2012年01月

伊沢慎壱『母童貞』

MotherDesertsVirgin.jpgTVアニメ版『探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕』第4話「ミルキィホームズの寝相」を観ました。すっかりミルキアンとなって、1期もニコ動の全話パックで視聴しましたが、2期も毎回楽しいですなぁ。
会長に駄目駄目だと叱責される日々ですが、今回のラストも含めてミルキィホームズの4人がちゃんと成長しよう、改善しようと頑張っているのは見ていて嬉しくなりますねぇ。そして、今回シャロがペドい!

 さて本日は、伊沢慎壱先生の『母童貞』(富士美出版)のへたレビューです。先生の前単行本『姉妹いずむ』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
貞操概念ゼロでお届けする肉欲フルスロットルの艶話が詰まった1冊となっています。

MotherDesertsVirgin1.jpg 収録作は、息子が自分の下着でオナニーをしていたことを知ったママさんが息子の性処理を自ら進んで申し出るタイトル連作「母童貞」前後編(←参照 作品冒頭から飛ばしております 同連作前編より)、および読み切り形式の短編9作。
1話・作当りのページ数は全て16Pで固定されており、分量としては多くないのは確かなのですが、シナリオ要素を大胆に省く作品構築を身上としているためエロの満足感は十分にある作品群となっています。

【強烈に即物的なセックス全能主義の揺るがなさ】
 この作家さんの作風を強いて表現するのであれば、非常に強い即物さを以てエロシーンへと急行する前のめりなセックス至上主義を貫徹するタイプ。
そのあまりの貫徹さ故に、いわゆるご都合主義展開ですらご都合主義な“展開”と認識させてくれない過剰なスムーズさを有しており、元々ほとんど分量が割かれないシナリオパートの存在感を更に消してくる徹底ぶりを示します。
MotherDesertsVirgin2.jpg 母子相姦を描きながらも禁忌の一線を越える葛藤などはほとんど描かずに爛れた関係一直線な連作「母童貞」や、別の女性とセックスをしているのをやはり肉体関係にある女性に発見されながら、修羅場が発生せずにそのまま3Pに突入していく短編「美咲の乱入」(←参照 男性が狼狽する一方で)などを筆頭に、濡れ場へのスムーズな導入を阻害する要素は作劇から思い切って排除するスタイルはむしろ清々しさを感じさせる水準と言えます。
 どちらかと言えば、女性視点のシナリオと言え、若さゆえの滾る性欲を持った男性キャラクター達にも相応の存在価値はあるものの、ある意味では彼らを御して性的快楽や男性に対する独占欲を満たしていくヒロイン達の描写が作品の骨格を成していると個人的には感じます。
 エロの終わりが作品の終わりというケースも多く、短編「プレイルーム」の様に登場人物の関係性の変化にしっかりけじめを付けたラストに意外性を感じる程、他の作品群ではエロが全て的作品構築を行っています。
 胡乱な表現となりますが、この作品構築は濃い味の具が入った薄味のスープと評したいところで、具がエロ・スープがお話を指します。薄いスープだけのんでも味気ないし美味しくないですが、濃い味の具(エロ)と組み合わさることで総和としての美味しさを生んでいると言えるでしょう。

【女子高生さんから熟女ママさんまで】

 タイトルから母ヒロインが中心と思われる方もおられるかもしれませんが、この作家さんの各ヒロインはティーン級から熟女さんまで幅広く、今単行本も女子高生級から設定的に30代半ば程度と思しき熟女さんまで登場。
ハイティーンガール達と20代半ば~30代程度の綺麗なお姉さん&熟女達との間にそれ程はっきりした描き分けをするわけではないため、訴求層は広く取っていると言えますが、とは言え年増キャラクターには相応の妖艶なフェロモンを漂わせているのは嬉しいところです。
 細かい感情表現にあまり重きを置かず、漫画チックなキャラ描写にも乏しいため、肉食系女子といった明確なキャラ付けはあまり感じませんが、欲望に忠実な女性陣であることは間違いなく、童貞君の筆下ろしといったエロシチュが多い事も彼女達の積極性を明示し易い一因。
 貧乳寄りの美少女が居たり、熟女キャラクターでは肢体にある程度の“くたびれ感”を添加したりと、多少の振れ幅を示しますが、基本的には十分な柔肉を纏う等身高めボディに並~巨クラスのおっぱいを組み合わせたボディデザインがメインとなっています。
MotherDesertsVirgin3.jpgまた、この割合にオーソドックスではある肢体造形に、アップの構図では乳首の付け根の皺まで丁寧に描く点や、使い込まれた媚肉のビラビラ感を生々しく描いたりもっさりと黒い茂みを生やしたりする股間の描写などの猥雑な体パーツの描写を組み合わせるのはこの作家さんの個性的な魅力であり(←参照 股間をぱっかりなポージングが十八番 短編「初ハメDEお見合い」より)、同時に読者の嗜好によっては最大の忌避要因。
 比較的シンプルでややオールドスクール寄りのアニメ/エロゲー絵柄ではあるものの、ベタやグレースケールなどを丁寧に詰める作画は密度が十分に高く、エロの濃さの形成に寄与。また、絵柄も表紙絵とほぼ完全互換の質で安定しています。

【控えめなエロ演出と猛烈に淫猥なエロ作画の組み合わせ】
 そもそも各エピソードの分量が多くないのですが、前述した様にシナリオ成分を大胆に削ってひたすらエロをこそ見せる作品構築となっているため、複数ラウンド制を無理なくこなす尺を濡れ場にご用意。
 今単行本のエロシチュエーションやプレイに関する特徴として、一人の女性と複数人の男性、もしくは一人の男性と複数の女性とのセックスを描く多人数プレイの頻度が高めなこと、およびアナルセックスの多用が挙げられ、ガツガツとした性器と性器とガチンコ勝負以外にも後ろの穴や上のお口をフル活用する意図が感じられるのは嬉しいところ。
MotherDesertsVirgin4.jpg エロ演出面で激しさをあまり感じさせず、かなり大人しい表情付けと、女体をじっとり濡らす汗やぶっかけられた白濁液で醸し出すシズル感、これまた量は抑え目であり卑語・淫語を含みつつも同時にヒロイン側の落ち着きも示す台詞回し等で、演出面に限って言えば比較的じっくりと煽情性を積み重ねるタイプではあります(←参照 友人のママさんと 短編「土曜日の昼下がりに」より)。
 これに対し、エロの濃厚さを生み出すのは、いい意味でも悪い意味でもえげつなさをたっぷりと込めたエロ作画であり、前述した様な淫臭ムンムンの黒アワビま○こにロングち○こが愛液を撒き散らしながらずぼずぼ出入りする様を股間のアップ構図や結合部見せ付けのポージングで連発させるごり押し感は強烈。大ゴマやコマぶち抜きの威力を有しながら、そういった局所描写の散りばめがエロの密度をグッと高めているとも言えます。
構図やコマ割りに関してかなり固定的であり、単行本通して読むと流石に飽きがくる部分はあり、シンプルな手法論をベースとするが故の弱点ではあるでしょう。また、あくまで画としての凄みがあるタイプで、演出面は前述した通りやや弱めなので、全体的に十二分に濃厚でありつつその落差をネガティブに感じる方もおられるとは思います。
 ヒロインの胸やお腹にぶっかけたり、お口に射精したり、アナルと前穴の両方に中出しを決め込んだりと、射精シーンは一つのエロシーン内に多く用意されており、終盤における大ゴマ~1Pフルの中出し描写を一応のフィニッシュシーンとすることも多いですが、その後もダラけた雰囲気のままセックスが継続されることが多く、快楽曲線の最大値を叩きだすエロシーンの〆としてはやや明確さに欠けるタイプではあります。

 非常によい意味で、いつもの伊沢先生の作品という印象であり、小難しいことを何も考えずに目前の肉感ボディにがっつくのがまず間違いなく正しい読み方でしょう。無論、シナリオ重視派の方には相当不向き。
個人的には、童貞な息子とママさんの禁断セックスを連作前後編に分けてじっくりねっとり、エロプレイも多彩に用意してご提供な連作「母童貞」に愚息がお世話になりました。

紙魚丸『JUNK LAND』

JunkLand.jpg 小畑健先生(原作:大場つぐみ氏)の『バクマン。』第16巻(集英社)を読みました。うーむ、作中に登場するお色気バトルアクション作品「ぱんちらファイト」読みたいですなぁ。
東先生や新井先生にアイディアを提供している黒幕がいるわけですが、その思惑は何なのでしょうかねぇ。エロ漫画も作家の流動性が高い業界ですし、新人とベテランという問題は共通しているなとか感じました。

 さて本日は、紙魚丸先生の初単行本『JUNK LAND』(コアマガジン)のへたレビューです。個人的には大変楽しみにしていた初単行本です。
スレンダー美少女さん達と繰り広げるサバサバとした雰囲気の日常劇&初エッチがユニークな魅力を放つ作品集となっています。

c3e84e27.jpg 収録作は、共に童貞&処女のオタクボーイ&ガールが買い物先の秋葉原にて初エッチにチャレンジな短編「オマエにはアタシがお似合いだ❤」(←参照 サバサバガールがもじもじお願い)+同短編の後日談的フルカラー掌編4P、および読み切り形式の短編8作。
フルカラー掌編を除き、1作当りのページ数は16~24P(平均21P強)と標準的なボリュームで推移。スムーズな読み心地を重視しつつ丁寧に詰め込んだタイプのシナリオとエロと言え、程良く読ませるし抜きの満腹感を生み出すスタイルと評したいところ。

【ある種の“ドライさ”を持ちつつ旨味の滲む作劇】
 単純なカテゴライズが難しい作風ではあるものの、今単行本の収録作を大別すると思春期ボーイズ&ガールズ達のエロにチャレンジ!系日常劇と、凌辱・調教要素を含むダーク寄りの作風。
 とは言え、後者に関しても少年達のお姉さんヒロインへの逆襲であったり(短編「しかえしキッズ」)、調教する/されるの関係ながらなんだかんだで互いを必要としていたり(短編「こちらこそよろしく)と、あまり暗さを感じさせないタイプです。
そういった“救済措置”的な要素よりも、青春ラブエロストーリーとダーク寄りのお話の差異を小さくしている要素は、作劇全般に共通する淡白でサバサバした雰囲気で表層をコーティングしていることであり、エロの進展や人物関係の変化が淡々と進行するのが一種独特。
JunkLand2.jpg いわゆる棚ボタ展開も散見されるものの、その“棚ボタさ”に余計な修飾を施さず、さも当たり前であるかのように読者に対してスッと差し出しており(←参照 エッチな写真取っていいよ♪ 短編「ファインダー越しのキミ」より)、しかしてその思い切りの良さと、登場人物達のロジックと欲望がちぐはぐに絡み合うリアクションの面白さによって、安易な作劇と感じさせないのも非常に面白いところでしょう。
淡々としているという評はあくまで、作品の表皮の部分に関するものであり、ラスト手前まで隠されている恋愛感情の存在や、思春期の登場人物達の性への強い好奇心、欲望が満たされる喜悦などはしっかり織り込まれており、決して漫画チックにそれらを強調することなく、自然に沁み出るに任せているとも評し得るでしょう。
 この敢えて抑揚の変化を抑えてフラットに構成する手法は、例えばF4U先生などの作劇手法に近いものを感じますが、多分に毒を含ませるその方法論に比して、この作家さんの場合は多少のシニカルさは感じさせつつも意外に素直さが感じられると個人的には考えております。

【並乳装備の中肉ボディなJKヒロインズ】
 女性エロ漫画家や女子大生といった男性キャラクターに対して年上である20歳前後~20代半ば程度のお姉さんキャラも少数名投入しつつ、数の上では主人公と同年代である女子高生キャラがヒロイン陣の主力。
 前述した作品の雰囲気を形成するのはヒロイン陣のキャラクター性に由来する部分が大きく、年下の少年を翻弄するお姉さんのドライなユーモアの効いた台詞回しや、真剣な様で何処かズレておりつつそのズレが許容される会話の応酬などが読みのリズムを形成しています。
その意味でユニークなキャラクター造形であるため、ツンデレさんや委員長タイプ等、定番のキャラクター性を望む諸氏にはやや不向き。ただ、全体的に“不器用さ”をキャラ構築に含めることで、親しみやすさを付与しているのは訴求層を広げるのに好適な要素という印象です。
JunkLand3.jpg 黒髪ショートの髪型が多いという、その筋の属性持ち()には嬉しい傾向を持ちつつ、体型的にもスレンダー寄りでありつつ程良い肉感の体幹に、思春期ボディとして年齢相応の並乳が組み合わさるタイプ。なお、メガネの着用率が高めというのもキャラ造形面における特徴の一つでしょう(←参照 短編「酩酊☆フリータイム」より)。
 すぐさま一般誌への進出も可能と思われる健康的かつキャッチーな二次元絵柄は、それ故にエロシーンで艶っぽい演出を重ねるといい意味でのギャップを生じさせており、実用性を地味に強化。初単行本ということもあって、初期作では近作に比べて作画の密度や描線のまとまり方で劣りますが、初単行本としては十分に安定している方と言えます。
 なお、年上お姉さんをそのち○こと無垢な暴力性によって圧倒するショタボーイズも登場していますが、野郎連中の描写に一癖あり、端的に言ってしまうと某斑目チックなキャラがちょこちょこ登場しているのは個人的に(特に明確な理由もなく)好きな要素。

【程良いアグレッションの抽送パートとそこまでのタメの良さ】
 ある意味では登場人物達のエロへの欲求とその実行への踏み込みをシナリオ展開の中軸に据えているスタイルであるため、スムーズにエロシーンへと移行しており、分量的には実用的読書に十分貢献しています。
エロ展開序盤では、導入パートにおける淡々とした雰囲気を主に台詞回し等で引き継いでいるため、陶酔の空間へと一挙に快楽曲線を引き上げて欲しい方には多少不向きかもしれませんが、特に初エッチの描写に関してはこのスロースタートがむしろ効果的。
 男女いずれかがやや一方的にアドバンテージを取るケースもあるものの、双方の性欲が十分に高まり発現され、相手の肢体を求めて精神を高揚させていく流れは後続のピストン運動の描写に対する前段階の“タメ”として機能しています。
JunkLand4.jpg 騎乗位での挿入を描くことが多く、重力によるヒロインの肢体の沈み込みと同時に肉棒が一気に奥まで貫通する描写にはある種の爽快さや頼もしさを伴う勢いがあり、ここからエロの盛り上げを高い加速度で上昇させて、未体験の快楽に困惑と羞恥を覚えつつ、紅潮した表情と切れ切れの嬌声を語るヒロインの痴態を核としてエロ描写を積み重ねます(←参照 短編「勉強するよりバカになる」より)。
一穴二本差しや男性複数名による多人数エッチ、拘束凌辱などの多少アブノーマル寄りのプレイやエロシチュエーションを用いることもあり、メガネ精液舐めの様なフェティッシュな要素を絡めることもありますが、それらはどちらかと言えば脇役であって、性器と性器のガチンコバトルそのものに十分なアグレッションを備えていることが実用面での揺るがぬ魅力でしょう。
 童貞君の挿入と同時の射精などではその“あっけなさ”に面白みを出していますが、いずれにしても射精シーンを複数設ける多回戦仕様を基本としており、フィニッシュシーンはすっかり蕩けた表情を曝け出して絶頂の嬌声を上げるヒロインに中出しする様を1Pフルで描写する盤石の抜き所でエロシーンの幕を引いております。

 淡々としつつも人物描写に魅力を含ませた作劇と、フェチっ気もありつつ訴求層を広く取れる基本を押さえたエロと、作家としての個性と平均的な需要との間に絶妙なバランスを取っている感があり、今後も非常に楽しみな作家さんと感じます。
個人的には、メガネショートのサバサバ娘が初エッチに嬉し恥ずかしチャレンジな短編「オマエにはアタシがお似合いだ❤」と、痴女?なお姉さんを拘束してエロ逆襲な短編「しかえしキッズ」とが特にお気に入りでございます。お勧め!

GEN『牝神たちの壊し方』

WayOfDestroyingGodness.jpgTVアニメ版『Another』第3話「Bone work-骨組-」を観ました。桜木さんの死亡シーンの痛々しさに思わず悲鳴を漏らしてしまいました。
貴重なメガネ巨乳成分を喪失する桜木さんの死は、客観的にはどう見ても不幸な事故なのですが、主人公と見崎さんを包む不穏な空気を考えるとその解釈では済まないことになりそうですな。果たして見崎さんは何者なんでしょうか。

 さて本日は、GEN先生の『牝神たちの壊し方』(キルタイムコミュニケーション)のへたレビューです。1冊目はスルーしてしまったのですが、女軍人モノ好きとしては見逃せない表紙で今回は手に取りました。
それはともかく、気高きヒロインを快楽で堕とすキルタイム系王道のファンタジー凌辱エロが詰まった1冊となっています。

WayOfDestroyingGodness1.jpg 収録作は、妖魔を封印することを生業とする巫女さんがちょっとした隙を付かれて貞操を触手凌辱によって奪われる連作「巫女サマの壊し方」前後編(←参照 触手に捕えられ兵士たちの前で辱められることに 同作前編より)、および独立した短編6作。
1話・作当りのページ数は18~26P(平均21P強)と標準的なボリュームで推移。基本的にはエロ優先の作品構築であり、十分な分量の中でエロシーンの尺を長くとって抜きの信頼性を高めています。

【オーソドックスな戦闘ヒロイン凌辱モノ】
 ファンタジー路線を維持しつつも扱う内容や作劇の方向性に多様性が生じているキルタイム系の作品群ですが、今作に関しては同社伝統の戦闘ヒロイン凌辱エロであり、強い嗜虐性で突っ走るタイプ。
敵国に捕まったお姫様が奴隷の身に貶められたり、美人の潜入捜査官が逆に快楽の虜にさせされてしまったり、退魔の巫女が魔物に敗れて凌辱されてしまったりと、このタイプの作劇としてごくオーソドックスな題材をチョイスしています。
凌辱展開からは凶悪な快楽に支配されて理性の光を失ったヒロイン達の絶望的な姿でしめるバットエンド直行型を基本としており、定番の展開であるが故に、強い面白みこそないにしても読書感が滑らかであることは相応に美点。
WayOfDestroyingGodness2.jpg 話の流れ自体はオーソドックスに固める一方で、ヒロインを如何に追い込むかという点に工夫をしているのは実用性を高める長所となっており、痴態を守るべき人間達に見せ付けたり(←参照 テロリストによって痴態を銀河中に放映される宇宙警察さん 短編「ギャラクシーアヘ顔ポリス アデット」より)、仲間を人質にとって互いにかばい合わせながらも凌辱を重ねたりと、なかなかにえげつない展開をご用意。
 概して力押し的なシナリオが多く、またエロの分量に圧迫されてキャラクター設定の掘り下げなども十分に為されておらず、読みの楽しさはあまり感じられないのですが、嗜虐性を十分に積み重ねており、エロの後方支援としての機能はしっかり果たしています。
 また、アヘ顔が単にエロの演出面に留まらずストーリー展開の(一応)キーファクターになり、アヘ顔のせいでとんでもない事態が生じることが示唆される短編「高貴なる貌」の、妙な方向に突き抜けた作劇などは面白く、ここらのアイディア力を伸ばせば更に面白くなるのではと感じさせられました。

【スレンダー巨乳な戦闘ヒロインズ】
 年齢を示唆する設定や造形要素がないため不明瞭ではありますが、見た目的には20歳前後~20代半ば程度と思しき綺麗なお姉さん達が登場。
 いわゆる戦闘ヒロインとして退魔の巫女や女軍人、魔法剣士に宇宙警察などといったキルタイム系王道のキャラクターを用意しつつ、高貴なお姫様という純正ファンタジーキャラもご用意。
バトル描写はあまり目立たないものの、プライドの高い軍人やお姫様、正義の心に燃える捜査官や剣士といった精神面での強さを明示したヒロインが多く、言うまでもなくその精神を快楽責めによってへし折ることがこのタイプの凌辱エロにおける醍醐味を形成しています。
WayOfDestroyingGodness3.jpg 各ヒロインの体型はスレンダー巨乳タイプで概ね固定されており、むにゅむにゅと柔らかな触感と程良いマッスを持つ巨乳&桃尻とキュッとしまったウェストを装備(←参照 柔らかおっぱい 短編「physical deagnet」より)。加えて、近作になるにつれ、肌のモチモチ感やきめ細かさなどの表現が高まっている感があります。
 なお、軍服や巫女装束などの衣装にも重要性があるキャラクター造形であるため、着衣セックスが標準仕様となっており、局所的にビリビリと布地と引き裂いてその乳尻や太股を曝け出させています。
 絵柄的には大改造という感があり、古めの作品と近作ではかなり絵柄が異なります。全体的に描線やトーンワークの密度を高めつつ、すっきりと整理された絵柄になって現代的なアニメ/エロゲー絵柄のキャッチーネスを獲得した印象で、古めの作品の絵柄が少々ラフで古臭さを感じさせる分、その変化の大きさは印象的になっています。

【飽和感のあるエロ作画・演出のファンタジー凌辱エロ】
 定型的な導入パートをコンパクトにまとめて突入するエロシーンは十分な尺が用意されており、ヒロインの気高き精神としなやかな肢体が強烈な快楽によって蹂躙される様をたっぷり鑑賞可能。
 前述した様なシナリオ面での仕掛けによりヒロインの羞恥心を煽ったり、快楽の連鎖から逃れることを封じたりと嗜虐性を高める工夫を施しつつ、触手等のモンスターややたらと濃い面相の野郎連中やらによるマッシブな凌辱で力押しすることで、硬軟織り交ぜてエロシチュエーションを形成しています。
序盤は何とか抵抗を示しつつも、徐々に与えられ、また変質していく性的快楽にヒロインが屈していき、最終的には色々なものを喪失して快楽の泥沼に沈み込むというエロ展開も王道的であり、使いやすいタイプと評し得ます。
163659d4.jpg このヒロイン側の転落、あるいは変容を強調するために、アヘ顔や白痴系エロ台詞の連呼などの過剰なエロ演出を添加することが特徴であり、導入パートでの凛々しい姿と打って変わっただらしのない表情を曝け出すことで、読み手の嗜虐欲や支配欲を甚く喚起(←参照 高貴なお姫様のアヘ顔 短編「高貴なる貌」より)。
 前穴ファックは勿論のこと、アナル挿入も頻度高く投入しており、ピストン運動をしながらのフェラやキス、時には触手によるニプルファックなどなど、粘膜同士の絡み合いの描写に重点を置いた上でヒロインの肢体全体を有効活用する徹底ぶりなども、ストレートなアグレッションのあるエロ描写として良好な点でしょう。
 古めの作品では、絵柄の性質もあってかやや雑然としたエロ作画になっているケースがあるものの、演出と作画の情報量の多さで煽情性を維持させているのは収録作に共通する点であり、ぶっかけと中出しを混在させる1Pフルのフィニッシュシーンへと十分なタメを作ってから駆けこんでいきます。

 オーソドックスでありつつ絵柄の改善がもたらした魅力は大きく、実用性に安定感が出てきたのは僥倖。キルタイム系伝統のファンタジー凌辱をお求めな諸氏にお勧めです。
個人的には、エピローグの必要以上の壮大さとアヘ顔乱舞の破滅的なエロスに痺れた短編「高貴なる貌」と、非道な女性軍人が見捨てられた部下達の復讐に合う短編「blind shooting」が特にお気に入りでございます。

BENNY'S『おねだりおんなのこ』

GrimmingLadies.jpg塩野干支郎次先生の『BLOOMED IN ACTION』(少年画報社)を読みました。心は歴戦の傭兵(男性)、外見は可憐な少女に大変身な主人公が毎度ハプニングに巻き込まれるというお話。
各エピソードで主人公が着せられちゃうキュートな衣装、回を追うごとに増えていく性転換キャラ達、アクションそっちのけでお馬鹿設定を振り撒くシナリオと、塩野先生のお家芸が楽しめる作品ですな。

 さて本日は、BENNY'S先生の『おねだりおんなのこ』(マックス)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『らぶえろっ娘』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
柔らかお肉がたっぷり詰まった淫猥ボディの美少女さん達との嬉し恥ずかし恋愛エピソード&強烈な陶酔描写で魅せる特濃エロとが詰まった1冊となっております。

GrimmingLadies1.jpg 収録作は、交際相手の彼氏君のことは大好きなんだけどセックスには抵抗感があった女の子が勇気を出して初めてのHにチャレンジな連作「はじめてのふたり」前後編(←参照 同作前編より)、社長令嬢の女の子が秘所見習いの青年と“レディになるための勉強”に励む連作「レディ教育」「予約済み!」、および独立した短編6作。
1話・作当りのページ数は16~24P(平均19P)とコンビニ誌初出としては中の上クラスのボリューム。また、ラブストーリーとしての甘さとエロの濃さが共に強く、ページ数以上に満腹感のある作品群という印象があります。

【ふんわり優しい青春ラブエロ話】
 作劇の方向性に関しては甘い空気感を漂わせるラブストーリーで安定しており、そのシナリオの柔和さは、単行本の帯にある通りに“癒し系”の魅力を備えています。
年上のお姉さんと少年の恋愛模様を描く短編「キャスターの悩み」をやや例外としつつ、連作「はじめてのふたり」を筆頭に同年代の少年少女が恋を叶えてセックスに至る過程を描く作品が多く、登場人物達の“ウブさ”などに微笑ましさがあるのが特長。
a57ad651.jpg エロシーンへの橋渡しの役割も担う抱擁や接吻のシーンに、勿論相応のエロさも漂わせつつ、思春期のボーイズ&ガールズの純な恋心が叶えられた喜びを優しく表現しており、読み手の祝福も心地よく引き出してくれます(←参照 “大好き”の台詞とキス、王道の組み合わせ 連作後編「予約済み!」より)。
後述するように、エロシーンが凶悪なレベルで快楽漬けスタイルを取っているのですが、その前後にふわりと軽やかなリズムと、温かみのある甘さとがあるシナリオを配置することで作品全体の読み口の良さが整えられているとも言えるでしょう。
 この路線で作劇が強固に安定している分、安心感がある一方で新味に乏しい感があったのですが、今回の作品群に関しては、主人公男子の奇妙な嗜好や、本筋に全く関係ない変なモブキャラ(動物キャラ)などが突発的に投入されるなど、ある種の“遊び”としてのコメディ要素が絡められているのは、この作家さんの初期作におけるギャグテイストを思い出させ、個人的にはニヤリとさせられました。
そのコメディ要素の延長線上で、ギャフンオチ的な要素をエンディングに絡めることもあるものの、それらのコメディ要素が作品の魅力の中核であるラブエロストーリーの魅力を邪魔することはなく、良好な読書感を生む仕上がりとなっています。

【肉感たっぷりのエロボディの存在感】
 女子高生さんを主とするヒロイン陣は、しかして年齢層は幅広く、ローティーン級に見えるちっこい女の子から現役のニュースキャスターである20代後半程度と思しきお姉さんまで登場。もっとも、ロリっ子やアダルトお姉さんはごく少数であり、青春モノに相応しい年齢層があくまでメイン。
 ちょっとワガママなロリお嬢様や、素直になれないツンデレタイプの女の子、年下の少年に翻弄されてしまう清楚系お姉さん、少し不器用だけれども真っ直ぐな想いで動く幼馴染さんなどなど、キャッチーな属性を多彩に備えるキャラ造形となっていますが、いずれも保護欲を刺激する描かれ方になっているのが特徴でしょう。
そして、その守ってあげたい願望の鏡像として、“いじめたい願望”をも刺激する女性キャラクター達であるとも言え、時々投入するちょっといじわるでセックスの際にはヒロインを圧倒する男性キャラクターは、そのいじめたい願望の担い手となっています。ただし、ラブエロとしての甘さや幸福感を疎外するようなものではありません。
4682c0ba.jpg お嬢様と秘書の恋を描く連作では、この作家さんが近年描くヒロインとしてはレアな、ちんまいボディにぺたんこお胸のロリっ娘が登場していますが、基本的にはむっちりとした肢体描写を武器としており、特に液体でも詰まっているかの様な柔らかさでたぷんたぷんと揺れる巨~爆乳の存在感は圧倒的です(←参照 短編「ラブレター」より)。
肉感をかなり重視するため、やや読み手の好みを分ける肢体造形と言えますが、おっぱいに負けず劣らずボリューミィなお尻や太股のムチムチ感、そしてむわっと湯気が立ちそうな媚肉とその周囲に濃く茂る陰毛とのコラボレーションが生む淫猥さなども肢体造形面における特徴。
 いかにも女流らしい少女漫画チックな絵柄はキャリア相応に頑健な安定ぶりを示しており、日常パートではコミカルな画作りも織り交ぜつつ、エロシーンでは絵柄の繊細さをそのままに濃厚な色気を絵に充填してくる緩急の付け方は見事と評したいところ。

【濃密なエロ作画と粘り腰のエロ展開が凶悪】
 ページ数はそれ程多くないものの、シナリオワークが安定している故にエロへの導入は非常にスムーズであって、十分な尺でヒロイン達の蕩けっぷりをお届け。
ただ、分量の多寡にそれ程影響を受けないエロの魅力を形成出来る技量のある作家さんであり、執拗な性感帯責めとそれに伴うヒロインの陶酔感の密度が圧倒的なため、エロの満腹感はかなり高く仕上がっています。
 幸せなキスから開始される前戯パートは、ヒロインの乳首やクリトリスといったウィークポイントを指や舌で徹底的に弄り倒す描写をたっぷりと配置しており、この段階でヒロインの理性は崩れて、顔面と股間を液汁でぐっしょりと濡らす様を露呈。
GrimmingLadies4.jpg すっかりほぐれた処女ま○こをくぱぁと開いて挿入すれば、前戯パートで十分に用意が為されていたこともあって、挿入直後から性的快感を急激に引き上げており、更にぐしゃぐしゃになった蕩け顔と、結合部見せ付け構図で子宮口まで押し開かれた淫洞とを曝け出します(←参照 このお尻の存在感と蕩け顔のコンビネーション! 短編「キャスターのお悩み」より)。
ピストンを繰り返しながらも、乳首や淫核を指で刺激し続けることで、ヒロインの肢体を快感で満たし続けるエロ展開は強烈無比で、ヒロインの肢体の存在感と結合部の淫猥さをぎっちり詰め込むエロ作画と組み合わさることでその真価を発揮。
 小さめで多数散りばめられる擬音や喘ぎ声なども絡めてエロ作画の密度を高く維持しており、アクメに悶えるヒロインの膣内にたっぷり白濁液を注ぎ込み、そして隙間から愛液と精液の混ざり合ったものが噴き出してくるフィニッシュシーンまでエロの強力さを一貫させています。

 甘く優しいラブストーリーにふんわりと癒されつつ、特濃のエロスに満腹となる1冊であり、強力な抜きツールをお求めな諸氏には安心してお勧めできる最新刊です。
個人的には、清楚なアダルト美人が少年にメロメロにされちゃう様がSっ気を刺激する短編「キャスターのお悩み」と、ちんまいお嬢様が実に可愛らしい連作「レディ教育」「予約済み!」が特にお気に入りでございます。

命わずか『ちんドル☆マスター』

PenIdolMaster.jpg近木野中哉先生(原作:鎌池和馬氏)の『とある魔術の禁書目録』第9巻(スクウェア・エニックス)を読みました。上条さんの特殊スキル:ラッキースケベを連発で食らうアニェーゼさんが可愛いです、まぁ、次の巻で本性出すでしょうが。
天然お姉さんタイプにしてエロ可愛いオルソラさんが大好きですが、個人的にはシスター・アンジェレネが少しだけとはいえ、登場しており、嬉しい限り。

 さて本日は、命わずか先生の『ちんドル☆マスター』(オークス)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『偽りの彼女』(メディアックス)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
キュートな男の娘アイドル達が無名状態から紅白に出場するまでに成長する波乱万丈なドラマとエキセントリックに疾走するエロとが楽しめる1冊となっています。

e153cc88.jpg 収録作は、太りやすい体質からアイドル業からマネージャーへの転向を命じられた男性が任されたアイドルの卵3人は、実は男の子で!?なタイトル長編「ちんドル☆マスター」全7話(←参照 何故初対面で見せたし 長編第1話「こんなに可愛いアイドルが女の子のハズがない!?」より)。
収録本数が多くない一方、1話当りのページ数は24~30P(平均25P弱)と中の上クラスのボリュームで、単行本としての厚みは標準からそれをやや下回る程度の部類。とは言え、エロもシナリオも中身が非常に濃いため、読後にかなりの満腹感を残してくれる1冊でもあります。

【アイドル達の成長物語として意外に真っ当だが・・・】
 “奇才”のフレーズと共に語られることの多い作家さんであり、ふたなりキャラクターや男の娘を用いてそのち○こが乱舞する特殊空間を作り出し、読み手を翻弄というか、圧倒するスタイルは今単行本でも健在
とは言え、単純に奇妙な展開やプレイを連発させるだけの作品構築ではなく、ストーリーの屋台骨はごく真面目に形成された上で、そこにユニークな展開やぶっ飛んだエロシチュを肉付けすることで、両者が特殊なケミストリーを生じさせるのがこの作家さんの魅力と言えます。
 この傾向は今単行本の長編でも変わっておらず、マネージャーである主人公とそれぞれに悩みや夢のあるアイドル達が協力しながら成長し、スキャンダルやライバルの登場といった数々の苦難を乗り越えながら人気を獲得していくという展開そのものは、アイドルを扱う漫画やゲームなどでも極めてオーソドックスなものと言え、意外にスムーズな読書感が味わえます。
PenIdolMaster2.jpg男の子であることを隠していたアイドル3人組が、アイドルとしてのお仕事に奮闘する内に、自身の全てを打ち明けることを決意し、夢の大舞台でファンに告白して受け入れられ、そしてそれぞれの夢を叶えた喜びを噛みしめる最終盤での描写は(←参照 凄い絵ですが、確かな幸せを実感中 長編第7話「わたしたち、おちんちんアイドル❤ROSE-HIPです!」より)、ドラマとしての盛り上がりが相応にあり、大団円への祝福を呼び込むもの。
 無論、そのしっかりした長編の縦糸からトンデモ展開がバンバン飛び込んでくるのは命わずかワールドとして当然のことであり、やはり男の娘であるライバルキャラとの攻防でち○この存在が観客にばれない様に苦心したり、色々と突拍子もないアイディアでエロイことに励む練習が描かれたり、おまけに主人公まで男の娘になっちゃったりと、最終話まで読み手を全く落ち着かせてくれない流れになっています。
ストーリー全体としての王道的魅力と、それらの特殊な要素のエッジ感とが混在しているため、男の娘というキャラ設定を抜きにしても、クセやアクがあることは確かであり、訴求層が幅広いとはやや言い難いものの、普通のエロ漫画じゃ物足りないという方には是非一読して頂きたい、妙な頼もしさが命わずか先生の作品にはあると考えています。

【ぺたんこお胸とスベスベ桃尻な男の娘達】
 表紙絵を飾る可愛らしい男の娘アイドル3人があくまでメインですが、彼らのライバルとなる事務所の先輩アイドル(♂)さんや、最終話ではすっかり美少女然とした外見に変化した主人公(♂)もエロとシナリオにおいて重要な役回りを担っています。
ナチュラルに女装している子もいれば、抵抗感を感じつつもアイドルとして売り出すために仕方なく女装している子もいますが、そこらの葛藤はあまり描かれることなく、最終的には大っぴらにカミングアウトして大人気になるため、美男子達の女装への羞恥や困惑を楽しみたい諸氏は要留意。なお、主人公も男の娘キャラ化する上に、美女と思っていた社長が実はニューハーフであったりと、女性が一切登場しないコダワリ様を示しています。
 全員ち○こが付いていることを除けば、キャラクター設計的にも実は王道であり、前向きで優しい性格、大きなリボンを付けた一ノ瀬さん、控えめな性格ながら実はエッチなことに興味津々な黒髪ロングの二村さん、ツンツンした性格でちょっとがさつながらも主人公のことが好きな三橋ちゃんそれぞれ、方向性が明確なキャラ立てが為されています。
PenIdolMaster3.jpg ライバルキャラである眼帯少女・四葉ちゃんも含め、ミドルティーン級と思しきアイドル達は、当然のことながらぺたんこお胸の持ち主であり、スベスベとした質感を示すお尻や小ぶりなサイズではありつつもしっかりとその存在を主張するふぐりや仮性包茎の肉棒などで、エロティックさを生み出しています(←参照 男の娘なので挿入は勿論アナルへ 長編第2話「激写!!男の娘アイドルのヒミツの穴」より)。
 また、グラビア撮影やライブステージ、DVD撮影などに合わせて衣装を変化させており、それらの衣装の華やかさでアイドルらしさを出すと同時に、そこからち○こが見え隠れしてしまうスリル感などもエロ・シナリオの両面において重要な要素と言えるでしょう。
 描線の強弱をしっかりコントロールしつつ、適度なデォルメ感と女流作家らしい修飾性の強さを組み合わせた絵柄は、読み手によって好みが分かれるタイプではありますが、キュートネスに寄ったタイプであるため、比較的取っ付きやすいタイプ。中身の絵柄はキャリア相応に安定しており、また表紙絵とも完全互換と言えるので、“ジャケ買い”でも特に問題はありません。

【ち○ことそこから噴き出る白濁液が乱舞する複数人セックス】
 主人公や四葉、ファン達、そして事務所の社長などがエロに絡むことが多いですが、メインとなる3人を同時にエロに絡ませる点は作品間で共通しており、挿入するのもされるのも可能なキャラクターを3人も用意することでエロプレイに自由度の高さを与えています。
PenIdolMaster4.jpgち○ことアナルで男の娘3人が連結するという定番所?もしっかり押さえつつ(←参照 第4話「熱き男の娘アイドルたちの仁義なき闘い!?」より)、トリプル尻コキご奉仕や、3人同時に肉棒擦り付け合い、セルフフェラ、乱交プレイ、アナル・尿道同時挿入などなど、破天荒なプレイが大量に羅列される展開はある種壮観でもあります。
 変態チックな行為に性的快楽を感じ、更にエッチなことへチャレンジしていく男の娘ヒロイン達は、十分な可愛らしさを以て描かれている一方、青筋が表面を走る陰嚢や肉竿の描写はなかなかにえげつなく、読み手の嗜好によって好悪は分かれるでしょうが、両者のギャップが独特の煽情性を生んでいます。
 肉棒を挿入されて押し広げられるお尻の穴の描写を大股開きな結合部見せ付け構図でたっぷりと投入しつつ、アイドル達のキュートフェイスがグシャグシャに乱れ、分量こそ多くないながらも時にエキセントリックなフレーズも飛び出す印象的なエロ台詞を叫ぶ描写などでも快楽曲線の盛り上がりを図っています。
男の子であるのに乳首から謎の液体が噴出したり、たっぷりと白濁液を直腸内に注入されながらも自前のち○こからも噴水の如くビュルビュルと精液を噴射したりと、液汁描写をたっぷりと添加することも特徴の一つであり、そもそも男の娘同士のセックスというアブノーマルな内容に作画・演出面での濃さを被せることで、強い満腹感を形成。
 十分な濃密さを保ったまま突入するフィニッシュシーンは、男の娘ヒロインが口を大きく開いて舌を突き出すアヘ顔を曝け出して絶頂を迎えるアナル中出しフィニッシュで締めており、そこまでの勢いや濃さに負けないインパクトの強さを持つシーンとなっています。

 この作家さんの作品の例に漏れず、キャラクター設定、シナリオ、エロのいずれもが読み手を選ぶタイプであり、万人受けしないのは確か。しかしながら、“変わり種”を提供し続ける決してブレない作風は実に見事であり、ぶっ飛んだ作品を読みたいならば強くお勧めしたい作家さんです。
管理人はショタエロも好きですが、この作品に関して言えば、ショタエロとしての魅力というよりも男女の性別云々と関係なく、漲るエロのエネルギー感に圧倒されたという印象がありますね。
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