NakedPlay.jpg今回の狂乱家族日記は凶華さまの大変ラブリーなデレッぷりを拝見できたのが素晴しく、土日が休めなくても頑張れました!
…そういうことにしておけば気が楽です。

さて、発売延期連発のワニがマトモに出版してくれた、ムサシマル先生の『ネイキッドプレイ』(ワニマガジン社)のへたレビューです。
エッチ大好きなツンツン美少女や天然さんと明るく楽しく多回戦エッチというコンビニ誌エロの王道を行く作品集でした。

収録作は、外見はロリロリ巨乳な義母とツンデレ気味な義姉と楽しく家族相姦な「We're ハッピーファミリー」前後編+描き下ろしカラー、他短編10作(内1作はカラー短編)となっています。
カラー作品を除いて1作当りのページ数は14~18P。初出は全て快楽天なので標準的なページ数です。個々の短編の読み応えはさほどではないですが、十分な収録作品数とヒロインのキャラ立ての良さがあるために単行本通しての満足感はしっかりとあります

b21f41c7.jpg”コンビニ誌エロの王道”と書きました通り、ほとんどの作品は暗い雰囲気や重い話とは無縁のカラリと明るいベタ展開です(←参照 エッチ大好き義母さん 「We're ハッピーファミリー」より)。
男を翻弄する女郎さんと一夜の雨降らしな短編「はぐれ遊女と純情派」といった作品もありますが、登場するのは恋しあうカップルや新婚さんが中心です。
快楽万歳な作風であり恋愛描写は濃くはないのですが、素直になれなかったヒロインが照れた表情で紡ぐ愛の言葉はなかなか素敵です。
男性側の存在感は薄いのですが、魅力的に描かれたヒロイン陣がお話とエロを牽引しています。オナヌーに供する作品として、適度に軽いシナリオとエロのバランス感覚がよいと言えるでしょう。

ManLookBackHisPast.jpgしかし、単行本ラストに収録された短編「からっぽ遊女」のみ一転して男性側の心情描写が前面に出されたシリアスな雰囲気の作品です(←参照 最悪の形でかつての思い人と再開)。
「お気楽なエッチで体を交え、ついでに心もつながっちゃうぞ(はあと」というそれまでの短編とは逆に、「いかに肉体を深く強く交えようとも、かつての心のつながりは取り戻せない」という悲しい性行為が描かれます。
敢えてネタバレは避けますが、その劇終の切なさはそれまでの作品が能天気な性の快活さを魅せていた分、余計に心に沁み渡ります。今単行本中で浮いている印象はややありますが、しっとりと悲しげな雰囲気は大変良かったです。

ロリロリ巨乳さんや、スレンダー長身巨乳さん、純正貧乳ロリ娘さんなど(巨乳率は高いものの)ヒロインの体型はそれなりにバラエティ豊か
鋭角的な線とゴチャッと線が込みあう絵柄であるため、最先端の柔らかさが強調された萌え系とは大分異なりますがそこまでクセは強くありません。作品間での絵柄の変動は少なく、表紙絵による判断でOKです。
Ashamed.jpg喜怒哀楽と性感に多彩に変化するヒロインの表情が魅力の一つです。個人的なお気に入りはキツイ性格ながら可愛いもの大好きな先輩さんがモジモジしてしまっているシーンですかね(←参照 照れと困惑が混じった表情が可愛らしい 短編「ミサキとタケ」より)。

ページ数は少なめながら、ほとんどの作品で多回戦が描かれるため実用的な意味でのボリューム感は十分。フェラやらパイズリやらスマタやらで一発ジャブを放ってから、淫蜜に濡れそぼった秘所に剛直を挿し入れてズンパンズンパン。
中出し・外出しの比率は7:3くらいですので「中出し以外は認めないぜ!」という中出し大好きっ漢(words by 酒とエロ漫画の日々。さん)は留意されたし。
また、多回戦を描くことの代償でもあるのですが、小さめのコマを多用しコマ割りがやや煩い印象があります。絡みあう肢体を複数の角度から見せるという点ではいいと思うのですが、フィニッシュでのいまいち思いきりが足りないように感じる大ゴマの使い方には、個人的には物足りなさがあります。
MiracleCombination.jpgなお、裸エプロン着用でお風呂にてローションプレイな短編「つまエプ」と体操着とストッキングの奇跡の組み合わせが登場の短編「ラブストッキング」(←参照)はエロ面でのアイディアの勝利と言ってよい作品でした。特に後者は体操着パイズリ→ストッキング素股→レッツ本番!というドリーム展開で大好物でした。ありがたや。

エロも作劇も基本に忠実であり、心地よい明るさの中でのラブラブエッチが楽しめる作品です。シナリオに期待しすぎたり、倒錯的なエロスを期待したりするのはNGですが、幅広い層にアピール力がある作品だと感じました。
前作の『倒錯小説家』(ワニマガジン社)を持ってませんので、この際買ってみようかな?と思いました。