PeachBun.jpgTVアニメ版『GOSICK -ゴシック-』第4話「金色の糸はつかのまを切り裂く」を観ました。なお、これまでこのアニメに触れる際に各話タイトルを間違えてましたので、今回修正しました(ご指摘感謝!)
ヴィクトリカさんが雷おこしを食べるお姿が可愛過ぎで鼻血が出そうです。あと、女の子にからかわれて真っ赤になっちゃう九条君がなかなかキュートですな!(←二次元では相当の節操ナシ)

さて本日は、イコール先生の『ももまん』(ジーウォーク)のへたレビューです。先生の前単行本『たわわん』(三和出版)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
プニプニボディのキュートなちびっ娘達と繰り広げるキャッキャウフフなラブエロ話が満喫できる作品集となっています。

収録作はいずれも読み切り形式の短編・掌編で全10作。フルカラー掌編「いちねんせいになったら」(4P)を除き、1作当りのページ数は16~24P(平均19P強)と幅もありつつ、中の下クラスの分量で推移。
読み応えのあるタイプの作劇ではないものの、アイディア力に優れた多彩なシナリオ運びが楽しめる1冊であり、エロシーンの十分な量を含めて満腹感の強い作品集となっています。

【題材としての背徳性をエロのみに活用して明るくまとめる作劇】
他誌ではロリ顔巨乳なヒロインさんとの優しく楽しいラブコメディがメインの作風である作家さんですが、今単行本はペド級も含めてほぼ完ぺきにロリエロ作品集となっていますので、まずはそこに注意。
まだ性行為の意味もよく分かっていない年代のロリっ子達を騙してセックスに持ち込む様な展開もしばしば認められ、その行為自体は完全に犯罪ですが、陰惨さはほとんどなく、従来通りにラブコメ的なほんわかとした雰囲気に全てを包んでしまう手法で読み口の良さを確保しています。
PeachBun1.jpgまた、エロシーンへと雪崩れ込ませるシナリオの“仕掛け”に工夫があるタイプでもあり、家電量販店でロリっ子型マウスが販売されていたり(←参照 何処で操作するかは御一読を(笑) 短編「おまうす」より)、モンスター育成ゲームに夢中な女の子にサラリーマンの男性が電車内で股間のモンスターを教えてあげたり(短編「もん❤まん」)と、ハチャメチャ展開を辞さない力技の数々は面白いところ。
この素っ頓狂な展開から生じるお話的な無理矢理感(誉めてます)と童女をセックスに引き込む別の意味での無理矢理感が絡み合うことで、ある種ユーモラスな感覚が生じており、ヒロイン達の純粋性・善性が蹂躙されることもないためにダウナーな印象を残さないようになっています。
加えて、シナリオの多様さは後述するエロの趣向の多彩さと密接に関連しており、エロシチュエーションのお膳立てをする機能をシナリオパートが適切に果たしているのも実用性の底上げに貢献していると評せるでしょう。
e68f89ca.jpg恋愛感情の描写の濃淡には作品間で差がありますが、暗く沈みこみ様な余韻の作品は勿論皆無であり、ラブいハッピーエンドも含めて(←参照 晴れて相思相愛に 短編「メゾン・ド・ベリー」より)、登場人物達の“日常”が変容を生じながらも平穏に保たれるという幕の引き方も気持ちがよい要素です。

【純真無垢なぺたんこロリータさん達】
自称小○校1年生のランドセルガールがおっちゃんのパンツを剥いでいる単行本冒頭で読み手の脳味噌をハンマースマッシュしてきますが、前述の通りに各作品のヒロイン陣は一桁~ローティーンの愛くるしいニンフェット達。
弟君の甘えと好意が混じった気持ちが暴走してロリお姉ちゃんを睡姦してしまう短編「ないしょミルク」の様に、ヒロイン側が行為の禁忌性を把握しているケースもありますが、基本的には性的な事象に対して無知な子達であり、彼女達をどのように言い包めるかが作品のポイントの一つでしょう。
なお、最終的にはセックスという行為は彼女達の中で恥ずかしいが気持ち良い何かという認識となるため、彼女達をエロで染めたいというSな諸氏にはやや不向きかもしれませんが、平和な雰囲気を維持させる上ではこの方が正解でもあるでしょう。
63a48ed6.jpg年齢的にはある程度の幅がありますが、成人男性に比べてちっちゃいボディには、ぺたんこなお胸、華奢な手足、ぷにぷに&すべすべな頬と股間とロリプニ要素を標準装備しています(←参照 “がばちょ”って擬音がちょっと面白いです 短編「みみとおにいちゃん」より)。よって、この作家さんのロリ顔巨乳を期待する諸氏には回避を推奨。
細目で丸っこい描線を無理なくまとめる絵柄は、作品間で少々ばらつきが感じられるものの安定しており、特にほっぺたや股間、下腹のプニプニ感の強調は初出時期を問わない特徴でしょう。
表紙絵の女の子はやや極端な例ではありますが、キャラクターによってはロリプニ色がかなり強い故に生じるペド色はあり、特に華奢で繊細な印象のあるロリータ少女が好きな方には不向きでしょう。しかしながら、ロリ的なキュートネスにオサレ感のエッセンスがしっかり感じられるのは、いぬぶろ先生などの絵柄と共通する美点です。

【多彩なエロシチュとアタックの強い演出で魅せるエロシーン】
ページ数に比例してエロシーンの分量にもある程度の振れ幅があるものの、題材のある意味での濃さがあることに加えて、安定したエロ作画とアタックの強いエロ演出を施す濡れ場の実用性は十分に高く仕上がっています。
性的知識がない故に多様なエロシチュエーションに羞恥心なく順応していくロリっ子達のおかげで、睡姦やら痴漢プレイやらSMプレイ(ただしロリっ子が女王様)やら、果てには集団凌辱的行為に発展したりしますが、上述した通りにアブノーマル系としての暗さはほとんどなく、あくまで“謎の気持ち良い行為”としていずれの趣向も描かれています。
男性のち○こを不思議そうに見つめながら小さなお口でペロペロしだす前戯パートには、こんないたいけな娘にこんなエロイことを!的な趣きがあり、読み手の罪悪感を駄目な方向に刺激することで背徳感をしっかりと創出してきます。ここで、ヒロインの上のお口にまずは白濁液を注入して、状況が未だよく分かってないアリス達への挿入に移行。
PeachBun4.jpg輪姦的なシチュエーションもあるため、抽送パートにおいてはカメラを第3者視点に置いたAV構図を多用するのですが、主観構図によってロリっ子と相対する視点を用いたコマに存在感があり、行為の臨場感を適宜演出しているのも○(←参照 短編「ないしょミルク」より)。
結合部見せ付け構図や断面図・透過図など、性器表現による直接的な煽情性を核とするエロ演出を大量に用いるため、抽送パートに入ってから増すエロの勢いに高いプレッシャーを付与できています。プニプニのお股に備わる未成熟な女性器の描写も高質であることが、この手法の効力を後押ししているのも○。ただし、その分男性の体躯との比較が少なくなっており、ロリっ子達の小ささが生かされていない感もあるのは個人的には勿体ない点。
見開きでがっつりと中出し描写を行うフィニッシュシーンは、エロ演出の強度が特に高く、それまで男女双方が説明的エロ台詞の応酬をテンポ良く紡ぎながら、そのラストに性的絶頂に伴うヒロインのハートマーク付きの嬌声を響き渡らせる痴態描写は抜き所としての強力さを生んでいます。

この作家さんのロリ巨乳ものが大好きなのですが、こちらの作風もやはり好きなので、ロリOKの雑誌・アンソロではこちらも描き続けて欲しいところ。ロリプニ美少女が好きな方にはかなりのお勧めでございます。
個人的には、お兄ちゃん大好きの純真妹ちゃんが、諸々よく分かってないまま兄貴を優しく受け入れる短編「みみとおにいちゃん」に愚息が大層搾られて、一等お気に入りでございます。