BattlePrincessAskaAndSizuru.jpg今月の快楽天は豪華な作家陣で大いに楽しめました。なお、道満先生による爆笑必至の全裸運動歌は必読(必聴)。
ちなみに管理人はワニマガジンの輝く新星・神馬耶樹先生に大いに期待しております。単行本は大分先になりそうですが、楽しみですなぁ。

さて本日は、竜胆先生の『戦姫魔導伝 アスカ&シズル』(キルタイムコミュニケーション)のへたレビューです。触手メインの作品は久しぶりです(管理人大喜び。
シナリオの貧弱さに悩まされますが、触手エロ・ファンタジー系エロに定番のネタをふんだんに盛り込んだエロシーンを楽しめる作品集です。

BattlePrincessAskaAndSizuru1.jpg収録作は、悪しき魔導研究を阻止された魔術師が退魔士シズル(←参照 お仕事中 第1話より)と女剣士アスカのコンビに触手とモンスターを駆使しての淫らな復讐劇を描く長編タイトル作「戦姫魔導伝 アスカ&シズル」全8話+短編1作。
1作・話当りのページ数は16~20P(平均17P強)と標準よりやや少なめ。エロの濃さで勝負するタイプなので、あまり読み応えや漫画としての没入度を気にしてもしょうがないかなと思っています。

「タイトルに戦姫ってあるけどお姫様じゃないじゃん」とか「何の説明もなく魔王みたいなボスキャラが登場するのは・・・」とか「囚われのシズルを助けに敵地に乗り込む前にギルドに連絡しとけば良かったのでは」とか突っ込み所は多々ありますが、キルタイムのおねーちゃんエロエロ魔法ファンタジー(造語)にそのような突っ込みをすること自体が無粋というもの
悪く言えばシナリオの緻密な構成やヒロインのキャラクターの掘り下げなどほとんど無いタイプの作風ですが、エロを確保する上でそれらに回すページ数が足りなかったのかなぁという印象です。
話としての面白みは乏しいですが、触手や獣人による変態チックなエロ攻撃を執拗に受けた後さらなる驚異の出現でラストを迎える構成なので、一体次回はどんな変態ファンタジーが繰り広げられるのだろうと期待を持たせる作りになっています。
BattlePrincessAskaAndSizuru2.jpgただ、悪い魔法使いの復讐劇→利用した魔物が実は強大な魔王→魔物の大軍勢が冒険者ギルドを襲撃とドンドンと大きくなった話の規模を畳め切れず、見事なまでに打ち切り作品みたいなラストを迎えます(←参照 勿論当作品は円満終了のはずです 最終話ラストページより)。
卑怯な責苦に中盤までしっかり抵抗し嫌悪感を露わにする気丈な様子(特にアスカさん)は○でしたが、シズルとアスカの人間関係の描出や彼女たちの戦闘美少女としての魅力の演出が不足している分、エロの盛り上がりを多少減じているのは残念です。
短編「holy asylum」も概ね同様の作風です。

とはいえ美人剣士さんと美人巫女さんがサクサクと変態チックな凌辱行為に塗れていくエロシーンこそが本作の最大の魅力であり、シナリオをあまり気にする必要は少ないでしょう。
ツンツンした性格で剣士らしいスレンダーな肢体の持ち主とおっとり気味の性格でたっぷりおっぱい&むっちり太ももが魅力のシズルさんは(あまり上手く活かされていない感もありますが)好対照になっており、中盤まで互いに異なるエロ行為を受けるシーンを交錯させるのがお得感を生んでいます。
BattlePrincessAskaAndSizuru3.jpg勿論そんな二人を同時に美味しく頂くシーンも大変エロチック(←参照 第6話より)。

オークやリザードマンといった亜人間による凌辱や淫欲に堕ちたヒロインが男を誘惑して性感を貪るシーンなどもありますが、触手形態の化け物にそれこそ体中を蹂躙されるエロシーンがメイン。
BattlePrincessAskaAndSizuru4.jpg都合良く服だけ溶かす能力を持っていたり(←参照 第3話より)、粘液が催淫作用を持っていたりとお定まりのエロ的便利機能を装備しており頼もしい限りです。
母乳が出るようになる魔法とか、精液の沼に浸からされるとか、性感共有とか、化け物の子供を出産させられその子に犯されるとか、この手のマニアックなファンタジーエロでは一定の人気のあるシチュエーションを潤沢に連続投入する勢いの良さは高評価
ただ、そういったカオティックな性行為の表現においてねちっこさがまだまだ足りていない印象があるのは残念。逆に変態要素の重さを希釈していることによる読み易さが増している印象はありますが、それはこの作品に読者が求めていることなのか?とも思えて何とも言えず。
触手系エロなのでフィニッシュも中出し・外出し乱れ撃ち状態。中出しを嫌がって拒絶の言葉を絶叫するヒロインにばっちり中出しを決め込む大ゴマの攻撃的なエロスはなかなかそそります。

良くも悪くも実にキルタイム系らしいファンタジー凌辱エロですので、この手の作品が好きならば問題なく楽しめるでしょう。
もうちょっとキャラ立てを重視して頂くとお話も締まりますし、エロの扇情性も上がると個人的には思います。今後も期待の先生です。