SchoolGirlEncyclopedia.jpg大正野球娘。の第7話「麻布八景娘戯」を観ました。TVアニメ版のオリジナルストーリーですが、お嬢と巴の間に挟まれて狼狽する小梅ちゃんの人の良さが可愛らしいですなぁ。
原作ではお嬢は変化球としてナックルを会得するわけですが、さてアニメ版ではどうなることやらですな。落ちる球って言ってたのでフォーク、SFF、縦のスライダーの可能性もありますなぁ。

さて本日は、ジョン湿地王先生の『女生徒大百科』(エンジェル出版)のへたレビューです。前単行本にして初単行本の『VSおんなのこ』(同社刊)のへたレビューもよろしければご参照下さい。今以上にレビューが下手だった時期のもので恐縮ですが。
それはともかく、快活なキャラ造形を施された制服少女達との汁気あふれるエッチを楽しめる作品集ですよ。

SchoolGirlEncyclopedia1.jpg収録作は、クラスメイトの女の子に告白を断られてしまった少年に女の子の親友がアタックを仕掛けてきて~な中編「さくらふぶき」全3話(←参照 気まずい朝 同中編第1話より)、および独立した短編5作。
カラーページ4Pが追加された中編1話のみ24Pですが、その他は1話・作当りのページ数は20Pで固定。話としての読み応えには乏しい一方、エロの量的な満足感はちゃんとある構成になっています。

【狙いの不明瞭さがマイナス要因の作劇】
中編、短編共に、カップルさんまたは既に親密な状態にある男女が、それぞれの思惑や性衝動でセックスへと進展していく様を描くタイプ。
短編作に関しては、恋愛描写とそれに伴うラブラブ感は希薄な方であり、ほとんど脅迫&強要エッチになっている短編「いけない水あそび」といった作品もありますが、総合的な雰囲気は平和でお気楽といった印象があります。
SchoolGirlEncyclopedia2.jpgエロシーンへの導入に関して、若さゆえのエロ欲求に全て委ねてしまっている感があり(←参照 更衣室にて悪戯中 短編「お買い物に行こう!」より)、勢いがあるのは良いですが、この力押し気味の展開をコミカルと感じるかチープと考えるかで評価は割れる可能性があります。
中編作に関しては、ヒロイン・小宮さんの主人公への真摯な想いと、その親友である石井さんの恋心をシリアスに描出し、青春恋愛ドラマとしての盛り上がりを図った姿勢は評価できます。
とは言え、シリアスな三角関係としての恋愛模様と最終的な両手に花の3Pエッチとを両立させる上で語りが足りていない感が強く、作品の方向性の中途半端さもまた目立った1作と個人的には思います。
いまだシナリオ面で垢抜けない印象はありますが、大きな粗があるタイプではないですし、抜き重視のエンジェル倶楽部の誌風を考えれば、濡れ場にサクサク駆け込む展開は正しい手法とも言えるでしょう。

【柔らかおっぱい装備の制服美少女さん達】
女生徒大百科というタイトルの通り、元OLのお姉ちゃんが登場する短編「たのしいおくすり」を除いて、女子校生さんオンリーのヒロイン陣となっています。
SchoolGirlEncyclopedia3.jpg学校の制服、競泳水着(←参照 短編「先輩が水着に着替えたら」より)、ブルマ体操服、剣道着(ただし非常に残念ながらエッチ時は私服)など、年頃らしいコスチュームも充実。
全ヒロインに関して、適度にお肉の付いた健康的な若者バディにたぷんたぷんと揺れ弾む巨乳が備わった体型設定となっており、訴求層は広いタイプと言えるでしょう。
個人的には、短編「お買い物に行こう!」の地味で堅物で、でもちょっとガサツなところが可愛らしい剣道少女が大層お気に入りです。
なお、男性陣については状況に流されがちなヘタレ男子か自分の性欲に素直すぎるお馬鹿かのどちらかで、作品の雰囲気には意外にマッチしていますが、ちょっと単純すぎるキャラ造形は△。
絵柄については、作品間で概ね安定しており、表紙絵ともほぼ完全互換。エロシーンではやや硬質な印象もありますが、チアフルに描かれるヒロインの表情変化にも魅力があります。

【じっとりと濡れた柔肌が官能的なエロシーン】
シナリオ展開そっちのけでエロシーンへとサクサク進行するため、濡れ場の尺は十分に設けられていますし、表現としてもなかなかアグレッシブなので、多くの方にとって抜きツールとして大いに有用と思われます。
全般的に着衣エッチがメインと言え、上述の各種コスチュームや色っぽい下着類などによってヒロインの肢体をよりエロティックに見せる作画は良好。
ヒロイン側の積極的なお口ご奉仕や逆に形ばかりの抵抗を示す女の子の体を存分にいじり回す前戯シーンを経てから、艶々と輝く媚肉の間に挿入、あとはガツガツとピストン運動を繰り広げて中出しフィニッシュへと疾走していくという、オーソドックスではありますが十分にアグレッシブなエロ作画・展開になっています。
SchoolGirlEncyclopedia4.jpgこの際に、突き込むごとに結合部から漏れ出てくる淫蜜や、激しい運動に伴って分泌される汗などが柔肌をじっとりと濡らす様を描いており、そのシズル感のある女体が大変エロいです(←参照 中編「さくらふぶき」第1話より)。
バックからの視点でその大きさを強調されるお尻や、時に迫力豊かな乳揺れも見せる柔らか巨乳もエロの勘所になっています。なお、一名除いてヒロインの股間はツルツル仕様となっています。
ヒロインの口から発せられる説明台詞で臨場感を増そうとしていますが、文章としてのリズムは良くはなく、もうちょっと突き抜けた快楽台詞でもいいかなぁと個人的には思います。

特別にプッシュする要素はないのですが、実用的読書のお供としては十分な出来であり、買って損は決してしない1冊でしょう。表紙絵が気に入ったならば是非チェックしてみて下さい。
個人的には、おしっこ+ブルマ体操服の組み合わせがツボだった短編「いけない水あそび」と堅物少女に度が過ぎた悪戯をしかける短編「お買い物に行こう!」が抜き的にお気に入り。