BrideElectFromDemonsIsland.jpg 雲田はるこ先生の『昭和元禄落語心中』第7巻(講談社)を読みました。作中でも語られていましたが、「居残り」の主人公のは無我・無欲とそれ故のおおらかな強さが魅力で、それは与太郎の落語家としての良さに重なるものがありますよね。
しかし、女性を演じるのが上手い八雲師匠の「明け烏」、さぞや若旦那のなよなよ演技がハマっていそうで聞いてみたいものです。

  さて本日は、みぞね先生の初単行本『鬼ヶ島の許嫁』(ジーウォーク)のへたレビューです。褐色巨乳好きの管理人にとってアピール力の大変強い1冊でございました。
漫画チックなファンタジー空間の中で多彩な人外ヒロイン達とのラブラブH&調教エロが詰まった作品集となっています。

BrideElectFromDemonsIsland1.jpg  収録作は、幼い頃に許嫁の約束をした鬼娘さんがお嫁さんとして押し掛けてきてラブラブ新婚生活が開始されるタイトル短編「鬼ヶ島の許嫁」(←参照 褐色巨乳の鬼娘さんの新妻裸エプロン!! 同短編より)+描き下ろしのフルカラー後日談4P、および読み切り形式の短編8作+描き下ろし掌編2作(共に4P)。
描き下ろし作品を除き、1作当りのページ数は16~20P(平均19P強)とやや控えめな部類。いい意味でキャラ設定ありき、エロシチュありきの作品構築と言え、シナリオは軽めでありますが、人外ヒロインとのエロシーンを十分楽しめる構成となっています。

【異種族とのラブストーリーを中心として多彩な作劇】
  人外キャラクターのヒロインという特徴を一貫させた作品集でありつつ、キャラ設定に関連するファンタジー要素を織り込むことも共通させつつ、シナリオの方向性は比較的様々。
  帯にある通り、人外ヒロインとの純愛モノは収録作の半数程度を占めており、押し掛けヒロイン・鬼娘さんとのドタバタラブコメな短編「鬼ヶ島の許嫁」や愛する彼女が実は狐娘さんだけど二人の愛は揺るがないラブストーリーな短編「狐の嫁入り」、家畜と思っていたヤギ娘さんを愛する異性として認識した飼育員の男性の純愛物語な短編「山羊のお嫁さん」などがそのタイプ。
BrideElectFromDemonsIsland2.jpg  これに対し、人間の男性の精液を受胎して子作りする習性の蝙蝠娘さん達が望んで種付け乱交される短編「実録!蝙蝠女達の繁殖期」は彼女達の習性に付け込む形になっていますし(←参照 据え膳展開 同短編より)、捕獲した人魚やダークエルフを悪い人間達が凌辱・調教する短編「人魚販売してます。」「カードの盗難に要注意。」などは人間でないヒロインへの黒い欲望が発揮される作品となっています。
凌辱系では明確にバットエンドでまとめていますが、がっつり輪姦されるも彼女達が目的を発揮して満足する短編「実録!蝙蝠女達の繁殖期」、特別なシカ煎餅によって半身半獣となったシカ娘達が数奇な運命をたどる短編「呪いのシカ煎餅」などは、彼女達が彼女達自身の在り方を続けるため、暗さや重さはないまとめ方となっています。
  ヒロインの人外ボディによる特殊プレイや人間と異なる肌触りなど、エロに直結する要素は共通させつつ、人間のヒロインをそのまま人外ヒロインに置き換えたタイプの作劇もあれば、異種族であることに重点を置いたり、ファンタジーとしての面白みを含んだりした作劇もあり、その辺りも作劇の多彩さに寄与しています。

【異種族であることを強調したキャラデザの人外美少女】
  下半身が蛇のラミアな女子高生さんや、黒魔術で竜人に変身してしまった中○生の妹キャラクターなど年齢がはっきりしていることもありますが、人外キャラクターだけあって年齢設定は不明確。見た目としてはミドル~ハイティーン級の美少女さんをキャラデザのベースとしていると判別してもよいでしょう。
  鬼娘や人魚、蝙蝠娘にヤギ娘、ダークエルフやもふもふ狐娘などなど、人外キャラクターの豊富さは特筆すべき美点であり、人間が変化するタイプや普通の動物が美少女化するパターン、そもそもそういった人外キャラクターの存在が自明である場合など、ファンタジー作劇の中での設定は様々。
BrideElectFromDemonsIsland3.jpg人外キャラクターにおいて重要な要素であるキャラデザインについては、角、エルフ耳などを除いてほとんど人間に近い褐色肌の鬼娘やダークエルフも存在しつつ、下半身が鹿や山羊、魚、蛇などのタイプや(←参照 鹿娘コンビ 短編「呪いのシカ煎餅」より)、手が翼の蝙蝠娘さん、いわゆるマズルのある顔つきのケモノ娘さん達など、人間と異種族であることを強調するキャラデザを施す傾向が明瞭にあります。
  尽くすタイプのちょっと天然さんな鬼娘や、黒魔術にハマって暴走するお兄ちゃんラブな妹キャラクター、凛々しい性格ながら徐々に快楽に屈していくダークエルフさんに互いにかばい合う美しい姉妹愛を持つ人魚姉妹など、キャッチーなキャラクター属性やシナリオ展開によくあった性格付けを為しているのも、漫画チックに楽しいところ。
  おっぱいサイズについてはぺたんこ貧乳から豊満サイズの美巨乳さんまで様々。比較的締まったボディの持ち主が多い印象であり、また、四足獣の下半身を持つタイプの人外ヒロイン以外ではスベスベ&ぷにぷにな股間をお持ちな場合が基本。勿論、動物部分のもふっとした毛皮の感触や爬虫類部分の肌の冷たいスベスベ感などをアピールしているのも人外ヒロインらしい特徴でしょう。
  初単行本ということもあり、絵柄の方向性や仕上げのクオリティには振れ幅がある印象で場合によっては減点材料かもしれません。とは言え、訴求層の広いスタンダードな二次元絵柄の分かり易い魅力と適度に高い作画密度でヒロイン達のエロさや可愛さをよく引き出しています。

【人外ヒロインとの特殊プレイも楽しめるパワフルH】
  概ねエロメインの作品構築であり、たっぷり長尺とは言い難い水準ではあるものの、抜きツールとして標準的な分量で人外ヒロインとたっぷり異種姦して、彼女達の淫らな痴態を楽しめる仕様。
  上述した様にシナリオの方向性が様々であることもあって、人外ヒロインさんと種族の壁を越えてラブラブHを展開したり、発情した蝙蝠ガールが乱交セックスに興じたり、人間に捕獲・拘束されてしまった人外ヒロインがその心身を蹂躙されてしまう調教エロがあったりとエロシチュエーションはそれぞれの作品で異なります。
尻尾のある蛇娘や竜人娘では尻尾コキや下半身を男性に絡めつけて密着といったプレイ、上半身を両腕でホールドしながら四足獣形態の下半身にバックからガンガン突き込むピストン、産卵や母乳分泌などの生殖要素など、人外ヒロインらしいプレイや現象を絡めているのは勿論特長の一つ。
  ヒロインへの愛撫も描かれていますが、前戯パートのメインを占めるのは概ね積極的に白濁液を求めて肉棒をぺろぺろするフェラチオ描写となっており、彼女達のお口にたっぷり放出して人外ヒロイン達の更なる興奮と発情を誘発します。
BrideElectFromDemonsIsland4.jpgすっかり快楽に包まれて発情状態となった人外ヒロイン達は、場合によっては強制されている時もありますが、自ら秘所をくぱぁと開いて陶酔の表情で挿入をおねだりして抽挿パートへと移行(←参照 マズルがあるタイプの狐娘さん 短編「狐の嫁入り」より)。十分に体の動きの勢いがある描写でパワフルに進めますが、描写・演出に過剰な派手さや重さはむしろ少なく、蕩けたヒロイン達の痴態をエロ可愛くアピール。
  パワフルなピストンで人外ま○この最奥をゴツゴツとノックする様子を透過図や断面図でがっつりアピールしつつ、ハートマーク付きのラブエロ台詞や悶絶ボイスを叫ぶヒロイン達の痴態から子宮内を満たす程の白濁液をたっぷり注ぎ込んでアクメ絶頂に痙攣する大ゴマ~2Pフルのフィニッシュシーンへと至っています。

  人外ヒロインの魅力を存分に生かした作品集となっており、漫画チックなファンタジーの楽しさと協調することで、エロ的にもキャラ的にも魅力を増していると感じます。
個人的には、銀髪褐色巨乳というマイ嗜好ど真ん中の鬼娘さんといちゃラブエッチな短編「鬼ヶ島の許嫁」と、蝙蝠ガールが男性の精液を求めて自ら乱交エロの中で白濁塗れな短編「実録!蝙蝠女達の繁殖期」が特にお気に入り。人外ヒロイン好きの諸氏はマストバイですよ!