2010年01月

De『子猫たちとの甘い午後を』

SweetAfternoonWithKitten.jpgTVアニメ版『とある科学の超電磁砲』第16話「学園都市」を観ました。前後編で個々のキャラクターが落ち着くべき所に落ち着いた良いエピソードだったんじゃないでしょうか。
他者への理解・共感を示した佐天さんの言葉も素敵でしたが、爆弾腹巻のシーンでの黒子の「いつの時代の人ですの!?」には銀河高原ビール吹きました。今回は、SIZさんも取り上げてるぞ!\やったね/

さて本日は、De先生の『子猫たちとの甘い午後を』(マックス)のへたレビューです。先生の前単行本『放課後まっどてぃーぱーてぃー』(同社刊)のへたレビューもよろしければご参照下さい。
とってもキュートでエロエロな美少女達とのキャッキャウフフな桃源郷に浸れる作品集ですよ。

SweetAfternoonWithKitten1.jpg収録作は、あまりにモテないことが世界の恋とエロの因果律を歪めていた少年の元に愛のキューピッドが!?な中編「れっどらいんたいらんと」全5話(←参照 こんなですがれっきとした恋のキューピット 同中編第1話より)、および読み切り短編7作。
1話・作当りのページ数は16~20P(平均17P弱)と、やや控えめながらポプリクラブ掲載作としては概ね標準的な分量。軽快なシナリオと濃ゆいエロで構成されているため、読み易くかつ使いやすい1冊になっています。

【お気楽ご気楽なチアフルなエロコメ・ラブコメ】

これまでの作風と同様に、キュートな女の子達のキャラとしての魅力と彼女達と繰り広げるドタバタ模様を中核とするお気楽エロコメ・ラブコメが取り揃えられており、重厚なストーリーなど望むらくもない一方、肩肘張らずにニコニコできる心地よさがあります。
良くも悪くも、その場のノリで話を進めていく様な感が強く、お馬鹿な掛け合いをしながらエロシーンへとテンポよく導入する流れの軽快さがこの作家さんの持ち味。
SweetAfternoonWithKitten2.jpg成人向けでは初挑戦な中編作にしても、やたらとノリの良い“赤い糸管理人”の月下さんがツンデレおさ馴染みを発情させて既成事実を作ったり、主人公の願いを叶えて金髪スク水な義妹ちゃんをご用意したりと(←参照 中編「れっどらいんたいらんと」第3話より)、エロ漫画的なご都合主義街道をフルスロットルで爆走します。
幼馴染を交えた三角形すらシリアス方面に進展させることもなく、皆仲良く4Pな日々がその後も続くことを示すラストを迎え、これまた脳髄蕩けるピンク空間を貫徹。それでいて、そのご都合主義っぷりに無理・無駄がないのが大きなアドバンテージです。
短編群についてもおにゃのこ達とのラブラブ&エロエロ模様をハッピーでコミカルに描くことに終始。その雰囲気のチアフルさは、友人の処女を大好きなお兄ちゃんに差し出させたり(短編「禁断トライアングル」)悪戯な妹に媚薬を盛ったり(短編「食後のでざーと」)と、冷静に考えればなかなか外道なことをやっていても、コミカルさを感じこそすれ暗い印象を全く受けない程の水準に達しており、読み手のエロ妄想を全て受け止めるエロエロ空間の包容力は◎。
恋愛感情の描写への踏み込みは強くありませんし、表現として平凡の域を出ませんが、エロの陶酔感の下地として恋心を滲ませてくるため、その辺りの甘さも作品の心地よさをより確かなものにしています。

【各種の定番属性を幅広く押さえた美少女ヒロインズ】
見た目は瀟洒・中身はおっさんな中編作の月下さんは年齢不詳の美人お姉さんですが、その他のヒロインはロー~ハイティーン級の美少女さん達。
正調ツンデレタイプもいれば、お兄ちゃん激ラブな妹にクーデレさん、おっとり天然娘に小悪魔系妹ちゃんと、オタク心をくすぐる、いい意味で典型的なキャラクターを各種用意しています。
逆を言えば、凝ったキャラ造形を求めるのは避けるべきですが、分かり易いキャラ構築であるために、短めのシナリオパートでキャラへの親しみを作り出すためにはむしろ好適と言えるでしょう。
SweetAfternoonWithKitten3.jpgミニチャイナドレスに、濡れれば透ける白スク、旧型スクール水着(←参照 上からグリグリ 短編「すいみんぐ すいみんぐ」より)、エロメイド服に縞ぱん、ニーソ、そして学校の制服と衣装面でもバラエティは豊か
お椀型な巨乳さんもちょこちょこ居ますが、貧乳ガールがメインと言え、薄い胸と華奢な四肢を併せ持つちっこいボディが年齢問わずにロリっぽさを強調しています。局所的にプニプニとしたこんもり股間も素敵ですが、おっぱいは下手をするとほとんど露出しないケースもあるので、乳派な諸兄は要検討。
萌えフレーバーも十分量添加されながら、適度にラフな描線と漫画チックな崩しを多用する絵柄であり、萌え系絵柄の“あざとさ”があまり感じられないのも作品の柔らかい雰囲気作りに大きく貢献しています。

【強烈な性的陶酔の量的飽和感で押しまくる濡れ場】
ページ数の関係上、エロシーンは長尺とは言い難いものの、エロの占める割合は高く、かつ密度が高いので抜き物件としては十分に強力。
シナリオパートでチアフルに動き回っていた美少女達が、トロットロに蕩けたエロフェイスを示しながら、やたらと粘度の高い各種淫液塗れになる痴態が読み手の性欲中枢を存分に刺激してきます。
bd7ac2e2.jpg火照ったスベスベ・プニプニバディと共にコマを埋め尽くす、ハートマークを散りばめた描き文字のエロ台詞もこの作家さんの特徴の一つであり、演出の量的な飽和感で押しまくるスタイルの顕れ(←参照 短編「食後のでざーと」より)。
粘っこい淫蜜がこんこんと湧き出る秘所をアップするコマも適度に絡めつつ、むしろヒロインのエロ可愛い表情と肢体を見せる中ゴマを連発させるページ構成であり、やや単調な感はありますが、個々のコマのアタックが強く、かつ濡れ場が長尺でない故にシンプルなハイプレッシャー感が上回ります。
各種体液の描き方において、エロとしての淫猥さとキュートな雰囲気の維持の間のバランス感覚の良さが感じられ、その美点をよく活かした前戯パートは白濁液をたっぷり全身にぶっかけたり快感のあまり黄金水をお漏らししちゃったりで、抜き所として好適。
ち○こをキュッと締め付ける小さな秘所を最奥までぬちぬちと突きまくり、ラストは結合部から漏れ出るほどたっぷり中出しを決め込んでおり、こちらも勿論よい抜き所になっております。
カワイイ絵柄で意外にねちっこく、かつえげつないエロという、いい意味でのギャップが煽情的なエロシーンだと考えております。

ヒロインのキャラの良さとエロへの踏み込みの強さが魅力の萌えエロ系であり、萌え系美少女とのエロエロ時空で癒されたい諸兄には大変お勧めな1冊です。一般向けでも描いているのでエロを続けてくれるのかヤキモキしていましたが、こうやって(成人向け)3冊目が出てファンとしてはホッと一安心ですなぁ。
個人的には、最終的にはツンデレ幼馴染・仔犬系な金髪ロリ妹・能天気お姉さんとの4Pが満喫できる中編作と小悪魔系なお馬鹿妹との蕩けるエロシーンが強力な短編「食後のでざーと」が大変お気に入りです。

かねことしあき『アンダー=ブルマ』

UnderBuruma.jpg田中ロミオ先生のライトノベル『人類は衰退しました』第5巻(ガガガ文庫:小学館)を読みました。主人公の学校での日々を描く前編とレトロゲーム万歳!な珍騒動の後編でしたね。
『AURA』の時にも思ったんですが、この作家さんは“学校”というコミュニティに対する猛烈な不信感とその中での人間関係に対する親しみを併せ持ってる感じがして面白いですな。

さて本日は、かねことしあき先生の『アンダー=ブルマ』(コアマガジン)のへたレビューです。当ブログで先生の作品を紹介するのは初めてですな。前単行本の発売時にはまだブログをやってませんでしたからなぁ。
ブルマを履いた肉食女子達がハードに貪ったり貪られたりな爽やか青春模様が楽しい1冊となっております。

いきなり余談に近いですが、表紙のカバーがなかなか凝っていまして、帯を外すとスカートの下からブルマが出現するというギミックが表紙・裏表紙に使われています。こーゆーアナログ的な楽しみっていいですよね。
UnderBuruma1.jpg収録作は、陸上部所属(よってブルマ装備)のマイ子姉ちゃんと弟の愛と肉欲な日々な三連作+描き下ろし後日談掌編3P(←参照 室内でもブルマ! 第2話「望んでない態度」より)、肉食系で不思議ちゃんでとっても乙女な女の子とのエロラブ模様な三連作、馬鹿カップルの看病という名のエロ攻撃の応酬を描く「弱みにつけこんで」全2話。
1作・話当りのページ数は18~22P(平均21P弱)と標準的なボリューム。続きモノで構成されているため、登場人物達のドタバタ模様を十分量楽しめますし、エロのボリューム感もしっかりとあります。

【恋とエロに奔走する少年少女が気持ちの良いラブコメディ】
コアマガジンにおいては、若い男女の真っ直ぐな性欲が駆動する威勢の良いラブコメディという作風を貫徹しており、今単行本でも若い男女が恋とエロに奔走する様が実に爽快。
恋心がベースにあるにせよ、皆さん若さゆえの欲望が溢れており、細かいことはともかく“エッチしたい!”という願望がよく出ていることが作品のエネルギッシュな勢いを下支えしています。
UnderBuruma2.jpgそうはいっても、エッチをすれば全て解決という構図になっておらず、性欲は性欲として解消しつつ、恋心だって満たされたいというアンビバレンツな心がコミカルに表現されているのも大変心地よいです(←参照 新二さんお怒り 三連作第2話「Hの筋書き」より)。
貪欲なエロの求め合いの中から、このようにちょいと染み出してくる乙女心なり少年の恋心なりが作品の雰囲気に柔和さを加えており、欲望至上主義な殺伐とした雰囲気になっていないのが大きな美点。
この点、漫画的な面白みにもつながると同時に、ガツガツとしたエロを楽しんでからの良好な余韻を生んでおり、商業作品として真っ当な構成。
お馬鹿だけれども決して裏表のない登場人物達のやり取りを楽しむのが正解と言えるでしょう。

【ツリ目で勝ち気なブルマ着用ガールズ】
ちょいと勝ち気なツリ目ガールを描くと天下一品な作家さんであり、その性欲旺盛な面も含めて男性側に(いい意味で)“理解しがたい”存在として描かれています。
ヤリたい盛りな男連中にも存在感があり、男女がエロと恋の主導権を巡って綱引きを繰り広げる様が何ともコミカルで微笑ましいところ。
UnderBuruma3.jpgツンデレ風味や不思議ちゃん風味も加えつつ、漫画的な華やかな属性よりも溢れる欲望も含めて等身大で健康的なキャラ作りに親しみが持てます(←参照 コンビニで立ち読み中 三連作第3話「想いがけず」より)。
作風・絵柄共にDISTANCE先生の正統派フォロワーという印象が個人的にはあり、フルフル震える並乳と程良い肉付きを持つ健康美な肢体が魅力的。
DISTANCE御大が描線をより端麗にシフトしていったのに対し、90年代後半の少年サンデーあたりに載ってそうなカラッと明るい絵柄は未だ強く濃い描線をキープしています。
悪く言うと泥臭さも残っており、コミカルな演出にもオールドスクールなものがありますが、ちょいとした懐かしさも含めて個人的には居心地の良い絵柄だと感じます。

【ブルマをぐっしょり濡らす前戯パート】
タイトル通りにブルマがたっぷり登場のエロシーンであり、体操着は当たり前のこととして私服であろうと下にブルマ完備の徹底ぶり。
UnderBuruma4.jpg前戯パートではブルマの上からたっぷりと秘所を舐ったり、顔を押しあてて沁み込んだ汗にニオイを満喫したり、伝家の宝刀ブルマコキ+ブルマ中出しを敢行したりと、ブルマスキーには実に頼もしいコダワリを存分に発揮しています(←参照 「弱みにつけこんで」第1話より)。
淫密やおしっこや精液でぐっしょり濡れたブルマを脱いでピストン運動へ突入するので、ブルマずらし挿入を期待する諸兄は回避推奨。
お互いにガツガツと快楽を貪り合うエネルギッシュなエロシーンとなっており、特にエロ後半において強気ガールズ達がち○こ由来の快楽に蕩けさせられて、いじましい表情と台詞を示すのが何とも煩悩を刺激してきます。
丁寧に描き込まれながら過剰な猥雑さがない女性器描写は修正がかなり甘いこともあってストレートなエロさにつながっており、ブルマ弄りも含めて股間周辺のアップ構図を頻繁に絡めるのも○。
目いっぱい広げられた秘所の最奥にたっぷり白濁液を注ぎ込むフィニッシュシーンを迫力の1Pフルで描いており、量的には多くないものの、各種淫液がヒロインの健康バディの中と外を濡らす様が良い抜き所になっています。

エロもシナリオも、若いエネルギーに満ちており、変態チックにも欲望にまかせて走りながら終始カラッと明るい雰囲気があるのが素敵です。ブルマ大好きっ漢な諸兄は是非押さえて頂きたい逸品です。
個人的には、肉食系女子ながら中身はとってもピュアに乙女な新二ちゃんのキャラクターが実に可愛らしい三連作「どんな手段を講じても・・・」「Hの筋書き」「想いがけず」がエロ・シナリオの両面で特にお気に入り。

久川ちん『新婚さんごっこ』

LoveBirdsPlay.jpg録画しておいたTVアニメ『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』第3話「隊ノ一日・梨旺走ル」を観ました。OPやスタッフから、きっとこの後とんでもなくダークな話になるのだろうと思ってるんですが、今のところ実に平和な作品ですな。
今回描かれた過去エピソードから、ファンタジー的なテーマよりも個々人の“問題”の解消に話が進む可能性もあると思うのですが、さてどうなるのやら。来週はノエルメイン回なようなので楽しみです。

さて本日は、久川ちん先生の『新婚さんごっこ』(コアマガジン)のへたレビューです。発売を楽しみにしておりました。
キュートなおなご達とのキャッキャウフフなラブエロ模様が楽しめる1冊となっております。

LoveBirdsPlay1.jpg収録作は、罰ゲームでの新婚さんゴッコをキッカケにそのまま恋愛成就なタイトル短編「新婚さんごっこ」(←参照 嬉し恥ずかし)+短編「革命の日」とのつながりが判明する描き下ろし後日談掌編(4P)、および短編8作。
1作当りのページ数は18~28P(平均24P強)と標準をやや上回るボリューム感があります。読み易いシナリオに適度な面白みがありつつ、エロはしっかり長尺という好適な構成も○。

【バラエティのある楽しいラブコメディ】
被験者となった少年少女のセックスを室内カメラで“観察”するというメタ的でシニカルな作品(短編「実験室」)もありますが、基本の作風はヒロインのキャラクターを前面に打ち出すコミカルなラブコメディ
物語の骨子は、若い男女の嬉し恥ずかしなドキドキ恋愛模様であり、身も心も結ばれてにっこりハッピーエンドかほのぼのとしたコミカルオチに導入するという、コアマガ系列らしい心地よい読書感が味わえるタイプに仕上げられています。
LoveBirdsPlay2.jpg多少ダークな匂いが強い上述の短編「実験室」も含めて恋愛要素少なめでピュアな欲望まっしぐらな作品もあれば、少年少女のいじましい恋心をムード豊かに描く作品もあり(←参照 赤面が印象的なのは共通 短編「天体観測の夜」より)、コミカル成分の楽しさと恋の高揚感の比率を適度に変化させてそれぞれの作品の雰囲気を作り出しています。
話が小さくまとまりがちなジャンルであるのに対し、パラレルワールドの交差といったSF要素を取り込んでみたり(短編「平行彼女」)、ループを用いて夢と現を交錯させる多層的な構成を取ったり(短編「放課後ナイトメア」)、変態エッチ成分を混入させたり(短編「革命の日」)と、話にバラエティが設けられているのも1冊の単行本として飽きずに読めることにつながっています。
小ネタも絡めた登場人物の言葉のやり取りが面白いコミカル系にしても、おっかなびっくり互いの心と体の距離を縮めていく恋愛系にしても、エロを絡めつつシナリオに十分な尺が設けられているのも好印象。
腹に溜まる様なシナリオではありませんが、ラブコメ系としての明るさと気持ちよさがよく引き立てられている作風と言えるでしょう。

【キャッチーなキャラ造形の女の子達が魅力的】
登場するヒロインはミドルティーン~女子大生クラスの美少女さん達であり、大まかに言って制服少女メイン
なお、双子の姉妹や変態仲間?な女の子コンビ、果てはパラレルワールドのもう一人の自分など、複数ヒロイン制を取っているケースが多いのが特徴です。
性格的にも大人しい純情ガールに、天然気味のおっとりお姉さん、アホ娘ちゃんなど、キャッチーなキャラクター造形をされており、ラブコメ系として好適。
LoveBirdsPlay3.jpgほんの膨らみかけの貧乳さんからゆっさゆさ巨乳さんまで幅広めのおっぱいボリュームですが、どちらかというと貧~並クラスの控えめおっぱいさんが多いので非ロリな貧乳ガールが好きな方は要チェック(←参照 短編「友達以下、恋人未満」より)。
上述した“照れ”の赤面顔以外にも、コミカルなものから繊細なものまで感情表現としての表情変化が良く、台詞回しと合わせてヒロインのキャラを立てることに貢献しています。
初単行本とは思えないほど絵柄は安定しており、ほんわかと柔らかい印象のある漫画絵柄が最初から最後まで味わえ、表紙絵ともほぼ完全互換な安心のクオリティ。

【ラブラブエッチとして完成度の高い濡れ場】
各作品のページ数が十分あることもあって、濡れ場は長尺であり、前戯パートと抽送パートの双方にボリューム感があります。
特に恋愛エッチにおいては、お互いの体をまさぐったり、フェラやパイズリやスマタで互いの興奮を高めたりと、エロの段階的な進展を描けているのが嬉しいところ。
ハードコアなエロとしての踏み込みはやや甘さを残すものの、甘い愛の言葉を囁きながら互いに快感を甘受していく様子そのものに口当りの良いエロティシズムがあります。
また、媚肉がグニグニとうねる淫猥な結合部を見せつける構図を多用するなど、ストレートなエロさで読み手を煽る手法も取り込んであります。
LoveBirdsPlay4.jpg複数ヒロインとのエッチが多かったり(←参照 変態少女コンビと 短編「革命の日」より)、カタチの良いヒップをドンと据えたコマを用いたりと在る程度視覚的な飽和感があるのも○。
紅潮した頬を涙が濡らす官能の表情を示すヒロインの秘所を付き込めば、終盤でのヒロインによる中出しオネダリ台詞に導かれるままに、膣内フィニッシュとなり、その様子を大ゴマ~見開きでダイナミックに描き出してきます。

エロ・シナリオ共に多少のアクセントをつけてありますが、平和なラブコメ系としての心地よさがキープされており、ニヤけて良し使って良しな1冊としてお勧めできます。
個人的には、トンデモな台詞回しで笑いをとる巨乳&貧乳コンビな女の子とラブラブエッチな短編「革命の日」とち○こに興味津津な双子妹を同時食いな短編「ち○ちんみせろ」がお気に入り。

火浦R『DREAM HUNTER麗夢XX 蒼の機関騎士』

DreamHunterXX.jpg鈴木央先生の『金剛番長』第9巻(小学館)を読みました。色々と“謎”が明らかになる今巻ですが、前から人間離れしていると思ったら、金剛番長は本当に人間じゃありませんでした(笑。
ところで、ドリル番長カッコいいよ!ドリルですよ、ドリル!!今週のビックリドッキリメカですよ!語尾が「~モグ」ですよ!モグたんですよ!まんが初めて物語ですよ!(最後違う。

さて本日は、火浦R先生の『DREAM HUNTER麗夢XX 蒼の機関騎士』(キルタイムコミュニケーション)の遅延へたレビューです。この単行本の約2カ月語に発売された『ふるえろ』(ジーウォーク)のへたレビューもよろしければご参照下さい。
ドリームハンター麗夢と少女達を夢に捕える謎の男との闘いを描く長編ストーリーが楽しめる1冊になっています。

DreamHunterXX1.jpg収録作は、人を害する夢魔を退治する少女探偵・麗夢と少女達を幻想に捕え、不死の力を渇望する男との闘いを描くタイトル長編全8話(←参照 第2話「生命の操車場」より)。
なお、原作は1980年代のOVAシリーズ『ドリームハンター麗夢』であり、その新エピソード的な位置づけにある作品と言えるでしょう。
ストーリー的な構築がしっかりとしているため、読み応えのある作品になっている一方、エロのボリューム感は弱いので抜きツールとしての満足感は弱い印象があります。

【王道要素を抑えながら広がりのあるストーリー構築】

まず、管理人は原作となるOVAシリーズを観ていないので、作品世界に馴染みがない状態で読んだ上でレビューを書いていることをご了承下さい。
とは言え、ストーリーが分かりづらい印象はほとんどなく、ホラー的・サスペンス的な要素を加えた正統派のバトルファンタジーものとして完成度が高く、スムーズに流れに乗れるのも○。
原作から引き継がれた登場人物達に関しては、初見の人間にはキャラクターが最初は掴み難い感があるものの、悪役である氷影英晶を中心にキャラクターの掘り下げと人物関係の説明がしっかり為されています。
DreamHunterXX2.jpgバトルモノとしても戦闘描写には勢いと緊迫感が相応にあり(←参照 第5話「天才vs超人」より)、サブキャラ達に中盤の戦闘シーンを任せることで、最終盤で囚われの身から反撃に転じる麗夢の姿を、“真打ち”登場として盛り上げられているのも上手いと思います。
どこまでも作者によるオリジナル要素が加わっているかは僕には判断が付かないものの、本筋に複数のエピソードや各種設定を上手に絡めながら全体のストーリー展開が整っているのも好印象。
雰囲気重視と設定の説明との折り合いの付け方も好適ですが、ややどっちつかずになっている感は残り、犠牲となる少女達に関して?な部分が結構あるのも△。

【完成された設定の魅力がある登場人物達】
原作で構築されたキャラクター性をしっかりと受け継いでいるため、変身ヒロインというある意味で分かり易い麗夢も魅力的に描かれていますし、男性達も悪役・味方も含めキャラが立っています。
DreamHunterXX3.jpgビキニアーマーという今となっては素敵にレトロなコスチュームに包まれる麗夢の肢体は、膨らみかけなお胸のほっそりバディとなっておりロリっ娘スキーは大歓喜(←参照 第8話「受け継がれるもの」より)。
夢魔の犠牲となる少女達もミドル~ハイティーン級の美少女達であり、エロ要員としては良くも悪くも普通のタイプ。ただ、この作家さんの得意とするツルペタロリっ娘はほとんど登場しないのでそこらに期待するのは避けましょう。
なお、エロ漫画的には比較的珍しいことに男性キャラの登場頻度が高いので、おにゃのこだけを眺めていたい方にはやや不向き。
適度にプニプニ感もありながら、繊細な華奢さを併せ持つキャラデザを可能にする二次元絵柄は高質で安定しており、表紙絵との齟齬もない安心クオリティとなっております。

【煽情性構築への踏み込みが弱いエロシーン】
前述の通り、ストーリー構築が作品の主となっており、エロに関しては従となる構成なので、アグレッシブな抜き物件を期待するのは×。
厳しいことを言ってしまうと、エロへの踏み込みは黄色いマークが付くレベルに十分達しておらず、下手をすればスレイブヒロインズではなく同社のコミックヴァルキリーに載ってもそれ程不自然でない水準です。
DreamHunterXX4.jpg性器結合を伴う性行為は少なく、触手エロがメインとなっており、キュートな戦闘ヒロイン・麗夢の肢体を蠢く触手が汚していく様は相応にエロティック(←参照 第7話「地獄門の饗宴」より)。
エロシーンにもシナリオ進行が含まれるため、状況を説明するモノローグが多用される一方で、快楽描写・苦痛描写は弱めです。
加えて、明確に抜き所と言えるパートも存在せず、キャラへの愛着と想像力の逞しさによって初めて実用的読書が可能になるタイプなので、エロのドライブ感で抜きたい諸兄は要検討。

この作家さん少女エロスを満喫したい方には先日ご紹介した『ふるえろ』(ジーウォーク)の方がよりお勧めですが、エロもあるストーリーモノが楽しみたい方にはこちらが正解。
戦闘ヒロイン触手凌辱、戦闘描写、ヒロインの大逆転など、キルタイム系作品にある様式美的な要素(ただ、これは卵と鶏の関係ですが)も踏襲されているので、キルタイム系好きにはハマりやすい1冊とも言えるでしょう。

星乃だーつ『ママミルク牧場』

MamaMilkRanch.jpg土居坂ざk・・・もといtenkla先生の『ヨメイロちょいす』第3巻(秋田書店)を読みました。台詞回しといいパロディといいエロネタといい、毎度のことながら呆れる位ヒドイ漫画です(もの凄く誉めてます)。
この手の作品に好適なヘタレ流されキャラな主人公ですが、下半身に語らせるともの凄くアグレッシブなことが判明し、何だかんだでジゴロ(死語)の素質がある少年ですなぁ。あと、その名の通りモブキャラな茂部さんアホ可愛いよ茂部さん。

さて本日は、奇才・星乃だーつ先生の『ママミルク牧場』(久保書店)のへたレビューです。レビュアーとして今以上に駆け出しだった頃なので、文章の質がかなり低いですが、前単行本『ままごとパンパン』(同社刊)の超へたレビューもよろしければご参照下さい。
ほんわかとした柔らかさと禍々しいドス黒さが混じり合う、混沌とした雰囲気の中で繰り広げられるアブノーマルな母子相姦にトリップさせられる狂気の1冊です。

収録作は短編8作+描き下ろしのフルカラー掌編(1P)。1作当りのページ数は18~24P(平均20P強)と中の下クラスのボリュームになっており、単行本としての厚みはある方ではありません。
ストーリーラインそのものの読み応えが強いわけではありませんが、毒と甘味が混じり合ったような独特の雰囲気は読み手に強烈な印象を残すタイプであり、またアブノーマル路線を快走するエロもボリューミィになっています。

【ナチュラルボーン・ケイオスな作風】
“ブラックでほのぼのでカオティック”という極めて個性的な作風を誇る作家さんであり、もはや題材のチョイスなど重要ではないのかもしれませんが、前単行本のあとがきでの宣言通り、今単行本は母子相姦モノで統一。
初っ端で乳児にファックをかましたり、幼○園児にガチレイプを敢行した後にほのぼのギャグオチで終わらせたりと、狂気の沙汰を軽々とこなしていた前単行本に比べれば、狂気性はやや落ち着いており、母と子のインモラルな行為の進展を割合ベーシックな流れで描いています。
とは言え、愛情故のスキンシップの延長線上のようなラブラブエッチもあれば、はずみで始まった行為がエスカレートし快楽の泥沼に飲み込まれていく場合もありますが、このジャンルの様式美的な形式を用いずに、狂気と平穏が混じり合うユニークな雰囲気で描き出します。
MamaMilkRanch1.jpg禁忌の行為のエスカレートは、ママンにアブナイお薬を注射して快楽漬けにしたり、全裸で日常生活を送らせたり(←参照 平和な狂気 短編「ボクとママの世界」より)、妊娠させて拘束輪姦調教を施したりと、凄まじい領域に突入しており、皆さん穏やかな微笑みを幸せそうに浮かべながら快楽地獄へ転がり堕ちていく様が何とも痺れます。
このブラックな狂気性と、母子に交わされる間違いなくピュアな愛情の穏やかさとが互いに邪魔し合うことなく、お互いの良さを高め合っている分、一層全体的な混沌の度合いが高まっているのも面白いところ。
何より、この混沌性・狂気性が計算して構築されている感がなく、ごくナチュラルに生み出されている印象があるのが、この作家さんのユニークな特長であると共に、禍々しさの源泉とも言えるでしょう。

【もっちり淫猥ボディの優しいママン達】
MamaMilkRanch2.jpg母娘が痴漢凌辱されてしまう短編「みっしり」ではミドルティーンの美少女さんも登場するものの、その他の作品はママンと一桁~10代前半のショタ少年の組み合わせ(←参照 短編「ミラーママ REFLEX」より)。
母子相姦メインとは言え、熟女的なヒロイン造形ではなく、デフォルメを強く効かせた絵柄で描かれるキュートなロリータフェイスの可愛らしいママンが貴兄をお出迎えしてくれます。
小さな体の男の子と対比されることで、女体の重量感も適度に強調されていますが、絵柄の柔らかさもあってマシュマロの如くふんわりとしたバディに包まれる様は、ママンラブな諸兄にも嬉しいところ。
MamaMilkRanch3.jpgこのロリ顔と組み合わせる熟女バディは、ムチムチとした太股&お尻、柔肉が余り気味なお腹、そしてミルクも頻繁に噴出する爆乳を備える実に淫猥なタイプになっています(←参照 短編「ダンス・たんす・レボリューション」より)。
精通した息子に中出しされたママさんは結構な率で妊娠することになり、ボテ腹化して乳房からミルクを出す姿に変貌しますので、そこらに対する属性のアリナシは結構評価に影響するでしょう。
ちなみに、皆さん何故か股間はツルツルで、顔の造作も含め、妙にロリっぽい味付けと上述の淫猥ボディのコンビネーションがやはり強烈なインパクトを生んでいます。

【強烈なトリップ感にクラクラするエロシーン】
色々ぶっ飛んだエロも含めてシナリオを形成するスタイルであるため、エロシーンの尺は十分。また、ママさん達のたっぷりボディが画面を埋め尽くすので視覚的なボリューム感も強くあります。
エロ展開序盤こそ、柔らかい肢体のママンが息子を優しく包み込んで、エッチなスキンシップのリードを取るものの、この作家さんがそんな甘々エロ模様をやり通すわけがありません。
MamaMilkRanch4.jpg快楽を知ってしまった幼い男の子が、小さな体の全身を揺すりながらママンの秘所を突きまくれば、口から泡と化した涎と白痴・絶叫系のエロ台詞を垂れ流し、明らかに理性を失った瞳を示すという悶絶の表情を曝け出します(←参照 短編「「蔵」のある村」より)。
爆乳の先端に備わる肉感的な乳首をしごき倒してミルクを噴出させたり、パイズリやボテ腹コキで白濁液をぶっかけたりと、むっちりバディを各種淫液がドロドロに汚していく様も強烈に刺激的。
男女双方がイキまくる複数ラウンド制を取っているために抜き所も総じて豊富。また、アブノーマルプレイで力押しする濡れ場のフィニッシュは母の柔らかボディにしがみ付きながら、子宮内にたっぷり白濁液を注ぎ込む仕様になっており、意外に可愛らしさもありながら凶悪なアヘ顔と淫語連呼の台詞でママさん達の法悦を読み手に伝達してくれます。
凌辱系だろうが和姦系であろうが、作風同様に強烈なトリップ感のあるエロシーンと言え、ハマれば病みつきになるタイプと言えるでしょう。

強烈な抜きツールでありながら万人向けとは決して言えないのですが、他に類を見ない個性を持っている作家さんであり、エロ漫画ジャンキーな諸兄は是非押さえておいて欲しい怪作です。次回はまたロリ系を描いてくれるのか、また別の方向に行くのか管理人は大層楽しみです。
どの作品も好きですが、個人的には、村の暗い因習と母子のピュアに歪んだ愛を描く短編「「蔵」のある村」と昔着ていたボディコン系コスチュームを着たママンとコスプレHな短編「ダンス・たんす・レボリューション」が特にお気に入り。
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