WetLine.jpg 叶恭弘先生の『KISS×DEATH』第1巻(集英社)を読みました。宇宙人に寄生されてしまった主人公とヒロイン5人の攻防、主人公の特殊な設定もあってスリリングでコミカルなSFサスペンスとなっていて大変に面白いです。
ヒロイン達も実に魅力的な美少女ですし、タイトル通りに宇宙人と主人公にとってキスが“死の接吻”になってしまうのも唸らされます。そして、叶先生の描く女の子のおパンツはいいものですなぁ~。

  さて本日は、いーむす・アキ先生の『ヌレスジ』(ワニマガジン社)の遅延へたレビューです。なお、先生の前単行本『やわはだおとめ』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
ロリ顔&巨乳な柔肉たっぷりボディのヒロインと汁気たっぷりの和姦エロが楽しめる作品集となっています。

  収録作は、いずれも読み切り形式の短編12作+未登場であった表紙絵の女の子のエロシーンを収録なあとがき漫画(3P)。描き下ろし作品とフルカラー短編「可愛すぎるAD新人みずき」(8P)を除き、1作当りのページ数は14~24P(平均18P弱)と控えめながらコンビニ誌初出としては標準的な部類。シナリオとしての読み応えはほとんどなく、軽い読書感とエロの量的満足感を重んじた作品構築となっています。

【あっけらかんと肉欲が解放されるお気楽エロコメ】
  男女双方によるあっけらかんとした欲望の発露により、気持ちの良いセックスを両者がエンジョイするイージーゴーイングなラブコメ・エロコメ系統が主たる作風と言える作家さんであり、今単行本もそういったタイプの作品が大半を占めます。
浮気H(短編「かくれんぼしよっ!」「おもらしタイム」)や睡姦(短編「いねむりおとめ」)など、背徳的な要素を含む作品もありますが、クールなキャリアウーマンのヒロインを快楽で堕とすインモラル系の短編「欲の華」を除けば、平穏な雰囲気が破られることはなく、エロのちょっとしたスパイスとして機能する程度。
WetLine1.jpgまた、エロコメ系統の作品群の中でも、お馬鹿&変態ヒロインが暴走する短編「戸川っ!?」の様なドタバタコメディもあれば(←参照 このヒロインはキャラが立ってます 短編「戸川っ!?」より)、上述した様なほんのりアモラルな要素を加えたもの、ちょっと甘酸っぱい青春恋模様を添加した短編「おてつだい」「イキたがりっ!」といったタイプもあり、ストーリーにある程度の多彩さがあります。
  どのタイプの作品であっても、軽い読書感のシナリオであることは共通しており、エロパワーでガンガン進行しつつも、欲望の滾りをシリアスに描くこともしなければ、アッパーなコメディで盛り上げることもあまりしておらず、“助平男子とエッチな女の子が居れば当然こうなるよね”的な必然さを以てサクサクとセックスに突入していくのが一つの特徴。
言語化して説明するのが難しいのですが、この“当たり前にエッチに突入”という描き方は、作劇として場合によっては致命的に面白くないものになってしまうものなのですが、この作家さんについては極ナチュラルに男女のエッチへの発展を描いているために拙さやテンポの悪さを感じさせないのが独特の魅力と感じます。
いずれにしても、ストーリーとしての面白みはあまりなく、素直に男女の性欲が発揮されてそれで色々と丸く収まったり、コミカルにギャフンオチになったりするハッピーなエロ空間を、脳味噌空っぽにして楽しむのがおそらく正しい読み方でしょう。

【キュートなロリ顔と柔肉たっぷりの肉感ボディの組み合わせ】
  ローティーン級にも見えるロリ系美少女から20代後半~30歳前後程度の年増美人まで登場しており、人数としてはハイティーン級程度と思しき美少女ヒロインがメイン。
WetLine2.jpg大人ヒロインを中心としてセクシーさを強調したタイプの女性も複数名登場していますが、可愛らしいロリ系フェイスに柔らかお肉がたっぷり詰まった巨乳ボディを組み合わせた美少女キャラクターが多く(←参照 ロリ顔巨乳万歳 短編「イキたがりっ!」より)、幼い可愛らしさと大人ボディのエロさのハイブリットとなっています。
性格設定に関しては、ツンデレ的な要素があったり甘えん坊タイプであったりと、分かり易い属性を添加していることもありますが、ロリキャラ的な純粋さや無垢さが魅力になっていることが多め。また、エッチな女の子達ではありますが、積極的なビッチキャラクターとはまた異なって、相手を受け入れる包容力のあるエロ娘といった印象。
  一部の美少女キャラクターで控えめサイズのおっぱいの持ち主も存在していますが、その場合でも適度なボリュームのある並乳であり、その他のヒロインについてもたっぷりサイズの巨乳と安産型ヒップを装備させた肉感ボディの持ち主が勢揃い。
78f1c032.jpg柔肉がはち切れんばかりに詰まったむっちりとした肉感や、グレースケールによる柔肌のツヤツヤ感の強調によって巨乳&巨尻の存在感を更に高めると共に、艶っぽいリップや熱い温度感や液汁を放つ女性器描写などのストレートな淫猥さで女体のエロスを叩き出すのも大きな特長でしょう(←参照 もちもち桃尻&熱々割れ目 短編「おもらしタイム」より)。
  十分なキャリアを有し、また生産速度も基本的には高い作家さんということもあって、絵柄は単行本を通して安定。上述したあざとい可愛さとストレートなエロさという相反する両方を明確に主張させている分、過剰さやクセのある絵柄ではありますが、キャラの可愛らしさとエロシーンの濃厚感を共に支える美点でもあります。

【肉感ボディがたっぷりお汁に濡れるエロシーン】
  作品によってページ数にはある程度の幅がありますが、エロまっしぐらの分かり易い作品構築であることもあって濡れ場の尺の占める割合は高く、抜きツールらしい抜きツールとして仕上がっています。
  上述した通り、不倫Hや他の人から隠れながらセックスする羞恥系シチュエーション、眠っているヒロインにエロイタズラや合意の上ではありつつ乱交エロなど、作品によって味付けは多彩に変化させていますが、個々のシチュエーションに強く踏み込むタイプでもなく、ヒロイン側がも性欲を発揮させて男女双方が性的快楽を満喫する和姦エロが明確に基調となっています。
  ヒロインのむちむち肉感ボディを前面に押し出したエロ描写となっており、比較的長めに設ける前戯パートにおいてはおぱーいやお尻を揉んだりでその感触を満喫すると共に、フェラやパイズリ、尻コキなどのプレイから射精シーンにつなげて前半の山場を形成。
WetLine4.jpg抽挿パートに移行後も、ボリューミィなヒップが上下に弾む描写をバックから活写したり、ピストンに併せて揺れ弾む乳揺れ描写を投入したりで女体の存在感を十二分に打ち出しつつ(←参照 短編「オタノカノジョ」より)、放出された白濁液やら汗やらでしっとり濡れる柔肌や、熱い吐息やぬめった擬音と共に漏れ出る愛液などを添加して、女体の官能性を更に高める技巧も効果を発揮しています
  乳尻を中心とした女体そのもののエロさが強いこともあって、殊更に演出強度を高める必要がなく、潤んだ瞳のとろんと蕩けたエロ可愛い表情付けや柔肌を濡らすぬるぬるとした液汁描写、分量的にはむしろ控えめであるハートマーク付きの嬌声&エロ台詞など、比較的ベーシックな演出で痴態を彩っており、絵としての迫力はありつつ過剰さはあまりないタイプと言えるでしょう。
  前戯パートでキュートフェイスやお尻、巨乳の谷間等へのぶっかけを投入すると共に、抽挿パートでの中出し連発や、挿入していない竿からの白濁液ぶっかけの追加など、複数ラウンド制の中で射精シーンの数を多く投入するスタイルであり、フィニッシュは蕩け顔のヒロインのパイパンま○こにビュルビュル中出しして男女双方ノックアウトとなる様を大ゴマ~1Pフルでお届けしています。

  お気楽に楽しめる抜きツールとしていつも通りに仕上がっており、ストレスフリーで柔らか肉感ボディとがっつり和姦なハイカロリーなエロを楽しめます。
個人的には変態お馬鹿娘ヒロインの暴走が楽しめる短編「戸川っ!?」と、ロリ顔巨乳な彼女さんとのラブラブHな短編「オタノカノジョ」がお気に入りでございます。