MegaSizeMilkyBoobs.jpg伊藤悠先生の『シュトヘル』1巻(小学館)を読みました。人の思いや存在、それらが紡ぐ歴史を伝える“文字”というものの大切さ、美しさを1つのテーマとしているのにはシビレましたなぁ。
というか文字があってこその“史”ではあるのですが。それはともかく、ユルール君ラブ、色々な意味で(マテ

さて本日は、あべもりおか先生の『めがもりみるき~ぱい』(ヒット出版社)の遅延へたレビューです。表紙絵ですが、トリプルパイズリが嫌いな男子なんていません!
それはともかく、特盛りおっぱいなお姉さん達と繰り広げる多人数プレイ中心のエロシーンを楽しめる1作です。

収録作はすべて短編で7作。収録本数は多いとは言えないながら、1作当りのページ数は24~36P(平均29P弱)とかなり多めで個々にしっかりとした読み応えがあります。
このページ数の多さが余裕のある話運びと充実感のあるエロシーンとを可能にしており、実にコミック阿吽掲載作らしい、シナリオとエロのバランスの取れたエロ漫画作品になっています。

【コミカル系とダーク系が混在するシナリオ】
シナリオの方向性に関しては作品間で結構バラつきがあり、表紙絵から想起されるようなエロコメやラブラブ系が半数以上を占めますが、ダーク色の強い陵辱系や快楽調教系もあるので要注意。
MegaSizeMilkyBoobs1.jpgヒロインが好意を寄せる男性に裏切られ、その目前で悪漢どもに陵辱される短編「Wake Up Call」(←参照)や、冒頭ではラブコメと見せかけて実は寝取られマゾな青年がヒロインを乱交へと連れ込み、他の男性に犯させる短編「ご主人様は雌奴隷」など、なかなか攻撃的な陵辱・調教エロの路線は個人的には好印象です。
苦痛描写は乏しく、圧倒的な快楽によってヒロインの理性を崩壊させていくタイプであることに加え、快楽奴隷エンドか逆転のハッピーエンドなので後味の悪さはそこまで強くはないと思います。
エロコメ系統に関しては、狐憑き(短編「とりつき・ゴメン」)やライダースーツ撮影会(短編「せめ☆どり」)など特殊なシチュエーションに登場人物達を放り込み、ドタバタ劇を展開しながらエロへと雪崩式に進行していくタイプ。
これらコミカル系にしても上述のダーク系にしてもシナリオとしての密度や展開の巧みさというものはあまりありませんが、エロ展開と歯車を合わせて状況を変化させていく流れはスムーズで、かつ“次に何が起こるのか?”という楽しみを生んでいます。
358bf09b.jpg才能と富を授ける弁財天の嫉妬深い性格、元々インドの女神であることを示すエスニックな衣装とが魅力であった短編「縁は異なもの?」(←参照 弁才天ではなく弁財天)と小ズルイ狐とお間抜けな狸が女の子達に取り付いて(エロ的な意味で)大騒動な短編「とりつき・ゴメン」とが個人的には特にお気に入りで、ファンタジー要素がシナリオ展開と意外に調和して楽しかったです。

【もっちり巨乳を備える明るい性格のお姉さん達】
登場するヒロイン陣はハイティーン~成人女性クラスの年齢層。上は20代半ば程度くらいまでで熟女系の女性は登場せず、いわゆるお姉さんタイプのキャラが多い印象があります。
一部サブヒロインに貧~並乳さんも存在しますが、表紙でアピールしている通りに立派なサイズのおっぱいをお持ちのヒロインさんが中心。
2冊目というキャリアにしては若干古めのアニメ/漫画絵柄ではありますが、非常に親しみ易く絵柄もなぜか1作混ぜられた4年前の最古作を除いて安定。エロシーンの陶酔の表情も含めて多彩な表情による感情表現はシナリオ・エロ双方の魅力を高めています。
MegaSizeMilkyBoobs3.jpg可愛らしく描かれる表情と全身むちむちとした淫猥ボディとの組み合わせはエロ的にはかなり強力です(←参照 お尻の量感も○ 短編「しぇいく・ひっぷ」より)。
因みに、表紙絵の左上の女性の様に、結構ニッチな属性である太眉ヒロインがちょこちょこおりますので、好きな方は是非チェックしてみて下さい。
なお、ギャグ系・ダーク系どちらのシナリオにしても、またエロ作画においても、割合濃い目に描かれる男性キャラの存在感が強いのが大きな特徴。個人的には大歓迎ですが、女の子の挙動と痴態に集中したいという方にはマイナス要素たり得るので多少留意されたし。

【強いボリューム感のあるサービス満載なエロシーン】
十分なページ数を有しているだけあってエロシーンのボリューム感はかなり強く、かつ余裕を持って多回戦をこなしています。
男性複数×女性複数、または男性一人×女性多数の多人数モノ・乱交系がメインのエロシーンであり、同時に絡み合うそれぞれの男女の痴態をたっぷり描き出していくエロシーンの構成は大きなアドバンテージ。
フェラ・パイズリなどの前戯、前穴でのピストン運動、アナル関連などエロの基本的な主要素と放尿、脇舐め、スパンキングといった味付け的な変態要素とをどの作品においても幅広く抑え、かつそれぞれに十分な分量を割り振っているために、“抜き所”が多いのは嬉しいです。時々投入してくる見開きページの有無を言わせぬ迫力も◎。
男性の時にアグレッシブな時にねちっこい責めによって燃えるような性感の渦に飲み込まれ、笑顔で堕ちていくヒロインの痴態は実にエロティック。
MegaSizeMilkyBoobs4.jpg熱狂を示す書き文字や豊満なおっぱいの乳揺れ描写など激しい肉弾戦の脇を固めるエロ演出も上々で(←参照 短編「とりつき・ゴメン」より)、むっちりと柔らかそうな肢体全体と、丁寧に描かれた各種ボディーパーツのアップとを織り交ぜるバランスの良い作画にも信頼感があります。
というわけで非常に強力な抜きツールであるのですが、少々読み手を選ぶ要素もあります。
男女ともにもモジョモジャor剃り跡の残る陰毛描写、色々と濃い男性キャラ、ぶっかけ多めでフィニッシュにおいて膣内射精を重視しない構成などは好き嫌いが結構分かれる可能性が高いでしょう。

個人的には弁財天様とがっつりファックな短編「縁は異なもの?」、ダブルフェラも投入するライダースーツの美女3名(表紙絵の3名)と大乱交な短編「せめ☆どり」、ケモ耳美少女2名と川原で大乱交な短編「とりつき・ゴメン」に股間の愚息が大層お世話になりました。
少々マニアックな要素が絡みますが、読んでいて楽しい漫画パートと強力なエロシーンが楽しめる良作なのは間違いないでしょう。特に多人数エロがお好みな貴方にお勧めです!