2010年04月

コミック1行ってきましたな雑記

ドーナツの聖地はミスド聖蹟桜ヶ丘店!どうも、管理人のへどばんです。
相変わらず新刊レビューでひーこら言っておりまして、お久しぶりな雑記となります。

えーと、色々喋ることもありますが、取り合えずタイトル通りにコミック1☆4に行って参りました。
前日まで忙しくて、午後からゆっくり参上・カタログ現地買いというぬるい参加でしたが、いやはややっぱり好きなエロ漫画家さんの同人誌を現地で買えて、しかも少し話せたりするのは嬉しいことですなぁ。
事前の調べが悪くて、参加されていることに気付けずに買いに行けなかった作家さんも多数だったのは心残りですがねー。
というか、ラスト1時間近く、ササナミの姐御と「ギャルズパニック(金子製作所)懐かしいよねぇ」「脱衣麻雀のロン/ツモボタンが効かなくなって泣き寝入りとかあったよな!」的な、年がばれる上に益体もない駄弁りをしていたわけですが(笑。
コミティアもあるしM3もあるしで、なかなかGWは充実しそうです。

ぼちぼち『世界樹の迷宮3』を進めていますが(現在第3層に入ったところ)、相変わらずついつい時間を取られてしまうゲームです。
現在の主PTはプリンセス・ファランクス前衛、モンク・シノビ・バリスタ後衛という若干火力に難ありな構成ですが、ビジュアル(おにゃのこ)重視で作った割にはなかなか安定しています。
また、宿屋の男の子が可愛くてですねぇ。あと、ネイピア商会の姉妹はどっちも大好きです。あとあと、アレな喋りな酒場のママさんも好き好き。
キャラ愛はRPGのモチベーションの大事な一要因ですよね!

あと、管理人は仕事の関係で引っ越しまして、以前は早売りを入手してのレビュー書きをしていましたが、現在は公式発売日かその1日前でのレビューになっております。僕も楽しみにしていた作品を早く読んで、早くにお勧めしたいなぁとは思っているのですが、なかなか難しくなってしまいました。
レビューサイトとしての利便性の低下は、読者諸氏に対して大変申し訳ありませんが、これからもコツコツとへたレビューを続けて参る所存ですので、よろしくお付き合い願えれば幸いです。

さて、拍手レスが大変お待たせしてしまい、申し訳ありません。「そーいえば、以前にコメント送ったなぁ」という方は続きをどうぞ。
そうでない方も、いつもご愛読ありがとうございます。エロ漫画への敬意と愛情でこれからも頑張ります。
では、次回のレビューにて!

一エロ漫画愛好家 へどばん拝
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東雲龍『ねぇね~姉ときどき彼女~』

SisterAndSister.jpg芳崎せいむ先生の『金魚屋古書店』第10巻(小学館)を読みました。言われてみれば単行本1冊まるごと1エピソードというのは初めてでしたな。それを感じさせない緩やかな作劇ですけれど。
笹山さんの「イケメンは、ここ一番のねばり腰に欠ける!」という何故か上から目線な発言に笑いました。漫画好きの漫画語りっていうのは、やはり聞いていて何かしら共有できるものがあるのがいいですよねぇ。

さて本日は、東雲龍先生の『ねぇね~姉ときどき彼女~』(ジーウォーク)のへたレビューです。先生の前単行本『LOVE & HATE 3』(オークス)のへたレビューもよろしければご参照下さい。
エロ漫画的に王道な流れの中でエッチなお姉さんの誘惑Hを堪能できるお気楽抜き物件となっております。

SisterAndSister1.jpg収録作は、主人公が優しいエロエロお姉さんとおてんば焼き餅お姉さんのダブル姉の間で板挟みなタイトル中編「ねぇね」全4話(←参照 同作第2話より)、および読み切り短編・掌編7作。
1話・作当りのページ数は4~20P(平均17P強)と控えめな範囲であり、裏帯の“ボリューム満点の作品集”という訴求文はやや不当。とは言え、もちもちっとしたエロボディが溢れる紙面にはゴージャス感があり、抜き物件としては満足感があります。

【極めて能天気な甘ラブ風味】
弟君を独占したい長姉とお姉ちゃんラブで弟君に嫉妬する次姉が猛烈なエロアタックを敢行し合う中編作が示す通り、姉モノをメインとしたドリーミーな展開が読者諸氏をお出迎え。
3本程妹モノも存在するものの、基本的なシナリオ展開は共通しており、弟(または兄)が姉(または妹)の様々な願望に振り回されつつエロへとなだれ込んでいくという形式でほぼ統一されています。
SisterAndSister2.jpg序盤の展開から予想できる範囲からほとんど逸脱しないストーリーテリングには展開の技巧といったものはほとんど感じられないものの、同時に読みを阻害する様な要素も全くなく、読書感は実にスムーズ。
弟君にイタズラして喜ぶちょいとSっぽい振る舞い・表情や(←参照 短編「なぐさめて」より)、逆にエロ展開で逆襲されてエロ可愛い表情を魅せる姿など、濡れ場における攻防の変化を含めたヒロインのキャラ性で勝負できており、姉・妹という属性が明確なヒロインを中心に据えた作劇として正攻法の一つと言えるでしょう。
近親エッチの背徳感をほぼ感じさせない快活さは各エピソードのラストまで貫徹されており、3人仲良しに落ち着く中編作を筆頭に平和なハッピーエンドへと穏やかに導入されていきます。

【もちもち巨乳装備のお姉ちゃんヒロインズ】
姉モノ特化の単行本ながら、実姉以外に友人のお姉さん(痴女)1名、妹ヒロイン3名が加わる布陣で純粋な姉ヒロインは半数程度。勿論、中編の影響で姉ヒロインが多い印象はありますが。
短編「教えてちゃん」の年上の威厳など無い駄目駄目甘え系お姉ちゃんから、短編「なぐさめて」の弟君を弄ぶ我儘お姉さんまでそれなりにバリエーションのあるキャラ造形になっていると共に、何だかんだで弟君のことを愛しているのは共通。
余談に近いですが、登場する男性陣は皆さん細身のイケメン揃いなのはこの作家さんの特徴で、そんな彼らがお姉ちゃんの誘惑に赤面する姿は好事家諸氏の心をキャッチしてくるでしょう。
96900925.jpg細身の体幹に大ボリュームの乳尻をのっけた破壊力満点ながらややピーキーなボディデザインであった以前に比べ、より均整のとれた肢体描写としての完成度を増しており、直接的なセックスアピールの維持と共に統制された女体のしなやかさが兼ね備わってきた印象があります(←参照 中編「ねぇね」第3話より)。
貧乳妹さんも1名登場しますが(短編「貧乳少女」)、姉・妹ヒロインを問わず、もちもちっとした柔らか巨乳を装備しており、読み手のその胸に包まれる甘えたい願望を刺激してきます。
元より描線が適度に暴れるタイプで、少々頼りなさもありますが、絵柄自体は高い水準で安定しており、男性向けとしてのキャッチーさとTL的な繊細さ・華やかさを同時に味わえる美味しい絵柄が相変わらず魅力的。

【個々の要素がバランス良く組み合わさったエロ作画・演出】
野外露出エッチを描く短編「痴的なお姉さん」を除けば、エロ展開はオーソドックスなタイプであり、十分な尺を以て前戯パート→抽送パートと流してそれぞれ抜き所を確保する盤石の構成。
お姉ちゃんヒロインの積極性がいかんなく発揮される前戯パートではフェラやパイズリ、足コキなどで興奮する姉の表情と快楽と羞恥に困惑する弟君の対比が良好であり、そこから導入されるピストン運動へのスターターとして大いに活躍しています。
いざ抽送パートに突入すれば、下半身の激しい突き込みに加えてぷるんぷるんと揺れるおっぱいへの責めなどによる弟君の反撃に、お姉さんズはすっかりメロメロになって蕩けたエロフェイスを曝け出しており、ハートマーク付きのエロ台詞の連呼が読み手の煩悩を甚く刺激してきます。
SisterAndSister4.jpg決して何か斬新な手法論や突き抜けた表現があるわけではないものの、各種エロ演出・ヒロインの官能の表情・肉感的なエロボディがそれぞれ自己主張しながら適切に融和しているエロ作画は非常に煽情的(←参照 短編「教えてちゃん」より)。
描画としてややラフい印象はありつつ、直接的に淫猥な性器描写を活かした結合部見せつけ構図も十分量配してあり、ガツガツと攻撃的なピストン運動の表現もあって相応にアグレッシブな印象を受けます。なお、修正はやや厳しい部類であることには要留意。
アナルフィニッシュや3Pぶっかけフィニッシュといったケースで多様性を図りつつ、基本はヒロインの最奥にがっつり中出しな様を大ゴマ~1Pフルで提示して最後までエロの攻撃性を緩めない終わらせ方をしています。

情緒感のある恋愛ストーリーや背徳エロスに満ちた近親相姦劇を期待する向きには進め難いですが、美人なエロお姉さんに翻弄されたり甘えたりしたいという願望にフルスロットルでお応えしてくれる1冊であり、その意味で商業作家として真っ当な頼もしさがあります。
個人的にはダブルお姉ちゃんとの間で板挟みな中編「ねぇね」と、露出狂な友人の姉とちょいと奇妙なメイクラブな短編「痴的なお姉さん」が特にお気に入り。

しなま『きょうえい!』

OurSwiming.jpg中村光先生の『荒川アンダー ザ ブリッジ』第10巻(スクウェア・エニックス)を読みました。毎度のことながら、表紙の雰囲気が中身と大きく異なるので店頭で迷います(笑。
お話的にはいよいよ佳境という印象が強く、リクの親父のエピソードも含め様々な伏線の回収が図られていますな。そのシリアスな雰囲気の後に投入される、巻末のギャグ短編2本の素敵な馬鹿馬鹿しさが何とも心地よいです。

さて本日は、しなま先生の『きょうえい!』(ティーアイネット)のへたレビューです。先生の前単行本『堕ちる闘神』(キルタイムコミュニケーション)のへたレビュー等もよろしければご参照下さい。
スレンダーバディにぴっちり張り付く競泳水着ガールズとのラブ&セックスを詰め込んだ1冊となっております。

OurSwiming1.jpg収録作は、水泳部の4組のカップル達それぞれの恋愛成就を描くタイトル中編「きょうえい!」全5話+描き下ろしおまけ掌編4P(←参照 青春してますなぁ 同中編第1話より)、普段は優秀でしっかり者な妹さんがお兄ちゃんに素直な気持ちで甘える連作「相思兄妹」前後編。
しなま作品における名バイブレイヤー・宗像君が連作に登場したり、「きょうえい!」のおまけ掌編では(駆け込み気味に)皆勤賞トリオが登場したりと、既存の作品と舞台を共有していますが、話的なつながりはほぼ無いので今単行本から入っても特に問題はありません。
描き下ろし掌編を除き、1話・作当りのページ数は24~34P(平均30P)と強いボリューム感を誇り、その大半をエロシーンに割いた抜き物件として明確に構成しています。

【やや平凡ながらアッパーな雰囲気の青春ラブエロ模様】
個々人の変態性欲が若者らしい率直な恋愛感情の中で肯定されている流れに一定の高揚感・ドラマ性が存在した前単行本の中編作に対し、水泳部メンバーの恋愛模様を描く今単行本の中編作はよりストーリー性を薄めてラブエロ模様に特化したスタイルになっています。
巻末の連作にも言えることですが、十分な尺を以て展開すれば抑揚があって読み応えを生んだはずのシナリオにも関わらず、登場人物の感情の変化を短い日常パートに押し込んで展開した結果、恋愛ドラマの情緒感が削がれた浅薄な雰囲気が先行したのは非常に残念。
逆に言えば、喜怒哀楽の感情がめまぐるしく入れ替わる登場人物の姿は話にチアフルさを生んでおり、読み手側のテンションとかみ合うか否かという不安要素を残しつつも、青春恋愛劇としての魅力を底上げしています。
OurSwiming2.jpgまた中編作では、部内でカップル成立→合宿先に辿りついた無人島でそれぞれ野外H→そこであぶれた女の子のために皆で再現エッチという、個別カップリングから乱交模様をシフトしていく比較的エロの見せ方を主軸に置いた作劇でありながら、カップルの成立や仲直りが連鎖していく“幸福の再生産”が描かれていることも作品の明るい魅力の形成に奏功(←参照 あぶれた娘も幸せに 中編「きょうえい!」第5話より)。
どちらかと言えば、ヒロインのキャラクター性に依存した作劇でもあり、好青年ながら平凡な主人公に優秀で堅物な妹さんが見事なまでにデレデレモードに突入する連作はその傾向が特に顕著です。
シナリオ単体での面白さを期待する方には不向きな印象はありますが、話として無難にまとまっており、緩やかにハッピーエンドへと落着させる流れもスムーズと感じます。

【妖しく濡れ光る肢体と水着が強い魅力】
普段はボンクラクールなメガネ美人教師と除けば、女子高生さんで統一されたヒロイン陣。中編作では黒髪ショート娘の率が高く、女装少年化もする優男ボーイ(造語)も加わってキャラの描き分けが弱いですが、肌の色や口調で判別はできるようになっています。
OurSwiming3.jpg一名、控えめサイズのお胸なキャラもおりますが、皆さんよく締まった肢体に量感たっぷりの巨乳を備えており、自ら服をキャストオフしてその双球をぶるん!と晒してくれる様が何とも素敵(←参照 匂いフェチ&ビーストモード搭載な某キャラっぽい先生 中編第3話より)。
単行本タイトルの看板に偽りなく、中編作では先生・生徒含めて皆さん競泳水着(スク水ではない)を着用しており、ピッチリと肌に吸いつくことで乳首や性器の形状が露わになる様は、いわば“全裸よりエロイ着衣”というこの手の要素における魅力を体現しており、間違いなく強い魅力でしょう。
エロパーツの淫猥さに加え、顔のアップで特に魅力的な艶っぽいリップの描き方も特長であり、比較的濃い口である絵柄に健康的な色香を添加。
アナログ作画が主流であるコミックMujinでは少数派のデジタル作画であり、競泳水着や各種粘膜の質感や妖しいテカリ具合などの面でその利便性をよく発揮しています。
基本的には訴求層の広いキャッチーかつハイエンドな漫画絵柄でありつつ、黒目がちな瞳や強烈なフェロモンの溢れ出方など、独特のクセが無いわけでは無いことには一応留意されたし。

【派手なエロ演出を多用する詰め込み型エロ作画】
上述の通りにシナリオパートを短く畳んでいることもあって、エロシーンは大変ボリューミィになっており、抜き所を豊富に取りそろえる多回戦仕様を徹底。
前戯パートにおいてほぼデフォルトで投入されるフェラチオは、皮かむりな男性のち○こをヒロインが舌で丁寧に剥き剥きし、露出したカリを含めた竿全体を口腔内でしごく様が強烈な快楽を伴うモノとして表現されています。
OurSwiming4.jpgその他の行為においても、性感の強度を演出の派手さ・ダイナミックさによって表現するスタイルであり、淫液が四方八方にスプリンクラーの如く発射される潮吹きや(←参照 中編第4話より)、これまた噴水の如く注入された白濁液が結合部から飛散する中出しフィニッシュなどがなかなかに強烈。
デジタル作画の長所を生かした性器描写・粘膜描写のエロティックさを念頭に置いたエロ作画であり、各エロパーツへの責めをアップ構図を多用して画面に散りばめてくるページ構成となっており、視覚的な豪華感を確保。逆に言えば、小ゴマと各種演出、エロ台詞が詰め込まれたことによる雑然とした印象も受ける可能性はあります。
この作画・演出の密度の高さは中編作の終盤における乱交模様の際には頂点に達しており、計4組9名の肢体が絡まり合う痴態はむせ返るような官能性と熱気にパックされています。
連作・中編共にラストはアナルでという形式が共通しており、ほぼ全キャラにアナルセックス・アナル中出しフィニッシュが用意されていますが、その場合でも前穴中出しが共に用意されており、グニグニと蠢いてち○こを搾り取る秘所に粘度の高い白濁液をたっぷり注いで両者ノックダウンという様をパワフルに叩きつけてきます。

世の中の流行り的なキャッチーな要素を取り込んで、読み易いラブエロ作品としてよく完成されていますし、抜きツールとしての信頼性も高い1冊です。とは言え、これまでの作家性に比してやや無難に過ぎるかという印象も個人的にはあります。
とまれ、重量感たっぷりの柔らか巨乳と淫猥ま○こが競泳水着に押し込まれてエロさ倍増な中編作には愚息が大変お世話になりまして、競泳水着好きには文句なしにお勧めしたい所存。

木谷椎『どっちもLOVE!?』

BothInLove.jpgTVアニメ『いちばんうしろの大魔王』第4話「独房は楽しい?」を観ました。そりゃ、けーなちゃんところねと密室閉じこもり状態なら楽しいでしょうよ、第三者的にはですが。
その際描かれる「おしっこ行きたい&飲尿したろうか」なやり取りについて、この手のおしっこネタって最近多いなと思ったら、友人の某変態氏がまとめていて烏龍茶吹きました。

さて本日は、木谷椎先生の『どっちもLOVE!?』(一水社)のへたレビューです。先生の前単行本『Mind of Sisters』(同社刊)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
美麗な作画で描かれる美少女ヒロインズと快楽全能主義なラブコメ展開を併せ持つ超キャッチーな1冊となっています。

dd4b27d0.jpg収録作は、意中の同級生に振られて傷心の兄を慰める妹ちゃんとそのことをキッカケに最接近してくる同級生ガールの平和な三角関係を描くタイトル中編「どっちもLOVE!?」全5話(←参照 妹さんの見せつけキス 同長編第1話より)、および読み切り短編3作。
1話・作当りのページ数は16~20P(平均18P強)とやや控えめなボリューム。いずみコミックスレーベルの常として単行本としての厚みは少なく、またお話的にも軽いので読み応えは弱め。とは言え、エロ的には十分量備わっているので、抜きツールとしての利便性は相応に高いです。

【軽い読書感にまとめられた恋愛エッチ系作品】
無邪気な笑顔で妖しい誘惑を仕掛けてくる教え子と男性教師が背徳の快楽に耽溺していく様を少々ウェットな雰囲気でインモラルに描く短編「ひとりじめ」のみ少々雰囲気が異なりますが、その他の作品は愛情と快楽が支配する比較的明るいラブコメ系作品。
健気なエロ妹と勝ち気でエロにはおぼこいクラスメイトとの三角関係に陥るメイン中編「どっちもLOVE!?」は、裏帯の訴求文“どっちも選べないならどっちも食べちゃえ”が示す通り、これといった修羅場を迎えることのない能天気なシナリオであり、両手に花なラストへと良くも悪くもイージーに話を流していきます。
BothInLove2.jpg傷心状態の兄貴を慰めようとキュートなエロアタックを仕掛けて独占欲に萌える妹、ある理由で主人公を振りながら妹から取り戻そうと奮闘する幼馴染という、関係性の“拗れ方”そのものはシンプルながら面白く(←参照 長編第2話より)、親の出張中に幼馴染さんが乱入してきてお家はハーレムと化すご都合主義展開もそのドリーミー加減がむしろ好適。
逆に言えば、状況に流されるままでエロ要員と化す主人公の存在感は薄く、幼馴染が一度は告白を断った理由の解明や三角関係の“解決”を全てヒロイン側にお膳立てさせる構成になっているため、男女双方の感情が障壁を超えて溶け合って恋愛としてのドラマ性を期待するのは避けるべきでしょう。
これに対し、それぞれ姉と弟、母親と息子との近親エッチを描く短編「恋人ごっこ」「授乳願望」では、年上の女性の余裕をショタ少年達の強い愛情&性欲が強引に突き破って行く展開になっており、こちらはむしろヒロインが流されるままになってしまうことに旨味のある作劇。
どちらにしても、話としての軽薄さや陰惨さにつながりかねない要素ではありますが、ネガティブな印象に陥る一歩手前で華麗にかわして軽快な読書感を維持させる安定感も好印象です。

【ロリっ子から未亡人まで取り揃えな美人・美少女ヒロインズ】
下は小○生クラスのロリっ子、上は結構いい年なハズのママンまで年齢層は幅広めですが、基本的にはミドル~ハイティーンの美少女さんがメインの売れ線ヒロイン陣となっています。
世話焼きで姉貴風を吹かせながら弟君の攻勢にあたふたしてしまうお姉さんや年相応な淫靡の素質を魅せ付けるロリっ子など、キャラ属性の付け方は分かり易く大変キャッチー。加えて、中編作では二人のヒロインの人物設定の好対照さがよく光っていました。
BothInLove3.jpgまた、起伏のほとんど無いちんまいボディのロリっ子さんを除けば、表情や肢体に関して年齢的な描き分けは明確になされておらず、皆さん柔らか巨乳とよく締まったお尻を備える瑞々しいボディをお持ち(←参照 一児の母で未亡人 短編「授乳願望」より)。
ふにふにと柔らかいおっぱいの先にツンと慎ましく自己主張するニップルや跳ね動くすらりと伸びた四肢など、エロパーツの比較的上品な描き方は最先端のアニメ/エロゲー絵柄の端正さとよくマッチしています。
視点を引いたコマなどで時折作画が抜けてややラフになることがあるものの、絵柄自体は単行本通して安定しており、表紙絵の華やかさそのままのクオリティになっています。

【やや短めながら質の高い描画が魅力の濡れ場】
エロシーンにおいても質の高い作画が維持され、また陶酔感の強い演出が施されているため抜きツールとして頼りがいがありますが、エロシーンに尺の長さを求める方にはやや不向きな印象は強め。
各種行為を多くないページ数に詰め込んで複数ラウンド制として構成するスタイルはサービス精神の高さを強く示すと同時に、キスや前戯、ピストン運動といった個々の行為の短さにつながっており、多少の早漏展開に目を瞑る必要はあるでしょう。
BothInLove4.jpgしかしながら、トロンとした瞳や火照る頬、輪郭が乱れる口(いわゆる“はわわ口”)などによるエロ可愛い表情と滴る各種淫液に濡れるスタイリッシュな肢体が放つ、美しい淫猥さはこの作家さんの強い魅力(←参照 中編第3話より)。
画の質の高さによって各コマから受けるエロのアタックを強固にしつつ、コマ間の行為の連続性やコマ割りの技巧といった面では難もあるタイプで、煽情性の盛り上げ方がやや単発単発での積み上げになりがちなのも勿体ないところでしょう。
なお、意図的にフォントを太くする手法がユニークなエロ台詞はハートマーク付きの絶叫系であり、意外に使用量は抑え気味ですが、上述したエロバディと共にコマを埋めることでエロさを底上げ。
ゴム付きや外出し顔射といったケースも存在しつつ、絶頂を迎えるヒロインの膣内に白濁液をたっぷり発射な中出しフィニッシュが基本となっており、オーソドックスなエロ展開をきっちりしめてきます。

キュートな美少女とのお気楽ラブコメという、実に純愛果実系らしい作品というか、むしろこの作家さんが看板作家として作り上げた純愛果実の誌風を示している1冊と言えましょう。
個人的には中編作と、優しい未亡人が息子の不意打ちからメロメロに~な短編「授乳願望」が特にお気に入り。

SASAYUKi『双子や双子の双重奏』

DuetOfTwins.jpg小林立先生の『咲』第7巻(スクウェア・エニックス)を読みました。長丁場だった県予選団体戦も終に決着が付きましたな。最近清澄メンバーの影が薄い様な・・・。
わははとステルスが大好きな鶴賀派な管理人としましては部長と桃の激甘イチャイチャぶりをもっと眺めていたいですが、さてどうなるやら。ところで、チョイ役ですが、小鍛冶プロ(973位)が可愛いですよね。

さて本日は、SASAYUKi先生の『双子や双子の双重奏』(コアマガジン)のへたレビューです。約3年ぶりの新刊ということで、一ファンとして待望の1冊ですな。
ラブラブ和姦から凌辱系まで幅広いシチュエーションで双子ヒロインとの両手に花エッチを豊富に楽しめる1冊になっています。

収録作は、双子モノ作品群な「ツイツイ」シリーズ全8作。第5作「先生!教えて下さいっ」と第6作「二人の秘密です!」との間に登場人物のリンクがありますが、基本的には読み切り短編群と考えて問題ありません。
1作当りのページ数は20~24P(22P強)と標準的なボリュームで安定。双子さんとのゴージャスなエロシーンに特化した作品構成であり、シナリオはエロを的確に下支えする役割に徹している印象です。

【ハッピーラブコメ系からゴリゴリの凌辱モノまで】
世界名作劇場系物語・童話をモチーフにする作劇で有名な作家さんですが、今回はそういった要素は無く、現代世界を舞台とした日常劇で双子エロを描いています。
DuetOfTwins1.jpg美少女・美女の双子と同時にラブラブ状態でレッツ3Pという桃源郷を描く作品群を多く用意しつつ(←参照 シリーズ第1作「好きです!お兄ちゃん!」より)、我儘お嬢様と双子メイドのレズレズお戯れ(第7作「好きですお嬢様!」)や双子の兄妹の女装エッチ(第6作「二人の秘密です!」)など、同じ双子モノでもシチュエーションが単調にならないように工夫されています。
なお、ラブエロ系の作品だけでなく、元より得意としている凌辱系・調教系の作品も2本ほど収録されており、話のラストこそ真っ黒に塗りつぶすバットエンドではないものの、気高いヒロインの心身を強烈な背徳の快楽で蹂躙するなかなかに卑劣なタイプなので、その類に耐性が無い方は要留意。
総じてシナリオに特段の展開というものの無い、平板な作劇ではありますが、主人公の取り合いなども含めたヒロイン間の賑やかなやり取りやエロ行為のエスカレートなど、作品全体のスムーズな流れは間違いなく長所。
ラブラブ系にしてもダーク系にしても、幸福感や陰惨さへの踏み込みの弱い緩やかな終劇ではありますが、ヒロインのキャラクター性によくマッチしたオチを付けており、読後感がふんわりとしているのは抜きツールとしての方法論として正解でしょう。

【適度にバリエーションを設けた美少女ツインズ】
メイド服着用のキュートボーイが登場する第6作「二人の秘密です!」以外は、双子ヒロインが登場していますが、年齢層は中○生クラスのロリっ娘さんから20代半ばのアダルトさんまで幅広め。とは言ってもメインはティーン美少女さんなので、美人お姉さんツインズを期待する諸兄は留意されたし。
DuetOfTwins2.jpg双子なので全く同じ容姿体型となるわけですが、一部の双子さんは敢えて髪型や服装を変えて見分けが付くようになっているのは面白いところで、3Pエッチの際にまた異なる味わいがあります(←参照 メガネロングお姉さんとショートお姉さん 第4作「お姉さんが教えてアゲル」より)。
3分の1程度の双子はもちもち巨乳と肉付きの良いお尻を備えるナイスバディさん、その他の双子さんは華奢な肢体にぺたんこ~貧乳なお胸が組み合わさるロリ系ボディさん。どちらの体型にしても、適度な柔肉を纏いつつしっかりと締まった均整のとれたボディであり、可愛らしさよりも美しさがより際立つのはこの作家さんの特長の一つでしょう。
全裸エッチも多めであると同時に、白スクやメイド服、黒ストッキング+制服など、コスプレ的な味付けも豊富。
縦長・横長の小~中ゴマを詰め込むページ構成はやや独特ながら、後述するような飽和感のあるエロ演出との調和が良く、また決して視覚的に雑然とした印象がないのも見事です。
最古作は約5年前という初出時期の幅広さながら、勢いがありつつも瀟洒な絵柄は高質で安定しており、作画の地力の高さを証明したカタチとなっています。

【複雑に肢体の絡みあう艶態を表現する技術力】
上述した通り、シナリオパートが短く抑えられていることもあって、双子さんとのエッチをたっぷり堪能可能な優良抜き物件として完成。
DuetOfTwins3.jpgヒロイン2名+男連中が絡みあうセックスを描くには、複雑な体の絡み合いをコマに収める高い技量が必然求められるわけですが、さして大きくないコマも含めてツインズの肢体を艶やかにかつダイナミックに提示できる技量は正に一級品(←参照 凌辱エロです 第3作「わたしたち誘拐されました!」より)。
互い違えに体を重ねたり、お互いに性器を弄り合って絡まる手をエロティックに描いたり、片方の娘に抽送しつつ別の娘の体を弄ったりと複数の人間の肌の密着感を常に維持することが強い官能性を生み出しています。
火照った頬を濡らす涙や涎、結合部から絶えず漏れ出る愛液など、量こそ多くはないながらもウェットな液汁描写もまた淫靡で、粘り気のある水音の散りばめと併せて効果的なエロ演出。
DuetOfTwins4.jpg吹き出しの輪郭をまるで破裂するかのような様に描き、中に意図的に乱れた書き文字を入れるエロ台詞の描写も特徴的で、ヒロインの身体の中で快楽が小爆発を繰り返しているかのような表現には強度の攻撃性があります(←参照 第2作「本当に双子なんです」より)。
やや粗さが先行するもののパワフルではある断面図・透過図を絡めるピストン運動のフィニッシュは、どちらかの娘さんの秘所にたっぷり中出し敢行でヒロインを絶頂に導く盤石の構成。ただし、双子の体に同時にぶっかけたい方にはちょいと残念ではありましょう。

童話モチーフの作品が持つ奥深さとはまた異なる味わいではありますが、特に作画の魅力の強固さを変わらず示しており、また双子モノ特化によく成功している1冊と言えるでしょう。
個人的には、高飛車金髪お嬢様凌辱モノな「わたしたち誘拐されました!」とお嬢様と双子世話係のレズ絡みな「好きですお嬢様!」に赤玉出るまで絞られました。
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