SweetLoveKiss.jpgTVアニメ『夏色キセキ』第7話「雨にオネガイ」を観ました。あれ、今回、お石様の出番が無い。まぁ、基本的にはヒロイン4人の関係性を描く作品でお石様はその補助に徹する作品ですからねぇ。
本筋と全く関係ないですが、優香ちゃんがかぶりついていたハンバーガーが美味しそうでしたねぇ。あと、個人的には、凛子ママの溢れんばかりの色気ばかりが気になっております。

 さて本日は、あここ。先生の初単行本『あまらぶCHU❤』(マックス)のへたレビューです。表紙絵や単行本タイトルから、いかにも甘さたっぷりのラブエロ三昧ということを伺わせますね。
もちろん、キュートな美少女さん達とのイチャイチャ模様と甘く蕩けるラブラブHが楽しめる作品集となっています。

SweetLoveKiss1.jpg 収録作は、幼馴染の女の子は主人公の帰りを待つ間にいつも彼のベットの上ですやすや眠っていて~な短編「だいすき❤なんだもんっ!」(←参照 眠り姫 同短編より)+描き下ろし後日談12P、および独立した短編9作。
描き下ろし作品と同人誌からの再録である短編「えっちなお兄ちゃんは好きですか?」(6P)を除き、1作当りのページ数は16~20P(平均20P弱)とコンビニ誌初出としては中の上クラスのボリューム。シナリオやエロ単体としての読み応えはそこまで強くないですが、とかく甘さたっぷりの仕立てであるためそこにどっぷりと浸かれる心地良さは十二分に強いと言えるでしょう。

【ヒロインの恋心の描写で魅せる甘いラブエロ話】
 前述した通り、収録作はいずれもラブエロとしての甘さや幸福感をたっぷり詰め込んだ作劇であり、恋する美少女さん達をラブリーに描くことに特化したタイプ。
SweetLoveKiss2.jpg既にラブラブなカップルさんであるか(←参照 彼女さんの あててんのよ! こうかは ばつぐんだ! 短編「夏★しよ!」より)、相思相愛ながらも恋人の関係まではあと一歩の状態かは作品によって異なりますが、勿論両方のケースにおいて恋愛成就の幸福が描かれています。
嫉妬の感情や素直になれないことでのすれ違いといった要素がシナリオ展開に含まれることもありますが、深刻さなどは皆無であり、後続する円満ラブラブ模様を引き立てるスパイス程度の役割なので、終始ストレスフリーな読書感であるのも特徴。
 この類の作風として、甘い幸福感に満たされているのは確かなのですが、それでいて甘味がどぎつい仕上がりになっていないのは、何と言ってもヒロイン達の可愛らしい恋心の描写のおかげでしょう。
無論、エロ漫画的ご都合主義を相応に有しており、また繊細な情動や重厚なドラマ性とも異なるのですが、このふわっと柔らかいながらもヒロインの自発性に重きを置くスタイルは少女漫画チックな雰囲気を色濃くまとっていると感じます。
 エッチの後のピロートークなどでまとめるラストシーンは、これまたイチャイチャラブラブな二人、特にヒロインの様子を描くことで甘美なハッピーエンドにまとめており、最初から最後まで読み手の脳髄を蕩けさせた状態を保ってくれています。

【キュートなキャラデザインを徹底した美少女ヒロインズ】
 20代半ば程度と思しきお姉さんヒロインも数名登場していますが、ヒロイン陣の主力を担うのはミドル~ハイティーン級の美少女さん達であり、また年齢層によるキャラデザインの差異もあまり設けてはいません。
お姉ちゃんや幼馴染キャラクター、妹ヒロイン、そして付き合っている彼女さんなど、既にある程度親密な関係にあるキャラクターを配置することで、定番としての魅力を図ると共にスムーズにラブラブ模様へ移行できるのも特長に一つ。
悪戯好きなお姉ちゃんや、ちょっとドジっ子な先輩、ヤキモチ焼きな女の子など、ある程度キャラクター属性をばらけさせてはいますが、いずれのヒロインも溢れんばかりの恋心を描くことをキャラクター描写の中核に据えているため、悪く言えばヒロインの多彩さを求める方にはやや不向きではあるでしょう。
SweetLoveKiss3.jpg 肢体造形に関しては、ある程度華奢さを重視しており、肉感を前面に出し過ぎないスタイルではありますが、女性らしい丸みの強いボディデザインでもあり、またシルキーな肌触りを感じさせるマシュマロ巨乳が大変に眼福(←参照 短編「あいして❤まいぶらざー」より)。おっぱい描写に比して、お尻や太股はあまり目立たない印象がありますが、とは言え女体全体の描写で柔らかい弾力をしっかり感じさせるタイプではあります。
 ウェーブのかかったふんわりとした髪型や大きめのリボン、フリルのついた水着やエプロンなどなど、女の子達の可愛らしさを更に増強する小物を併せて描いているのもポイントであり、柔らかおっぱいや淫蜜たっぷりの股間を曝け出しつつ着衣セックスをメインとしています。
 初出時期によって描線の濃淡やタッチに多少の差異はありますが、少女漫画寄りの萌えっぽさをたっぷり含んだ絵柄は美少女さん達の可愛らしさを魅力的に抽出。描線の柔らかさや細やかなトーンワークによる彩りが魅力であるため、表紙絵よりも中身の絵柄の方がより魅力的という印象もあります。

【演出の飽和感もあって陶酔感の強いラブラブH】
 主人公とヒロインのエッチそのものが二人のイチャツキ模様であるため、エロシーンの占める割合は十分に高く、恋愛の幸福とセックスの快感に蕩けて乱れる美少女さん達の痴態を十分に鑑賞可能。
 言うまでもなくラブラブHを基調としていますが、拘束プレイや焦らしプレイでちょっとヒロインに意地悪をしたり、野外セックスで女の子の恥ずかしさを刺激したりとエピソードによって味付けを変更しています。
もっとも、そのような嗜虐性を加えるケースであってもプレイそのものへの踏み込みは穏やかに抑えられてあり、その後に二人のラブラブ感をしっかり強調することでエロシーンでも貫徹される甘さを阻害しない仕様になっているのも特長。
SweetLoveKiss4.jpg 露骨な結合部見せ付け構図やアヘ顔的な表情付けなど、ヒロインのキュートネスを阻害する演出は用いない一方で、たっぷりおっぱいがばるんばるんと弾む乳揺れ描写や、ハートマーク付きのラブエロ台詞の連呼、多めの擬音の添加など、演出面は相応にアグレッシブで実用性の強化に貢献(←参照 短編「聖なる夜からはじめませんか?」より)。と言っても、文字表現に関しては可愛らしい字体を用いるなど、視覚的な可愛らしさを維持する工夫をしているので攻撃性が前面に出過ぎないのも特色。
 結構入り組んだコマ割りが特徴的であり、時に雑然として印象を与えることもありますが、描写の連続性を意識した上でヒロインの全体描写と体パーツのアップ描写をきっちり入れ込む画面構成は間違いなく長所。この画面構成は適度な詰め込みによってページ数以上にボリュームを感じさせることにも貢献しています。
 ヒロインの体の柔らかさを内側からも外側からも満喫しつつ進行する抽送パートは、中ゴマ~1Pフルの分量で描かれるフィニッシュシーンまで陶酔感たっぷりに描出しており、中出し(時々外出し)されることでキュット瞳を閉じて嬌声を上げるキュートなアクメを曝け出してくれます。

 やや金太郎飴的な印象はありますが、それ故に甘くて優しい空間に浸る充足感が強い1冊であり、キャラクター描写の良さがシナリオとエロ双方の魅力を高めているのも◎。また、何と言っても可愛らしい絵柄が大きな魅力でしょう。
個人的には、悪戯お姉ちゃんに誘惑される短編「NA★MA★I★KI」と、愛らしい彼女さんと夏の海辺でドキドキ野外エッチな短編「夏★しよ!」に脳味噌と股間を幸せにして頂きました。