MononokeCityMistreiousStories.jpgOGRE・JAPANの改名後最新作『TOTAL LACERATION~総合的鬼刻み』を買いましたが、スラッシュメタルを基調にしつつデス色をふんだんに詰め込みハードコアパンクの切れ味もあるエクストリームメタルに惚れ惚れです。
FASTKILLやCODE REDと共に日本のスラッシュシーンを一層盛り上げていただきたいものです。

さて本日は、四万十曜太先生の『もののけ町怪奇譚』(キルタイムコミュニケーション)のへたレビューです。前単行本の『ガントライブ2』のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
圧倒的な存在感を誇る爆乳が眩しい妖怪少女や魔法少女達をがっつり快楽に耽溺させる凌辱系エロを楽しめる作品集ですよ。

収録作は、東京近郊に存在するらしいもののけ町を舞台に、妖怪達やそれを駆る秘密結社、魔界の住人や正義の変身ヒロインがバトルを繰り広げたりエロイことをしたりされたりする「もののけ町怪奇譚」シリーズ全9作。
オムニバス形式であり、短編「暴露の章」と描き下ろし短編「百万獣の女王」を除けば話のつながりは舞台設定を除いて全く存在しません。
1作当りのページ数は短編「双長聖長アシュタルティーナ」(24P)を除いて全て16Pであり、単行本通してややボリューム不足な感は否めません。ただ、相変わらず濃い口のエロ演出ですので実用性はしっかりと確保されています。

【細かいことは放置なお気楽シナリオ展開】

MononokeCityMistreiousStories1.jpgそれぞれ手長・足長の末裔な女の子二人が肩車をすると魔法少女に大変身!な短編「双長聖長アシュタルティーナ」(←参照 このページ開いた時の笑撃と言ったら!)に代表されるように、シナリオの構成はかなり緩めであり、楽しい設定でギャグ調を演出したり、エロの舞台を整えたりすることに機能を限定しています。
妖怪を駆逐する超常現象対策本部・NOMARCYや妖怪の組織などシリーズ作に一貫した物語設定があるらしいのですが、全体的に説明不足であり、このシナリオ分量で細かいところまで推察するのは至難の業と言えるでしょう。
「別の持ちネタ」の供養とのことで他の作品集などでこの舞台設定を知っているのならば、より楽しみ易いとは思いますが、四万十曜太先生の商業単行本は全て持っている管理人が知らないということは同人誌か何かで発表されたものがベースなのでしょうか?この辺り勉強不足でよく分かりません。
内容的にはお気楽なエロコメもありながら、多くの作品は変身ヒロインや妖怪娘さんが敵に破れてエロい事をされてしまうファンタジー系凌辱劇
MononokeCityMistreiousStories2.jpg「PANZERSKIN ESPERANCE」や「魔法少女なゆたちゃん」の様にコミカルな要素が入ってラストもギャグオチというケースもあれば、「一反モーメント」の様に救いゼロのバットエンド系で終える場合もあります(←参照 一反木綿に返り討ちにされた退魔師の末路 「一反モーメント」より)。
どちらの作風にしても行為自体は結構容赦なくかつアブノーマルに描きますので、苦手な方は注意。あまりヘビィな雰囲気はなくどことなくあっけらかんとしているのも四万十先生らしいなと個人的には思います。
まぁ、ストーリーの展開力とか感情の繊細な描写などとは無縁なタイプですが、ゆるーく楽しいお話であるのは確かでしょう。

【爆乳装備のエロエロボディな人外ヒロインズ】
人外が引き起こすエロの惨禍に巻き込まれるヒロイン陣は一部普通の人間さんもいますが、概ね魔法少女やアンドロイド、妖怪娘さんなど人外キャラが中心。
四万十先生の代表キャラであるトナカイ娘のクリスさんのように、いかにも人外・ケモノ娘というキャラが意外にも少なめですが、それっぽい衣装で戦闘美少女や魔法少女らしさを演出しています。
MononokeCityMistreiousStories3.jpgマッスたっぷりの女体の描き方も健在であり、特に巨~爆乳で描かれる超ビックサイズおっぱいの存在感は圧倒的であり大きな特徴の一つ(←参照 「蜘蛛神の章」より)。
「一反モーメント」ではちんまいボディに爆乳を備える女ハンターが登場したり、「蜘蛛神の章」ではプライドの高い蜘蛛神さま登場したり、「私のおっぱいは歯車でできている」ではクールな機械人形さんが登場したりと、キャラクターデザインの豊富さには華があります。
個人的には「蜘蛛神の章」に登場する妖艶な蜘蛛神さまと「百万獣の女王」に登場の淫乱ケモノ娘さん(表紙絵の女の子)が大変お気に入り。

【ちょっとカオティックなアブノーマル凌辱エロ】
各種エロギミックを多用してヒロインの肉感バディを存分に嬲るエロ展開に定評のある作家様ですが、ファンタジーを万能ツール的に用いることのできるキルタイム系という場がその作風とマッチしている感があります。
MononokeCityMistreiousStories4.jpg「ある日のメゾンうしみつ」の様に、普通に能天気な快楽エッチも混ざりますが、オークや理性を失った野郎の集団やら各種触手やらにヒロインが全身を蹂躙され、絶叫を上げながらアへ顔を晒すという濃い目のエロ作画が持ち味(←参照 このコマの左の方はもっとエライことになってます 「PANZERSKIN ESPERANCE」より)。
意外なまでに普通の凌辱エロ展開が多くてやや首を捻りましたが、小型の式神を膣内に侵入させたり(「一反モーメント」)乳首への執拗な責め&母乳噴出を描いたり(「蜘蛛神の章」)、アブノーマルに走る時にはしっかり走っているのは好印象です。というか、いくら体が超丈夫な戦闘美少女とは言え、ヒロインの秘所にミサイルをぶち込むエロ展開を魅せた「PANZERSKIN ESPERANCE」はカオティックの一言で個人的には大変お気に入りです。
性の快楽への陶酔を示すアへ顔・イキ顔は相変わらず強烈で読み手の嗜虐欲を刺激しますが、エロシーンにおけるその他の表情にはやや緊張感が欠けており、台詞との噛み合いも微妙かなりアグレッシブな白痴系のエロ台詞・嬌声の連発も評価を分ける可能性があります。
快楽と各種液汁に染め上げられるグラマラスな女体を見せることに集中しており、ち○こ以外は男の体はほとんど映りません。
凌辱系ではレイプ目になってエロ台詞を垂れ流すヒロインに白濁液注入なフィニッシュシーンを1Pフルで描いています。
少々粗は残しつつ、ファンタジー系凌辱エロとしてしっかり使える仕上がりと言えるでしょう。

個人的には折角面白い世界設定があるのですから、オムニバスという形式ではなく、ある程度ストーリーをつなげて欲しかったなぁという不満は残ります。
とは言え、楽しく読めて凌辱エロをサクサク使えるという、読み手の負担の少ない優良抜き物件であるのは確かでしょう。とりあえず四万十曜太先生のこれまでの作品が好きな同志諸兄なら、間違いなくお気に召すことと思われます。