MeltingRawHiroins.jpgTVアニメ版『ゆゆ式』第4話「いいんちょう」を観ました。ヘイ!お母さん!ヘイ!の語感にはウィスキー吹きかけましたが、ここらの言語センスの面白みはこの作品の一つの特徴かもしれませんな。
おへそに脇チラとメニアックなお色気要素のある作品ですが、今回、相川さんの中の人(茅野愛衣さん)の漏れ出る様な鼻息の演技にはちょっとドキリとさせられましたな。

 さて本日は、なるさわ景先生の『とろなまヒロインズ』(ヒット出版社)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『CHUっちゅ あいらんど!』(茜新社)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
もちもち柔らかボディの美少女さん達と繰り広げるねっとり中出しセックスが詰まった1冊となっております。

MeltingRawHiroins1.jpg 収録作は、大金持ちの御曹司である少年の屋敷に彼の許嫁と称する三人の美少女が押し掛け、誰が小さい時に約束をした娘は主人公は悩むことに~な中編「許嫁スクランブル」全4話(←参照 ウハウハなハーレムライフ 同中編第1話より)、周囲にパシリ扱いされている気弱な少年が学年一モテる美少女さんにセックスに誘われて!?な連作「度会くんのパシリ」前後編、および読み切り短編3作と各作品の後日談を集めたおまけ漫画7P。
描き下ろしのおまけ漫画を除き、1話・作当りのページ数は20or24P(平均21P強)と書店売り誌初出としては中の下の水準。基本的にはエロの満腹感を重視する抜きツールとして明確な構築で安定していると言えます。

【忌憚なくご都合主義的なラブコメ・エロコメ】
 許嫁ヒロインが3人も押し掛けて主人公を取り合う中編作や、いじめられっ子である主人公が大逆転で高嶺の花をモノにする連作など、非常にイージーな棚ボタ展開を有するラブコメ・エロコメ系がメイン。
 ハーレム展開を示す中編や、カップルさんのラブラブHの短編「ドキドキすぷりんぐ」など、恋愛模様を一応の主体とするものもある一方、男子運動部員達の性処理をマネージャーがする短編「角松さんお世話します!」や、バニー姿で性的なご奉仕に励む女生徒達を描く短編「放課後の3月ウサギ」と、ちょっとダークなシチュエーションも存在。
c3f8501b.jpgとは言え、そういった嗜虐性を有するシチュエーションを含んでいた場合でも、ヒロイン達も含めて概ね善良な登場人物達が登場しており、ヒロイン達の素直さや性的快楽への目覚めなどによって状況が追認されるため(←参照 ご奉仕に頑張るマネージャーさん 短編「角松さんお世話します!」より)、暗さや重さは大部分が排除されています。
連作「度会くんのパシリ」において、ヒエラルキーの下に置かれる主人公が上にある美少女を籠絡する薄暗い嗜虐性を有しつつも、二人が円満に結ばれる結末となっており、嗜虐性や倒錯性などはエロシチュエーションの形成に留めていると評し得るでしょう。
 中編作である「許嫁スクランブル」ではある程度ストーリー展開が認められ、ラストでのちょっとしたトラブルの発生と、全ヒロインとの同時セックスによる円満解決と王道的な展開が示されつつ、話自体は非常にあっさりとまとめられています。
この傾向は短編群でも共通しており、漫画としての読み応えはかなり軽めに仕上げられていますが、後述する様にハイカロリーなエロとバランス良くまとまっているとも言えるでしょう。

【もちもち柔らかな巨乳ボディの美少女達】
 許嫁ヒロインやバスケ美少女、マネージャーさんなど設定は色々ですが、年齢層としてはミドル~ハイティーン級の美少女達で統一。
正統派幼馴染に元気なロリ系ガール、無口で母性的な女の子が揃った中編作の様に、ヒロインの性格設定の多彩さは美点であり、その他にもおっとり天然マネージャーや健気でエッチ大好きなスポーツ少女等も登場しています。
 特に言及が無い娘さんもおりつつ、基本的に処女ヒロインで占められていることも特色の一つであり、初めてのエッチでありつつも直ぐにその行為に夢中になるご都合主義をきっちり維持。
MeltingRawHiroins3.jpg 中編作の許嫁トリオの中に、ちんまい背丈とぺたんこバストのロリ系ボディの持ち主が一人存在しますが、基本的にはもっちりと柔らかなお肉を十分量まとった健康的なボディの持ち主達であり、たっぷりとした巨乳と安産型ヒップがストレートな煽情性を有しています(←参照 ポニテ長身巨乳美少女!バンザイ! 中編「許嫁スクランブル」第3話より)。
 端正でキャッチーな当世流行のデジタル絵柄などに比べると、ややラフでオールドスクール寄りな絵柄ではあるのですが、セックスアピール優先でバランスの良さをあまり重要視しない肢体描写との相性は良く、適度な猥雑感を喚起しています。
また、適度に荒れ・乱れを含んでいるとはいえ、単行本通して絵柄は安定しており、表紙絵との落差もほとんど感じないので、購入後に大きな減点材料となることはないでしょう。

【中出し描写にコダワリまくったパワフル和姦】
 シナリオがイージーゴーイングであることもあって、サクサクとエロシーンに雪崩れ込んでおり、複数ラウンド制を可能とする十分な尺でヒロイン達の痴態を鑑賞可能。
 野郎連中が集団で美少女マネージャーに性処理をさせたり、パシリ少年が勢いに任せてクラスの美少女にスパンキングや羞恥プレイを行ったりと、嗜虐性を感じさせる演出・行為があるのは前述の通りですが、その場合でもヒロイン達は性的快楽にすっかり夢中になっているため、全体としてアッパーな印象は保たれていると言えるでしょう。
 がむしゃらなピストンとそこからのこってりとした中出し描写を武器とするエロ展開ではありつつ、ギンギンに反り返った肉棒にヒロイン達がお口や豊満バストでご奉仕し、ぶっかけや口内射精で一度目の盛り上がりの極大を形成する前戯パートにも適度な分量を配置しています。
 すっかり、愛液でトロトロになった処女ま○こに挿入すれば、更に蕩けた表情と甘い矯正を示すヒロインに当てられてがむしゃらに腰を振りまくるパワフルなピストン運動を展開。この際に、舌で唾液を絡め合うキスなどを加え、男性の体の存在感を殺し過ぎることなく、体同士の密着感を担保しているのが魅力でしょう。
8f043ee2.jpgこの体同士の密着感が大きな効果を発揮するのが中出し描写であり、“断面射精のマエストロ”という売り文句の通りに、断面図・透過図を多用して子宮内に白濁液を注ぎ込む様子を丹念に描写していますが、それだけでなく最奥までの挿入と同様に男女が下半身を中心に密着することでの臨場感があるのが◎(←参照 短編「ドキドキすぷりんぐ」より)。
これに加え、通常のエロシーン構成に比して、中出し描写にかなり分量を設けることが大きな特長であり、1Pフルの中出しフィニッシュの後数ページに渡って最後まで白濁液を出しきる膣内射精とそれに伴うヒロインの絶頂、ち○この引き抜きとそれに続く白濁液の膣内からの漏れ出しを執拗に描き出すコダワリは流石と評したい所存。

 中出し描写へのコダワリを確たる武器としつつ、読み口の軽いシナリオとハイカロリーなエロとでまとめた優秀な抜きツールであり、シンプルな組み立てながらもその分幅広い層にとって嬉しい内容と言えるでしょう。
個人的には、おっとりと優しい性格の美少女マネージャーさんに部員総出で(性的な意味で)甘えまくる短編「角松さんお世話します!」に愚息が大変お世話になりました。