
武梨先生が大病から回復されて何よりですし、お好きな美脚をバンバン描いて欲しいものですな!黒ナギ様の美脚もいいもんですわー。
さて本日は、ホーミング先生の『超ラブラブいもうと』(茜新社)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『超満足デリバリー』(同社刊)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
愛らしい妹ヒロイン達が超積極的にお兄ちゃんにアタックを仕掛ける棚ボタ的幸福感満載の1冊となっています。

なお、「超満足デリバリー」シリーズは前単行本に収録の第1~5話から続いており、前単行本を読了済みであると楽しさはより増すことでしょう。
収録本数が多めである一方、1話・作当りのページ数は12~18P(平均16P弱)とやや控えめな部類。もっとも、各作品の狙い所がはっきりしている分、小粒でありつつもまとまりが良く、まったりとした雰囲気に浸りつつエロシーンを楽しめます。
【コミカル要素を混ぜつつほんわかとしたラブエロ模様】
可愛らしいデリヘル嬢の女の子達とラブラブになる「超満足デリバリー」シリーズの様に、棚ボタ的な幸福感を持つハッピーロリータ系の作風を今単行本でもメインとしており、ふわふわと柔らかい雰囲気で包み込むタイプ。
妹ヒロインとのラブエロ模様を描く短編が6作を占め、これにお姉ちゃんや見た目は完璧にロリっ子なおばあちゃんとの近親セックスを描く作品が加わりますが、近親相姦の禁忌感はほとんどなく、あくまで軽やかな雰囲気を保っています。

エロシーンへの流れ込み方は、如何にもエロ漫画的ご都合主義という印象はあるものの、ほんわかと間の抜けた雰囲気の中でヒロイン達のユニークな言動が描かれることで、コメディとしての楽しさ・心地良さが生じており、恥ずかしがりながらも頑張る美少女達の姿をニコニコ見守るのがおそらく正しい読み方でしょう。
悪く言えば、メリハリに欠けるシナリオではありますが、とにかく平穏な空気が流れており、前述したコメディ要素も意外にエキセントリックであったりするのですが、その鋭さを敢えて抑えて微笑ましいラストへ向かってゆったりと進行しています。
萌えエロ系としてテンプレ的な展開で流している様で、実はかなりユニークな台詞回しやキャラクター性、コミカル要素を織り交ぜた作劇は一種独特な面白さがあると言えます。
【ロリ巨乳タイプとぺたんこロリタイプが登場】
前述した様に過半数を占める妹ヒロイン達は小○校高学年~中○生クラスのロリっ子さん達であり、その他の作品でも短編「ぼくのグランマ」のロリお祖母ちゃんを除けば、それと同年代の女の子達が登場。
ボーイッシュな元気娘や、妄想大好きガール、エッチ大好き娘など、妹ヒロイン達の性格設定はある程度差異を設けていますが、皆さんお兄ちゃんのことが大好きなのは共通。また、その他の作品でも主人公のことが大好きで、恋もエッチもお膳立てしてくれる女の子達が登場しており、正しくそこは桃源郷。
ぺたんこバストの小○生ロリっ子ちゃんのさやか(源氏名)と、程良く育った並乳バストをお持ちな中○生デリ嬢・あかね(源氏名)ちゃんが登場するシリーズ作の様に、ヒロイン達のボディデザインに関してはぺたんこバストな微乳タイプと並~巨乳をお持ちなロリ巨乳タイプの双方が登場。

なお、指名したコースに併せてロリデリ嬢達がスク水やメイド服を着てくれる「超満足デリバリー」シリーズは勿論のこと、他の作品でも着衣エッチがメインとなっており、キュートな美少女達が身を包む衣装もまたヒロインの可愛らしさを強化する要素。ただし、その分、肌の露出(特に胸)を抑える傾向にあるのは好みを分けるかもしれません。
作画面では作画の緊張感が抜けて不安定感を感じさせるコマが認めれることも時々ありますが、絵柄の完成度は着実に高まっており、多少のブレは感じさせつつも中身の絵柄と表紙絵と概ね完全互換と言えます。
【蕩けるキュートフェイスとストレートなエロ台詞】
エッチへと喜んで参加してくれるヒロイン達のおかげもあって、エロシーンはページ数に比すれば十分な尺がありますが、とは言えたっぷり長尺の濡れ場を期待するのはやや避けるべきという印象はあります。また、コメディ的な要素がエロシーンに感材することもあるため、抜きに専念し難いケースもあります。
とは言え、シナリオシーンでその魅力が明示された可愛らしいロリっ子達が一生懸命ご奉仕をしてくれたり、快楽にグシャグシャに乱れた蕩け顔を曝け出したりする痴態は二次ロリ好きの性欲中枢を着実に狙い撃ってきます。
おしおきプレイや“レイププレイ”を行ってちょっとした嗜虐性を付けることもありますが、ラブラブHがメインであり、エロ展開的には概ね共通しており、まずはヒロインが小さなお口で肉棒を加えるフェラシーンを投入。
美少女さん達が唾液をたっぷりと潤滑させながら舐めたり咥えたりの行為を繰り返す様を多様なアングルから見せており、お口の中に白濁液をたっぷり注ぎ込んで先ずは1回目の抜き所を形成。

性器描写の淫猥さはあまり無く、結合部見せ付け構図に重要性を感じませんが、絵柄の萌えっぽい可愛らしさを考えればさほど強い減点材料でもないでしょう。喜悦の涙を流すヒロイン達の狭い膣内に白濁液を注ぎ込むフィニッシュシーンは大ゴマで描かれており、十分なインパクトと陶酔感で抜かせる作りとなっています。
キュートなロリっ子ヒロインに愛される幸福感と、程良い攻撃性を有するエロシーンの実用性が調度良い塩梅で両立されており、二次ロリ好きの理想空間が広がっているとも言えるでしょう。骨子自体は金太郎飴的ではありますが、そこをヒロインのユニークなキャラクターで補っているのも○。
個人的には、某魔法少女っぽいコスプレをした妹ちゃんが可愛らしい短編「コス妹」と、さやか(源氏名)と主人公の幸せを願いつつ、各種プレイも楽しめる「超満足デリバリー」シリーズが特にお気に入りでございます。