口ご奉仕を楽しんだりと、ある程度手数を投入する前戯パートにもバランス良く尺を取っており、ヒロインのお口に中出ししたり、顔にかけたりで1回目の抜き所を投入。
 男性側は勿論のこと、ヒロイン側もこの段階でエロスイッチが完全にオンになっていることが多く、淫液に濡れ光る秘所を自ら開帳して挿入を誘ったり、自ら肉棒に跨って挿入したりと、これまた円滑に抽送パートへ移行してパワフルなピストン運動を展開していきます。
FXXkMePlease4.jpg絵柄の由来する艶っぽさや素朴なキュートネスがあるため、エロ作画においてもそれを殺すことないのですが、それでいてしっかりアタックの強いエロ演出・作画を多数投入。脚の指先まで緊張感を持たせた肢体描写は、大股開きなどの露骨なポージングにえげつない煽情性を生んでおり(←参照 指先や脚先の描写の妙 短編「フラグクラッシャー真紀」より)、うるさくならない程度に投入する透過図や擬音や描き文字でのエロ台詞などを絡めて、適度に密度の高いエロ描写を連続させています。
 おねショタ系を中心として、男性の肢体に一定の存在感を持たせたエロ描写がある程度認められ、女体の柔らかさや肢体の密着感の表現に貢献。なお、基本的にはヒロインの痴態とエロティックな各種体パーツをたっぷり魅せる構成なので、男性の肢体描写の連続を好まない諸氏も安心されたし。

 それぞれの方向性において盤石の魅力を有している分、いずれか特定の方向性に統一して欲しい諸氏にはやや減点材料もあるでしょうが、雑食派の諸氏には非常に面白く、また使い易い1冊。おねショタ系を一つの軸にして欲しいですが、是非色んな方向性にチャレンジして欲しい作家さんですね。
いずれの作品も大好きですが、ベリショなスポーツ少女も含めて多数の美少女・美女にエロ的お仕置きを受ける短編「勧善懲悪」と、クールなメガネ美人教師をショタ少年がねっとりエロ調教な短編「僕の好きな先生」が個人的には特にお気に入り。お勧め!
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