TheGrimoire.jpg 仕事が忙しくて出張が多いので、一般向けも含めて漫画を読んだりアニメを読んだりな時間は確保できない日々ですが、NHKは何処のホテルでも観られるので土曜ドラマの『七つの会議』にハマっています。
組織と個人の関係性は、いい年になって組織の中で働く現在、観ていて何とも心に沁みます。また、イケメン然とした東山さんの重苦しい演技がベテラン俳優陣の演技の中で埋もれずに実にいいのですなぁ。

  さて本日は、エレクトさわる先生の『神曲のグリモワール』(キルタイムコミュニケーション)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『おっぱインフィニティ∞!』(茜新社)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
学園魔法ファンタジーの長編ストーリーと美少女達のだらしな肉感ボディが白濁液とち○こに溺れるファンタジーエロが楽しめる1冊となっています。

8ff019df.jpg 収録作は、読んだ者の欲望を解放させる魔導書の引き起こす事件に巻き込まれた有角人の図書委員・ユニコちゃんがダンテという魔導書に見込まれて戦うことになるタイトル長編「神局のグリモワール」第1~6話(以下続刊:←参照 魔導書に力を見出されたユニコちゃん 長編第2話「彼の者の名はダンテ・覚醒する欲望」より)+『PANDRA』シリーズの番外編2本。
番外編も含まれていますし、また長編そのものが『PANDRA』シリーズの学園を舞台にして新たな展開を迎えるストーリーとなっており、お馴染みのキャラクター達も登場するので事前に該当作を読んでいると楽しみが増します。もっとも、今回からの新展開でもあるので、『PANDRA』シリーズを未読でも理解に不都合は無いでしょう。
 1話・作当りのページ数は8~26P(平均23P)と標準的な部類。長編作はまだまだ続くのですが、ドラマとしての盛り上げは適切であるため程良く読み応えはあり、またエロシーンはいつも通りにこってり感たっぷりの濃厚エロスを十分な尺で提供しています。

【魔法学園を舞台に新たに始まる学園ファンタジーバトル】
 『PANDRA』シリーズ本編では序盤にシャリィさん(今回も登場)にヤラれてしまいながら、終盤ではサポート役として活躍し、作家さんのお気に入りキャラでもあった図書委員・ユニコちゃんが今回は主役となり、悪しき魔導書から学園を守るために戦うストーリー。
大人しく優しい性格であるため、当初は魔導書・ダンテの要請に躊躇していたユニコちゃんが、友達を助けたいという優しさでその力を受け入れ、悪しき魔導書に捕われてしまった学園の人達を浄化し、助け出す序盤展開は、魔法少女や学園バトルといった類の作品として王道的なものとなっています。
TheGrimoire2.jpg 聖書にある七つの大罪をモチーフとするそれぞれの魔導書が引き起こす事件は、エロ漫画的なお約束もあっていずれもエロ絡みであり、肉欲に支配されての乱交や触手凌辱といった内容ですが(←参照 本編の主役コンビがまさかの敗北 長編第3話「羽ばたく少女、『魔導書読み』」より)、単に悪者退治に終始するのではなく、魔導書に付け込まれた被害者の孤独や悪感情も含めて救済しようとするユニコちゃんの優しさが適度な爽快感をストーリーに付与しています。
 作劇面においては、ストーリー序盤ではユニコの覚醒と、最初の事件を引き起こした「色欲」の魔導書との戦いを描き、それを解決しながら実は他にも6つの魔導書があることが明かされて更なる戦いが開始されるという、長編を意識したスロースタートを取っているのが特徴的。
魔導書と戦う新たな仲間の登場や、今後の展開で鍵を握りそうな人物の存在が今回のラストで示されるなど、今後の盛り上げを的確に意識したストーリー展開としているのも好印象であり、安定感のある作品構築を今回も示しています。
 最初の魔導書との戦いでドラマ性の盛り上がりを十二分に高めた分、第5話~第6話あたりで話の動きとして中弛みの傾向はあるものの、これから再び大いに盛り上げてくれそうな作品であると評したい所存。

【だらしのない肉感がポイントの巨乳美少女ヒロインズ】
 ファンタジー作品でありつつ学園を舞台とすることもあり、ハイティーン級の美少女さん達で統一された陣容。主人公のユニコちゃんを筆頭に『PANDRA』シリーズのキャラクター達も多数出演していますし、今回からの新キャラクターも投入しています。
大人しく優しい性格ながら、心が強く人のために頑張れる健気なユニコちゃんや、今回も被害担当艦の真面目でツンツンしたタイプの生徒会長・文華さん、今回新登場のおっとり食いしん坊キャラ・ソフィア先輩などなど、個々に明確なキャラ立ちをしているのも多人数が登場する作品として○。
 なお、男性キャラクターが(特にシナリオ面で)全く目立たないのが特徴的であり、登場しても魔導書に操られたり淫乱化したヒロインに誘惑されたりの竿役に徹している上、触手モンスターや魔法でのフタナリ化した美少女が投入される場合にはそもそも登場しないことすらあります。とは言え、結構邪悪な顔をしている野郎連中にエロシーンで妙な存在感があるのは従来通り。
TheGrimoire3.jpg 少年にも変化可能な貧乳ロリなホムンルクスさんや食欲旺盛でお腹がぷにぷになむっちりボディの先輩など、キャラクターによって肢体造形に変化を付けていますが(←参照 むっちりは正義! 長編第5話「『暴食』の魔導書」より)、基本的にはオーソドックスな巨乳ヒロインが人数的にはメイン。大きめサイズの乳輪や重量感たっぷりで垂れ気味の柔らか巨乳、安産型の桃尻にムチムチした太股、めくれ上がった陰唇やぷっくりと盛り上がった菊門など、適度にだらしなさのある猥雑感を打ち出した肢体描写としているのがこの作家さんの大きな特徴と言えます。
学園モノということもあって、狭義の制服を着用したままでの着衣セックスが基本となっており、そこから肉感溢れる乳尻を曝け出しながら、白濁液で全身をねちょねちょに汚されている様が何ともエロティック。
 前述した通りに猥雑感の強い体パーツ描写や、過剰性を重んじたエロ演出でありつつ、絵柄そのものがキャリア初期に比して大変にキャッチーであることで訴求層を狭めておらず、単行本を通して絵柄が安定しているの安心材料と言えるでしょう。

【肉感ボディの全身フル活用な白濁液塗れのセックス描写】
 前述した通りに十分な尺を取ったエロシーンであり、また後述する過剰なエロ演出を大量に動員する描写もあってエロシーンの満腹感は強固と言え、インパクト十分の痴態をガンガン羅列。
 被害者の欲望や願いを開放するというシチュエーションであるため、淫乱化したキャラクターが男子生徒を誘惑して乱交突入というパターンも多く、凌辱色はあまり強くない傾向にありますが、いずれにしても触手や野郎の集団に肉感ボディを揉みくちゃにされて白濁液に塗れていく強力なドライブ感は共通しています。
十八番の触手凌辱や乱交エロに加え、肉便器を楽しんでいたホムンルクス少女が美貌のショタに変身してアナルで男性を逆レイプ(胡乱な表現)したり、魔法で豚人間と化した野郎連中による異種姦など、ファンタジー作品らしい特殊プレイが色々と揃っているのも特色の一つでしょう。
 誘惑エロにしても凌辱エロにしても、特に後半に関してはすっかり発情して、性的快楽に夢中になったヒロインのエロティックな表情・台詞回しによって陶酔感を強調し、それに当てられた竿役が更に奮起してガンガン肉穴をピストンし、他のち○こは柔らかい巨乳に挟んだり、フェラで舌を絡ませたり、ほっぺたに押し付けたりと、全身をフル活用する攻撃的なエロ描写を連続させています。
f02624b0.jpg フェラ後は舌に絡みつき、顔射からのザーメンパックでは精液鼻ちょうちんを形作り、パイズリやフェラからのぶっかけで全身に絡みつくやたらと粘度の高い白濁液の大量描写や、すっかり発情し切ったヒロイン達連呼する白痴系エロ台詞、蕩け顔を基本としつつ要所で投入する軽度のアヘ顔や効果的な透過図・断面図の投入など、強烈なエロ演出を多数描き込むことによってエロの密度を大きく押し上げているのも変わらない美点でしょう(←参照 短編「PANDRA-IF ~あやつりの精液人形~」より)。
この白濁液描写を頻度高く投入するためにも、中出し・外出しを連発する抜き所の豊富なエロ展開となっており、ち○こや触手の槍衾から放出される白濁液をシャワーの様に浴びながら秘所やアナルへの中出しでアクメを迎えて絶叫するヒロイン達の迫力豊かな痴態を1Pフル~2P見開きでがっつり描くフィニッシュまで、パワフルに進行する強力な抜きツールであると評したい所存。

 『PANDRA』シリーズから派生した新たな物語は、まだまだこれからストーリーの盛り上がりがあると思われ、同シリーズの高いドラマ性の打ち出しを今回にも期待できると思っています。もちろん、エロそのものが強力なので、抜きツールとしても信頼感が強いと言えます。
むっちり食いしん坊のソフィア先輩がそれに近いですが、今回年増美人がまだ登場していないので、そちらにも個人的には期待したいところ。