ImpishHandPlay.jpgよしながふみ先生の『きのう何食べた?』第6巻(講談社)を読みました。ケンジさん、マジ乙女(嫁)ポジション!あと、男は茶色いおかずがいっぱいのお弁当が好きなんですよ!ジルベールお手製のキャラ弁も可愛いですけど。
あと、ケンジの中で、シロさん=冴羽獠という構図にビックリしました。恋は盲目とは言いますが、まぁ、線の細い獠ちゃんもいたものです(笑

 さて本日は、イソラシ先生の『悪戯♀てまんちょ』(ジーオーティー)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『乙女×発情』(コアマガジン)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
エロエロお姉さん達の火照った吐息と柔肌に包まれる熱っぽいエロ描写で魅せる優良抜きツールとなっております。

 収録作は読み切り形式の短編9作+イラスト集4P。1作当りのページ数は20~22P(平均21P弱)と標準的なボリュームで推移しています。
シナリオ面での読み応えはあまり強くありませんが、十二分な尺でお届けなエロシーンの前後を適切に固めており、読み口の滑らかさを生んでいます。

【ワンアイディアの面白さで魅せる快楽全能主義なエロコメ】
 収録作の過半数は電子コミック雑誌であるコミックマグナムを初出としていますが、今回にも数本含まれるコアマガジン時代との作品と作劇面での大きな方向転換はなく快楽全能主義的な雰囲気がこれまで通りに明確
 とある理由で彼女さんがセックスに応じてくれないことでちょっとした喧嘩になってしまうカップルの仲直りを描く短編「潮吹きカノジョ」の様に、青春ラブストーリー系の作品もありますが、どちらかと言えば棚ボタ的な展開が多いのが特色でしょう。
7c0f6a3a.jpg例えば、エッチなナースさん達に勧誘を受けたり(短編「白衣の天使は欲求不満❤」)、酔いどれお姉さんに押し倒されたり(短編「極小ビキニでぬるんぬるん」「狭い個室の淫酔女」)、果てはラブホのお風呂から魅力的な女の子が出現したり(←参照 可愛い系&美人系 短編「お風呂の神様~濡れた美女泡天国~」より)と、サクサクとエロシーンに進行可能な作りとなっています。
 必然的にシナリオ要素は希薄であり、冒頭におけるキャラクターや状況の説明を済ませれば、後はたっぷりエロ塗れという構成であるためシナリオ重視派には物足りないことは確かでしょう。
その一方で、いつも女性専用車両で通学する女の子にアタックするため少年が女装して突入する短編「悪戯女装痴漢」や、オナニーでしか抜けないという性豪ショタ少年と百戦錬磨の美人エロ保険医の対決(性的な意味で)を描く短編「また保健室で・・・」など、ユニークなアイディアの面白さで押し通す作品も散見されるのは楽しいところ。
 基本的にはギャフンオチといった感じのまとめ方で、コミカル系の小ざっぱりとした印象を有していますが、ほんのりブラックであったりラブラブハッピーエンドであったりと、オチの付け方は結構様々になっています。

【アダルトお姉さんとキュートな美少女タイプが混在】
 ヒロインの陣容に関しては数名女子高生級と思しき美少女さんが登場していますが、20代前半~後半程度と思しきお姉さん達が人数的には多く、看護婦や教師などの勤労女性が主力を担っています。
ダブルヒロイン制を取る作品では明確に描き分けている通り、同じ年齢層であっても年上美人としてのアダルトな色香を香らせるタイプの女性キャラクターとティーン級の可愛らしさを保った女性キャラクターの両方を投入しています。
 性格面では、大人しい清楚系ガールも登場していますが、いわゆるビッチタイプの女性や、酔いどれエロ美人、人材確保のためにハニートラップを仕掛けるナースさんなど、セックスに対して積極的な女性が多いのも特徴で、棚ボタ的な幸福感や彼女達に翻弄されるMっ気のある喜悦などを喚起。
ImpishHandPlay2.jpg 一部では並乳クラスのおっぱいの持ち主も認められるものの、基本的には健康的な肉付きの体幹にたわわな柔らか巨乳と、スベスベした質感の肉感桃尻を装備するボディデザインをメインとしており、ストレートなセックスアピールと端正な美しさを両立したモデル体型(←参照 ビッチギャルさんに押し倒され 短編「女子校生ギャルにお掃除クンニしてみる?」より)。
なお、肢体描写に関しても丁寧な陰影やトーンワーク等で肌の艶めかしい照りや温度感を表現しているのが特徴ですが、衣装や髪型の面でもOLお姉さんやギャル、ナースさんなどのキャラデザの魅力をしっかり固めているのも長所でしょう。
 前単行本から約3年と結構な時間が立っているため、絵柄に関しては多少バラつきが認められますが、大きな減点材料ではないでしょう。細めでシャープな描線の魅力は近作でより強まった感もあり、全体的に作画密度も高まっている様に感じるのも○。

【淫靡な性器描写を核としつつ技巧的なエロ作画・演出が特長】
 前述した通りに、基本的にはエロメインの構築であるため、濡れ場の尺はたっぷり用意されており、各種エロプレイとそれに伴う射精シーンを複数設ける多回戦仕様を基本としています。
ImpishHandPlay3.jpg この作家さんの大きな武器にリアル指向の淫猥な女性器描写があり、ぬらぬらと濡れ光る媚肉の表現や小陰唇の皺を丁寧に描き込むコダワリは業界屈指の水準。また、エロ美人達が多いこともあって、この性器を自ら男性に見せ付ける描写を高頻度で用いているのもこの作家さんならではの武器(←参照 この表情もまた 短編「極小ビキニでぬるんぬるん」より)。
 また、前述した通りに状況のアイディア力を長所としているため、エロシチュエーションも多彩であり、痴漢エロや逆レイプ、ローションを使って特殊銭湯プレイをねっとり連発、3Pセックスや露出羞恥系プレイなどなど、各作品で味付けが明確に分かれているのも単行本としての強みでしょう。
 意外にも前戯パートにおける精液量は現実的であり、一条の白濁液が美女達のお顔に降りかかりますが、無論両方ともここで留まることなく、騎乗位や指でのくぱぁなどでち○こをヒロイン自ら秘所に誘導してピストン運動を開始。
ImpishHandPlay4.jpg 抽送パートにおいては行為に没頭する美女達の蕩け顔を強い魅力としており、熱っぽい瞳の表情や、唾液がたっぷり絡む舌が突き出され、熱い吐息が吐きだされる描写などは強烈な淫猥さを有しています(←参照 舌の表現に注目 短編「狭い個室の淫酔女」より)。また、時に魚眼レンズ的なパースや敢えて股間を前面に押し出す構図など、多少の整合性を無視してもヒロイン達の各種エロ体パーツをがっつり見せ付けるテクニカルな作画がきっちりハマっているのも魅力的。
結合部のドアップ描写に加えて、グニグニと媚肉が蠕動する断面図描写もこれまた淫猥であり、ヒロインの膣内に勢いよく白濁液を注ぎ込む大ゴマ~1Pフルの中出しフィニッシュでも子宮内に侵入する精液を断面図描写を同時投入して描写しています。

 エロエロお姉さんの体温や吐息、そして柔肌や淫洞の感触に包まれながらの熱々ファックが詰まった1冊であり、彼女達にたっぷり翻弄されたり逆襲したりなエロ展開も実に魅力的。
個人的には、ツリ目メガネな女教師さんの酔った勢いでのローションプレイに童貞君が何発も抜かれる短編「極小ビキニでぬるんぬるん」と、アダルトお姉さんタイプと可愛い系のナースコンビにたっぷり搾られる短編「白衣の天使は欲求不満❤」に、特に愚息がお世話になりました。