2011年11月

澤野明『兄想う故に妹あり』

SisExistsCauseBroThink.jpgTVアニメ『輪るピングドラム』第18話「私の運命の人」を観ました。陽毬の“運命の人”が明かされたわけですが、問題は子供ブロイラーに何故晶馬がいたのでしょう。両親の組織と何か関係があるのでしょうかね?
何より大切な妹の危機にあってすら、知らないと通していた両親とも実は会っていることも明らかにされましたし、高倉家の家族の在り方にはまだまだ疑問が多いですねぇ。そして、それこそがこの作品の本質的なテーマなのかなと思ってます。

 さて本日は、澤野明先生の『兄想う故に妹あり』(富士美出版)のへたレビューです。限定版ということでドラマCDが付録についていますね。また、先生の前単行本『妹と付き合う11の方法』(富士美出版)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
ツヤツヤ&もっちりなエロボディの持ち主な妹さん達と繰り広げるドタバタラブコメディが楽しい1冊となっています。

SisExistsCauseBroThink1.jpg 収録作は、普段は気の優しい性格ながら睡眠時にエロ刺激を与えると(性的な意味で)獅子と化す兄貴と、彼のことが大好きな妹2人とが織りなす長編「柳さん家の三姉妹」全7話(←参照 ひょんなことから家庭内三角関係が勃発!? 同長編第2話より)、およびラブラブな兄妹の日々に新たなお邪魔キャラが闖入な連作「あさぎの日々 SEASON 1.5」前後編。
なお、連作に関しては前々単行本に収録された「あさぎの日々」シリーズのスピンオフというか、幕間劇的な作品であり、同単行本を予め読んでおくと面白みが増すと思われます。
 1話当りのページ数は20~24P(平均22P弱)と標準並みながらコンビニ誌初出としては多めの部類。お話的には軽快な勢いでサクサク読ませるスタイルであり、そこに十分なアタックのあるエロを加えて満足感を出す作品構築となっています。

【コメディの楽しさがよく活きる多人数ヒロイン制ラブコメ】
 コメディ色の強いチアフルなラブコメディを作風の核とする作家さんであり、心優しい兄貴、その妹で長女の暴走系あほ娘な八千代、真面目でクールながらちょっと抜けたところもある次女九十九の織りなす長編作は正にそのカテゴリーの作品。
 兄貴をエロ姉から守るつもりだったのに、その兄貴の暴走でエッチしてしまったことにより家庭内三角関係が形成されかけたり、しかもそのグダグダな状況の中で三人と幼馴染である女の子・かなめも恋路に参入して四角関係になったりと、話をポンポンと動かしてきます。
SisExistsCauseBroThink2.jpgまた、そういった恋愛バトルに愁嘆場的なシリアスさをほとんど介入させず、女の子同士のエロバトルや賑やかな会話の応酬といった描写に対立関係の描写を留めることによって(←参照 かなめちゃんの九十九への精神攻撃!こうか は ばつぐんだ! 長編「柳さん家の三姉妹」第6話より)、ドタバタ感を増しつつ、読書感の重みや停滞感を出さない様に設計されているのが作劇上の美点と言えるでしょう。
睡眠時にエロ覚醒という設定、およびヒロイン達の元気のよい掛け合いを主とするシナリオ描写であるため、主人公の存在が目立ちませんが、自分の立場の無さにしょんぼりしたりする描写があることで読者の親近感を誘いだし、またそういった性格がヒロイン達に愛される所以であるのは巧い主人公の活かし方。
 連作「あさぎの日々 SEASON 1.5」に関しても、新規キャラを投入することでこのシリーズらしいドタバタ感を生み出しており、人数が増えてもシナリオラインをあまり複雑化させず、ラブコメとしてシンプルな楽しさを保ち続けるのも巧者という印象があります。
 基本的にオーソドックスな作りで、ベタではあるのですが、テンポの良い展開の心地よさや多人数ヒロイン制の賑やかさが強い魅力であるため、ベタさ故の退屈さを全く感じさせないと言えます。

【ツヤツヤな柔肌に包まれるぷにぷに巨乳ボディ】
 連作「あさぎの日々 SEASON 1.5」には、新規キャラとして主人公の若い叔母さんが登場して話を引っかき回しますが、その他のヒロインは女子高生級の美少女さん達で統一。
 これまでの作品でもそうですが、単行本タイトル通りに妹ヒロインが多め。登場するのはオーソドックスなお兄ちゃん大好き妹ではありますが、アホ娘だったりクール系であったりと愛情表現がユニークな連中であるため、意外にベタさがないのが面白いところです。
b643f72e.jpg ロリっぽさもある可愛らしい美少女フェイスに対し、女体の描き方は比較的肉感を強めにしており、プニプニとした弾力を感じさせる乳・尻・太股を装備した女体は、コンビニ誌に求められる広い訴求層に対するストレートなエロさを有しています(←参照 姉妹おっぱいの柔らかさ 長編「柳さん家の三姉妹」第7話より)。それでいて、エロさだけが先行せずに、華やかさやキュートネスがしっかり基盤を保っているのも◎。
やや特徴に欠けて物足りなさもあるとは言え、性器描写を中心とする粘膜描写も相応のエロティックさを有しており、柔肌のツヤツヤ感を強調するトーンワークなども合わせて細かい部分まで気を配った肢体描写は実用性を底上げしていると評し得ます。
 いかにもデジタル絵柄的な華やかさで魅せる絵柄は、萌えっぽさも含めて現代的なキュートネスをたっぷり含有する二次元絵柄と言え、適度なデフォルメ感なども魅力。
コメディシーンでは表情を大胆に崩したり、ミニキャラを投入したりと、作画・絵柄に自由闊達さを感じるのも頼もしいところであり、シナリオのコミカルさとエロでのアピール力の強さを担うそれぞれの絵柄に落差を感じさせない調節力を評価したいところです。

【視覚的なアタックの強さをよく意識したエロ作画・演出】
 各話のページ数が十分あることもあって、コンビニ誌初出としてはエロの分量は比較的多い部類に入ります。なお、複数人エッチがあったり、恋敵同士による双頭ディルドープレイがあったりと、多人数ヒロイン制を活かしたエロシチュエーションも目立ちます。
いきなり激しいファックに移行するのでなく、例えば身体の接触やキスシーンなど、エロ展開の導入分を比較的重視するスタイルであり、終始ガツガツとした展開をお求めな方には多少の不満を感じさせる可能性はありつつ、逆に言えば“タメ”に優れたエロシーン構築とも言えます。
フェラや素股など、ヒロイン側の熱心なご奉仕によって前戯シーンの抜き所を形成するパターンもある一方で、乳揉みやクンニなどによってヒロインの性的興奮をじっくり高めて1度目の絶頂に導くことで前戯パートの抜き所を形成というケースもよく目立ちます。
SisExistsCauseBroThink4.jpg また、処女率高めのヒロインの前穴に挿入すれば、エロ演出の強度を一気に高めてピストン描写をアグレッシブに描き出しており、焦点を失った瞳や大きく開けられた口、そこから漏れ出す切れ切れの嬌声といったヒロイン側の痴態は一定の過激性を持っており、視覚的なエロのプレッシャーはなかなかに強力な部類(←参照 挿入の感覚に我を忘れる九十九さん 長編「柳さん家の三姉妹」第1話より)。
その一方で、擬音やエロ台詞はエロ展開終盤を除いて比較的量を抑えた構成であり、絵としての強烈さで押し通そうとする勢いやコマ割りの工夫は認められつつも、やはりもう少し飽和感を高める演出が欲しいかと個人的には感じるところ。
 十分な尺があることもあって、ヒロインの膣内への中出しとそれに伴うアクメフェイスを描き出すフィニッシュシーンに2P見開きを投入するケースも認められ、エロ展開中盤~終盤のパワフルさがラストまできっちり維持されているのも美点と言えるでしょう。

 ドタバタ系ラブコメディとして非常にウェルメイドであり、楽しい読書感と重過ぎも軽過ぎもしないエロの満腹感とで魅せるタイプ。今回で3冊目ですが、作品構築が安定路線に乗りつつ、それが退屈さにつながらないのは大変好ましい点と感じます。
長編作はラストに最終話と打たれていますが、まったりと作品世界を語り続けることに定評がある作家さんなので、兄貴の女装プレイなんかも絡めて続編があったら嬉しいなぁと個人的には思います。妹ラブコメが好きな諸氏にお勧めです。

おおたたけし『Angelic Desire』

AngelicDesire.jpg久保保久先生の『よんでますよ、アザゼルさん』第7巻(講談社)を読みました。必殺技“END OF THE SON”を引っ張りるアザゼルさんの役に立たない感は異常・・・って、もとからそういうキャラでした。
ここのところ天使側の攻勢がありませんが、芥辺さんが新たなグリモアを手に入れたことで悪魔側と天使側のパワーバランスにまた変化があるのではとも感じます。あと、帯に“超絶面白漫画!!”って書いちゃうセンス、嫌いじゃない。

 さて本日は、おおたたけし先生の『Angelic Desire』(キルタイムコミュニケーション)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『ナイショのりとるえくすたしー』(茜新社)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
超絶ハードな触手系凌辱が連射されるエロとその中で紡ぎ出される壮大なファンタジー系ドラマが楽しめる1冊となっています。

93b87858.jpg 収録作は、魔界と天界の双方の勢力が敵対しつつも協定を結んで人間の魂を集めている世界において、どちらにも属さずに天界と魔界を滅ぼさんとする強敵が出現するという設定で激闘が繰り広げられる計17話の長編シリーズ作(←参照 彼の“正体”は終盤に判明 シリーズ第1話「虚空の槍と天使のリアリエル 前編」より)。ただし、「ヘルドクター対魔女っ娘マリナ!」は同一世界の話ですが、長編シリーズ作のシナリオ進行とは直接絡みません。また、巻末には読み切り短編「ウォーナース」を収録。
なお、長編シリーズ作は前々単行本『Succubus Distortion!』(キルタイムコミュニケーション)の「闇夜のマーニャ」シリーズの続きでもある作品であり、特に主要キャラクターである悪魔マーニャと天使リアリエルの関係を知りたい方は該当単行本の読了をお勧めします。
話数が多いものの、1話・作当りのページ数は6~16P(平均11P)とかなり控えめな部類。個々のエピソードとしてはエロもシナリオもかなり小粒になってしまっていますが、単行本単位としてはエロの分量は十二分で、かつシナリオの読み応えもしっかりしています。

【壮大なバトル展開としての熱いドラマ性】
 前々単行本でのマーニャとリアリエルの勝負が痛み分けとなった時点から始まる今回の長編シリーズ作は、その勝負のキャラクター達への影響に意味を持たせながらも天界、魔界、人間界を巻き込んだスケールの大きいバトル展開を繰り広げます。
包帯で体中を覆う異形の天使であるリアリエルの姉・ミラルエルの悲しい過去や、天界と魔界を滅ぼさんとする敵エグザニエルの孤独と苦しみを描き出し、また天界や魔界の思惑をこのバトル展開に絡めることで、ストーリーとしての風呂敷を広げて強い盛り上げを図っているのは◎。
AngelicDesire2.jpg この危機に対して、元々は争っていた悪魔のマーニャと天使のリアリエルが共闘するのも王道の熱さがありますし(←参照 新たなヨロイを得てマーニャさん復活! 長編シリーズ第9話「天使の雫とリアリエル 後編」より)、また、自らを拒絶した世界を滅ぼさんとするエグザニエルと、その孤独の沼から彼を救い出さんとするリアリエルとの間で拒絶と救済の意志がしっかり対比されているのもドラマ性の盛り上げに大きく寄与。
バトル展開に関しても単調さがなく、天界・魔界・人間界それぞれの立場にある複数の登場キャラクターが複雑に絡み合い、ピンチや逆転、援軍といった変化が矢継ぎ早に投入されることで、“見せ場”を切らさずに単行本通してグイグイ読ませる作品構築になっているのも嬉しい点。
 ただし、全体としての構成は優れているのですが、前述の通りに各話がかなり短いため、2~3単位でのエピソード描写を心掛けているとは言っても、流石にコマ切れ感があるのは否めず、もうちょっと個々の話をじっくり描けばストーリーの魅力が更に高まったであろうと考えられるのは勿体ないと感じるところです。
 登場人物達の苦闘や過去の悲しみを描写しつつ、それぞれが信じるものを貫くことで迎えるハッピーエンドは非常に心地よく、激烈なエロとヘビィなお話の読書感を爽やかに纏め上げてくれるのも美点と言えるでしょう。

【ロリ系キャラクターとお姉さんキャラクターのコラボレーション】
 エロに絡む女性キャラクターは多く、名無しの被害者さんも含めれば結構な人数になりますが、メインを張るのは前述のマーニャとリアリエルであり、特に戦いの前線に立つリアリエルさんは今回の被害担当艦。
他にも悪魔の力を借りている魔法少女やかつては美しい天使であったミラルエルなどもエロに参戦しており、短編「ウォーナース」に登場する戦闘衛生兵なども含めてファンタジー色の強いキャラクター設定が基本となっています。
 LOレーベルではロリっ子さんのみでヒロイン陣を構成していますが、こちらではちんまいボディに貧乳を装備のロリ系ボディと、柔らか巨乳をお持ちなお姉さん的お色気ボディとが混在しています。
86f19868.jpgと言っても、エロの趣向的にボディデザインを安定させるタイプではなく、陥没乳首をほじくり出して痛々しく勃起させたり(←参照 触手の特殊な形状もこの作家さんらしいところ シリーズ第4話(?)「ヘルドクター対魔女っ娘マリナ!」より)、両性具有であるため天使はち○こを強制的に生やされたり、悪魔のマーニャさんに激痛を与える聖水を大量注入して擬似ボテ腹化させたりと、女体は様々に変化。
 なお、野郎連中にもしっかり存在感があるのは良く、単純な悪としてではなく、ある種の純粋性を持たされたキャラであるエグザニエルや、ラストシーンで意外な思惑も明らかにされる魔王様のキャラクターはなかなか光っています。
 キルタイムでの前単行本では絵柄の変遷が認められましたが、今回は長編シリーズ作を通してモダンなエロゲー絵柄を安定させており、適度な萌えっぽさや端正さによってヒロイン達の可愛らしさをよく抽出しています。後述するように、エロではこのキュートネスを思いきって崩すのもポイントでしょう。

【激烈に攻撃的なプレイと過激なエロ演出の重火力連射】
 前述した通りに、話のコマ切れ感による各エロシーンの短さは結構大きな懸念材料なのですが、単行本全体としてみればエロの占める割合は十分に高く、またエロシーンを複数話にまたがせるなどしてエロのボリューム感を出そうとしているのは分かります。
 なお、凌辱色が強いのは間違いありませんが、魔力の授受などのために強烈な快楽と射精を要するといった展開もあります。ただし、凌辱・和姦の別なく、激烈な性的快楽によって対象となるキャラクターの脳髄を焼き切るエロ描写となっています。
 膣への挿入も描かれますが、女体の穴という穴を巨悪なフォルムの器具や触手、男性器に蹂躙するのがこの作家さんの持ち味であり、乳首を穿りまくるニプルファックや尿道をこじ開けての挿入、子宮内への挿入や子宮口の露出、アナルのめいっぱいの拡張、耳や鼻の穴から細い触手を入れて脳を直接弄ったりと奇想天外なプレイが重機関銃のような連発されます。また、この拡張された肉穴の描写をたっぷり見せ付けるのも特徴でしょう。
8f3ce360.jpg肉穴を目一杯を押し広げられる苦痛と、妖しげな薬の投入などの補助もあってそれを無理矢理塗り潰す性的快楽は、ヒロイン達の理性を激しく浸食し、苦痛の絶叫を上げながら、白目を剥いたアヘ顔を曝け出し、四肢を封じられているために痙攣しか動きが許されないという快楽地獄絵図を描き出すスタイルは(←参照 ボテ腹化・ニプルファック・クリ触手責め 長編シリーズ第2話 「虚空の槍と天使のリアリエル 中編」より)、さすがエロ漫画界のゴアグラインダー(勝手に命名)。
 非常に嗜虐性が強い雰囲気であり、かつ針を乳首や淫核に刺す薬物注射や、イボが並んだ触手による肉穴の蹂躙など、痛みを想起させる表現が多いのも好みを分ける点でしょう。また、強烈さのレベルがケタ違いである分、個々のエロシーンの尺があまり実用性に響かないのは美点であり、同時に苦手な方を引かせる要素。
 尺とプレイの都合上、射精シーンを備える明確なフィニッシュシーンを形成するのがやや難しいのですが、トドメの如く繰り出される激しい攻めに、痛覚ですらある性的絶頂を覚えて咆哮するヒロインの姿を大ゴマで叩きつけており、有無を言わさぬ迫力でエロシーンを貫いているのは実用性に貢献しています。

 長編作としてなかなかにドラマティックな構成であり、エロの圧倒的な過激性を魅力の核としながらも、ストーリーそのものの魅力も打ち出されていたのは非常に喜ばしいと感じます。
なお、ところどころで出てくる鬼畜兄弟が妙に存在感を発揮していたので、いつかこいつらのスピンオフで凌辱エロをお願いしたいところ。まぁ、二人とも死んじゃいましたけど(笑)

槍水先輩にあ~んってされたい雑記

槍水先輩に「レビューに集中しないのは感心しないな」って怒られたい!どうも、当ブログの管理人・へどばんです。
冷え込みも深まり落ち葉も目立つ11月下旬にもなりますと、もう今年も残り少ないなぁと感じます。むろん、今年ラストを飾る冬コミ3日目には新刊を出しますので、ご期待下さい。内容の詳細はもうちょっとお待ち下さいね。

酒飲みなんですが、こう寒くなってくるとビールはあまり欲しくないし、焼酎お湯割りもめんどいので、室温で美味しいウィスキー水割りorロックをチビチビやっています。普段飲みはジョニーウォーカーブラックラベル12年(いわゆるジョニ黒)か山崎10年あたりですね、手に入り易いですし。

ビール・焼酎と違ってつまみに困る酒ですが、youtubeやニコニコ動画でAMV(anime music video)を観ながらチビチビ飲みのが好きなんですよね。AMVは当然洋楽中心なので、メタルやロック系に当るとニマニマできます。
真面目なAMVもいいですが、当ブログ的にはちょっといや~んな要素のあるお勧め作品をご紹介。

スウェーデンのオルタナ/(リバイバル系の)ガレージロックバンドRoyal Republicのその名も「Underwear」という曲を使ったおぱんちゅAMV。元々、公式のPVのお馬鹿さには定評のあるバンドなので、アニメのお色気シーン大集合な絵でも合いますね。歌詞と映像を合わせる(特にI/We can see an Underwear~♪)、違う作品の同じ構図を重ねるなど、複数作品ごちゃまぜ系AMVの正統派的な魅力があるのも○。


これまたお色気系AMVですが、編集の仕方は見事。例えば0:52のところでキャラクターが水に飛び込んで波が起きる→次の別作品における大波のシーンという繋ぎ方や、1:51のところでキャラクターがジャンプ→すかさず別のアニメのジャンプシーン(共にステージ上での演技という被せ方)なんかは面白いですね。また、水着とラテンポップの合うこと合うこと(歌っているのはスペインの超人気デュオSonia & Selena、ただし既に解散)。

お色気系では少ないですが、メタルミュージックを使ったカッコいい&熱いAMVは結構数があるので、動画投稿サイトで是非探してみて下さいな。いいAMVで酒が美味い!
ではでは~

無有利安『お兄ちゃんとにゃん❤にゃん❤にゃん❤』

NyanNyanWithBro.jpgtenkla先生の『ヨメイロちょいす』最終第6巻(秋田書店)を読みました。概ね予想通りのラストではありますが、そこへの導入の前に一定のシリアス&SF展開があったのは驚きでした。
まぁ、それを除けばいつも通りにヒドイ展開ばかり(誉め言葉)でしたが、いくらでもダラダラ出来る作品であった分、この分量で綺麗にまとめたのは適切な作りであったとも感じます。めでたしめでたしでしたな。

 さて本日は、無有利安先生の『お兄ちゃんとにゃん❤にゃん❤にゃん❤』(茜新社)のへたレビューです。なお、先生の前単行本(初単行本)『モチモチヒメ。』(同社刊)のへたレビューもよろしければ併せてご参照ください。
ロリプニボディのアリスちゃん達との激甘なラブエロ空間に脳髄が浸食される1冊となっています。

NyanNyanWithBro1.jpg 収録作は、他の星からやってきたお姫様だと主張する転校生の女の子と、その主張にただ一人付き合ってくれた男の子のメルヘンチックな恋物語な短編「うそつきアヤちゃん」(←参照 変な女の子と思いきや・・・? 同短編より)+特別描き下ろしの後日談2P、および読み切り短編11作+フルカラーイラスト集3P。
描き下ろし作品を除き、1作当りのページ数は16~24P(平均18P強)とやや控えめな部類のボリューム。非常に居心地が良いタイプの作品構築であり、その中でバランスを崩さない程度にエロの分量を確保するスタイルという印象があります。

【純正ハッピーロリータながら細やかな叙情感も内包】
 基本的なスタイルは、甘さたっぷり&萌えっ気たっぷりのハッピーロリータであり、旧来のコミックRinのテイストを色濃く残すスタイル。
ロリビッチ的な女の子側が話とエロの主導権を握るケースもありますが、それも含めて平穏な雰囲気作りに優れており、青い性欲に衝き動かされる少年やロリコン趣味を持つ青年といった男性キャラクターをピュアな心で優しく受け止めてくれるロリっ子達が登場しています。
彼女達の純粋性に“つけ込む”といった見方もできない訳ではないですが、双方の真っ直ぐな感情が認証され合う幸福感の打ち出し方は優れており、メルヘンチックな雰囲気やファンタジー要素を絡めても決して揺るがない誠実さは魅力的。
 また、読者の脳味噌を甘く優しいロリエロ空間で強烈に侵食して蕩けさせる一方で、ヒロインが抱える心の病や、孤独の悲しみ、変わってしまった女の子に少年が抱く寂しさといった意外にもシリアスな要素を絡めます。
NyanNyanWithBro2.jpgそれでいてシリアスな雰囲気に踏み込むことなく、あくまでハッピーロリータの甘さ・優しさを尊重しており、そういった苦難を幸せな恋愛関係によって解消することでハッピーエンドに落とし込むスタイルが実に素敵(←参照 孤独の解消の喜び 短編「なもとぼく」より)。甘さだけでなく、意外な鮮烈さやドラマ性が内包されているのが見事な点でしょう。
 日常劇を基盤としつつ、そこにメルヘン調であったりふんわりとしたファンタジー要素を加えてもしっくり来るのは、ふんわりとした作劇である故の包容力の高さがあるからと言えるでしょう。

【ロリプニ感溢れるちんまりボディ】
 短編「ぼくのおもちゃ」に登場するアンドロイドさんは年齢不詳ですが、その他のヒロインは小○校高学年をメインに少数の中○生さんが加わる布陣。
とは言え、キャラデザ的には年齢による描き分けをほとんどしておらず、ローティーン級を主体としつつ、ちょいとペドさも感じさせるほどに幼さを強調するスタイルと言えます。
 等身低めのちみっこいロリボディは、フルフラットなお胸に寸胴~イカ腹気味の体幹、短めな四肢、そしてツルツル&1本筋の股間とが組み合わされており、ロリプニ感は非常に濃厚。
NyanNyanWithBro3.jpgまた、お肌のツヤツヤ感に加えて、デフォルメを強く効かせることで丸っこさがアピールされることでヒロインのいたいけなエロキュートネスを強調し、また小動物的に保護欲をかき立てるのも大きな特長です(←参照 魅惑のロリプニボディ 短編「マリちゃんの素敵なおみみ」より)。
 ボディデザインは強く統一されていますが、キャラデザには作品間で差別化が図られており、日焼けボディや修道服、ケモノ耳などの着衣や小道具を活かして見た目の多彩さを設けています。
 久しぶりの単行本ということもあって、描線の濃淡に多少の差異を感じることはありますが、ロリプニテイスト満載の萌え系絵柄は単行本通して安定しており、表紙絵ともほぼ完全互換の安心クオリティとなっています。

【ちんまいボディがトロトロに蕩ける麻薬的エロ描写】
 ほんわかとした雰囲気でエロへとスムーズに移行し、移行した後にエロの濃度を徐々に高めて抜かせるエロ描写へと進展するスタイルであり、多少の量的な物足りなさはありつつも標準量を搭載。
エロシーンの途中に会話シーンが入ったりと、意外にエロ展開の分割構成をすることもありますが、この会話シーンでもロリっ子の可愛らしさや恋愛モノの甘さを高めることで、エロのブリッジを適切に形成しています。
 前戯パートではヒロインのぷにぷにボディを丁寧な愛撫で味わい、未成熟な性器を指やら舌やらですっかりほぐしてから抽送パートへ移行。また、描写量としてはあまり多くないながら、手コキや小さなお口でのフェラによるヒロイン側の性的サービスによって前戯パートの射精シーンを形成することもあります。
ここで十分にヒロインの心と体をほぐしてから、ロリっ子達の処女ま○こに挿入すれば、当初は痛みを感じつつも恋愛エッチの快楽によってメロメロに蕩けていき、焦点の定まらない瞳の表情や言葉にならないショートフレーズの嬌声によって陶酔感を強調。もっとも、男性主人公の台詞がヒロイン側よりも多く、それで状況や快楽を説明させるスタイル。
NyanNyanWithBro4.jpg きつきつの淫洞を肉棒で大きく押し広げられた結合部見せ付け構図を投入しつつ進行するピストン描写を、ヒロインが幸福と快楽の絶頂を迎える中出し(時々外出し)でのフィニッシュを大ゴマ~1Pで描き出すことで締めており(←参照 このハートマーク乱舞のキュートネスとアタックの強さ 短編「天野さんはオンナノコ」より)、前戯パートも含めて抜き所は豊富と言えます。
 羞恥心を覚えるヒロインが枕やクッションをギュッと抱きしめたり、ヒロインの挙動の変化を平行コマで魅せる画面構成を示したりと、作画や演出においてしっかり小技を効かせているのも実用性を高める要素と言えるでしょう。

 ロリエロとしての甘さが明確でかつ実用性も高いという嬉しい1冊ですが、その中に意外に鋭い叙情を塗り込んでくるスタイルに新鮮味があり、単純なハッピーロリータに収まりきらない魅力を備えていると感じます。
個人的には、ラストの鮮烈さとハートウォームさに心打たれた短編「うそつきアヤちゃん」と、クーデレ系ロリっ子さんが実に可愛い短編「もちもち★パンダちゃん」が特にお気に入りでございます。

天太郎『flower』

Flower.jpgTVアニメ版『ベン・トー』第7話「オムっぱい弁当 752kcalとロコもっこり弁当 1100kcal」を観ました。水着回イヤッホー!にもかかわらず弁当バトルがあるのは笑いました。
茶髪の(色々と)ダイナミックな戦闘描写も良かったですが、やはり今回は先輩がエロ可愛かったですねぇ。そして、あせびちゃん、不憫な子・・・自覚が無いのは救いであり、憐れでもありますな。

 さて本日は、天太郎先生の『flower』(コアマガジン)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『レッスンとぅゆ~』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
ハートフルなラブストーリーの描写と汁ダクおっぱい絨毯爆撃な特濃エロが合わさった作品集となっています。

Flower1.jpg 収録作は、主人公とその恋人の女の子、そして恋人のお姉さんとの秘められた三角関係が人語を解し、人の心を見抜く謎のぬいぐるみの出現によって新局面を迎える中編「Three Piece」全4話(←参照 恋人のお姉さんと怪しげなクマさん 同中編第1話より)+描き下ろしのフルカラー番外編4P,バイト先の本屋のお姉さんとウハウハエッチに恋敵の美人さんが乱入な連作「スウィートチャンス」「ビターチャンス」、および読み切り形式の短編3作。
描き下ろしのフルカラー作品は除き、1話・作当りのページ数は12~24P(平均19P強)とコンビニ誌初出としては概ね標準的な分量で推移。シナリオ的に厚みのある中編作と、軽快さを重視した連作・短編群とに分かれますが、どちらもエロの体感的なボリューム感が強いのが持ち味と言えるでしょう。

【快活なラブコメ調とリリカル成分の程良いバランス】
 メガストア系列正道の快活ラブコメディを基盤としつつ、そこにほんのり乙女チックでさえある感情描写を織り交ぜて青春恋愛模様を描く作家さんですが、今回では短編群では前者、中編作では後者がより中心の作劇。
 短編群と連作に関しては、良い意味で性欲真っ盛りな男性主人公達と、それに何だかんだで応えてくれるヒロインさん達との色恋沙汰を描いており、ドタバタ劇としてではありながら、ピュアな恋心や性欲の頼もしさで魅せる作劇となっています。
86532f49.jpg無論、エロ漫画的ご都合主義は相応の強度で発揮されており、これら短編群・連作ではユニークな面白味に乏しいのは確かですが、棚ボタ的な幸福感の明確さと、思春期ラブのドキドキ感が互いに邪魔し合わないのが調節の上手さと評すべき点でしょう(←参照 ドキドキしながら超大胆 短編「二人微妙なチルドレン」より)。
 これに対して、中編作は、妹と主人公の恋路を見守りながら、自身の恋心を押し殺す姉という人物関係が、人の心を見抜き、それぞれの幸福の実現を助力するクマちゃんの登場によって大きく変化するトライアングル・ラブを、一定のシリアスさを含みつつドラマチックに描出。
不思議な力を持つクマちゃんや、お互いの感覚を分け合う姉妹などの設定に依存する部分はあるものの、不必要にギャグに逃げることなく、葛藤する姉妹の衝突と和解を誠実な感情描写によって正面から描き出す作劇上の胆力は実にこの作家さんらしい点と言えます。
とは言え、あまりに真っ正直である分、過度の“クサさ”としてネガティブに感じる方もおられるでしょうし、姉妹の関係性の描写に集中して主人公の意志決定の描写が貧弱であったりと、この話数での構成として勿体ない点が散見されるのも確かです。

【たゆんたゆんと柔らかながらずっしり重い爆乳描写】
 中編作の姉妹を筆頭に女子高生級のヒロインを多めに配置しつつ、20代前半~後半程度のお姉さんキャラも半数弱投入のヒロイン陣。
そもそもあまり年齢層の振れ幅は大きくないですが、年齢による描き分けを大きくは施さない一方、年少組ではほんのりロリっぽい可愛らしさを、年長組には成熟した色香をそれぞれキャラデザインに添加しています。この描き分けは、特にダブルヒロイン制の中編や連作で効果を発揮しています。
Flower3.jpg 中編作ではサブヒロインに貧乳気味のぶりっ子ちゃんが登場していますが、言うまでもなくこの作家さんの描くヒロイン達は皆さんダイナマイツ(死語)な巨~爆乳の持ち主であり、ぞのずっしりとした重量感の強調は業界トップクラス(←参照 いわゆる“当ててんのよ” 状態でも感じるみっちり感 連作後編「ビターチャンス」より)。
お肉がたっぷり詰まった重量感と弾力溢れる質感のおっぱい描写を勿論中核としながら、肢体全体のバランスもある程度整えられており、これまたボリューミィなヒップや、適度に柔肉をまとう体幹&太股などと合わさることで肢体全体のヘビィネスや柔らかさをしっかり前面に打ち出しています。
また、体パーツの細部の描写もエロティックであり、穏やかに自己主張するぷりっと肉厚なセクシーリップや艶やかな黒髪、ストレートな淫猥さのある濡れた粘膜の表現等も女体そのものに由来する実用性を大きく高めています。
 描線の強弱を上手くコントロールしながら密度の高い作画を施すスタイルであり、そこらも含めてアナログ的な不揃い感を勢いや力強さの魅力に昇華できる技量が魅力的な二次元絵柄は健在。今後のデジタル作画への移行も考えておられるようですが、そこらの勢いの良さがどうなるかは個人的に結構心配しているところ。

【迫力溢れるパワフルファックのドライブ感】
 作品によってページ数の多寡はある程度の幅はありますが、短めの作品では速攻エロシーンに突入させ、続きモノではシナリオ展開を進めてから濡れ場へ移行するため、エロの分量は比較的安定。
 概ね標準並みの分量というエロシーンですが、上述したバストを中核とする女体の存在感の強さを武器とする分、その描写が紙面を埋めることによる強烈なプレッシャーがあり、体感的なボリューム感はページ数以上のものがあります。
その意味で大ゴマが非常に映えるタイプのエロ描写であり、無論、全身描写の大ゴマやコマぶち抜き絵を中軸として画面を構築しつつ、局所のアップ構図や断面図、結合部以外での肢体の接触などを表示する小~中コマをぎっちりと詰め込み、読み手の理性をオーバーフローさせることで強いトリップ感を喚起。
Flower4.jpg また、上述した通りに絵の勢いでエロ描写も魅せるタイプであり、各種液汁でぐっしょりと濡れた女体をがっしりホールドしながら男女双方がパワフルに下半身を叩きつけ合うピストン運動の描写にはエネルギー感が漲っています(←参照 中編「Three Piece」第3話より)。反りかえる背やばるんばるんと揺れる“動”の描写を重視しつつ、肢体の重量感を尊重して“静”の描写を織り交ぜる技巧も魅力的。
 エロシーンはシナリオ展開の地続き上にあるものであり、恋愛モノとしての熱っぽさを甘く誠実なラブエロ台詞によっても補強しているのも特徴ですが、例えば白痴系エロ台詞の連呼など、完全にエロ側に寄った台詞回しとはまた異なる魅力があるタイプであることには要留意。
 基本的には2回戦仕様がメインであり、パイズリ(ダブルもあるよ!)やヒロインがオナニーしつつの手コキ奉仕、素股等で前戯パートの抜き所を形成しつつ、前述のパワフルな抽送パートのラストを飾る1Pフルの中出し絶頂フィニッシュで正にトドメの抜き所を形成する盤石のエロ展開も、エロ展開のバリエーションの無さを補って余りある盤石さと評したいところです。

 シナリオワークにもエロ描写にも魅力がしっかり出た最新刊であり、強みとしている部分をよく自覚されておられるなと感じるところ。殊におっぱい描写の迫力と吸引力は常に磨かれている感があります。
個人的には、おっとりメガネ美人の着衣パイズリが眼福な前編、および彼女とツンツンメガネ美人に文字通りに挟まれる後編に股間の銃身が燃え尽きた連作「スウィートチャンス」「ビターチャンス」が特にお気に入り。おっぱい星人の諸兄にお勧め!
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