ResidenceOfObsceneArt.jpgふと思い立って昼休みに天一のこってりラーメンを食べに行きました。基本的に味や脂の濃いラーメンよりも魚介出汁系のあっさりラーメンが好みなのですが、天一は別腹(?)です。
あの麻薬的な味は時々無性に食べたくなるのです。個人的に小ライスを付けるのがデフォ。

というわけで、本日は正に麻薬的な味わいを示すエレクトさわる先生の2冊目『淫術の館』(キルタイムコミュニケーション)のへたレビューです。楽しみにしていた甲斐がありました。
爆乳クラスの美少女・美女さん達が大量の触手orチ○コとこれまた大量の白濁液の海に溺れるカオティック&ハードコアなエロ漫画を存分にお楽しみ下さい。

ResidenceOfObsceneArt1.jpg収録作は、エルフのメイドさんがご主人さまに言い付けられて向かった先は男を喰らい女を性の享楽の虜にする異形が住む館という中編「淫術の館」が外伝を含んで全5話(←参照 第2話「Return Of Nightmare」より)、および短編4作。
1話・作当りのページ数は16~22P(平均18P強)と多い方とは言えないながら、とにかくエロシーンの表現とプレイ内容の過剰なまでの濃さがあるため、読後の満腹感は大変良好だと言えるでしょう。

茜新社様から出た前作(初単行本)の『まぞ・ちち』も大のお気に入りですが、ファンタジーエロに強みを発揮するキルタイム様で描かれた今単行本中の各作品はエレさわ先生のご嗜好がより濃く反映されて、前作以上に活き活きしている感があります。
ResidenceOfObsceneArt2.jpg作品中では精液は“黄ばんでドロドロのぷりぷりザーメン”(原文ママ)以外は認めないと言わんばかりの特濃白濁液であり、大量に放出されるそれがヒロイン達の両穴を、胸を、そして特に美しいその顔を真っ白に埋め尽くす様(←参照 短編「銀河特警キャッツブレイド」より)はえれサワ先生のお家芸であり、今単行本では全作品でその濃ゆい描写をたっぷり拝めます。
エルフ娘さんとか獣耳の女剣士とか淫魔さんとか、はたまた触手を大量に備える異形の化け物が登場したりするファンタジー系エロ漫画のみで構成されており、一応ホモ・サピエンス同士のセックスを描いている茜新社様のシグマ掲載作とは完全に芸風を使い分けている感はあります。
作風的にも、キュートなロリロリ獣耳ちゃんがミルクを買いに行くおつかいにでかけて別のミルク(お察し下さい)をたっぷり頂いちゃうコミカル系の短編「はじめてのおつかい」を除き、導入パートでのちょっとしたコミカルさがあってもラストは人知を超えた快楽に理性を失ったヒロインさんを据えるインモラル&ダーク系で縛ってあり、ここもシグマ掲載作とはちょっと異なる所。
中編「淫術の館」では人物設定などが、巻末に載せられた作品解説を読まないと分かりにくいなど、シナリオ面での不備・不足が無いわけではないのですが、さほど気にする必要はないでしょう。
シナリオによるエロの魅力向上もエロ漫画にはとても大切ですが、今単行本について言うならば、もしも「シナリオの咀嚼のためにエロシーンを1P削ってもいいの?」と聞かれたら管理人は断固NO!と言うことでしょう。

上述の通りに全作ファンタジー系作品であり、短編「ツバキ淫乳忍法帳」のくのいちさんを除いて獣人さんだったりエルフさんだったりする人外娘さん達
乳輪大きめの爆乳とこれまた特大サイズのお尻を備えるむっちむちバディの美少女さんが中心ですが、時々ロリっ娘さんも絡めてくれるのが好対照になってよいアクセント。まぁ、上述の短編「はじめてのおつかい」のロリーな犬耳娘クゥちゃんですら冷静になって考えれば巨乳クラスですけど。
ResidenceOfObsceneArt3.jpgエロ作画の技量が問われる乱交系・触手乱舞系(新語)をきっちりこなす画力はエロシーンで燦然と輝いていますが、戦闘美少女モノでは結構重要なバトルシーン(←参照 中編「淫術の館」第5話「Endless Fears」より)や、「淫術の館」第1話の内容に期待を持たせる静かな導入シーンなど脇を固めるパートでの丁寧な作画も非常に好印象です。
前単行本ではかなり古めのフリーキーな絵柄がそれなりの本数混じっていましたが、今単行本はほとんど近作の絵柄で占められており、表紙買いしても特に問題ないでしょう。最古作こそ、表情や下半身回りのボリュームに以前の絵柄の残り香を感じますが、ボディデザインのバランスは現在の絵柄に近いので個人的にはさほど違いが気にはなりません。

エロシーンに関しては、ファンタジーエロにカオティックな魅力を求めているならば、大変満足できる質と量を誇ります。
エロシーンの各コマは、セックスアピール全開の肢体とそれをぐるりと取り囲む触手or特大チ○コ、大変テンションの高い卑語・猥語てんこ盛りのエロ台詞、そしてお約束の大量液汁で埋め尽くされています。乱交系でも男性の体をほとんど映し出さず、あくまでヒロインの痴態を見せるんだという方向性ははっきりしています。
ResidenceOfObsceneArt4.jpg手書きの文字と写植の文字が入り乱れる台詞の表現方法も(←参照 中編「淫術の館」第1話より)侵食する狂気とそれに抵抗する理性のせめぎ合いを演出するかのようでばっちりシーンにハマっています。
時々挿入される半狂乱のアへ顔も含め白濁液の質・量を中心とするエロの修飾表現の非常な過剰性は、結構読み手を選ぶ感はありますが、一回受け付けてしまうとこれが天一のラーメンの如き常習性を発生させるのが恐ろしいところ。
搾乳プレイやクリの巨大化による疑似フタナリ生成、がっつり使い込んでいやらしくめくれた陰唇など、ご嗜好によってはマイナス要素になる表現・プレイがあることにも一応注意されたし
まぁ、何が言いたいかと申しますと、管理人には滅茶苦茶使える物件であったということです。

このタイプのアブノーマルファンタジーエロ漫画では下半期ではしいなかずき先生がダントツかなぁと思っていたのですが、ここにきて超有力な対抗馬が出てきた感じです。
個人的には中編作全話と短編「ツバキ淫乳忍法帳」が特にお気に入り。キルタイム系の濃さを愛する貴兄はマストバイな1作ですよ!