MixLoveJuice_201311260026337f7.jpg TVアニメ『キルラキル』第8話「俺の涙は俺が拭く」を観ました。蒲郡先輩、以前から実直さが滲み出ていましたが、なかなかの男前ですなぁ、同時にとんでもない変態さんであることも明らかになりましたが(汗
威圧的な漢字だらけのイベントの字面といい、気持ち良い程サクサクと進行するシナリオ展開といい、『魁!男塾』といった昔の少年漫画的な懐かしさを感じますね。

  さて本日は、大嶋亮先生の『ミックスラブジュース』(ジーオーティー)のへたレビューです。なお、先生の(成年向け)前単行本『ラブバイト』(コアマガジン)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
艶っぽい年上ヒロイン達とのウハウハな棚ボタ展開&パワフルな和姦エロが詰まった作品集となっています。

  収録作はいずれも読み切り形式の短編11作。フルカラー短編「Mephistopheles~リディヤ・アブラチェンコ編~」(8P)を除き、1作当りのページ数は16~28P(平均19P強)と幅はありつつ平均するとやや控えめな部類。いずれの作品もシナリオ軽め・エロしっかりという抜きツール的にスタンダードな作品構築に準拠していると評し得るでしょう。

【ポジティブな快楽全能主義で押し切る作劇】
  最近では一般向けジャンルでの活動がメインとなっており、今単行本の収録作の大半はメガストアH掲載作でこれまで収録に漏れていた作品群となっています。
MixLoveJuice1_20131126002632934.jpgこのため、旧来のメガストア系列らしいカラッと明るいラブコメ・エロコメで概ね統一されており、その上で、綺麗でエッチなお姉さんに誘惑されて~という棚ボタ感満載なシナリオ展開が今単行本の収録作のメインと言えます(←参照 真面目な部長がまさかの誘惑!? 短編「レンズの中の彼女」より)。
どちらかと言えば、肉食系女子とも言うべき、セックスに対して貪欲で男性をグイグイ牽引する様な女性キャラクターが多いことは、エロシーンへの誘導をスムーズにしており、快楽全能主義的な快活さを作品に付与。
  ショタご主人様と堅物のメイドさんの主従を超えたラブ&セックスを描く短編「しあわせな小鳥」など、男女の恋愛感情や信頼関係の確認が作劇においてキーファクターになる場合もありますが、より直接的にセックスの快楽とそれに対する喜びが作劇の中核となっている作品が主流であると言えるでしょう。
また、同じ路線で固めつつ、後述する様にヒロインの設定を様々に用意することで作品の趣向を変えており、サキュバスの登場するファンタジー作品もあれば姉弟相姦エロに、王道の学園ラブコメもあったりします。
  各作品ともハッピーエンドを迎えますが、甘い幸福感を漂わすというよりかは登場人物達が満足した様をサバサバとした様子で描いており、終始軽い読書感で陽性の性欲を描いた流れをそのまま受けたラストと言えるでしょう。

【グラマラスボディの好色お姉さん達】
  一部のキャラクターは主人公の少年と同年齢ですが、基本的には前述した通りに年上の女性をヒロインに据えており、ハイティーン級の女子高生から女子大生クラス、上は30代後半程度と思われる美熟女さんまで年齢層は幅広め。
MixLoveJuice2_20131126002632d10.jpg狭義の意味での“お姉ちゃん”、つまり血縁関係のある姉も登場していますが、お隣のお姉さんや職場の先輩といった狭義の意味の“お姉ちゃん”ヒロインも多く、JK美少女やロックミュージシャンの姉、ウェイトレスさんやカフェのマスター、果ては洋館のメイドさんやサキュバスさんといったファンタジー的なキャラクターなどヒロイン設定は多彩に取り揃えられています(←参照 堅物メガネ美人メイドさん万歳 短編「しあわせな小鳥」より)。
  クールな外見の割に弟君には気弱な面を見せるお姉ちゃんや清純派美少女などもちょこちょこ登場するものの、弟君を(性的な意味で)オモチャにするお姉ちゃんや、朝駆けで息子のち○こをご賞味なママさん、毎回の食事のお礼を進んで体で支払うお隣のお姉さんなど、エッチに貪欲な肉食系お姉さん達が主力となっています。年上美人に性的に翻弄されたい諸氏には好物件である一方、可憐で無垢な清純美少女などを期待する方には不向きであることに要留意。
肉付きに多少の変動はありますが、柔らかお肉がぱつんぱつんに詰まったロケット巨乳~爆乳と安産型のビックヒップをお持ちのグラマラスボディでヒロインの肢体造形は概ね統一されています。お腹まわりの肉感なども適度にありつつ、等身が高めなこともあってスレンダーな印象も目立ちます。
なお、キャラデザインの一つの特徴に、黒髪ロングの美人さんが多いことが挙げられ、艶やかなキューティクルが年上美人の色気を高めています。
MixLoveJuice3_20131126002631dec.jpg  絵柄のベースはキャッチーなアニメ/エロゲー絵柄であると言えますが、オーソドックスなキャッチーさよりかは熟した艶っぽさが前面に出てくるタイプ。ハイティーン級の美少女であってもアダルトな色香が香るレベルであり(←参照 妖艶JK 短編「快楽の行く先」より)、悪く言えば多少のクドさはあるのですが、好色ヒロインのキャラクター性との親和性は高いと評し得ます。

【おっぱい関連も充実の年上美人の痴態描写】
  各エピソードのページ数に幅がある分、エロシーンの長短にも多少の変動はありますが、抜きツールとして問題ない水準が用意されており、年上ヒロイン達の痴態を十分量鑑賞可能。
お姉さん誘惑エロの王道とも言うべきエロ展開をメインとしており、エロシーン序盤では年上美人によるボディタッチや言葉による誘惑、足コキやフェラなどでのち○こ弄りなど女性側が能動的なシチュエーション・プレイを投入しつつ、特にエロシーン終盤の抽挿パートでは男性主人公側がアドバンテージを一定程度取り戻して彼女達をアクメの喜悦に至らせるという、男性側にとって受動・能動の両方を楽しめるエロ・シークエンスとなっています。
  概ね和姦エロであるため、極端なプレイやシチュエーションは投入しませんが、ちょっとした羞恥プレイやダブルヒロインとの3Pセックス、ハメ撮りプレイなど、ある程度エロシチュに変化を付けているのは○
また、エロシーンにおける特長の一つは、前述したたっぷりボリュームのおっぱいの活用であり、肉棒を包み込むパイズリの前戯パートにおける投入率の高さや前戯・抽挿の両パートに投入される乳首弄り・乳首吸いの描写の入れ込みなどが目立ちます。
MixLoveJuice4_201311260026303b4.jpg  抽挿パートでは肉棒を迎え入れてぶちゅぶちゅと卑猥な水音を奏でる肉厚おま○こをアップで描写するコマや構図を多用しつつ、美女の肉感的な柔らかボディと火照り、濡れて艶っぽさを増す表情をボリューミィに見せつける大ゴマの威力が美点の一つ(←参照 短編「ファミレスにて」より)。これらのコマを、やや見づらさを感じることはありますが、構図の連続性を意識しながら密度高く配置するページ構成も技巧を感じさせる点です。
  ページ数が少なめの場合は1回戦仕様、多めの場合は前戯パート・抽挿パートで1発ずつの2回戦仕様と分かり易い使い分けをしており、射精シーンの前に適度なタメを蓄積させつつフィニッシュシーンは1Pフルで絶頂を迎えるヒロインにたっぷり中出しを決めています(アナルフィニッシュやぶっかけフィニッシュもアリ)。

  エッチなお姉さんモノが好きか否かという点で、評価の大部分が定まる1冊と言え、もし属性持ちであれば色っぽい黒髪美人・美少女にたっぷり搾り取られる幸福が味わえます。
個人的には、性に奔放なお姉さんに悪戯され続ける短編「快楽の行く先」と、堅物メイドさんのエッチな素顔が魅力の短編「しあわせな小鳥」に特に愚息がお世話になりました。