SBR.jpgTVアニメ版『これはゾンビですか? オブ・ザ・デッド』第8話「フー、京子ちゃん合コンだゼッ!」を観ました。何と言う、何と言うおっぱい回!先っちょが擦れながらおぱーいがゆさゆさ揺れるシーンの素晴らしさは筆舌に尽くし難かったですな。
京子さんはなかなかに屈折したというか、複雑なキャラクターなのですが、その根っこは非常に純粋な女の子なんだなと再認識した回でした。

 さて本日は、要青豆先生の『即・縛・姦』(クロエ出版)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『若い人はいいっ☆』(コアマガジン)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
むちむち肉感ボディの美女・美少女達が主人公によって肉体的・精神的に“拘束”されて激しくエッチな作品集となっております。

6c5e623d.jpg 収録作は、人間の願いを叶えるために下界に降りてきた天使と結ばれるも、彼女の妹や姉達もそれぞれの目的を持って主人公の前に降りてきて~なドタバタ中編「天使はいかが?」全3話(←参照 妹にして上司な天使を縛るヒロイン 同中編第2話より)+サブキャラの1人がエロ的に大暴れなフルカラースピンオフ掌編4P、読み切り形式の短編6作+おまけ4コマ計5P(カバー裏含む)。
描き下ろし掌編を除き、1話・作当りのページ数は20~30P(平均22P)と標準的なボリュームで推移。基本的には抜きツールとして頑健な構築であり、シナリオで方向性を決定しつつエロシーンの満足感で魅せるタイプと言えます。

【方向性は様々ながら快楽全能主義は強固】
 メガストア系列では明るく楽しくがっつり輪姦(乱交)という作品で固めている一方、今回の作品群の初出である真激においては緊縛モノを含めた拘束エッチを一つの主題として概ね固めています。
清楚な美少女さんが縄師の男性にエロ調教され淫らに堕ちていく短編「春菜先輩のよからぬ噂」に様に、ダークなテイストを含ませる作品もありますが、快楽全能主義的の強固さは今回も揺らいでおらず、基本的に陽性な雰囲気の中でハードなファックを叩き込むというスタイルはいつも通りと言えるでしょう。
 ラブラブな兄妹や姉弟の相姦エロや(短編「いもコン!」「嫌よ嫌よも縄の内?」)、少年が隣家のエロお姉さんに誘惑されたショタっ子が覚醒して逆襲展開(短編「飼い主の育て方」)など、シナリオ面に関しては割合オーソドックスにまとめたものが主体。
6e336d84.jpg上述した中編「天使はいかが?」もヒロイン押しかけ型のドタバタラブコメとして概ね正統派な作りであり、次々と出現する天使の三姉妹がスケールが大きい様な小さい様な喧嘩をしながら、皆まとめて主人公と仲良くなり(←参照 天使3姉妹と一緒にエッチ 同中編第3話より)、一番絆が深い正ヒロインとしっかりハッピーエンドという流れになっています。
 これといって個性は強くない作劇ですが、分かり易いまとめ方をしている分、キャラクターの魅力が引き立つと共に、ドタバタコメディなり棚ボタ展開なり、ダーク&インモラル系なりと、それぞれの方向性が明瞭なのも美点でしょう。
 その意味において、エロの後方支援をしっかり果たす作劇であり、また後述するように濃厚でパワフルなエロの印象を程良く中和してくれるシナリオ回しとも言えます。

【エロフェロモンがたっぷり溢れ出る美少女・美女】
 20代半ば~30歳前半程度のフェロモン漂いまくりなお姉様を得意とする作家さんですが、その類のキャラクターも数名擁しつつも今回はハイティーン級の制服美少女さん達がヒロイン陣の主力となっています。
とは言え、ハイティーン級と思しき彼女達も年齢不相応な色香を濃厚に振り撒いているタイプが主力であり、元気娘であったり健気な妹キャラであったりと性格面では様々ですが、色香の濃厚さは各ヒロインに共通していると言えます。
 痴女的なキャラも含め、セックスへの積極性が目立つヒロインが多いのですが、彼女達が最後まで主導権を握ることは多くなく(無いわけではない)、エロシーン(特に中盤以降)になると途端にSっ気を発揮し出す主人公達の奮闘もあって、逆にち○こで返り討ちという流れもこの作家さんの十八番。
SBR3.jpg 貧乳ロリ体型ちゃんや並乳さんも数名登場しつつ、もっちりとした質感の巨乳をお持ちなヒロインが主体であり、また乳のサイズに寄らずにヒップの存在感も強い事が共通するなど、肉感豊かな肢体造形も各女性キャラクターから淫臭をむわっと香らせる要因でしょう(←参照 お尻もまたムチムチ 短編「Ciger Sister」より)。
また、強く目立つ要素ではありませんが、不良シスターさんの修道服や、JKヒロインの制服と言った着衣、相手への恭順を敢えて示す首輪(チョーカー)、艶やかな黒髪ロングにお嬢様のドリルヘアなどなど、視覚的に多彩さを出す小物やパーツなどが各種装備されているのもキャラ描写上の魅力の一つ。
 調度良い作画密度の高さで打ち出す絵としての濃さと、アニメ/エロゲー系絵柄のキャッチーネスが調和する絵柄は、今単行本において前者への偏りがやや強くなった印象はありますが、基本的には単行本通して安定しており、また表紙絵との互換性は高くなっています。

【肉感ボディが激しく乱れるハードコアなエロ描写】
 前述した様に抜きツールとしての構築が強固であり、男女のエロ的な攻防なども含めてヒロイン達が快楽に悶え喜ぶ痴態のシークエンスを十二分な尺でご提供。
 単行本タイトルから推察される通り、緊縛要素のある作品が多いのですが、ロープによる拘束だけではなく、目隠しプレイやマッサージチェアの誤操作による拘束、更には恋愛感情に基づいて相手に帰属するラブラブHなど、“縛る”のニュアンスは作品によって割合に様々と言えるでしょう。
 もっとも、凌辱展開も含めて、ハードなセックスでヒロインと共に快楽の暴風雨の中を突き進んでいくアグレッシブな描写は共通しており、ヒロインのお口ご奉仕の最中に頭を抑えてイラマチオを行うなど前戯パートから攻撃的なプレイに移行していきます。
SBR4.jpg快楽に支配されて曝け出す半狂乱のエロ顔や(←参照 瞳の表情の付け方がこの作家さんの武器の一つ 短編「春菜先輩のよからぬ噂」より)、ヒロインの口腔内や顔面を汚す白濁液に結合部から溢れ出る粘度高めの淫蜜を含めた液汁描写、肉棒や器具に押し広げられる性器を見せ付ける構図など、演出面の強さも激しい痴態描写を支える要素。
 前戯パートでの射精や、挿入してからの連発やアナルセックス移行など、射精シーンを多く設けるエロ展開は、個々のプレイの尺がやや短めにもなる早漏展開にやや寄っていますが、この演出の強さもあって強固なドライブ感で突き進んでいることが長所でしょう。
 切羽詰まった状態を示す説明的なエロ台詞を連呼しつつ、ラストでは中出し要請や逆に中出し拒絶の台詞で主人公と読者の性欲中枢を刺激し、膣内や直腸内に白濁液をたっぷり注入してヒロインがアクメフェイスを曝け出す様を大ゴマ~2P見開きの結合部見せ付け構図でがっつり提示するフィニッシュも抜き所としてパワフルです。

 ヒロインのエロさの濃厚さや、ハードなセックス描写と明るい作劇の組み合わせなど、これまでと共通する部分も大きいながら、緊縛エロという方向に注力したことで逆に作風に広がりがでた印象もある最新刊となっています。
個人的には、不良シスターさんがキャラとしていい味を出していた短編「Ciger Sister」と、清楚な黒髪ロング美少女がハードなセックスに喜悦を感じてしまう短編「春菜先輩のよからぬ噂」に、愚息が特にお世話になりました。