Parabellum1.jpgParabellum2-0.jpg絶叫先生によるコミカライズ版『とらドラ!』2巻(電撃コミックス)を読みました。僕はご飯を勢い良く食べる女の子の姿に欲情する変態なので第8話の扉絵とか、もうご褒美です。
それはともかく、最愛たるやっちゃんの出番が少ないじゃないですか!あんなにエロ可愛いのに!!

さて本日は、流一本先生の『Parabellum2』(ヒット出版社)のへたレビューです。甲冑を身につけたイグニスさんの表紙がエロカッコイイですが、劇中で一回もこんな恰好していませんよ!?
それはともかく、本格派のハイ・ファンタジーとヒロインの理性を崩壊させるハードエロを楽しめる作品集です。

収録作は、様々な策謀が渦巻くルトラム帝国を舞台に主人公の剣士ファスナム、魔導師のリーズ、聖霊王を封じられた禁忌の存在であるイグニスの活躍を描く長編エロティックファンタジー「Parabellum」第7話~第一部完の第10話、および短編4作。
1話・作当りのページ数は16~30P(平均24P強)としっかりとしたボリューム。特に長編作ではページ数が多めであり、エロもシナリオをじっくり見せようという意欲を強く感じます

【設定に振り回された感のあるファンタジー長編作】
今単行本では、前単行本後半において2度目の誘拐と監禁調教を受ける羽目になったクレアベル姫を救出に向かう主人公たちの戦いを描いており、奥の手を繰り出す敵側の獣人娘によって主人公達が苦境に立たされる終盤までの盛り上げ方は上々の出来
Parabellum2-1.jpg帝国によって滅ぼされたコーラリアン王国を巡る邪な陰謀や、裏で糸を引く魔術師デル・サールの暗躍、それらと絡み合う主人公たちの過去なども今単行本で明らかになり始め(←参照 過去にリーズと何か関係が? 「Parabellum」第8話より)、剣と魔法のファンタジーとしての骨格はしっかりと出来上がっている印象があります。
しかしながら、それらの要素が有機的に組み上がって長編ドラマとしての面白みが醸成されている感じが弱く、設定の消化に労力を取られるあまり、読者の想像を喚起する物語としての双方向性に乏しいことは大きなマイナス要因
二度にわたる苛烈な快楽調教に晒されながら、いざ救い出されると心身ともにあっさり回復してしまうクレア姫のあまりに軽いキャラ造形が、折角濃密に描かれた破滅的なエロスを台無しにしているのも個人的にはかなり残念でした。
加えて、1巻のあとがきにて表明していたヒロイン・イグニスのエロシーンが結局1回も描かれないまま駆け足気味に第1部終了という構成は、全体的に読者置いてけぼりな感が強いのは事実でしょう。
とは言え、これらのストーリーの未消化感は、掲載誌である阿吽のリニューアルに伴う一旦の終了に寄るところがおそらくは大きく、流先生にその責を負わせるのはあまりに酷というもの。
Parabellum2-2.jpgおそらくは行方不明のフェリアス姫の肉体を有すイグニスと、謀略蠢くコーラリアン王国へ向かうことを決意する第1部のラストには一定の力強さがあり(←参照 「Parabellum」第10話ラストより)、過去の因縁を明らかにして悪の陰謀を打ち砕くであろう第2部への期待を高めてくれています。
なお、残りの短編4作は、姉弟のラブラブ相姦モノな短編「二人のレシピ」を除いて、風紀委員長や女教師などの年上ヒロイン陥落モノであり、囚われの王妃の性奴隷調教が描かれる長編作と作品の方向性は近似しています。

【清楚さや強気さとのギャップが光るアへ顔】
長編作におけるエロシーンの大半を占めるのはコーラリアン王国の王女と覚醒したイグニスに敗れたケモノ耳娘。
Parabellum2-3.jpg短編作も含め、清楚な年上美人や気の強い美少女が凌辱され、その行為が与える圧倒的な快楽にアへ顔を晒す様子を執拗に描いており(←参照 「Parabellum」第7話より)、そのギャップはエロ的にかなりそそります。
ボディデザイン的には時々ロリ系貧乳キャラも絡めるものの、得意としている巨乳~爆乳の年上ヒロインがメイン。
なお、流先生のファンなら既にご存じでしょうが、たわわなおっぱいからは問答無用で母乳が噴出しますので、その手の属性持ちな方は要チェック。

【アダルトなヒロインが乱れまくるエロシーン】
ページ数に余裕はある分、エロの量的な満足感は強くエロ作画も安定しているため、抜き物件としての有効度は単行本通して高め
短編「二人のレシピ」のみ1on1の恋愛エッチですが、その他の作品では概ね集団凌辱か乱交系の多人数プレイがたっぷり描かれます
上述の執拗なアへ顔や噴出する母乳などの演出に加え、ヒダの1枚1枚まで丁寧に描かれた女性器やアナルの描写も高水準であり、子宮口を覗かせる程目一杯広げられた秘所や汁気溢れる結合部などをピストン運動の合間合間に挿入してきます。
一応の抵抗を示しながらも、凌辱者に与えられる性感に白痴の如く狂っていくヒロインの様子そのものが、ややマッハ堕ち気味ではありますが、非常に扇情的であり読み手の支配欲や嗜虐欲を強く刺激しています。
Parabellum2-4.jpg美人教師コスプレ搾乳プレイというキワモノ感さえある濃ゆいエロシチュエーションがあったり(←参照 短編「備品教師」より)、アナルフィストやニプルファック、黄金水ぶっかけなどのアグレッシブなプレイが多いのは多少評価を分けそうですが、エロのバリエーションと凌辱エロの攻撃性の強化に大きく貢献している印象が個人的にはあります。
フィニッシュは陶酔の表情を浮かべ嬌声を漏らすヒロインの穴と言う穴に中出し&余ったチンコはぶっかけで参戦と、激しい凌辱劇を閉めるに相応しい強力な抜き所となっています。
個人的には、真面目なツンデレ委員長があれよあれよという間に騙されてそのダイナマイトバディを徹底的に弄ばれる短編「ツンデレ委員長は好きですか?」が抜き的にフェイバリット。

使える・使えないで言えば確実に“使える”作品であり、阿吽の看板を支え続ける人気作家の面目躍如と言ってよいでしょう。
1~2巻までのストーリー運びには不満も残りますが、新生阿吽で始まるであろう第2部に強く期待したいと思います。