InvitingToMamsWomb.jpg勇人先生の『はなまる幼稚園』第7巻(スクウェアエニックス)を読みました。子供たちから大人たちまで皆優しくて可愛らしい癒し空間ですなぁ。まさかの柊山先生にはコーヒー吹きました(爆笑。
なお、今回が単行本レビューとしては今年最後となります。読んだけれどもレビューを書く時間が取れなかった作品が結構あって、そのことがどうしても心残りですなぁ。申し訳ない。

さて本日は、飛龍乱先生の『ママの子宮にいらっしゃい』(茜新社)のへたレビューです。最近不足していた熟女成分を補給せんと遅ればせながらの購入&レビューとなりました。
ベテランらしい作画・作劇の安定感で魅せるむっちりママンとの背徳の行為が満喫できる1冊です。

InvitingToMamsWomb1.jpg収録作は、(性的な意味でも)スキンシップ過剰な優しい母との愛欲の日々とそこに訪れる急展開を描く長編「ママは心配性」全7話(←参照 当ってます 第1話より)、および独立した掌編・短編6作。
フルカラー掌編の「きょーいく★ママ」(4P)を除き、1話・作当りのページ数は16Pでほぼ固定。安定した仕事ぶりの証左でもありますし、長編作についてはたっぷりとしたボリュームの中でエロもシナリオも十分量を見せることに成功しています。

【安定した作劇力で魅せる多様なシナリオ】
ほのぼのラブ模様からダーク&インモラル系まで、またヒロインについてもつるぺたローティーンからフェロモンムンムンの熟女さんまで何でも器用にこなせる力量のある作家さんであり、今単行本も母子相姦劇に、美人保険医のイケメン生徒食い、ロリっ子の姦計劇、綺麗な先輩との甘酸っぱい青春恋模様など、方向性は実に多様。
和姦系においても微妙に暗い雰囲気や毒気を漂わせて話を引き締める巧さがある作家さんでもありますが、コンビニ誌(シグマ)での発表作で構成された今単行本は、せいぜい“デキちゃう”ことを匂わせる程度で明るめの雰囲気を維持しているため、読み易さが一層明瞭になっています。
母子の爛れているんだけれども満たされる愛情故に幸せな日々を中盤まで描く長編「ママは心配性」は、交通事故で母親のエッチで世話焼きな性格が“普通の”理想的な母としての性格に変化してしまうという急展開を示して、穏やかで甘い雰囲気から話を一気に動かしてきます。
59e5a91c.jpg二つの人格に対し“ママ”と“お母さん”という呼称を分けることで、ヒロインの立ち位置の変化による主人公の困惑をしっかり描出すると共に(←参照 ママだけど“ママ”ではない 長編第4話より)、母というキャラ造形の魅力の根幹にある“母性”と“女性”の混在を描き出す手腕は実に見事
快楽全能主義によるゴリ押しを行っているようで、極端なカタチでありながらも通い合う母子の愛情を丁寧に紡ぐことで、ハッピーエンドに落ち着くストーリーラインに説得力を付与しているのもベテランらしい巧さと言えるでしょう。
可愛らしい顔の少年に悪戯を仕掛ける保険医さんが逆に罠にハマる短編「センセイの保健室」、意外な展開を2連続させることで作品全体の整合性が完成する短編「お隣の事情」など、短編作に関しても小粒ながら面白みのある作劇が味わえるのも嬉しいところ。

【フェロモンたっぷり熟女さん+ティーン美少女】
表紙絵通りに30代~40歳前後と思しき実母、友母(友人の母の意)、保険医、後家さんといった魅惑の熟女さん達が勢揃い。
それらフェロモン全開おばさんお姉さま方に加え、ぺたんこお胸のロリっ娘や古風なセーラー服がよく似合う清楚な女生徒、ちょっとS気のあるウェイトレス娘などロー~ハイティーンもある程度居てくれるのは個人的には嬉しい限り。
また、お色気満載の年増さん達との対比として少年をショタっぽく描ける先生なので、絵柄に現代的なキャッチーさを取り込んできた分、女装少年などを描いても実にしっくりときます。
InvitingToMamsWomb3.jpg生活感溢れる私服などに強い魅力がある一方で、熟女さんのムチムチボディにブルマ体操服やセーター服といった年増ギャップ萌え属性を刺激する衣装を重ねたり(←参照 “初めて”というのはプレイの一環(笑) 長編第3話より)、逆にセクシーランジェリーで艶やかさを倍増させたりとツボを心得たコスチュームチェンジが楽しいです。
かなりベテランでありながら、萌えアニメから映画まで何でも楽しみ、創作物における流行りを肌で感じて自らの作画・作劇に取り込み、弛まぬ進化を続けるスタイルこそが飛龍先生の素晴らしいところ。
そのため、人妻・母モノのメインストリームであるネオ劇画系の絵柄にある硬質さや過剰感を必要分を除いてオミットし、例えば横井レゴ先生的なクラシカルな印象はありつつも柔和さとキャッチーさが目立つのは広い訴求層を保つ上で大正解です。

【グラマラスな肢体を淫汁塗れに】
必ずしも単体で強い性的アピールがあるとは言えないものの、黒茂った陰毛を伴う成熟した秘貝やサイズは控えめながらもプリプリとした乳首、ルージュが映えるリップなどの局所描写がボリューミィな肢体との組み合わせで実にエロティック。
皮膚の下にたっぷりと蓄積された柔肉を指や舌で存分に味わう前戯パートも大層強力であり、グラマラスな肢体に包まれる幸福感とそのエロエロバディに対する征服欲を存分に刺激してくれます。
フェロモン漂う蜜壺に挿入すれば、淫蜜が留めなく溢れ、パワフルな抽送によって飛び散る滴がヒロイン下半身をぐっしょりと濡らしていく様が官能性を強く演出。
やや凡庸な説明台詞が続くものの、母子相姦系では行為の背徳感を煽るようなフレーズを適度に混ぜ込んでくるのは地味な巧さ。涙滴を端に浮かべる潤んだ瞳やキュッと歯と唇を食いしばる口など、前面には押し出さないものの如何にも人妻・母モノらしい表情の官能さも素敵です。
InvitingToMamsWomb4.jpgアグレッシブなピストン運動のラストは、マッスたっぷりの下半身を抱え込みながら、膣内に熱い白濁液をたっぷり注ぎ込んでおり、結合部から精液が噴水の如く溢れだす中でアクメを迎えて大きな嬌声を上げるヒロインの様子を1Pフルで読者に叩きつけてきます(←参照 短編「ほーむ・えでゅけーしょん」より)。
また、ページ構成の面で上手いと思うのは、左側のページではヒロインの頭を左側に、右側のページでは右側に配置し、ページを開いた時にヒロインの痴態が左右にパッと広がる様に配置されているのは実用的読書の際に強いアタックを生み出しており、この手法には唸らされました。

絵柄にしても作風にしても、この手の作品に必須な、いい意味でのクドさをちゃんと残しつつ、キャッチーさを十分意図されています。そのため、ダイハードな熟女好きから「思春期ガールが大好きだけどたまには熟女もいいよね!」というライト層まで幅広く楽しめる1冊になっています。
個人的には、スチーリー的な旨味のある長編作に加えて、ロリっ子と酔いどれキャリアウーマンの母娘コンビを同時に美味しく頂ける短編「お隣の事情」が特にお気に入り。