2011年03月

なるさわ景『熊切さんはデレない』

KumagiriCuteness.jpg椎名軽穂先生の『君に届け』第13巻(集英社)を読みました。爽子が風早君の自宅にお邪魔して、とうとう相互の両親の公認カップルと相成りました。祝福されているカップルですなぁ。
高校生のボーイズ&ガールズにとっての一大イベント、修学旅行が始まったわけですが、爽子以外の面子達にも恋の一波乱が起きそうですが、一体どうなりますやら!

さて本日は、なるさわ景先生の『熊切さんはデレない』(茜新社)のへたレビューです。なお、先生の前単行本(初単行本)『つよカノ』(同社刊)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
キュートな萌え系美少女さん達と繰り広げる甘く平和なラブラブエッチにまったり浸れる作品集となっています。

収録作はいずれも短編で11作。1作当りのページ数は16or20P(平均18P)と、どちらかと言えば控えめのボリュームで推移。
お話的な読み応えも控えめですが、その分エロに量的満足感を高めようとする構成を取っており、スムーズな読書感と十分な実用性が担保されている1冊と言えましょう。

【まったり平和な空気の中でのイージー展開】
前単行本に引き続き、今単行本においてもほのぼのとした雰囲気の中でのラブコメディを作風の基本としており、若い男女の甘ラブ模様を描出。
掲載紙(ビデオボーイ)の関係上か、純真なお嬢様を騙してAV出演→お嬢様エッチに夢中にという短編「お嬢様探訪」は身も蓋もない印象が参考しますが、その他の作品は男女ラブい関係を緩やかに紡いでいく分、読書感は良好に仕上がっています。
KumagiriCuteness1.jpg基本的に、男女のラブラブエッチへとサクサク進行させるシナリオ展開であるため(←参照 スーパー当ててんのよ状態 短編「ミラクル♡スイーツ」より)、お話的な面白みは強くはなく、微笑ましいハッピーエンドへ落着するまで、良くも悪くも読み手の予想範囲内に出ない作劇と言えます。
冒頭展開における少年少女の関係性についての説明が相当ざっくりしたものであり、状況がよく飲み込めないままにエロへと雪崩込んでしまうケースもあるのは、作劇面における難点であって、展開にややノリ切れない感もあるのはそれなりの減点材料でしょう。
萌えエロ系に相当する作風であり、ヒロインのキャラクターを作劇の中核に据える分、キャラ立てに分量的な余裕の無さが感じられるのは残念ですが、上述した様に、キャラクターとシナリオ展開が王道的に組み合わされているため、取っ付きやすさが減少していないのは○。
また、作中での性行為が、双方の恋愛感情に基づき、かつ相互に相手を求め、それが満たされる幸福感が濡れ場も含めて作品全体で表現されているために、その優しい空間に浸れる心地よさは確固として維持されています。

【もちもちとした柔肉をまとう萌え系キュートガールズ】
各作品に登場するヒロインは、ミドル~ハイティーン級の女子高生さんで統一されており、コミックRin作家陣らしく美少女さん揃いの1冊。
KumagiriCuteness2.jpgツンデレ系の妹さんや、ヤンデレ(ヤンキー娘がデレる方)な格闘少女(←参照 ヘアピンもクマさんな熊切さん 短編「熊切さんはデレない」より)、ちょっぴり不思議ちゃんに、ほわほわとした小動物系ガール等、ある程度定番のキャラ属性を持ち込みつつ、属性付けが強固なタイプは少なめ。
この点は評価が割れる可能性のある点であり、テンプレ的な造形が明確な萌え系美少女を望む方と、個々の属性の典型から少しずらして曖昧な部分を残す造形を好む方ならば、後者の諸氏により適したキャラメイキングと考えます。
制服美少女達のキュートウェイスの位置するボディは、もっちりとした質感&重量感を備える巨乳を中心に比較的肉付きのよい健康エロボディであり、エロシーンにおけるじっとりとした汗の描写の添付によって体温感が醸成されやすいのは、エロの熱気感の増強に大きく寄与。
KumagiriCuteness3.jpgセーラー服タイプからブレザータイプまでの狭義の意味での制服はデザインを逐一変更する細やかな配慮を示しつつ、活発な女の子が多いこともあって、ブルマ体操服の登場頻度も比較的高め(←参照 もっさり系ブルマ 短編「クラスチェンジ」より)。無論、エロも着衣エッチが主力となっています。
描線に少々荒さも残存し、ラフな印象があるのは確かですが、適度な萌えっぽさを有する現代的なアニメ/エロゲー絵柄であり、美少女キャラの造形とも相性が良い画風は単行本と通して概ね安定を示しています。

【挿入感の深さを強調するパワフルファック】
上述した通り、シナリオの導入部を必要最小限に切り詰め、エロシーンを実用的読書に用いるのに十分な量を設けると共に、その中で双方の恋愛感情の強さを確認させる構成を取っています。
女装少年ネタやいつも凶暴な熊切さんを拘束エッチといった変化球を交えてくることもありますが、基本的には若い性欲の赴くままにお互いの肢体を求めあうラブラブエッチであり、女性側のリードから始まって男子の反転攻勢、もしくは終始主人公の少年が女の子を完全にリードするエロ展開のいずれかを選択。
これといって特殊なプレイを介在させず、フェラ・パイズリ主体の前戯パートとその後の性器結合の抽送パートとの双方に尺を割り振りつつ、複数の抜き所を設ける標準的な組み立てがメイン。なお、前戯パートをヒロインの愛撫に留めたり、フェラでの射精目前で寸止めして抽送パートに移行したりといった、タメのあるエロ展開を用いているケースもそれなりの頻度で存在しています。
KumagiriCuteness4.jpgオーソドックスなプレイで勝負している分、それらの描写には十分な力強さを練り込めており、フィニッシュシーンを中心として、膣の最奥まで肉棒が侵入していることを示す透過図や断面図を多用することで、ヒロインの肢体への挿入感を強くキープさせる手法は間違いなくエロ面での武器の一つ(←参照 中出し透過図 短編「だいたい30分クッキング」より)。ただし、透過図は肢体の独立性・写実性を損なう要素でもあるため、読み手にとって印象の好悪は分かれると思います。
上述した肢体のもちもちとした肉感を作画によって前面に押し出しつつ、大股開きで結合部を見せ付ける構図を多用しており、迫力豊かな擬音を奏でる秘所の直接的な煽情性で押しまくるスタイルはなかなかにパワフル。
アングル変化の流れや、同時複数視点でのコマの割り方など、エロ作画においてより良く魅せようとする意図が明確であるのは大変頼もしいですが、場合によってはやや雑然と感じる部分もあり、エロの淫猥さを高める役目も担っている作画の荒さのコントロールに多少の課題を残す感はあります。

キャラ造形の妙によるほわほわと柔らかい空気と、パワフルファックはよい塩梅で調和しており、使い心地の良い抜き物件としての完成度はしっかり高いと感じます。魅力的なヒロイン作りが出来ている分、その掘り下げがもう少しあれば、作品の魅力はさらに高まるのではと個人的には感じるところ。
それはともかく、エッチな奔放お姉さんにショタ系ボーイが美味しく頂かれる短編「ミラクル♡スイーツ」とツンツン乱暴娘の熊切さんの中に白濁液を連続発射なタイトル短編「熊切さんはデレない」がお気に入りでございます。

いのまる『Camellia』

Camellia_20110330234748.jpg大和田秀樹先生の『ムダヅモ無き改革』最終第6巻(竹書房)を読みました。帯で、麻生氏が「全政治家が読むべき」と推薦してますが、それは流石に言い過ぎじゃ・・・(汗
パワーインフレしまくりの本作品でしたが、今回でも“神盲牌”が炸裂してからの超破天荒な展開で、理屈抜きで押しまくるスタイルは何だかんだで痛快でしたなぁ。まぁ、新章に続く様ですが。

さて本日は、いのまる先生の『Camellia』(ティーアイネット)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『いたずら専用 華比良生徒会長』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
得意のダーク系調教エロスとハッピーエロコメの両方が楽しめる作品集となっています。

Camellia1.jpg収録作は、監獄内である秘密に関わることになった女囚・ツバキの仮出所を恐れる所長側が彼女への妄執を抱える悪徳刑務官を呼び戻し~な中編「女囚つばき」全4話(←参照 ツバキへの狂気の愛と憎を抱く悪の刑務官・八沼 同中編第3話より)、および読み切り短編4作。
なお、今単行本には前作である長編「華比良生徒会長」の番外編短編が収録されており、時系列的には同長編第7話の回想シーンに相当しています。前単行本を既読である方が、より楽しめる作品であるのは間違いないでしょう。
1話・作当りのページ数は24~42P(平均28P弱)とTI系らしい大ボリューム。ヘビィな展開を示す長編作と、かなりコンパクトにまとまったシナリオの短編群で読書感の質は異なりますが、どちらもエロのボリューム感は強固であることは共通しています。

【緊迫感のある“闘争劇”とお気楽エロコメ】
前単行本、前々単行本の長編作と同様に、“悪役”である調協実行側とそれに対して芯の強さで抵抗する美女との闘争を描く中編「女囚つばき」は、この作家さんの得意とする展開やキャラ造形をこれまで通り十全に活かした作品。
権力を笠として悪行を働く所長、その手先としてツバキに暴行・調教を加える八沼に対し、女囚である彼女自身も“犯罪者”ではありながらも、仁義を守り卑劣な行為に決して屈することなく悪徳への勝利を目指すという展開は、元ネタであろう「女因さそり」の醍醐味をそのまま作劇に練り込んでいる感があります。
割りとあっけなく退場することになる所長はともかくとして、ツバキに対する複雑に歪んだ感情を抱く八沼のキャラクターは強烈であり、終始言葉少なく冷徹な視線で八沼を睨みつけるツバキと、自身の狂気を饒舌に語り、まるで己を鼓舞するかのように激しい行為に溺れていく八沼とのキャラクターの対比も鮮烈。
また、ツバキが決して所長サイドの悪漢達に膝を屈することなく、彼女を征服しようとする男たちの獣欲を逆手にとって、彼らを敗北に追い込むシナリオ運びも秀逸であり、終盤に若干の尻切れトンボ感も覚えますが、調教エロの重苦しさとそこからの逆転の爽快さが十分な“タメ”によって可能となっているとも評せるでしょう。
Camellia2.jpgこの緊迫感のある長編作に対し、短編群は比較的明るい作風が多く、就職先のアイドル事務所で欲求不満な彼女達と(スキャンダルでの失職をかけて)大乱交!な短編「花園∞」などは、エロ漫画的イージーネスの極まった例(←参照 また女性陣の嬉しそうなこと 短編「花園∞」より)。とは言え、思春期の少年少女の一夏の性体験を描く短編「8月31日」は、ノスタルジックな叙情の味わいがある作品で、安易な作劇一辺倒というわけではありません。
1~2冊目の単行本でも数作あったコメディ系作品と同系統の作品であり、単行本としての統一感は微妙ではあるものの、最近はハードな調教凌辱エロが多かった分、ひさしぶりに良いアクセントを味わえると言えるでしょう。

【当代一の黒髪ツリ目クール美女の描き手】
まさにハーレム状態となる短編「花園∞」やお隣の三姉妹が次々と押し掛けてきて4Pに雪崩れ込む短編「おとなり3」の様な多人数ヒロイン制を取る作品と、ヒロイン・ツバキのクールな魅力で一人ヒロイン制を貫き通す中編作が混在。
年齢的にはハイティーン~20代半ばの女性がメインであり、推定10代後半クラスの少女を含め、大人の凛々しい色気が強い、いわゆる“綺麗なお姉さん”タイプの女性キャラが主力となっています。
黒髪ロングのツリ目美女に関しては、現在のエロ漫画業界で一二を争う作家さんであり、中編作のツバキや今巻でも再登場な華比良さんはその好例。また、悪に屈しない女性の強さの表現力に優れており、男性に対して強い意志と軽蔑を示す目の表情は、単に男性読者の嗜虐欲の喚起を果たすだけでなく、彼女達への一種の敬意さえも呼び起こす魅力を備えています。
Camellia3.jpg一部貧乳さんも登場しますが、基本的にはスレンダー巨乳タイプがメインの肢体造形であり、適度な肉感を纏いつつ、しなやかに伸びる体幹にもちもちとした質感の乳房や尻肉が組み合わされる官能的な肢体は実に魅力的(←参照 仰け反るポージングの上手さも肢体描写の特長の一つ 中編第2話より)。
また、セックス中の肢体の動きに合わせて空中を舞う艶やかな黒髪の丁寧な描き込み、美しい肢体全体のバランス感に加わる陰毛の混じる性器描写の直接的な淫猥さなど、実用性増強の基盤を担う女体の描き方の調節の良さは高く評価されるべきポイントでしょう。
ネオ劇画由来の濃さ・重さを継承しつつも、絵柄のベースはモダンな漫画絵柄であり、適度な写実性も備えています。今回が5冊目であり、執筆を切らさない中堅作家さんであるため、単行本を通じての絵柄の安定感も良好です。

【肢体の艶やかさを基軸としつつ迫力豊かなエロ描写】
調教凌辱系の中編作と長編「華比良生徒会長」の番外編がダーク&インモラル系のエロシチュであるのに対し、一部の短編作では上述した通りにウハウハ棚ボタエッチを満喫と趣向が真逆ではありますが、いずれにしても十分な長尺で女性の痴態をたっぷり提供することは同じです。
中編作では、毅然とした態度を貫くツバキを屈服させるために、焦る八沼の調教がエスカレートしていく流れも重要であり、緊縛や拘束によって彼女の肢体の自由を奪いつつ、浣腸や山芋(お察し下さい)などの小道具を用いて精神的な屈辱を与える責めなども絡めて来ます。加えて、異物挿入や三角木馬、スパンキング、首絞め等、肉体的に激しい責めも頻繁に絡めます。
強烈な快楽に肢体を苛まれながらも、男性に対して媚びや甘えを示さないことに価値があるツバキのキャラクター性である故に、トロトロの蕩け顔や白痴系の説明エロ台詞を彼女に期待するのは大きな誤りであり、むしろ“暴走”する男性達のどこか焦燥した攻撃的な台詞によってサディスティックな雰囲気を形成していると感じます。
Camellia4.jpgその一方で、ヒロイン達に性の快楽を語らせる上手さを他の作品ではしっかり示しており、ツンとしたヒロイン達が余裕のない台詞回しを奏でながら、紅潮した頬と焦点のぼやけた瞳を軸とする陶酔の表情を浮かべ、肢体を艶めかしくくねらせる痴態は非常にエロティック(←参照 華比良会長、雌伏の屈服時期 短編「華比良生徒会長<番外編>」より)。
愛液を潤滑する淫裂が太い肉棒を咥え込む結合部をがっつり見せ付ける構図を十分量投入しつつ、煽情性構築の中核であるしなやかな肢体も同時にたっぷり見せ付けており、乳尻の存在感を強調する構図や特に上半身の身悶えの動き、乳揺れなどのインパクトのある演出などで、躍動感のあるエロ作画を常に維持しています。
TI名物の2P見開きでのド迫力フィニッシュは中出し・外出しが混交しており、男性または女性の絶叫で双方の絶頂を明示。ただ、例外的な作りのフィニッシュも多く、大ゴマ程度に留めたり、エロ最高潮と必ずしも一致しなかったりなケースも存在。また、精液に関して大量に描くタイプではないため、ぶっかけエロとしてのこってり感はあまりありません。

シナリオの方向性のバラつきや、中編作におけるツバキというキャラの魅力の掘り下げに少々物足りなさがある点等、多少ネガティブと感じる部分がないわけではないものの、この作家さんの作画・作劇、そしてキャラ造形における魅力が十全に出ている最新刊であり、ファンとして真に嬉しい1冊。
登場人物のキャラの好対照さが実に素晴らしい中編作が最愛ですが、綺麗なお姉さんにお風呂場にて囲まれるウハウハHな短編「花園∞」も真に眼福でございます。

五十嵐電マ『セレカノ』

CelebritySteady.jpgいけ先生の『ねこむすめ道草日記』第5巻(徳間書店)を読みました。メリーさんと塵塚怪王のコンビが良いキャラでしたなぁ。きっと再登場するのではと思ってます。
番外編が(性的な意味で)まことに眼福なのでございますが、それはともかく、百合とは思ってましたが、コックリさんが素敵に変態なことが判明しました(語弊のある表記

さて本日は、五十嵐電マ先生の初単行本『セレカノ』(若生出版)のへたレビューです。むふぅ、乳尻太股のいずれの肉感も強調された表紙絵でよろしいですな!
作品世界を自由闊達に動き回るわがままガールズとのエッチが楽しめる作品集となっています。

CelebritySteady1.jpg収録作は、祖父の遺志を引き継いで執事として奉公に上がったお屋敷のお嬢様はエッチで我儘なお嬢様で~な中編「セレ・カノ」全5話+幕間劇の第2.5話(←参照 お嬢様の専用執事に 同中編第1話より)、好きな女の子を何とか我が者にと百合っ娘が奮闘な連作「泳ごオナ」前後編、アイディア女子高生が経営する新興企業に入社した男性を描く連作「コキつかってください」前後編、および読み切り短編1作。
1話・作当りのページ数は、8~24P(平均18P弱) とコンビニ誌初出としては標準的なボリューム。軽快に紡がれるシナリオに、適度な濃厚さのエロを絡ませて読書感の良さと実用性を両立させることで、オーソドックスな良さを生じさせている作品群という印象です。

【ヒロイン主導型のラブコメ・エロコメ】
作風的には、ドタバタ風味を加えたラブコメディ・エロコメディであり、明るく楽しい雰囲気でサクサクと濡れ場に向かって進行していきます。
後述するように、恋にエッチにワガママな女の子の登場頻度が高いため、ヒロインによるシナリオの主導が非常に明瞭であって、いわゆる棚ボタ展開を作劇の中心にしています。
ある男子への好意を隠している女の子と、その女の子のことが大好きな百合娘が登場する連作「泳ごオナ」では、この百合娘の愛故の微笑ましい姦計がメインで意中の男子に関してはあまり存在感がないなど、基本的に流されっぱなしの傾向にある男性連中に存在感がない作品も半数を占めます。このことは、お気楽感の醸成には利する一方、恋愛描写の甘さや青春ドラマの魅力の形成を妨げてはいます。
CelebritySteady2.jpgしかしながら、セレブなお嬢様の“ワガママ”に対し、その裏にある彼女の寂しさに気付き、お嬢様に対する献身と真摯な愛情を忘れなかった中編「セレ・カノ」は主人公の少年に、特に終盤展開において、愛する者としての存在感があることで(←参照 “お嬢様”でなく“お前っ”という呼称に注目 同中編第4話より)、二人の恋愛模様に魅力が増していたのは◎。
同時に、琴葉お嬢様のキャラクターが、冒頭ではツンツンした冷たい女の子であったにも関わらず、この主人公と共に生活を過ごしていく中で、彼女の素の側面が様々に顕れてゆくという流れも良好。
この中編作では終盤手前で投入した“お邪魔キャラ”のシナリオ上の有効性が微妙であったり、他の連作に置いてもやや投げっ放し気味のラストなどは、個人的に減点材料であるものの、登場人物間の多様なコミュニケーションをシナリオ面の魅力に昇華できていると評しえます。

【エッチ大好きなスレンダー巨乳ガールズ】
短編「いれて巫女っ★」に登場の村一番の美人巫女さんは20歳前後程度と推察されますが、その他のヒロインは中編作のお嬢様も含めて女子高生さんで統一。
中編作のワガママお嬢様(オナニー大好きっ娘)に、連作「泳ごオナ」の暴走百合娘、連作「コキつかってください」エログッズ開発に着手する企業家女子高生さんなど、エロ面に関して非常に積極的な女性キャラが多く、この点で男性をグイグイ引っ張ってゆくタイプ。
二つの連作では、この様な“ガツガツした”キャラだけでなく、ちょっと引っ込み思案な大人しい娘さんも同時に投入して、キャラ性のコントラストを付けるケースもありますが、そんな彼女達もまたエロへの積極性を隠し持っているため、エロでも全員ひっくるめてお盛んな有り様に。
CelebritySteady3.jpg一部並乳キャラも登場しますが、表紙絵通りにもちもちと柔らかい質感の巨~爆乳の持ち主が多く、キュッとしまたウェストとこれまた肉感豊かな桃尻との組み合わせなスレンダー巨乳スタイルは幅広い層に訴求できるエロボディ(←参照 見よ、このロケットおっぱい 短編「いれて巫女っ★」より)。
表紙絵ではえらく大粒ニップルですが、作中では必ずしもそうではなく、肢体全体のバランス感と同様に乳首や性器といった各種の局所描写は、濃過ぎも薄過ぎもしない中庸の淫靡さで推移しています(胡乱な表現ですが)。
キャッチーなアニメ/エロゲー絵柄をベースとしつつも、思春期ガールを描くのに好適な健康的な色香やオサレ感も適量含まれた絵柄であり、一般向け作品への進出も容易なのではと感じる水準。ただし、初単行本ということもあって、小ゴマや引きの構図を中心に絵柄に不安定感が多少あることのは確かでしょう。

【ヒロインのキュートネスを維持しつつパワフルファック】
恋愛要素の強弱は作品間で幅がありますが、互いの欲望や狙いが共に満たされるセックス描写は十分量のハピネスを提供してくれており、分量的にも標準並みの尺を有しています。
性行為そのもの関しては、フェラやパイズリ主体の前戯パートと、前穴挿入の抽送パートというごくオーソドックスなエロ展開となっており、殊更特殊なプレイこそありませんが、両パートに対して十分なボリューム感のあるページ配分が為されているのは○。
また、行為自体には変化が多くない一方で、エロの趣向にはある程度の多彩さが認められ、隠れながらの羞恥系プレイや青姦、少女同士の百合的行為も絡めつつの3Pセックス等々、それぞれに異なる面白みのある状況を設定しているので、単行本通して飽きが来ないのも嬉しい点です。
CelebritySteady4.jpg作画面に関しては、小~中コマ主体でページにギュッと視覚情報を詰め込むことで描写の密度を上げるタイプという印象ですが、エロ展開の終盤等、ここぞという場面では大ゴマを用いてヒロインの痴態をたっぷりと見せ付けてきます(←参照 手前のガラスに肢体が押しつけられる構図 中編第2話より)。
画面中に散らすのでなく、音の発生源の近傍に擬音を集中させており、むしろ乳揺れや効果線などによって肢体の動きの躍動感を示すエロ作画となっています。また、アヘ顔的な過激性を避ける表情付けは、絵柄の性質を考えれば正解と感じる部分で、過剰なエロ演出を避けてヒロインのキュートネスを維持している傾向にあります。
ただし、ハートマーク付きで連呼されるエロ台詞などで示される様に、互いに下半身を動かすパワフルなファックであるのは間違いなく、膣内に威勢よく白濁液を注ぎ込む中出しフィニッシュを多回戦仕様の締めとして大ゴマ~1Pフルで描いています。

作劇・作画共に細かい部分で改善の余地はありますが、ヒロインの楽しいキャラ性で作品をグイグイと牽引できるコンストラクションは非常に良好であり、初単行本ながらその魅力に信頼感を感じるところ。
個人的には、執事の主人公とワガママお嬢様二人のキャラクターが互いに魅力を高めあっていた中編「セレ・カノ」がエロ・シナリオ共に最愛でございます。

香月りお『幼姫夜話』

FairytaleForLittlePrincess.jpgあらゐけいいち先生の『日常』第6巻通常版(角川書店)を読みました。ほのぼのな表紙絵ですが、帯を取るとえらく険呑な自転車になっております(笑
とうとう明らかになった囲碁サッカーですが、こ、これは凄い!ワケ分からん的な意味で!あと、泉先生がものっそいキュートほわほわお姉ちゃんで眼福でございます。


さて本日は、香月りお先生の『幼姫夜話』(オークス)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『催眠術で彼女を淫らにする方法』(同社刊)のへたレビュー等も併せてご参照下さい。
おとぎ話をベースにしたファンタジー世界の中でキュートな美少女さんとのセックスをアグレッシブに描き出す作品集となっています。

FairytaleForLittlePrincess1.jpg収録作は、魔女の呪いから解放され茨の森の中から救い出されたお姫様は何故か再び睡眠を取ることなくしかも激しく淫乱で~という幕開けの中編「眠れぬ森の美少女」全5話(←参照 王子様におねだり 同作第1話より)、および王子様に探し出されたシンデレラは実はおこちゃまで~な短編「灰かぶり姫の結婚生活」。
1話・作当りのページ数は24~48P!(平均29P弱)と、個々のエピソードが強いボリュームを誇ります。アレンジの面白さも伴って適度に読み応えのあるストーリーであり、大ボリュームを活かしてエロの量的満足感も高くなるよう設計されています。

【童話を元ネタにという発想を活かしきる力量】
3年前の単行本『アリスのひめごと』(オークス)では、「不思議の国のアリス」をモチーフにしていましたが、今回はグリム童話である「茨姫」と「灰かぶり姫」を題材としたエロティックファンタジーを描いています。
題材的に、ファンシーな萌え系作品との相性が良く、実際に短編「灰かぶり姫の結婚生活」はその路線になっていますが、凌辱系統の作品も得意とする作家さんであって中編作にはそのテイストを絡めています。
中編作において眠り姫を救出する王子様が、性癖的に相当駄目な御仁であり、呪いの眠りの中にあったお姫様を睡姦してしまったことが、彼女の淫乱化の原因であり、本人がそれに振り回されてエロ方面で暴走というのが何とも王子様の駄目っぷりを表現しています。
FairytaleForLittlePrincess2.jpgお姫さまを満足させるために拘束調教やらモンスター化やらと相当無茶をやらかしますが、それでも純粋な姫の慈悲がこの王子を愛情故に許すと共に、彼女の呪いの源泉であり、同時にこの騒動を収めることにも尽力する魔女にも許しを与えてハッピーエンドという流れは(←参照 はずみ車の呪いをかけた魔女へ 中編第5話より)、童話という元ネタの優しさの魅力を削がないシナリオワークと言えるでしょう。
中編、短編共に元ネタの続きの話ではありますが、元ネタの作品から各種ギミックを踏襲しつつ、オリジナル要素を加えているのも作劇上の美点であり、前々単行本『真説 猟奇の檻 第2章』(同社刊)で魅せたコミカライズの巧さを今回でも発揮しています。
また、前述した様にどす黒い欲望とか、人間の駄目さが介入したりというのは、一種の手癖とも言えるのかもしれませんが、ハッピーエンドや適度な範囲での因果応報、性描写における苦痛描写の回避等によって、重苦しさを生成させない配慮も訴求層を広げる上で正しい選択でしょう。

【天真爛漫な美少女プリンセスコンビ】
中編作、短編作共にロー~ミドルティーン級のリトルプリンセスがヒロインであり、童話の主人公らしく純真無垢な少女として描かれます。
1冊の単行本で計2名しかヒロインが登場しないという陣容であるため、女性キャラの多様性を求める諸兄には不向きであるのは確かであります。とは言え、元ネタの要素を取り込みしつつも、キュートなお姫様達の魅力をよく抽出している分、作品を牽引する役割をよく果たせてはいます。
FairytaleForLittlePrincess3.jpg二人とも基本的には貧~並乳のちんまいロリボディの持ち主ではありますが(←参照 肋骨フェチ歓喜の貧弱ボディ 短編「灰かぶり姫の結婚生活」より)、ファンタジー作品であることもあって魔法や薬品等によるグラマラスボディ化や爆乳化などによる肢体の変形が投入されており、一キャラで二度美味しい設計。
ロリ系の体型設計にはなっていますが、比較的等身高めに設計しており、肉付きの乏しい肢体や細い四肢を割合にすらっと描くことで、ロリプニ的な柔らかさよりも少女の肢体としての生々しさがある程度先行している感があるのは面白い点。でも、大人化したり巨乳化したりしますと、柔肉の肉感や重量感が逆に先行しており、その対比はなかなか鮮やか。
初期(といっても10数年前)の絵柄から少女漫画的なテイストを残存させつつ、そこに劇画チックな濃さや萌え系絵柄のキュートネスが混交する絵柄は一種独特であり、淫猥さと可愛らしさを両立させるこの作家さんの強い武器。とは言え、それらの要素が完全に調和するのでなく、それぞれ自己主張する傾向にあるため、多少のクセがあるタイプとも評し得るでしょう。
なお、色々な意味で“駄目な男性”を描くのが上手い作家さんであり、中編作の王子様の矮小さや汚さ等を強調する際には、イケメンフェイスを醜く歪ませるなどの恒例の表現を用いており、多少好みを分ける要素でもありましょう。

【ファンタジー色を活かした多彩なエロシチュエーション】

24~28P主体の各エピソードにおけるエロシーンは十二分な量であり、また48Pという異例の大ボリュームである中編第3話では濡れ場を2回に分けてそれぞれに十分な尺を設ける等、エロの量的満足感は強固。
上述した通りに不穏当なエロシチュがあった場合でも、苦痛描写を抑えてあくまで快楽至上主義が貫かれていますが、童話というものに(特に現代において)宿る“聖性”に守られたヒロイン達を性的快楽によってよがり狂わせるという趣向そのものに強い嗜虐性があるとも言えるでしょう。
FairytaleForLittlePrincess4.jpg短編作では、大人ボディへの変身という要素を投入しつつもラブラブエッチに終始しているのに対し、中編作では通常のセックスに加えて睡姦に異種姦、触手凌辱、拘束調教(←参照 魔法のお薬で巨乳化&母乳噴出 中編第4話より)などなど、ファンタジー作品の利を活かしたエロシチュの多様さがあるのも売りの一つとなっています。
涙や涎を潤沢に分泌する陶酔の表情を徹底させつつ、状況を説明させるエロ台詞にはヒロイン側の快感に対する切迫感がよく表れており、描かれる性行為が尋常ならざるものを改めて意識させる強烈なエロ演出を施しています。
結合部を見せ付ける構図を比較的多用する一方で、断面図や性器のドアップコマといった局所に絞ったエロ作画はむしろ抑え気味であり、快楽に翻弄される少女の肢体と表情こそをたっぷり見せ付けるスタイルを貫いているのも一つの特徴でしょう。
ヒロイン側の絶頂シーンを多数配置することによって抜き所の数を多く設けると共に、ページ数の多さを活かして大ゴマでのダイナミックな描写が多いのも嬉しいところですが、フィニッシュシーンは大ゴマ~2P見開きと比較的幅があり、シナリオ展開の要請上、必ずしも中出し等の射精と絡ませるわけではないのには要留意。

ここ最近得意としてきた催眠ネタが少々マンネリ化し、前単行本のホラー的な短編群があまりに暗く淀んでいた分、こういったファンタジー作品の良さが改めて引き立っている感が個人的にはあって、両作品とも楽しめました。
どちらかを選ぶのは非常に悩ましいのですが、ちんまいシンデレラの素の姿は実にキュートで、王子様もそれを受け入れるラストが微笑ましい短編「灰かぶり姫の結婚生活」に個人的には軍配を上げたい所存。

和六里ハル『さんかくかん』

TriangleRelation.jpg今更ですが、水沢悦子先生(原作:久住昌之氏)の『花のズボラ飯』(秋田書店)を読みました。どう、見てもこの絵柄はうさk・・ゲフンゲフン。主人公のグータラ主婦・花さん可愛いですね。
ご飯を食べて美味しいという味覚が絶頂に達する時の表情が妙にエロイのが面白いところ。あと、サッポロ一番塩ラーメンの野菜炒め乗せは本当にガチで美味いですよね~。

さて本日は、和六里ハル先生の『さんかくかん』(コアマガジン)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『新婚姉妹』(同社刊)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
天然気味の優しい性格と柔肉たっぷりのもちもちボディをお持ちのキュートお姉さん達と熱々ハードファックが楽しめる作品集となっています。

TriangleRelation1.jpg収録作は、告白受理のタイミングのミスで三角関係が大混乱な中編「さんかくかん」全3話(←参照 お姉ちゃん嫉妬のあまり暴走 同中編第1話より)、および読み切り短編7作。
1話・作当りのページ数は16~26P(平均20P強)と中の下クラスのボリュームで推移。ふわふわと緩い空気感が持ち味である分、読み応えには乏しいですが、濃厚なエロも含めた上で居心地の良さがある作品群と言えましょう。

【平和な雰囲気の中での恋愛ドタバタ模様】
主人公が別の女の子を好きだと勘違いしてお姉ちゃんが暴走する内に、件の女の子とも主人公が接近して話がこんがらがるというドタバタラブコメディである上記中編作を含め、基本的には明るく優しいラブエロ系が主体。
気弱なお姉ちゃんのスキに付け込んでS気味の弟君が近親相姦を迫る短編「濡れ姉」こそ、嗜虐性の強いダーク寄りの作劇ではありますが、その他の作品は少年もしくは女性側の真っ直ぐな恋心が相手に伝わることでラブラブエッチに進展するという平和な展開を示します。
TriangleRelation2.jpg特にコンビニ誌のホットミルクに移行後の作品で顕著なのですが、この積極性を女性側に付与して話を進める場合には、フルスロットルで据え膳展開となっており(←参照 友母さんの誘惑(はあと 短編「ガマンできない!」より)、悪く言えばイージーさが明瞭ではあります。
とは言え、その点はラブコメ的な楽しさの形成要因としてしっかり活きているのが生命線であり、中編作に代表される様にキャラの言動の微笑ましさ・面白可笑しさでテンポ良く話を進展させるスタイルはお手の物と言えましょう。
中編の三角関係や、短編「乳の恋人」の不倫?関係等、不穏当な方向へと転がっても不思議ではない要素を絡ませた場合でも、オチはコミカルor微笑ましいハッピーエンドであり、読後のまったりとした心地よさも魅力と言えるでしょう。
なお、話の動かし方そのものよりも、後述するように多彩なキャラクターの個々の魅力に依存する作劇であるため、特定のキャラ造形にこだわりがある場合には評価が割れる可能性があることは書き添えておきます。

【ふわっと柔らかい絵柄で魅せるお姉さんキャラ達】
各作品に登場する女性キャラの陣容は、大別してミドル~ハイティーン級の制服美少女さん達と、20代前半~30代半ばのアダルト美人さん達。
人数的には、友達のお母さん、父親の再婚相手候補?なお姉さん、女子大生クラスのお姉ちゃんなどを擁する後者のカテゴリーが主力であり、主人公の男性(少年)に対して年上であるお姉さんキャラが多いのも特徴でしょう。
中編作のキーキャラクターであるふみ姉を筆頭に、穏やかで優しい性格なれど恋心や性欲故に“暴走”してしまうお姉さんキャラが多く、いわゆるアホ娘的な性質を備えているのはこの作家さんらしいキャラ造形の特性。
TriangleRelation3.jpg短編「こっち向いて」のちんまい小動物系ガールや中編作の吉井さん(ソバカス眼鏡キャラ!)など、肉付きの弱い貧乳ロリタイプのキャラも少数登場しますが、基本はむちむちの柔肉を豊富に備える肉感バディの女性がメイン(←参照 この下半身のムチムチ感! 短編「怒り妻」より)。
乳輪・乳首共に控えめサイズなゴム鞠巨乳~爆乳の存在感を強調しつつ、同時に強烈な重量感を誇るヒップもまた、後背位などの構図でその存在感を強調しており、その柔らか&温かな肢体に包まれる幸福感を醸成しています。
初出時期の幅、およびキャラ属性の幅があるため、絵柄の統一感が強固とは言い難いものの、ふわっと柔らかい描線を持ち味とする絵柄は少女向け絵柄のキュートネスにエロ漫画的に要請される色香を充填させた上で安定しており、この絵柄単体でオリジナリティのある魅力を形成させています。

【シナリオの雰囲気を維持しつつ熱々パワフルハードファック】
導入パートで形成されたラブい雰囲気、もしくはコミカルな雰囲気をエロシーンでも維持させており、共に熱っぽい描写によって十分量の濡れ場の質的満足感を高めています。
イチャツキ合いや女性器に対する愛撫といった前戯パートにもある程度の分量を割いていますが、実用性構築の主軸はピストン運動のシーンに質・量共に据えられており、ガツガツと腰を叩きつけ合うハードファックを展開。
上述した女性の肢体肉感を前面に押し出すエロ作画・エロ演出となっており、動きと重力の作用によって柔らかく変形する乳房や、ピストン運動のためにがっちりホールドされる大振りヒップ等のストレートな煽情性は十二分に強烈なアドバンテージでしょう。
TriangleRelation4.jpgまた、年上としての“余裕”の喪失を表現する官能の表情や(←参照 短編「父の恋人」より)、抽送パートの作画に絡めさせる断面図・透過図、および肉厚な女性器描写を活かした結合部見せ付け構図等の的確な視覚的演出によってエロの熱っぽさを増強。
男女双方に語らせるタイプのエロ台詞の回し方ですが、決して大量に流し込むタイプではなく、ラブい空気を創出する甘い会話とここぞでのエロの盛り上がりを図るシーンでの描き文字絶叫に絞って用いており、ある意味でエロの雰囲気を損なわないタイプでしょう。
一部ゴム付き挿入も存在しますが、基本的には陰毛茂る股間の秘所に生で挿入して子宮内にたっぷりと白濁液を注ぎ込むフィニッシュに持ち込んでおり、パワー溢れるエロの締めとして真に好適。

読み口柔らかくかつエロはがっつりという美味しいエロ漫画作品であり、コアマガ的な訴求層の広さを存分に発揮しつつこの作家さんらしい柔和さがよく発揮されているという印象です。
個人的には積極アタックの巨乳お姉さんと貧乳そばかすメガネっ子に挟まれる中編「さんかくかん」と、ヤンキー系若奥様がデレまくる短編「怒り妻」がエロ・シナリオ両面でお気に入りでございます。
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