LustPrison.jpgTVアニメ版『GOSICK -ゴシック-』第15話「二匹の怪物は心を通わせる」を観ました。“怪物”のうち、一人はリヴァイアサンのことでしょうが、もう一人はやはりヴィクトリカのことなのでしょうかねぇ。
物語として綴られる過去のエピソードの中に、ヴィクトリカが入り込んでいく描写が良かったですなぁ。あと、コーデリアお母さんが大層美人さんなので、そちらの出番も増えて欲しいものです。

さて本日は、TAKE先生の2冊目『ラストプリズン』(キルタイムコミュニケーション)のへたレビューです。初単行本はスルーしてしまったのですが、今回は実にむちむちな表紙絵にハートをキャッチされての購入となりました。
ヒロインのグラマラスボディをガツガツと攻め立てて白濁液塗れにする超強力な凌辱抜き物件となっております。

LustPrison1.jpg 収録作は、主人公と契約している元・淫魔にして上級魔族な使い魔さんが邪神復活を目論む教団に拉致されて~な中編「彷徨の魔人エリーシャ」前中後編(←参照 都合により少女形態のエリーシャさん 同作中編より)、人型戦闘兵器である“ドール”を生むことのできる女性がその独占を目論む集団に拉致られて~な連作「ディスアーム 姦獄のマリオネット」、および読み切り短編3作。
なお、中編や短編「アルテガ夜話 補巻」は同一世界観をベースとしており、前単行本の「オルテガ夜話」と話がリンクしているそうなので、前単行本を併せて読むのがベターでしょう。
1話・作当りのページ数は18~24P(平均21P弱)と標準的なボリューム。世界観をよく作り込んでいる分、シナリオ面の読み応えもあり、かつエロの強烈なこってり感があるため、お腹に貯まる1冊と言えましょう。

【存在の意義としての快楽とのせめぎ合い】
作風的には、キルタイム王道のファンタジー系凌辱エロであり、魔族やアンドロイド、格闘美少女といった戦闘ヒロインを敗北に追い込んで苛烈な凌辱という苦杯を舐めさせるシナリオワークで統一。
この流れにおいて、強いオリジナリティーとは言えないものの、彼女達の“存在の意義”が一つのテーマとなっていることがシナリオをきっちりと固めており、性の快楽を甘受してしまうことが、彼女達の役割に対する矜持や愛着を損傷させるものとして描かれていることが大きなポイントです。
使い魔としての主人への愛情(中編作)、戦闘兵器としてではなく人として在ることの願い(連作)、自分を愛してくれた人の娘を“番犬”として守ることに見出した価値(短編「ブレイズガーデン燐 蹂躙されし血統」)などの人間的美徳を、彼女達を性処理や子作りの“道具”として見る悪漢達の身勝手さが徐々に侵犯していく様はかなりダウナーであり、ヒロイン達のモノローグがその悲愴さに拍車をかけています。
6ac85f08.jpg ヒロイン達の抱く強い想いが、大切な人達にも認められることで力を取り戻し、悪を制するのか(←参照 ドールとして“壊れて”も人としては壊れていない 連作「ディスアーム 姦獄のマリオネット」後編より)、それとも守るべき相手さえも巻き込んで快楽の泥沼に引きずり込まれてしまうのかは作品によって異なりますが、いずれにしても適度な緊迫感を以てラストまで紡げているのは◎。
世界観やキャラクター設定の背景に関する説明を比較的多く描き込んでいることが、作品の読み応えを生んでいますが、読みのリズムをやや悪くしている感はあります。また、十分に作品世界やキャラの魅力を掘り下げられているとも言い難いケースもあるのは勿体ないと感じます。
後述するように、エロの猛烈なこってり感が印象として先行するため、シナリオ面の良さはあまり目立たないのですが、ファンタジーとしての設計が確実である故に、エロの魅力も輝いていると評しえます。

【むちむちな肉感が圧倒的なグラマラスボディ】
中編作の悪魔っ娘に、連作の戦闘用アンドロイドさん、短編「ジャスティスピーチ 正義の代償」に登場する戦隊モノ系統の正義の味方ヒロイン等、キルタイム系らしい戦闘美少女さんが勢揃い。
年齢不詳な人外さん達も含め、見た目上はハイティーン級~20代半ば程度と思しきヒロイン達ですが、そこは色々と便利なファンタジー作品であるため、中編作の悪魔さんは可愛らしいロリっ子に変身してくれるといった変化も可能となっています。
なお、戦闘ヒロインという設定もあって、勝気な性格設定のヒロインが大半を占めており、その精神的な強さを強烈な快楽と姦計を以て如何にへし折るかという点が、凌辱展開としての旨味になっています。
c0a7aed0.jpg この作家さんに関して特筆すべきなのは、その女体描写における圧倒的なムチムチ感であり、柔肉がたっぷりと詰まって柔肌がゴム鞠の如く張った巨乳・巨尻の存在感の物凄さがよく出ています(←参照 涎が伸びる様なども極めて淫靡 短編「アルテガ夜話 補巻」より)。それらを抱えこむ指等が柔肉に沈み込むことで、その感触をより強調しているのも嬉しい点。
ファンタジーであるということもあって、趣向に合わせた衣装をチョイスしていますが、肌にぴっちりとはりつく各種衣装が、性行為に揉みくちゃにされる際にはヒロインの柔肌に食い込んでいるのも地味に肢体の煽情性を高める要素となっています。
これらの肢体のムチムチ感は、どちらかと言えばアメコミにおける女体の描き方と近似したものがあり、絵柄的には山根正宏氏などを思わせるオールドスクールなエロゲ絵柄であって、ちょっと独特の絵柄と感じます。なお、デジタル作画への移行のためか、絵柄には多少の不安定感はあります。

【マッシブに激走する汁塗れでハードな集団凌辱】
エロシチュエーションに関しては集団凌辱一本槍というストロングスタイルであり、上述したグラマラスボディの穴と言う穴に剛直を激しく突き込む苛烈なレイプ描写が売り。
巨乳を活かしたパイズリや喉奥まで挿入するイマラチオといった行為もありますが、それらは前後の穴への抽送と同時並行的に描かれるものであり、あくまでヒロインの体を蹂躙する行為を軸にエロ展開を形成しています。
ヒロインの肉感豊かな肢体を作画面で前面に押し立てつつ、マッチョな野郎連中の肉体や怒張を絵作りにすっかりと活かしており、それらの筋力がヒロインの肢体を抑えつけ、揉みくちゃにするという描き方が凌辱としての暴力的なパワフルさを形成しているのも巧い点。
4421da54.jpg精液や涎、汗、更には乳首から分泌される謎母乳などの液汁描写をヒロインの肢体にたっぷりと塗すことで、肢体の官能性を更に押し上げるスタイルを徹底しており、それらの液汁が抽送の快楽と共にヒロインの心身を浸食しているかの様な印象もサディスティッさを大いに盛り上げます(←参照 乳房を握りしめる描き方にも注目 中編「彷徨の魔人エリーシャ」後編より)。
重量感と伴った乳揺れや、剛直の突き上げによる下腹部の膨張、大量の中出しによる擬似的なボテ腹化+本当のボテ腹化、四肢を掴みあげたりマングリ返しからさらに抑えつけたりといった無理なポージングなどの演出も、ヒロインの肢体に対する制圧感を高めています。
口腔内や、性器内に肉棒が深く侵入することを示す断面図を多用しつつ進行するハードなピストン運動は、中出し連発に大量ぶっかけを諸所に組み合わせた多回戦仕様であり、切れ目のないエロ展開が抜き所を多数形成しているのも抜き物件としての頼もしさを形成していて、実に使えます。

キルタイム系の凌辱エロの王道をしっかりと踏まえつつ、業界屈指の水準にあるエロのマッシブさを特長として輝かせているのは見事であり、1冊目を見送った己の不明を恥じるところであります。
個人的には、ムチムチボディとロリボディの両方を楽しめる悪魔っ子さんハード凌辱(でも逆転のハッピーエンド)な中編「彷徨の魔人エリーシャ」が最愛でございます。凌辱要素に抵抗がなければ大変お勧め!