WayOfDestroyingGodness.jpgTVアニメ版『Another』第3話「Bone work-骨組-」を観ました。桜木さんの死亡シーンの痛々しさに思わず悲鳴を漏らしてしまいました。
貴重なメガネ巨乳成分を喪失する桜木さんの死は、客観的にはどう見ても不幸な事故なのですが、主人公と見崎さんを包む不穏な空気を考えるとその解釈では済まないことになりそうですな。果たして見崎さんは何者なんでしょうか。

 さて本日は、GEN先生の『牝神たちの壊し方』(キルタイムコミュニケーション)のへたレビューです。1冊目はスルーしてしまったのですが、女軍人モノ好きとしては見逃せない表紙で今回は手に取りました。
それはともかく、気高きヒロインを快楽で堕とすキルタイム系王道のファンタジー凌辱エロが詰まった1冊となっています。

WayOfDestroyingGodness1.jpg 収録作は、妖魔を封印することを生業とする巫女さんがちょっとした隙を付かれて貞操を触手凌辱によって奪われる連作「巫女サマの壊し方」前後編(←参照 触手に捕えられ兵士たちの前で辱められることに 同作前編より)、および独立した短編6作。
1話・作当りのページ数は18~26P(平均21P強)と標準的なボリュームで推移。基本的にはエロ優先の作品構築であり、十分な分量の中でエロシーンの尺を長くとって抜きの信頼性を高めています。

【オーソドックスな戦闘ヒロイン凌辱モノ】
 ファンタジー路線を維持しつつも扱う内容や作劇の方向性に多様性が生じているキルタイム系の作品群ですが、今作に関しては同社伝統の戦闘ヒロイン凌辱エロであり、強い嗜虐性で突っ走るタイプ。
敵国に捕まったお姫様が奴隷の身に貶められたり、美人の潜入捜査官が逆に快楽の虜にさせされてしまったり、退魔の巫女が魔物に敗れて凌辱されてしまったりと、このタイプの作劇としてごくオーソドックスな題材をチョイスしています。
凌辱展開からは凶悪な快楽に支配されて理性の光を失ったヒロイン達の絶望的な姿でしめるバットエンド直行型を基本としており、定番の展開であるが故に、強い面白みこそないにしても読書感が滑らかであることは相応に美点。
WayOfDestroyingGodness2.jpg 話の流れ自体はオーソドックスに固める一方で、ヒロインを如何に追い込むかという点に工夫をしているのは実用性を高める長所となっており、痴態を守るべき人間達に見せ付けたり(←参照 テロリストによって痴態を銀河中に放映される宇宙警察さん 短編「ギャラクシーアヘ顔ポリス アデット」より)、仲間を人質にとって互いにかばい合わせながらも凌辱を重ねたりと、なかなかにえげつない展開をご用意。
 概して力押し的なシナリオが多く、またエロの分量に圧迫されてキャラクター設定の掘り下げなども十分に為されておらず、読みの楽しさはあまり感じられないのですが、嗜虐性を十分に積み重ねており、エロの後方支援としての機能はしっかり果たしています。
 また、アヘ顔が単にエロの演出面に留まらずストーリー展開の(一応)キーファクターになり、アヘ顔のせいでとんでもない事態が生じることが示唆される短編「高貴なる貌」の、妙な方向に突き抜けた作劇などは面白く、ここらのアイディア力を伸ばせば更に面白くなるのではと感じさせられました。

【スレンダー巨乳な戦闘ヒロインズ】
 年齢を示唆する設定や造形要素がないため不明瞭ではありますが、見た目的には20歳前後~20代半ば程度と思しき綺麗なお姉さん達が登場。
 いわゆる戦闘ヒロインとして退魔の巫女や女軍人、魔法剣士に宇宙警察などといったキルタイム系王道のキャラクターを用意しつつ、高貴なお姫様という純正ファンタジーキャラもご用意。
バトル描写はあまり目立たないものの、プライドの高い軍人やお姫様、正義の心に燃える捜査官や剣士といった精神面での強さを明示したヒロインが多く、言うまでもなくその精神を快楽責めによってへし折ることがこのタイプの凌辱エロにおける醍醐味を形成しています。
WayOfDestroyingGodness3.jpg 各ヒロインの体型はスレンダー巨乳タイプで概ね固定されており、むにゅむにゅと柔らかな触感と程良いマッスを持つ巨乳&桃尻とキュッとしまったウェストを装備(←参照 柔らかおっぱい 短編「physical deagnet」より)。加えて、近作になるにつれ、肌のモチモチ感やきめ細かさなどの表現が高まっている感があります。
 なお、軍服や巫女装束などの衣装にも重要性があるキャラクター造形であるため、着衣セックスが標準仕様となっており、局所的にビリビリと布地と引き裂いてその乳尻や太股を曝け出させています。
 絵柄的には大改造という感があり、古めの作品と近作ではかなり絵柄が異なります。全体的に描線やトーンワークの密度を高めつつ、すっきりと整理された絵柄になって現代的なアニメ/エロゲー絵柄のキャッチーネスを獲得した印象で、古めの作品の絵柄が少々ラフで古臭さを感じさせる分、その変化の大きさは印象的になっています。

【飽和感のあるエロ作画・演出のファンタジー凌辱エロ】
 定型的な導入パートをコンパクトにまとめて突入するエロシーンは十分な尺が用意されており、ヒロインの気高き精神としなやかな肢体が強烈な快楽によって蹂躙される様をたっぷり鑑賞可能。
 前述した様なシナリオ面での仕掛けによりヒロインの羞恥心を煽ったり、快楽の連鎖から逃れることを封じたりと嗜虐性を高める工夫を施しつつ、触手等のモンスターややたらと濃い面相の野郎連中やらによるマッシブな凌辱で力押しすることで、硬軟織り交ぜてエロシチュエーションを形成しています。
序盤は何とか抵抗を示しつつも、徐々に与えられ、また変質していく性的快楽にヒロインが屈していき、最終的には色々なものを喪失して快楽の泥沼に沈み込むというエロ展開も王道的であり、使いやすいタイプと評し得ます。
163659d4.jpg このヒロイン側の転落、あるいは変容を強調するために、アヘ顔や白痴系エロ台詞の連呼などの過剰なエロ演出を添加することが特徴であり、導入パートでの凛々しい姿と打って変わっただらしのない表情を曝け出すことで、読み手の嗜虐欲や支配欲を甚く喚起(←参照 高貴なお姫様のアヘ顔 短編「高貴なる貌」より)。
 前穴ファックは勿論のこと、アナル挿入も頻度高く投入しており、ピストン運動をしながらのフェラやキス、時には触手によるニプルファックなどなど、粘膜同士の絡み合いの描写に重点を置いた上でヒロインの肢体全体を有効活用する徹底ぶりなども、ストレートなアグレッションのあるエロ描写として良好な点でしょう。
 古めの作品では、絵柄の性質もあってかやや雑然としたエロ作画になっているケースがあるものの、演出と作画の情報量の多さで煽情性を維持させているのは収録作に共通する点であり、ぶっかけと中出しを混在させる1Pフルのフィニッシュシーンへと十分なタメを作ってから駆けこんでいきます。

 オーソドックスでありつつ絵柄の改善がもたらした魅力は大きく、実用性に安定感が出てきたのは僥倖。キルタイム系伝統のファンタジー凌辱をお求めな諸氏にお勧めです。
個人的には、エピローグの必要以上の壮大さとアヘ顔乱舞の破滅的なエロスに痺れた短編「高貴なる貌」と、非道な女性軍人が見捨てられた部下達の復讐に合う短編「blind shooting」が特にお気に入りでございます。