PureLoveMellow.jpgTVアニメ『輪るピングドラム』第14話「嘘つき姫」を観ました。あわわ、苹果ちゃんが何というエロエロな展開に(目を血走らせながら)!ゆりさんの身体の秘密とは何なのでしょうかね?うーむ、半陰陽とかでしょうか?
多蕗先生、苹果ちゃん、そしてゆりの3人のいずれにも桃果という人物が大きな影響を与えているわけですが、苹果ちゃんがその“呪縛”から逃れながら再び囚われてようとしているのは、なんとも皮肉なものですなぁ。

 さて本日は、Jun先生の初単行本『純愛メロウ』(茜新社)のへたレビューです。天魔は時々しか読まないのでチェックが甘かった作家さんなのですが、これはなかなか良作を引きました。
もちもちとした質感の柔らかお肉をたっぷり装備な美少女・美女とのガツガツ系アグレッシブエロがたっぷり詰まった優良抜きツールとなっております。

PureLoveMellow1.jpg 収録作は、ワガママな性格ながら実は初心なガングロ女子高生さんが真面目な男性教師との張り合いの中でエッチすることになってしまって!?な短編「純潔ビフォーアフター」(←参照 強がり&挑発 同短編より)+描き下ろしのイチャイチャ後日談掌編4P、および読み切り形式の短編・掌編9作。
上述の描き下ろし掌編と、フルカラー作品である掌編「±LOVE」(6P)を除き、1作当りのページ数は20~26P(平均23P強)と書店売り誌初出として標準的なボリューム。質・量共に高水準のエロシーンと、その脇を固めるスムーズな読書感のシナリオで構築されており、読みやすくかつ使いやすい1冊と評し得るでしょう。

【シナリオを駆動する真っ直ぐな性的欲望の気持ちよさ】
 若い男女の日常劇で統一された収録作であり、登場人物達の普段の関係性が何らかの転機を迎えることで性交へと発展するシナリオ展開が基調。
 思春期の登場人物達らしい、性的事象への好奇心や純粋な欲望、体を重ねることで明確化される恋心などをシナリオの駆動因としており、ファンタジー色を用いた派手な話回しがない一方で、快活さもありつつ地に足のついたシナリオワークという印象があります。
PureLoveMellow2.jpg作劇面では、導入パートにおいて男女双方の恋愛感情が次第に高まっていく様な叙情性のあるラブストーリーを望むのは避けるべきですが、ちょっとしたエロ的トラブルに困惑したり強がったりなヒロイン達の挙動に可愛らしさやコミカルさがあることで、ラブコメ的な楽しさを形成(←参照 お詫びでコスプレしたらとんでもないエロ衣装 短編「災い転じて猫となる」より)。
 酔いの勢いで女の子を押し倒してしまったり(短編「三河屋で~す」)、憧れの人妻さんのオナニーを見てしまって口止めフェラ&旦那さんから見えないところでセックスをしたり(短編「午後の紅潮」)と、エロへの導入が強引になることもありますが、例えそういった展開があってもいずれの関係者も傷付けることのないハッピーエンドで優しくまとめています。
 また、若い男女が持つ性的欲望をあっけらかんとした雰囲気でありながら、しっかりと肯定する作劇となっているのも、読みの心地よさを生み出す要因でしょう。
エロのアグレッシブな勢いと、エロ漫画的ご都合主義も含めた平穏な心地よさが両立されている作劇と言え、初単行本から安定感のある作品構築と評したいところ。

【全身これモチモチな質感の美少女・美女】
 ヒロイン陣の年齢層は比較的幅広めであり、半数弱を占める女子高生ヒロイン達に、20歳前後の女子大生さんや勤労お姉さん達4名&20代半ば~30歳のアダルト美人達が登場。
PureLoveMellow3.jpg 主人公と幼馴染な女子高生キャラといった日常劇として正統派なキャラ造形も用いつつ、生意気な性格のガングロ娘やソバカス&三つ編みの農家の跡取り娘、ベリーショートな水泳コーチさん(←参照 日焼け後がエロス! 短編「Take Your Mark」より)等、設定や容姿に関して割りとニッチな属性が揃っている感もあります。
 表紙絵が特徴的ですが、切れ長でツリ目がちな目の描き方が特徴であり、挑発的な表情のエロティックさや涙でたっぷりと潤む様子など、瞳での表情付けが巧いタイプ。
 ヒロインの年齢層問わずにむっちむちな肢体造形が特色であり、柔らかお肉がたっぷり詰まってパツンパツンになっている巨乳やお尻、太股の肉感の強烈さは、それ単体で十分な煽情性を生み出す水準となっています。
肢体描写の量感の強調のみに専念するのではなく、ぷっくりと膨らむ乳輪や恥丘の描写や、汗や汁やらでじっとりと濡れ光る柔肌の描写、涎や愛液で濡れ光る各種粘膜の描写といった細部を詰めることで肢体のエロさを増強させているのは◎。
 初単行本ながら絵柄は単行本通してしっかり安定。二次元絵柄的なキャッチーネスを維持させつつも、エロさが前面に出る絵柄であり、私見ではありますが、エンジェル倶楽部やMujinの読者層には特に親和性が高いタイプではないかと感じます。

【エロのエネルギー感に秀でる肉感パワフルファック】
 十分なページ数が各作品にあり、また若い性欲のエネルギー感で作品を進行させるため、エロシーンの分量は十二分に確保されており、1回戦をじっくり描くケースもありつつ抜き所を多数配置した多回戦仕様がメイン。
 前戯パートにおいてはヒロインの柔らか重量級ボディに指やら舌やら顔やらを埋まらせる幸福感を出しており、性感帯を責めると同時にヒロイン側もお口ご奉仕で迎え撃ち、両者の性的快楽を十分に高めあって抽送パートへ移行していきます。
 処女ヒロインの登場率が高いこともあって挿入時には多少の痛みや羞恥が描かれることがあるものの、好きな異性と結ばれた幸福感とパワフルな抽送の与える快楽とがそれらを打ち消し、ヒロイン達の表情も喜悦の涙に濡れるエロティックなものへと変化。
PureLoveMellow4.jpg特にピストン運動の描写においては上述した肢体のボリューム感を作画面で前面に押し出してきており、体位を次々と変えながら正面からの視点による派手な乳揺れや(←参照 短編「午後の紅潮」より)、バックからの視点によるヒップの強調などを連続的に投入することで画面に十分な迫力を付与しているのが、実用性を高める上で大きな強みになっています。
 セックス描写に充填された熱気やパワフル感そのもので高い実用性を叩きだしていますが、羞恥プレイをしばしば絡めてみたり、前穴挿入に加えてアナルも有効活用してみたり、衣装面の充実に伴って着衣エッチが目立ったりと読み手を飽きさせない趣向の多彩さがあるのも高く評価したい点。
 1Pフルで描かれる前穴orアナルへの中出しフィニッシュは、注ぎ込まれる白濁液にヒロインが絶頂の快楽を味わいつつ、秘所からお漏らししたり潮を吹いたりと、これまたオーソドックスとしての良さに一アクセント加えた作りであり、抜き所として非常に頼もしくなっています。

 抜きツールとしての強力さは初単行本とは思えないレベルであり、個人的には唸らされた1冊。即効性があり、かつ心地よい読書感のある抜きツールをお求めな諸氏には強くお勧めしたい初単行本でございます。
収録作のいずれも実に使えるもの揃いですが、強いて選ぶならばちんまい体の凶暴女子大生さんが可愛い短編「LIKE A CHILD」と、初心な性格のガングロ生意気女子高生さんがデレちゃう短編「純潔ビフォーアフター」が特にお気に入りでございます。お勧め!