MegaSized.jpg 叶恭弘先生の『KISS×DEATH』第2巻(集英社)を読みました。戸津君の女性恐怖症が弱点でありつつ、それがバトルにおいて一種の強みにもなるという設定はさすが能力バトルが上手いこの作家さんと感じたところ。本人はそう感じていないのかもですが、なんとも羨ましい役得。
そして上品さもありつつちゃんとエッチなパンツ描写やおっぱい描写は如何にも少年漫画のエロ成分で大変よいのですなぁ。

  さて本日は、ふくまーや先生の初単行本『めがもり!』(ジーウォーク)の遅延へたレビューです。現在は『彩蛇』にリニューアルした『QooPA!』は結構個性的な作家陣・作風というイメージですが、この作家さんもその一人ですね。
柔らか駄肉がたっぷり詰まった巨乳&ぽってりお腹&巨尻ボディのヒロイン達とのドタバタ模様&肉圧たっぷりエッチな作品集となっています。

  収録作はいずれも読み切り形式の短編で計9作。1作当りのページ数は16~24P(平均20P弱)と中の下クラスのボリュームで推移しています。読み口は概ね軽くまとめられており、ストーリーとしての読み応えには欠けますが、もっちり柔らかな重量級ボディを満喫できるエロシーンを十分量用意しています。

【軽い読書感のドタバタエロコメ・ラブコメ】
  作劇の方向性を大まかにカテゴライズすればエロコメ・ラブコメ系統と言え、ぽっちゃりアイドルさんが睡眠薬を飲まされて知らぬうちに枕営業をさせられるという陰湿さのある短編「抱き枕アイドル希愛ちゃん☆」を除けば概ね穏やかで軽い読み口の作品が揃っています。
勤め先ではしっかり者のキャリアウーマンではありつつ家の中では自堕落なお姉ちゃんとのラブラブHな短編「お姉ちゃんの裏顔」、主人公の少年を柔らかボディで優しく包み込んで色々と面倒を見てくれるベイマ○クスロボットお姉さんが登場する短編「PAI-M4X サクラ」など、柔らかボディに肉体的にも精神的にも甘えられるシチュエーションも用意。
MegaSized1.jpg  その一方で、純朴な田舎娘さんをスカウトと騙してエッチに持ち込んだり(←参照 ぽっちゃりバニー! 短編「ガールスカウト」より)、元気いっぱいで性的な知識に乏しいお馬鹿ガールをやはり言いくるめてエッチしちゃったり(短編「柿崎フィットネス」)と、ラブラブ感はむしろ希薄なシチュエーションも投入されています。
とは言え、主人公側にヒロインに対する害意や悪意があるわけではなく、キュートな反応を示す彼女達に心惹かれていきますし、なんだかんだで彼女達も幸福になるハッピーエンドへと収束していくために、それらの強引な状況もドタバタ模様の一種として理解するのが正しいでしょう。
  全般的にストーリー性はほとんど目立ちませんが、それ故に平和な印象が担保されていることに加え、ヒロイン達のお肉たっぷりぽっちゃりボディという特徴を最大限に前面へ押し出す上では、軽く穏やかで、むしろ薄味な作劇の方が好ましいとも評し得るでしょう。

【駄肉たっぷりなお腹も特徴なぽっちゃりボディ】
  ハイティーン級の女子高生や20歳前後の女子大生、20代半ば程度の働くお姉さんとある程度狭い範囲の年齢層で固まりつつ、例えば女子高生ヒロインといった特定の年齢設定等にはあまりこだわらないスタイル。
MegaSized2.jpgちょっとお馬鹿で意地っ張りな妹ヒロインや弟君を(性的な意味でも)溺愛しているお姉ちゃんヒロイン、方言丸出しな純朴田舎っ子に、いかにもステレオタイプなオタク喋りをするオタクメガネっ子ちゃんなど、ヒロインのキャラクター設定にキャッチーな属性を盛り込みつつ、エロシーンではキャラ属性に準拠した可愛らしさを高めているのは大きな美点(←参照 異性として見られることを恥ずかしがるオタクな先輩女子 短編「ナードなやつら」より)。
また、お馬鹿さや純粋さなどのキャラクター性が、会話の中で示されることでコメディとしての楽しさに結びついているのも小さくない美点であり、前述した軽く穏やかな読み口の形成に貢献しています。
  ヒロイン達のボディは、不摂生などの影響もあって柔らかい体脂肪がたっぷりと身に付いた重量級ボディであり、むにゅむにゅと柔らかでボリュームたっぷりの大福おっぱい、これまたビックサイズなむちむち餅ヒップ、そしてはち切れんばかりのハム(太腿)が組み合わさっています。
MegaSized3.jpgこれら乳尻の存在感も強力ですが、“ぼよっぼよっ”という擬音と共に描かれる駄肉たっぷりなお腹の表現も特徴的であり、余ったお肉がスカートなどの服の上に乗っかってしまったり(←参照 駄肉onブルマ! 短編「オーバーランナー」より)、座ると太腿の付け根で肉の膨らみラインが生じたり、膨れたお腹に汗が溜まっていたりと、お腹のアピールも大いに目立ちます。
  絵柄が漫画チックな可愛らしさを十全に引き出していることに加え、全体の肉付きがいいことから各体パーツの存在感が突出せずにバランスが保たれていることもあって、重量級ボディであるにも関わらず、マニアックな“デブキャラ”になる一歩手前でエロ可愛い二次元キャラとして女体描写をまとめているのは唸らされる点であり、この作家さんの大きな強みではないでしょうか。

【ベーシックな演出・構図ながら存在感抜群の肉感ボディ】
  前述した様にシナリオパートにはあまり存在感はなく、いい意味で性欲に忠実にエロシーンへと元気よく突入していくため抜きツールとして十分なエロシーンの分量を確保。また、ヒロインの柔らかボディをたっぷり揉んだり触ったりすることで質的な満足感が高まっているのも評価すべきポイントでしょう。
  これまた上述した様に、騙しエッチや睡姦、なし崩し的に挿入に突入といったエロシチュエーションも認められますが、男性側の性欲がムチムチボディによって暴走状態となってのものであって、基本的には嗜虐性や暴力性は乏しく、むしろ戸惑ったり恥ずかしがったりなぽっちゃりヒロイン達のエロ可愛い痴態を楽しむためのものと感じます。
  前戯パートではヒロイン側のフェラや手コキなどのサービスを甘受しつつ、柔らかお肉たっぷりな彼女達のおっぱいやお尻、そしてお腹の感触をたっぷり揉んで楽しむ描写も標準搭載。また、ムチムチなお尻や太ももをたっぷり見せ付ける構図で、ぬめっていくおま○こを丁寧に愛撫する描写も特徴的。
MegaSized4.jpg抽挿パートでは、この重量級ボディの抱き着く体位でその温かさと柔らかさを満喫したり、主観構図で快感に染まる表情とぽっちゃりお腹&巨乳を併せて鑑賞したり(←参照 お姉ちゃんのデレ顔 短編「お姉ちゃんの裏顔」より)、ビックサイズ桃尻が重量感たっぷりに触れ弾む騎乗位やバックからの突き込みで魅せたりと、ヒロイン達のむちむちボディを活かした構図が目立つのも属性持ちには嬉しいところ。
  エロ演出に関しては、密度の高さを意識するスタイルではなく、演出面についても快感や羞恥などに紅潮して瞳を潤ませる穏やかな蕩け顔や、漏れ出る嬌声、淫液の漏れ出る結合部アップ構図に断面図など基本的なエロ演出を施しており、悪く言えば少々地味で、個性的な演出手法ではないのですが、ぽっちゃりボディそのものに明確な特色があるので、その意味ではバランスが取れているとも感じます。
  柔らかボディと密着しながら最奥で白濁液を発射し、ヒロイン達もキュッと瞳を閉じながら絶頂の快楽に反応する中だしフィニッシュは大ゴマ~1Pフルで描かれており、快感の余韻に浸りながら脱力し、膣から白濁液が零れ落ちる追加描写も含めてラストの抜き所を形成しています。

 ぽっちゃりムチムチヒロイン達のエロ可愛さをたっぷり鑑賞できる1冊であり、その属性の有無によって評価は変わってくると思いますが、決してマニア路線ではなく、間口は結構広いタイプだと感じます。
個人的には、お馬鹿で意地っ張りな妹ちゃんがなんのかんのでお兄ちゃんラブな短編「初々しい妹」と、しっかり者お姉ちゃんの素顔がキュートな短編「お姉ちゃんの裏顔」がお気に入りでございます。