HeyYou.jpgTVアニメ『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』第9回「天使が水着にきがえたら&ゴースト~ダテンシティの幻~」を観ました。後半、めずらしくちょっといい話でしたな。
あと、前半の眼鏡をかけていないニ―ソックスさんも可愛いですなぁ。こう、スレンダーな肢体に並乳というボディデザインが実に似合うキャラクターです。回転レシーブもカッコよかったですな!

 さて本日は、朝木貴行先生の『ちょいおま!』(茜新社)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『しょーぱん!!』(同社刊)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
キュートなロリっ娘達と楽しく過激にエッチという美味しいハッピーロリータ作品となっております。

HeyYou1.jpg 収録作は、好きな男の子にアタックしようとするも自身の超絶妄想癖が邪魔して上手くいかないヒロインを描く中編「妄想少女」全5話(←参照 妄想から帰還 同中編第1話より)、および短編8作。
なお、短編「校則やぶっちゃいました♪」は前単行本に収録された短編「ギリギリ校則範囲内」の続編的な作品ですので、前単行本を読んでおくと楽しさが増すでしょう。
1話・作当りのページ数は8~24P(平均17P弱)と、振れ幅がありつつ、ボリュームとしては比較的弱め。とは言え、テンポの良さと適度なワクワク感のある中編作と、コンパクトにまとまったショート短編とが同時に楽しめる単行本の構成はよいものです。

【ハイテンションで進むハッピーロリータなラブコメディ】
 ぶっ飛んだ妄想と言動を所構わずふりまく奥手暴走ガール・優香ちゃんの妄想っぷりが実に楽しい中編作に代表される通り、今単行本のメインはテンション高く駆け抜けるラブコメディスタイル。
HeyYou2.jpg大好きな男性とのエッチに超積極的なロリータ少女達が、ちょっぴり恥ずかしがりながらもニコニコ微笑みながら男性を受け止める様子は実に甘い幸福感があるところ(←参照 兄貴に馬乗り♪ 短編「急にそんなのずるいよっ」より)。
各短編作に関しては、この導入パートの勢いでエロシーンへと駆け込み、適度な甘さのあるニヤニヤ系のハッピーエンドですんなりまとめる方法論は、新味こそないが、抜群の安定感を示しているのはキャリア相応の実力故でしょう。
加えて、エロ妄想だけはあらぬ所にすっ飛んで行くのに、なかなか意中の男の子と結ばれないヒロインが、友人カップルの助けもあって、最終話での勇気を振り絞っての告白&幸福なゴールインを迎える中編作は、ドタバタ劇としての楽しさと少年少女の甘酸っぱい恋模様のハピネスを両立させています。
LOを初出としない旧作3本に関しては、ガチのロリ凌辱(短編「フォーンブース」)、母子相姦エロ(短編「おっぱいまま」)と、作風はLOでの掲載作と結構な違いを見せており、面白い点ですが、特にロリっ子をばっさり放り捨てるかのような凌辱エロに関しては、ハッピーロリータでの統一感を求める方には一定の懸念材料。
 前単行本の中編作で魅せた作劇への意欲は減退傾向にある印象もあり、不安視していた金太郎飴状態に近付いている感もあるのですが、シチュエーション設定のアイディア力で魅せる技量も同時に高まっているのも確かでしょう。

【すらりとしなやかな肢体の二次性徴期ボディ】
 短編「おっぱいまま」に登場するおっとりママンは例外的なキャラですが、その他の作品は小学校高○年~中○校級のローティーン少女で統一。
上述した通り、素敵に貞操観念ゼロのアクティブガール達なのは作劇における利便性でもあるのですが、小さな肢体に溢れんばかりの恋心と好奇心の発露として描かれている分、キャラ造形にあまり軽薄さはないのは○。
比較的等身高めのスラッとした肢体である故に、ぷに感のあるロリ色は薄めでもあるのですが、二次性徴期である故に、子供っぽさが徐々に失われつつも依然として強く残っている肢体造形はこの作家さんの特長の一つでしょう。
HeyYou3.jpgまた、ローレグパンツで名を馳せる作家さんであり、既刊に比べてあまり前に出ていませんが、その類の下着もちょこちょこ登場。そして、その布面積の少ない下着からポロンとこぼれてくるプリプリとしたお尻の肉感は真に眼福でございます(←参照 ローレグ+桃尻 短編「校則やぶっちゃいました♪」より)。
現在のLOにおいて主流の一翼を担う、オサレ感もありつつキャッチーな現代的ロリ絵柄のパイオニア的な作家であり、ヒロインの表情付けや細かいパーツへの丹念な描き込みを誇る近作の絵柄は表紙絵とほぼ完全互換の高質さで強固に安定。
 ただし、過去作3本に関しては、現在の絵柄と印象がかなり異なり、流石に現在の流麗なタッチと比べると質的に劣るのは確か。絵柄の良さを強い武器とする作家さんであるだけに、小さくない減点材料であることには一応留意されたし。

【冒頭からフルスロットルで陶酔感を表現するエロシーン】
 作品によってページ数の多寡に幅はありますが、10P前後のショート作品ではエロに徹していたり、導入パートをコンパクトに畳んでいたりと、実用的読書に耐えうる濡れ場の量を確保しています。
加えて、丁寧な描き込みによる高質な作画によって支えられる、強烈な陶酔感がエロシーンを覆っており、挿入から一気に快感を感じまくる痴態へとキュートガールズを導いていく展開はエロとしてのアタックに優れたタイプ。
HeyYou4.jpg乱れた描き文字で表記される呂律の回らない台詞回し、輪郭を波打たせた口(いわゆる“はわわ口”)や紅潮した頬、焦点を失い気味の瞳などのパーツを備える蕩けフェイス、顔面とぺたんこお胸な肢体を濡らす涙・汗・涎・鼻水の液汁描写など、いずれも強い印象を与えるエロ演出の多用もトリップ感を生じさせています(←参照 敢えて描線をぼやかした絵 短編「センセイと蜜教室」より)。
 どちらかと言えば、前戯パートを短くまとめて抽送パートにより重きを置くエロ展開を基調としていますが、作品によってはエロシーンが短めで早漏展開になっていたり、そもそも挿入がないエピソードがあったりするのは嗜好によってはマイナス要因でしょう。
とは言え、挿入された肉棒をきゅんきゅん締めつけるパイパンま○こを、結合部描写や透過図等を絡めて積極的にアピールするエロ作画にはストレートな煽情性があり、上述したヒロインの陶酔の演出に説得力を持たせるアグレッシブさがしっかりと存在するのは頼もしいところ。
 挿入段階から既に感じまくりなロリっ子達が迎える中出しフィニッシュのアクメは引用したコマの様に強烈であり、大ゴマ~見開きでがっつり提示しているため、そこまでの抑揚に多少の乏しさを感じさせつつ、有用な抜き所として大変重宝します。

 過去作3本をどう見るかで評価に多少差が付きますが、ファンとしては嬉しい収録ですし、基本的な高い実用性&ハッピーロリータの作品構築は盤石の魅力を備えていると言えましょう。ロリエロ漫画の主流派トップ集団を突き進む作家として今後にも強く期待が持てる4冊目となっています。
個人的には、せっかくのぷにぷに下腹をセックスダイエットで克服なアホ娘が大層キュートな短編「せっくす☆だいえっと」と、ふんわり優しい巨乳ママンを息子がメロメロに呆けさせちゃうというこの作家としては珍品な短編「おっぱいまま」が特にお気に入りでございます。