2010年08月

Noise『ももいろノイズ』

PinkNoise.jpg大和田秀樹先生の『機動戦士ガンダムさん』第6巻(角川書店)を読みました。なんか、今回単行本の半分ぐらいがガンダムはじめて物語de,
基本の四コマがほとんど無いんですが・・・。
まぁ、これはこれで面白いしですし、制作進行の草刈さんが大層キュートなのでよろしいかと。あと、非実在原作者な矢立肇がキャラ化された上に、素敵にイヤな奴なんですが、いいですかね、コレ?(笑

さて本日は、Noise先生の『ももいろノイズ』(茜新社)のへたレビューです。なお、先生の前単行本(初単行本)『Loliplex!』(同社刊)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
エッチ大好きで愛らしいロリータ少女達との平和で穏やかなラブエロ模様が楽しめる作品集となっています。

PinkNoise1.jpg収録作は、委員長選挙で相手を出し抜こうとクラスメイトや担任へのエロサービスを競い合うロリっ娘2名な連作「Election!」「2nd Election!」(←参照 クラスの男子の票集め 連作前編「Election!」より)、および独立した短編10作。
フルカラー作品である短編「夏休み」および「Election!」(共に8P)を除き、1作当りのページ数は14~24P(平均18P弱)と書店売り誌としては標準を下回るボリューム。どちらかと言えばエロメインの作りであり、あさっりとしたストーリーテリングも含めて軽めの読書感でまとまっています。

【エロに興味津々なロリっ子との日常劇】
作風に関しては、それぞれユニークなキャラ立てを為されたキュートガールズの魅力を核としたラブコメ・エロコメ作品群がメイン。
LO編集部の某編集氏の擬人化キャラであるSちゃんが転校先でいじめをしかけてきた男女トリオを、そのふたなりち○こ&ま○こで返り討ちにして足腰立たなくなるまで蹂躙する短編「となりのSさん」のみ凌辱系ではありますが、あくまで楽屋ネタとしての楽しさが上回っています。とは言え、LOの熱心な読者層以外にはおいてけぼりを喰らわせる要素なので評価は多少分かれるでしょう。
PinkNoise2.jpgトンデモな理由でおこちゃまボディにアンチエイジングしてしまったママンや不老の人外美少女といった例外もおりますが、思春期真っ盛りで性に対する興味まんまんな少年少女が登場する日常劇が基本であり、彼ら彼女らのピュアな性欲が物語を牽引しています(←参照 彼氏君が堅物で 短編「とある弟の彼女のお話」より)。
なお、嬉し恥ずかしなラブラブ初エッチといった作品もある一方で(短編「ステレオタイプ」など)、恋愛感情の描写は希薄な作品が多く、幼い欲望が駆動する作劇としての微笑ましさがある一方で、恋愛モノとしての幸福感や充足感はかなり弱め。また、状況の説明を冗長なモノローグや台詞回しに依存し過ぎるテンポの悪さも一定の減点材料。
加えて、フェードアウト気味のオチも含めて、ヤマなし・オチなし的な作劇になっており、悪く言えば前単行本に比して作劇のぬるさに拍車がかかった感もあります。とは言え、この平和で楽しい世界にゆったり浸かるには好適な作品構築であるのも確かです。
この手のまったりとした雰囲気の作品は、コメディにしてもシリアスにしてもエッジの効いた作風が目立つLO本誌で読む際には一服の善き清涼剤となる一方で、単行本単位として読むには少々しんどさも個人的にはありました。

【フルフラットさんからお手頃サイズなおっぱいさんまで】
登場するヒロインは小○校高学年~中学生クラスのローティーン達であり、上述した年増&年齢不詳組も体型的にはロリっ娘として描かれているのでご安心を。
寝顔はエンジェルなのに起きている時は超不機嫌フェイスな妹ちゃん(短編「ももいろ寝息」)や、溢れ出る恋心と変態性欲がノンストップな女の子(短編「Blind Love!」)など、個々にユニークで楽しいキャラ造形が為されているのは今単行本の強みでしょう。
PinkNoise3.jpg体型描写にはキャラによってバラつきが認められ、低等身ボディでぺたんこお胸なロリ色の強い女の子から、比較的等身高めび体幹にぷるぷると震える小ぶりな膨らみが備わる思春期真っ盛りなタイプまで登場しています(←参照 なかなかの膨らみなおっぱい 連作後編「2nd Election!」より)。
いわゆるロリプニ的な柔らかい質感は乏しいタイプであり、肉付きの弱い肢体の凹凸を表現するかすかな陰影の表現には妙に生々しい背徳感があります。
その意味において、キャッチーな可愛らしさの中にある生々しさや泥臭さで官能性を生み出す絵柄であるので、表紙絵の様な如何にもな萌え系絵柄を期待して本を開くとがっかりする可能性があるので相当の注意が必要です。初出時期が集中している割には、絵柄のバラつきも大きく、キャラ造形や絵の質感が安定しないのは最大の難点。
邪推すれば、前単行本の表紙絵が中身の絵柄の良さを上手く伝えきれていなかった感があるので、今単行本の表紙は近作のキャッチーな絵柄で敢えてプッシュしたのではと考えているのですが、流石にこれはちょっと・・・という後味の悪さはあります。

【ヒロインのスベスベボディを徐々に快楽で染めてゆくエロ展開】
良くも悪くもルーズな作劇である分、濡れ場への進行は軽快であり、個々の作品のボリュームはあまり多くない一方で、エロシーンの量的満足感は平均水準をクリア。
睡姦やアナル弄りなどの絡め手を投じるケースもありますが、基本的に性器同士のがちんこ勝負でひたすらに押しまくるエロ展開であり、男女双方が互いの快楽を高めあいながら絶頂へと昇り詰めていく様をエネルギッシュに描出していきます。
その一方で、エロの組み立て方は前戯→抽送→フィニッシュという定石を敢えて踏襲しない作品が多く、まずはピストン運動で中出ししてからお掃除フェラを強要したり、フェラの後から再挿入につなげたりと、エロシーンの各パートの連結の仕方には程良い工夫がなされています。
d5d5d5de.jpg瞳や口を大きく開いて歓喜の嬌声を上げる割合にアタックの強い表情づくりなどもしていますが、ヒロインの可愛らしさを常に殺さない様に攻撃性が調整されているのも好印象であり、またヒロイン側のいじらしい台詞回しなども読み手の保護欲を征服欲を同時に刺激(←参照 短編「Birthday Party」より)。
陰唇や淫洞の襞もあまり発達していない未成熟な秘所の描写は質が高いものの、あくまでヒロインの美しく輝く肢体をこそ見せる作劇であるため、性器描写の量を求めることは避けるべきでしょう。
ハートマーク付きの絶叫系から説明系エロ台詞まで、ヒロインのキャラ性によって異なるエロワードを叫びつつ、膣内に白濁液をたっぷり出されれば、結合部から吹き出したそれが白いお腹も染めてゆくフィニッシュとなっており、抽送パートの“タメ”が比較的長い分、抜き所としてパワフルになっています。

作劇・肢体描写・エロ演出などの面において、これといって特異な部分は多くなく、レビュアー泣かせではありますが、それぞれLOの方法論の平均値を上手く捉えている感があり、読みの安心感にもつながっていると言えるでしょう。
2冊目にして絵柄の安定化にはまだ苦労されている様なのがちょっと頼りない部分ではありますが、作品の発表ペースはLO作家陣の中では優等生組なので、今後もバリバリ描き続けてレベルアップを図って頂ければいいなと思います。

T.K-1『Fの誘惑』

TemptationOfF.jpgよしながふみ先生の『大奥』第6巻(白泉社)を読みました。ストーリーも勿論非常に面白いのですが、一番最後のページの綱吉と吉保の老女の着物姿にぞっとする様な艶がありますなぁ。
しかし、綱吉の将軍としての、また女性としての生涯、胸に沁み入る巻でしたなぁ。その綱吉も家宣も亡くなり、いよいよ第1巻吉宗の登場が近くなっており、また大奥のドロドロした部分が出るであろう江島生島事件もどう描かれるか楽しみです。

さて本日は、T.K-1先生の『Fの誘惑』(茜新社)のへたレビューです。あぁ、この如何にも漫画ファンタジーっぽい武者衣装とか褐色肌忍者とか大好物に過ぎます。
特大サイズのふたなりち○こが林立する乱交エロと明るく楽しいファンタジー世界が楽しめる1冊となっています。

7da328dc.jpg収録作は、冒険家のフタナリお嬢様と彼女に使える褐色肌フタナリな蛮族娘とフタナリメイド軍団があっちこっちで大乱交な連作「秘島乱交記」「手禁で射って!」+おまけ掌編「触手の日」(←参照 皆で精液溜め中 「手禁で射って!」より)、および独立した短編13作。
なお、ストーリー的な連関は強くないものの、同一世界観を共有していると思しき作品群が前単行本『ふた姫』(同社刊)にありますので、前巻の読了はある程度ですが推奨。
1話・作当りのページ数は12~18P(平均15P強)とボリューム感は弱めですが、収録本数が多いこともあって単行本としての厚みは十二分にあります。また、小粒で楽しい作品をポンポンと読んでいくテンポの良さも魅力と言えるでしょう。

【カラッと明るい快楽至上主義と心地よいファンタジー空間】
まずは、今単行本は股間から胸部までにょっきり伸びる特大サイズな肉棒をお持ちのフタナリガールズが大活躍な作品群と、ショタ美少年たちが明るく、而して妖しく絡みあうショタエロ作品群(4作)で構成されており、普通の男女の交合は皆無であることは要注意。
妖しげなお薬や魔法によって少女をフタナリ化することもあるものの、フタナリガールズ達が当り前に存在する世界を描いており、その肉体の特異性を気にすることなく、快活に性の快楽を享受している姿が何ともほのぼのとしています。また、性愛に関して背徳的な暗さを充填しないのはショタエロの作品にも共通しています。
7033161d.jpgフタナリ美少女のちょっと甘酸っぱいガールズラブといった日常劇もちょこちょこと登場しつつ(←参照 なお、下の方でもキスしてます 短編「お姉さまはミルクがお好き」より)、剣と魔法と機械文明がごっちゃ煮になった様なファンタジー世界を舞台とすることが多めです。
決して世界観がきっちり詰められているわけではないものの、それらに特徴的なメカや武具といったガジェットを豊富に詰め込み、現実離れしながらも不思議に居心地がよさそうな空間を創出するスタイルは、どこか90年代半ばのエロ漫画的。例えば、道満晴明先生やA-10先生、(エロ漫画家ではないが)速水螺旋人先生の描くファンタジー世界に近いと言えましょうか。
魔法であったり変な儀式であったり、キャラの特殊能力であったりと、そういったファンタジー世界由来のギミックをエロに有効利用しており、とにかく目前の快楽をピュアに楽しもうというアッパーな雰囲気が何より魅力的です。
加えて、エロも含めた登場人物達のドタバタコメディにゆる~いオチを加えて終わらせる作劇も、まったりと心地よく、これといって読後の余韻を残さないことがむしろ軽快な読書感を生み出しているとも評せるでしょう。

【ファンタジー要素強いキュートフタナリガールズ&ショタ軍団】
前述した通り、フタナリ作品とショタ作品のみで構成される単行本ですが、前者はフタナリガールズのみ、後者はショタっ子のみが登場して両者が相見えることはありません。
ローティーン主体のショタっ子に対して、フタナリさん達の年齢層としてはローティーン級から成人女性なお姉さんまで幅広めであり、強いて言えばハイティーン級と思しき美少女が多いのですが、年齢不詳な人外美少女も多数出演。というか、キャラの年齢設定など、途中からかなりどうでもよくなります。
TemptationOfF3.jpg甲冑や刀剣を持つ戦闘美少女や放埓たる淫魔といったファンタジー世界の住人も多く、表紙絵の衣装に示される様に西洋風と和風が入り混じった服装は如何にも漫画チックなファンタジー要素で楽しいところ。また、褐色肌娘の登場頻度が高いのも特長となっています(←参照 褐色肌淫魔さん 短編「ふたなり先生は吸われてます」より)。あと、褌も登場頻度高め。
年齢層にも合わせて、ちっぱいさんから爆乳さんまでおっぱいサイズは幅広いですが、乳房のサイズを問わずにその先端には肉厚の大粒乳首が備わっており、超ド級サイズのち○こと併せて自己主張の激しい局所描写となっています。
なお、お持ちの嗜好によってはかなりの忌避要因になる可能性がありますが、ヒロイン達の締まったスレンダーボディは筋肉質であり、腹筋・背筋がしっかりと描かれていることや、キャラによってはあばら骨が浮き出ていることも特徴です。きゅっとしまったお尻も含め、肢体全体のふっくらとした感じはほぼ排除されているので、ムチムチ好きは要回避でしょう。
褐色肌や髪の毛を除いてトーンワークを排したシンプルな漫画絵柄は、シンプルであるが故に広い層に足して訴求できる可愛らしさ・美しさがあるタイプ。多少のラフさはありますが、そこらの荒さも含めてむしろオサレ系として珍重されそうな感さえあります。ただし、キャラ造形面の唯一の弱点と言えますが、この作家さんにキャラの描き分けを期待するのは×。

【巨大フタナリち○こを挿れたり挿れられたり挟んだり挟まれたり】
前述した通りに各作品のページ数は多くないものの、カラッと明るい快楽至上主義で作品を貫いていることもあって、冒頭から即座にエロへと流れ込むことも多く、またエロの内容も特濃ですので、質的・量的な満足感は共に高め。
ショタエロに関しては、まだ幼い少年の肢体を愛撫し、竿を弄りつつキツキツの菊門をやはりショタち○こで攻め立てる、ごく普通のエロ展開を示していますが、ふたなりエロに関しては乱交模様と奇抜な各種プレイを組み合わせたユニークな状況を連続的に叩きつけてきます。
両性具有であるため、挿入するのもされるのも可能なフタナリさん達ですが、その肉棒のあまりのサイズ故にセルフフェラやセルフパイズリも可能であり、また挿入されつつも自分のち○こを相手にパイズリさせたり、アメフラシの交尾よろしく複数人が性器結合で数珠つなぎになったりと、もう皆さんやりたい放題。
TemptationOfF4.jpgエロメカや触手、果ては2本のち○こをお持ちのフタ神様などのギミックを登場させて、ただでさえ賑やかな乱交セックスを更に突飛な状況へと押し上げていく、何と言いましょうか、いい意味でどんちゃん騒ぎを楽しむ感覚は非常に楽しい要素です(←参照 フタ神様。なお今回修正ばかりで申し訳ない 連作前編「秘島乱交記」より)。
決して大量に描き込むタイプではないですが、しなやかな筋肉質ボディの表面をじっとりと濡らす汗やフタナリち○こから撒き散らされる白濁液など、肢体のシズル感がエロシーンにおいて強く高められているのも美点の一つ。
パイズリ、フェラ、肉棒擦りつけ合い、フタナリま○こにアナルと正に全身の性感帯を駆使してお互いに射精しまくる多回戦仕様の締めは、登場した全フタナリさんがハートマーク付きエロ台詞を絶叫しつつ、がっつり中出し&ぶっかけを相互にキメるパワフルなシーンとなっております。

割合に特殊な物件であるのは間違いないのですが、描かれるファンタジー世界の心地よさやエロの強烈なドライブ感が非常に魅力的であり、フタナリ・ショタだからと言って安易に避けるのは大変勿体ないと思います。レビュアーとして、雑食派な諸氏には是非ともお勧めしたい1冊でございます。
個人的には、フタナリ褐色肌な住人達が行うエロエロ儀式を描く連作前編「秘島乱交記」と吸精鬼のお嬢と褐色肌蛮族娘のエロエロ宴な短編「ふたグルメ」、そして美少年剣士とショタ師匠のエロエロ授業な短編「セクハラ先生さん」が特にお気に入りでございます。

エレクトさわる『PANDRA』

Pandra.jpgうはっ、今日気付いたんですが、皆大好き萌え系ミリタリー雑誌「MC☆あくしず」の公式ブログで当ブログを紹介頂いていました。このムックを創刊号から買ってる僕には過ぎたるご褒美。
速水螺旋人先生のイラスト集の関係で紹介頂けたというのも嬉しいところです。しかし、ということは、シャルちゃん&ゼナちゃんコンビもこのブログを!?はぁはぁ(←駄目人間

  さて本日は、エレクトさわる先生の『PANDRA』(キルタイムコミュニケーション)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『せめ❤ちち』(茜新社)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
奥行きのある世界観に支えられたダークファンタジーの醍醐味とこってり濃厚な汁ダクエロを満喫できる1冊となっています。

Pandra1.jpg  収録作は、魔法学園に眠るとされる秘宝“パンドラの箱”を求めて現れた白髪の美少女が、鍵となる人物を襲って支配し、秘宝を封じた迷宮へと至らんとするタイトル長編第1話~第7話(以下続刊;←参照 生徒会長を襲撃 同長編第1話「浸食開始」より)、および短編「淫術の館 Zero」。
この短編作は『淫術の館』(キルタイムコミュニケーション)に収録された同名の中編の前日談であり、また長編作ともストーリーの関連性があるため、本作を楽しむ上では該当単行本の読了を強くお勧めします。
  単行本宣伝用であった(と記憶している)短編作は10Pに留まりますが、長編各話は22~26P(平均24P)としっかりとしたボリューム。肉感ボディのヒロインが白濁液塗れになりながら快楽に咽ぶエロの存在感が強烈ですが、作劇についても適度な重厚感のあるドラマに仕上がっており、非常に読み応えのある1冊になっています。

【堅牢に構築された本格派のダークファンタジードラマ】
  アンリアルにおけるここ最近の長編重視指向もあってか、2巻にまで続くダークファンタジーのドラマは、凌辱シチュの積み重ねを的確に図ると共に、登場人物達の過去の因縁をもストーリーに絡めた本格派の構成になっています。
パンドラの箱の情報を得るため、学園関係者をその触手の毒牙に絡めてゆく中盤までの展開は、やや単純ではありますが、この間にも伏線を張り巡らせ、白髪の少女が秘宝を追い求める理由や彼女の“寂しさ”と”憎悪”などを徐々に明らかにしていきます。
Pandra2.jpg策を弄して終に迷宮に辿り着いた彼女に、迷宮は彼女の求める父親が魔の道に堕ちることになった惨劇を見せ、彼女に巣食う“憎悪”の短所を明らかにし、ここにおいて「淫術の館」とのストーリーの連結が為されます(←参照 魔女狩りの時代 長編第6話「迷宮ラビリンス、魔女の親子」より)。
  この様に時間軸を長く取った世界観でありながら、話に分かり辛さがないのもシナリオ調節に優れている点であり、各エピソードが有機的に連結されて一つの大きな物語を形成してゆく一種の高揚感も魅力の一つでしょう。
単行本1冊にまとまらないことに不満を感じる方もおられるかもしれませんが、孤独な主人公に一時の安らぎを与えてくれたクラスメイトの少女が、再び非常に重要な役回りとして再登場し、これまでのヒロインの行動の基盤を大きく揺るがすことになる巻末第7話の切り返し方は見事の一言。
  十分なインパクトを放つこの展開によって、作品の続きに対する興味を強く喚起させており、単行本跨ぎの長編ドラマの1冊目として非常に良好なプロダクションと言えるでしょう。

【柔肉をたっぷりと震わせるファンタジー系ヒロインズ】
  自らも高い戦闘能力を有し、触手やマッチョメンを使役する主人公“白き触髪の姫”(別名シロちゃん)はエロシーンにおいては攻め手であり、エロシーンの中核を為すのは単行本の表紙を飾る学園関係者達。
雷撃使いのツンデレツインテール委員長、おっとりとした性格の一角獣ガール、お色気たっぷりの学園秘書で魔女なお姉様などに加え、過去エピソードの回想では、シロちゃんに返り討ちにある女剣士や祖母に当る優しい魔女など、ファンタジー世界らしいヒロインが揃っています。
主人公であるシロちゃんの設定・内面に作品展開と共に踏み込んでいく一方で、惨劇の犠牲となる魔女(シロちゃんの祖母)を除いて各女性キャラは割合“ヤラレキャラ”的なポジションに位置しており、明確なキャラ性に優れる分、少々勿体ない感は残ります。
  ロリキャラから熟女まで何でも上手い作家さんですが、今単行本はハイティーン級の美少女達と、20代後半~30代半ば程度のアダルト美人がメイン。
Pandra3.jpg  比較的等身高めのキャラ造形ですが、スレンダー指向よりも肉感ボディ指向であり、巨乳~爆乳クラスのもちもち柔らかおっぱいと存在感たっぷりの下半身周りは圧巻。また、年長キャラに関しては、その熟れきったボディのだらしないお肉がたぷたぷと揺れる様が大層煽情的(←参照 長編第7話「覚醒、暴走 そして少女は真実を知る」より)。
  アングル変化などによりキャラ造形の一貫性が微妙にぐらつく作画の不安定感はありますが、さして強い減点材料ではなく、表紙絵と同質の絵柄を単行本通して味わえます。

【快楽と白濁液に溺れる濃厚エロ】
  シナリオ進行に十分な分量を割きつつ、エロシーンもたっぷりと用意したエロ漫画として優秀な作品構築となっており、そもそもこってりとした濡れ場を十二分な尺で堪能可能。
  快楽によって相手を屈従させるというコンセプトが非常にハッキリしたエロシーンであり、苦痛描写こそ希薄ではありながら圧倒的な性感によって身も心も相手に支配されていく一種の悲壮感は読み手の嗜虐欲を強く刺激してきます。
凛とした美少女や清楚で優しい熟女さん達が、大量の触手や肉棒に全身を蹂躙され、粘度の高いドロドロの精液を大量にぶっかけられてアヘ顔を晒す様は、日常シーンとの落差を強烈に叩きつけており、十分な尺で描く分、エロとしての攻撃性に切れ目がないのも美点。
3ad4fc35.jpg  リズム感はガン無視ではありながら、ヒロインの口から連呼されるハートマーク付きの白痴系長台詞や、諸所で投入されるアヘ顔、浅ましくち○こを上下の口で求める媚びの様子など、ヒロインが快楽によって“壊れた”様を容赦なく連続させてくるスタイルも非常に強烈です(←参照 敗北の女戦士 長編第5話「白き触髪の姫」より)。
前戯パートから徐々に盛り上げて、挿入、ピストンの後にフィニッシュという一般的なエロ展開を、ジャブを積み重ねてフィニッシュブローを放つスタイルに例えるならば、エレさわ先生の描くエロシーンは冒頭からヘビィなストレートをガツガツと連射する強力無比なスタイルであり、最初から最後ま抜き所と言っても過言ではないでしょう。
  既に各種淫液によってパックされているヒロインの肢体の、中も外も白濁液でたっぷりとコーティングするフィニッシュシーンは、子宮に注ぎ込まれる白濁液を描く断面図等も絡めつつ1Pフル~見開きページでガツンと提示されており、高い攻撃性と密度を誇る濡れ場の締めとして的確な抜き所として機能しています。

  話としての面白さとエロとしての強烈さがしっかりと両立されている長編作であり、風呂敷をしっかりと広げている分、むしろ1巻でまとめずに複数巻構成として作家さん・編集側の英断を高く評価したいところ。
ただでさえ、新刊発売ラッシュで腎虚気味な管理人ですが、トドメと言わんばかりに本作にはすっかり吸いつくされた次第です。お勧め!

命わずか『坪井産婦人科医院物語 快楽出産のススメ』

OrgasmDeliveryRecommend.jpgシギサワカヤ先生の『ファムファタル』最終第3巻(電撃コミックス)を読みました。相変わらず掴み所のない海老沢さんに翻弄された主人公でしたが、ハッピーエンドで終わって良かったですな。
まぁ、無自覚にというか、“照れ”故に悪女(Femme fatale)であったわけですが、そこらが何とか解きほぐされたのは、この超絶にもどかしい話の終わり方としてよろしかったのではないでしょうか。

さて本日は、命わずか先生の『坪井産婦人科医院物語 快楽出産のススメ』(オークス)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『女竿師』(エンジェル出版)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
変人揃いな患者達とこれまた変人な美人産婦人科医が繰り広げる荒唐無稽なドタバタコメディが楽しめる1冊となっています。

8e6be890.jpg収録作は、童顔美形の看護士・森本君が配属された先は大変優秀ながら変人な美人医師がいる産婦人科で~なタイトル長編全6話+番外編(←参照 坪井先生 同作第1話「妊婦と夜の生活のススメ」より)、および独立した短編「ねこ耳の溜まり場」。
描き下ろしの長編作番外編を除き、1話・作当りのページ数は22~24P(平均24P弱)と適度なボリュームで安定。キャラクターが多いながらも話が散らかることなく、適度な読み応えを生んだ作劇も良好ですが、アクの強いエロによってゲップが出るほどの満腹感を強制されることが何より強烈な1冊と言えましょう。

【ワン・アンド・オンリーな命わずかワールド】
丸太の如き肉棒を備えるフタナリ娘や、妖艶な容姿&バキバキのチ○コのシーメールなどの性的フリークスがニコニコ笑いながら闊歩する“命わずか”ワールドは、ある意味フォロワーの存在を許さない独特の作風ではあり、またその尖り具合は好き嫌いが明確に分かれるタイプではあります。
とは言え、今単行本の長編はそれでも読みやすい部類であり、女装させられるイケメン看護士・森本君や不妊治療中のふたなりお姉さまといった性別超越者達も登場する一方で、一応設定的には普通の女性が多いことも作品への敷居を下げています。
また、相変わらず常識を平気でブッチ切った世界ではあり、常識人(本作では森本君の役回り)にツッコミを乱発させながら、各登場人物がそれぞれに“真面目”であることが奇妙な面白さを生み出すことも過去作品と共通しており、坪井医師がそのゴールデンハンドを振るって妊婦さん達のお悩みを解決していく流れはなかなかに頼もしいところ。
OrgasmDeliveryRecommend2.jpg不妊治療であったり分娩のトレーニングであったり、リラクゼーションのヨガや水中歩行といったエクササイズであったりと、治療行為そのものは非常に真っ当なのですが、そこに胡散臭いロジックを無理矢理ブチ込んで破天荒なエロプレイに突入していくカラッと明るい狂気に、読み手の意識はクラクラとさせられることでしょう(←参照 ヨガですが、実在しそうにないポーズ 長編第2話「妊婦体験のススメ」より)。
常識の埒外にあるエロプレイを描きながら、我が子の出産という行為がもたらす女性の幸福や、妊婦の母体や子供の体調を慮った坪井女史の治療など、意外に細やかな部分にまで配慮が行き届いている分、ラストでの全妊婦の出産というドラマチックなのだが馬鹿なのだが分からない展開に至るまで、勢いで押すだけでないしっかりとした作劇になっているのは好印象。
また、ひょんなことから関係を持つことになったネコ耳美少女と彼女に想いを寄せるネコ耳ボーイとの恋を取り持つことになる短編「ねこ耳の溜まり場」は、人外達との交流を描くちょっといいお話であり、この作家さんらしからぬ訴求層のかなり広い1作となっています。

【アクの強さとふんわりとしたキャッチーさが同居する絵柄】
短編作のキュートな黒髪ネコ耳少女は別として、長編作に登場する妊婦さん達は20代半ば程度のお姉さま達。なお、途中から女装が固定される森本君もある意味でヒロイン的ポジションでしょう。さらに余談ですが、長編作のキャラクターの名前は全て某球団の選手名に由来しております。
無口無表情気味でちょっと不思議系なゴスロリ奥さんやド淫乱なフタナリお姉さん、中性的な顔立ちのスポーティ奥様などなど、それぞれキャラは比較的良く立っていますが、破天荒なノリに意識が飲み込まれていくため、キャラクター性如何にあまり目が行くタイプではありません。
OrgasmDeliveryRecommend3.jpg貧乳・並乳・巨乳とそれぞれのおっぱいサイズが用意されており、適度にふっくらとした女性的な体幹を皆さんお持ちですが、妊娠中ということもあって、お腹はぽっこりと膨れ、おっぱいからは母乳が飛び出たりします(←参照 膣口を開くエクササイズだそうです 長編第5話「マタニティスイミングのススメ」より)。よって、“普通”にボンキュッボンなグラマラスボディを求めるのは大きな間違い。
また、もじゃもじゃの縮れ毛が濃く茂り、プリプリとした陰唇が捲れた秘所やアナル、血管が表面を伝うふたなりち○こ&金玉など、一種の生臭ささえも感じさせる卑猥な局所描写も大きな特徴であり、艶々とした柔肌とえぐい粘膜表現とのコンビネーションは好みを分ける程に強烈です。
絵柄に関しては11冊目を数えるベテラン女流作家らしく、しっかりと単行本を通して安定。BLも得意な作家さんだけあって、その系統の絵柄の雰囲気も混ざってはいますが、上述した局所描写等を除けば一般的に取っ付きやすい絵柄ではあります。

【さも当然と言わんばかりに投入される変態ハードプレイ】
坪井先生のトンデモなロジックに翻弄されている間に、何時の間にやらエロシーンへと突入しており、ただでさえ肢体描写の淫猥さとプレイの過激性で圧倒するスタイルを十二分な尺でお届け。
効果がしっかりとした治療行為ではありながら、クスコで子宮口観察、マタニティスイミングで水中フェラ、フィストファック、アナルフィスト、浣腸、ニプルファック、尿道責め、(森本君の)前立腺刺激などなど、アブノーマルなプレイは目白押し。
OrgasmDeliveryRecommend4.jpg長編終盤に至っては、水中運動のために集まっていた妊婦さん達が一斉に産気づき、坪井医師と森本君の適切な(笑)フォローの下、皆さんお子さんを無事出産して、その刺激に絶頂アクメという物凄い展開を示しており、最早ツッコミをいれる気さえ失う怒涛の変態エロ連発のスタイルに惚れ惚れとします(←参照 説明不能 長編第6話「快楽出産のススメ」より)。
胎児(新生児)の描写があったり、便秘治療では肛門からかなりのサイズの一本糞がもりもりひり出されたりと、かなり極端な描写が多いのは流石ですが、読者によっては強い生理的嫌悪を引き起こすこともあることには要注意。
縦長・横長のコマを多用する、やや独特なページ構成を取っていますが、そのスタイルはただでさえインパクトの強い肢体描写やプレイ内容に、更なる情報量を乗っけてページに押し込むことを可能としており、ページ毎のエロとしての濃さはかなり高い水準になっています。
また、前戯→挿入から中出しor外出しの射精フィニッシュへとつなげてゆく一般的なエロ展開とは異なり、排便や出産も含めてヒロイン側の絶頂を迎えるタイミングが男性側の絶頂のそれよりも優先されているという印象があります。その一方で、男女共にエロシーンではイキまくりですので、ご嗜好さえ合えば抜き所は豊富と言えるでしょう。

一般的なエロ漫画読者からはキワモノ扱いされ、さりとてエッジの効いたサブカル系作品を好む層からはお馬鹿扱いされそうな、いつもと変わらぬ命わずかワールドであり、思わず“誰向け??”と唸ってしまう珍奇な作品世界こそが魅力と個人的には感じます。
ネコ耳少女がえらい可愛らしい造形の短編作が実は一番お気に入りだったりするのですが、それでも長編作のぶっ飛び具合にはたっぷり楽しませて頂きました。

あかざわRED『みるくぱぁとなーず!』

MilkPartners.jpg竹下けんじろう先生の『釣り屋ナガレ』第7巻(秋田書店)を読みました。鳴り物入りで登場した割にあんまり目立たないなと思っていた金髪娘・リズィさんですが、巻末話でとんでもない発言を!
魚の引き味であろうと魚のお味であろうと、快感を感じればょぅじょさんから美女まで素っ裸になる本作ですが、誰がゴージャスに修飾された中年男性の全裸姿を見たいと言うのだ!いやー、笑わせて貰いました。

さて本日は、あかざわRED先生の『みるくぱぁとなーず!』(マックス)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『じぇらしっくぱぁく』(同社刊)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
キュートな小悪魔系ロリっ娘達が元気よく動き回るラブラブ&エロエロな空間に浸れる作品集となっています。

MilkPartners1.jpg収録作は、巨乳好きで妹ラブな男性教師が赴任したクラスで妄想特急ガール・あやかちゃんなどの級友たちが引き起こす恋の空騒ぎな中編「Be-class」全4話(←参照 あやかちゃんの誘惑 同作第1話より)+男性教師とその妹の過去エピソードな短編「いつもそこにいる」、スマートフォンを注文したらロリキュートな女の子型携帯が登場して~な中編「ぱけほーだい!」全3話、一桁ツインテな美少女双子といけないお遊戯な「ないしょのつんいてーるず!」シリーズ2本+フルカラー掌編1本。
フルカラー掌編「ないしょのついんてーるず!おにいちゃんのばあい」(4P)を除き、1話当りのページ数は16~26P(平均20P強)とポプリクラブを初出とする作品が多いながらも、標準的なコンビニ誌掲載作よりもボリューム感は強め。
ストーリーとして締まった感じはほとんどありませんが、続きモノが多い分、各作品の賑やかな雰囲気を十分量楽しめるのは美点であり、エロの量的満足感も強めになっています。

【テンションの高いコメディで進行する萌えエロ系作品群】
作風に関しては、キュートなヒロインは勿論のこと、愛すべきお馬鹿な男性キャラも含めた登場人物達の魅力で牽引する楽しいラブコメディであり、ポプリクラブらしい萌えエロ系として高い安定感を備えています。
概してエロに対して積極的なロリっ娘達の姿は、いかにも平和で甘いエロ漫画的ご都合主義ではありますが、読み手の「こんな状況ありえないよなぁ」という意識をコメディパートの楽しさにつなげ、「でも、あったらいいよなぁ」という意識をエロの幸福感に直結させる雰囲気のコントロールは信頼感を揺るぎないものにしています。
特にヒロイン側のハチャメチャな言動を中心にして、勢いで作品を進展させており、上述したご都合主義さをあまり意識させないのも上手いところですが、その分、シナリオパートがあまり頭に入ってこないため、続きモノとしての旨味には相変わらず乏しいタイプ。
MilkPartners2.jpgまた、ロリコンである主人公が自分の性癖を打ち明けながら、単行本の(初出時はコミックLOの)読者に同意を求めてくるなど(←参照 「ないしょのつんいてーるず!おねえちゃんのばあい」より)、ギャグ調ではあって面白さの方が優先されているとは言え、妙に熱い主張がすんなりと飛び出てくるテンションの高さは強い武器でしょう。
加えて、言葉遊びやアニメ/ゲーム関連の小ネタなども豊富に投入されているのも、台詞回しのテンポの良さ、および作品の楽しい雰囲気を高めています。
しょーもないギャフンオチか、やや無理やり気味に畳んでいる感もありますが、ロリっ娘と平和に結ばれるハッピーエンドのどちらかで話の幕を下ろしており、ロリエロ系としての背徳感や暗黒面を徹底的に封殺したまま、幸せな読後感のみを残してくれます。

【今回はガチペドも投入なキュートロリータガールズ】
コンビニ誌であるポプリクラブではロリータ娘は“明示”することが難しく、設定上はミドルティーンと思しき制服美少女であったり、携帯電話の擬人化娘であったりします。また、年齢に見合ったお姉さん的なヒロインや童顔と低い身長に見合わぬ爆乳をお持ちな妹ちゃんといったキャラも混在しています。
MilkPartners3.jpgとは言え、ロリ色の強いぺたんこ娘達が中核を担っているのは今単行本でも不変であり、“省エネ光学式静動タイプ”の略称に置いて“省学静”(しょうがくせー)である携帯擬人化娘を登場させたりと(←参照 省学静なら仕方ないな! 中編「ぱけほーだい!」第1話より)、その涙ぐましい工夫と努力には頭が下がります。
その一方で終に我慢の限界が来てしまったのか、コミックLOで描いた連作「ないしょのつんいてーるず!」は、作中に登場する年齢からすると完全にペド級の双子ヒロインを投入しており、読み手によってはその設定に若干引く可能性も考えられます。
最先端な萌え系絵柄でかっちりとキャラクターが固められている分、ペド的な造形の“危険性”を幾重にも甘いキュートネスで包みこんでいるので、その毒性に即効性はないのですが、個人的に意外なヤバさは感じました。その一方で、コミカル展開でその辺のダークネスは上手く払拭されているわけですが。
この双子以外に関しては、比較的等身が伸びたロー~ミドルティーン程度の体幹にちんまいお胸と細い手足、ぱっちりお目々のキュートフェイスを装備させたキャラデザがメインであり、ょぅじょとしての愛らしさよりも成長期な思春期ガール達の快活さがより前に出たキャラデザも多い感があるので、自身のご嗜好とよく相談されたし。
なお、今単行本でも登場する伝家の宝刀・“ニーソ中出し”に示される通り、ロリっ子ボディにぴったり貼りつく、ニ―ソックスや水着、スパッツやブルマといった衣装をエロシーンにおいても、脱がせたり破いたりすることなく、存分に活躍させるスタイルも魅力的です。

【ロリっ子達と快楽で朦朧したりされたりなエロシーン】
大まかに分類すれば、従順な仔犬系ヒロインと悪戯好きな小悪魔系ヒロインに大別されるヒロインズがそれぞれ異なるタイプの痴態を見せてくれる濡れ場は十分に長尺であり、ロリ属性はあるならば非常に強力な抜きツール。
前者の女の子であれば、男性キャラの導きによって徐々に快楽に染め上げられてトロトロに蕩けてゆく様が、後者のタイプのヒロインであるならばやはり快楽に甘く蕩けながらも悪戯っぽい笑みで男性キャラをリードしていく艶態が、それぞれ読み手の嗜虐欲・被虐欲を軽く刺激してきます。
加えてキャラクター性によくマッチしたエロ台詞がそれぞれ用意されており、ハートマーク付きの甘いラブエロ台詞を乱舞させたかと思えば、別の作品では男性キャラを軽く詰りながら卑語・猥語で羞恥心を煽ってきたりと、日常シーンと同様に台詞回しの秀逸さがよく光っています。
MilkPartners4.jpgまた、前述した通りにエロシーンにおける各種着衣の利用は特筆すべきであり、スパッツでの素股→ずらして挿入→その状態をフィニッシュシーンまで維持という展開を見せたり(←参照 中編「Be-class」第4話より)、ょぅじょ姉妹のダブルハンドによるパンツコキならぬオムツコキが投入されたり、競泳水着のピッチリ感を利用した尻コキや必殺のニーソックス太股コキ+ニーソ内射精のコンボなどなど、良くも悪くもやりたい放題。
とは言え、場合によっては果たして気持ち良いのかどうか判然としないそれらの行為を、台詞や液汁描写などによって如何にも気持ちよさそうに魅せる技術は素晴らしく、同時にロリエロというジャンルと異なる部分から倒錯性を引き出して、作品全体の煽情性を増強させるコンストラクションとも言えるでしょう。
着衣とそれに包まれるロリ系ボディ、そしてほわほわと蕩けるロリータフェイスにこそ意識を集中させるエロ作画であり、適度に結合部見せつけ構図を取るものの、中出しフィニッシュも含めてパイパンな股間に備わる未成熟ま○こをアップにしたりする絵はほとんどありません。
でも、この作家さんの代名詞とも言うべき“くぱぁ”なシーンは諸所に配置されているからご安心あれ。

今回は、コミックLOで終に真価を発揮させたことが印象に残るのですが、個人的にはコンビニ誌の制約を上手く掻い潜る手腕とそれに伴って投じられる巨乳キャラなどにも魅力を見出しているので、一挙両得というのが素直な感想でしたな。
全部お気に入りと言っても過言ではないのですが、強いて選ぶなら新旧の省学静コンビの小さなボディと責めたり責められたりな日々の中編「ぱけほーだい!」がヒロインのキャラ性の良さもあって最愛でございます。二次ロリ好きな諸氏にお勧め!
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