PaiZuri.jpg新緑が眩しい季節になってまいりました。枯れてしまったかと思っていた鉢植えの紫式部からいっせいに若葉が芽吹いて一安心。
あと、苧環(オダマキ)と鯛釣草が今年も可憐な紫の花を咲かせてくれて嬉しいです。植物に親しむのも季節感があってよいものですよ。

さて本日は、くりから先生の初単行本『ぱい☆ずり』(キルタイムコミュニケーション)のへたレビューです。当ブログの常連さんはご存じと思いますが、管理人はパイズリ、紅葉合わせ、ボンベイ・ロール、乳コキ(全部同義語)が大好きでございます。
タイトルに偽りなく、爆乳美少女ヒロイン達とのパイズリ特化エロが楽しめる作品集ですよ。

PaiZuri1.jpg収録作は、暇を持て余す妖精さんが男女の願いを(主にパイズリによって)叶えてあげる「無理矢理叶えます☆」シリーズ全3話(←参照 やたら軽いノリ 同シリーズ第2話「またもや無理矢理叶えます☆」より)、表紙絵のツンデレ気味な先輩メイドさん・後輩のドジっ娘メイド・新人のエルフメイドおよびメイド長がパイズリしたりされたりな日々を描く「メイドさん」シリーズ6話、および短編3作。
1話・作当りのページ数は10~16P(平均13P弱)とかなり少なめです。ただ、おっぱい特化エロの魅力と能天気なシナリオがそれぞれ単純明快に整理されているため、小粒ながら十分楽しい読書感を生み出しています。

【とっても能天気で明るいエロコメディが気持ち良し】
巻末作の短編「魔神の香炉」こそ、爆乳美少女の姿をした魔神に召喚者の男性が(勿論パイズリで)精気を吸い尽されるちょっとダーク寄りのラストですが、その他の作品は終始軽いノリで進行するエロコメディとなっています。
6d19e916.jpg成仏を目指してパイズリ千人斬りの荒行に励む美少女幽霊が登場の短編「パイズリ幽霊☆あやめ」(←参照 えらくポジティブな娘です)に代表される通り、いい意味で頭の悪い設定とお気楽ご気楽な展開はむしろ強い魅力。
続々と新ヒロインを投入してパイズリ三昧な「メイドさん」シリーズにしても、毎回妖精さんが人騒がせなエロハプニングを撒き散らす「無理矢理叶えます☆」シリーズにしても明確なストーリーラインはなく、分かり易いキャラ造形を為された登場人物感の即物的なユーモアの応酬のみで話を紡ぎます。
作劇重視派には全くお勧めできませんが、暗さや重さの全くないエロ漫画的ぬるま湯空間にのんびり浸かるには好適な物件と言えるでしょう。
なお、必要に応じてメイドさんにチ○コの生える秘薬を飲ましてパイズリをしたりされたりな「メイドさん」シリーズを筆頭に、男性の存在感をかなり薄める作劇・作画なので男女の恋愛要素を期待するのは不可。
でも、ツンデレお嬢様の人格変化ネタの恋模様を描く短編「蔑んでお嬢様っ!」は、なかなかラブいラストが素敵です。

【人外娘多めな爆乳美少女ヒロイン達】
一部エルフとか幽霊とか魔神とか妖精さん、キルタイム系らしい年齢不詳な人外娘さんが多めですが、見た目的にはミドル~ハイティーンクラスの美少女さん達オンリーなヒロイン陣となっています。
PaiZuri3.jpg一人薬で爆乳化というケースもありますが、言うまでもなく全キャラ巨~爆クラスのたわわなおっぱい果実をお持ちです(←参照 「メイドさん」シリーズ第5話「意外な新人メイドさん」より)。
個人的には、くりから先生の好みがてんこ盛りにされた、スレンダー爆乳ロリ顔金髪碧眼エルフ(長いな!)のプルモナリアさんがお気に入り。たぶん、相手によって態度を変える性格設定を花の色が変化するプルモナリア(西洋品種)に例えた名前なのでしょう。この他のヒロインも全員花の名前でイメージに合っていて良いですなぁ。
やや没個性的なアニメ/エロゲー絵柄でありながら、絵の水準は作品間で安定していることに加え、表紙絵・裏表紙絵とほぼ完全互換と安心感があります。
エロシーンになると特に表情の描写にやや粗が目立つ感があり、官能の表情の演出にはもうちょっと研鑽が必要かというのが率直な感想。
視点を引いた構図でも作画に緊張感が欠けており、全体的に画の硬さ・粗さは残りますが、柔らかおっぱいに読み手の意識を引き付ける作画になっていますのでそこまで気にしなくても良いのかなぁとも思います。

【豊富に取り揃えられた爆乳パイズリが最大の魅力】
個々の作品のページ数こそ少ないですが、サクサクとエロシーンに展開するため、密度が高いとは言い難いものの十分な量を備えた濡れ場を提供しています。
特段の個性や新規性の認められない、割合にプレーンなおっぱい描写ですが、それ故にもちもちと柔らかい質感が上手く抽出されている感があり、全作品で投入してくるパイズリシーンの魅力をしっかりと下支え。
PaiZuri4.jpg絶対に前戯寸止めをせず、むにむにとヒロイン自らがこねくり回す柔肉とキュートな顔面めがけて射精する様を欠かさないエロ展開にパイズリスキー(管理人含む)は歓喜のガッツポーズ(←参照 「無理矢理叶えます☆」シリーズ第3話「それでも無理矢理叶えます☆」より)。
今単行本においては性器結合はエロ的にはおまけに近く、パイズリシーンの方がピストン運動のシーンよりもページ数が多かったり、果ては短編「パイズリ幽霊☆あやめ」や「魔神の香炉」ではパイズリオンリーで多回戦エロであったりな、徹底されたパイズリ優先エロ展開は他を持って代え難い強い魅力です。
性器描写がやや無機質で男女ともに性的なアピール力に不足がありますが、あまり長くない抽挿シーンにおいても結合部よりおっぱいの描出が優先されるエロ作画なのでこれまたあまり苦にならないのは嬉しい所です。
また、ハートマーク付きの絶叫を上げつつアクメを迎えるヒロインに、結合部から噴出するほどの量の白濁液を中出しする様子を1Pフルの大画面で描くフィニッシュも抜き所として好適であり、パイズリ以外にもエロの要所があるの構成は◎。
エロの濃厚さはそれ程でもないですが、おっぱいスキーの期待を裏切らない良質な抜きツールと言えるでしょう。

商業誌でパイズリのみでエロシーン構成というのはなかなか難しいとは思うのですが、キルタイムのアンソロジー単行本『爆乳幻想』シリーズはそういったおっぱい特化エロを見せてくれるので管理人は大好きです。
これからも、おっぱいの質感の向上を図りつつ、パイズリエッチをガンガン描き続けて欲しい作家様です。パイズリ大好きっ漢な諸兄は要チェックな初単行本ですよ!