HolyOrchidApartment.jpgTVアニメ版『閃忍カグラ』第6話「連動忍結界」を観ました。未来ちゃんが弱いのか、一途な愛情パワーでブーストがかかった柳生ちゃんが強すぎるのか・・・アッハイ、後者です、ごあんしんです。
前回に引き続いてバトルシーンもなかなか良かったのですが、個人的には焔ちゃんの水着状態から見え隠れする日焼け跡のコントラストが実際セクシーなのが最も印象に残りました。フィーヒヒヒ

 さて本日は、笑花偽先生の『性乱荘~痴女の住家~』(エンジェル出版)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『恋の膣女』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
一風変わったハーレム展開とフェロモンたっぷりの美女・美少女とのハード&ラブラブなセックスが詰まった1冊となっております。

HolyOrchidApartment1.jpg 収録作は、祖父の遺産であるアパートを相続し大家として働くことになった青年が、何と家賃は体で支払うことになっている美人揃いの住人達とエッチ三昧の日々~な長編「聖蘭荘」全8話(←参照 体で支払う気満々な美女 同長編第2話より)、女生徒達にいじめられている気弱な少年に自信をつけさせるために美人教師が(色々な意味で)一肌脱いであげる読み切り短編「だめだめ好き」。
1話・作当りのページ数は18~22P(平均20P強)とエンジェル倶楽部掲載作としては標準的なボリュームで安定。長編作として適度な読み応えを有しつつ、エロシーンに十分な分量を配置してバランスのよい作品構築を安定させています。

【王道展開とユニークなシナリオ成分が混在の長編作】
 美女揃いのアパートの管理人になって住人達とエッチな関係に!?という設定自体は、エロ漫画的に極めてオーソドックスなものと言え、本作はその類における王道的な展開を中軸としています。
すなわち、それぞれのヒロインとエッチな関係になりつつ、主人公を奪い合うドタバタ模様を解決したり、彼女達が抱える悩みを性愛を通じて解消したりする中で大団円的なハーレムエンドへと至るという展開であり、ハーレム系作品として分かり易い起承転結が形成されていると言えます。
 とは言え、そんな凡百な作劇をこの作家さんがするはずもなく、宇宙人やら妖狐やらが登場したり、それらに比べればごく普通の女の子と思っていたヒロインの衝撃的な事実が明らかになったりと、意外性のある展開を差し挟んで前述のハーレム展開が進行して行く点がユニーク。
926d3637.jpg主人公の過去も含めてシリアスな要素が絡むことで、この人間関係の意外な連環に読み手の興味を惹き付けているのが長所である一方(←参照 主人公の為すべき選択とは? 長編第7話より)、それらのシリアス要素と、のほんほんとしたイージー&コミカルな要素との共存がやや中途半端な印象を生むことがあるのは短所かもしれません。
 もっとも、シリアス&コミカルが独特の濃度で混ざり合い、綺麗にまとまらない故の面白みがあるのはこの作家さんの変わらぬ特長であるとも言え、意外性のある展開をポンポン投げ込みつつ、オーソドックスな展開の読み口の良さをキープする中~長編の構成力も安定していると感じます。
 気弱な少年が年上美人に激しくも優しく(性的な意味で)食べられて、エロパワーに開眼というよりシンプルにエロ特化の短編作も含め、ハッピーエンドでまとまっており、淫臭たっぷりなエロシーンのこってり感を温和なシナリオで適度に中和してくれる作劇とも評し得るでしょう。

【指に吸いつくねっとり淫猥ボディのヒロイン達】

 駄目駄目な少年に母性が刺激される水泳コーチの女教師さんが登場する短編「だめだめ好き」は一人ヒロイン制ですが、長編作の方はハーレム展開ということもあってそれぞれタイプの異なる5名の住人達が登場する複数ヒロイン制。
HolyOrchidApartment3.jpg 色気ムンムンでエッチに積極的ながら実は攻められるのに弱いセクシー美女、ややネガティブな性格で自罰的な傾向からMっ気のあるプレイを好む現役アイドルさん、果ては不老長寿の宇宙人美女にロリ体型にも変身可能な妖狐さんと(←参照 主人公の精力で尻尾が増えました 長編第6話より)、変わり種な設定のヒロインも多いのが作品の漫画チックなファンタジーとしての面白さに寄与しています。
彼女達に比べると、ごく普通の女子高生であるヒロインが実のところ主人公の過去と絡んでとんでもない出自であるのですが、それも含めてヒロイン達それぞれの事情や悩みが平和裏に解消されていくのが、やや強引な展開であるとは言え、読み口の良さを形成する一因でしょう。
 キュート系美少女から艶っぽいお姉さんまで印象の差異は設けられていますが、特に濡れ場に突入後にむせ返る様な色香を漂わせることは共通しており、プラスティッキーな程にツヤツヤとした柔肌の吸いつく様な質感や、重力に下垂しながらも先端はツンと上を向く並乳~巨乳サイズのおぱーいなど、特徴的な女体描写の淫猥さも概ね共通する要素。
後述するエロシーンの描写で威力を発揮する粘膜描写のグニグニとした質感や、キャラデザにおける泣きボクロや紅を引いたリップ、瞳をぱっちりと見せる睫毛の表現など、肢体描写において細部のパーツまでこだわっているのは大きな美点であり、エロの実用性やキャラクターの魅力を強化する要因
 カラー絵も上手いので中のモノクロ絵柄と表紙絵との間にほぼ印象の差異はありませんが、第3話冒頭のカラー原稿(4P)が白黒絵で収録されているのは残念なところ。絵柄自体は程良く下品さも織り交ぜてフェロモンをたっぷり放つ絵柄できっちり安定しており、その濃密さから好みは分ける部分はありますが、官能的な絵柄そのものに実用性を叩き出す旨味があるのも確かです。

【ち○こにねっとり絡みつく媚肉描写の淫猥さ】
 長編・短編作共に、非常にエロ向きの設定であることもあって、濡れ場への導入はごくスムーズであり、会話パートでエロシーンが分割されることもあるものの、抜きツールとして十分な尺と密度を有するエロシーンを構築しています。
 前戯パートでは、唾液や愛液などの体液がねっとりと粘膜と絡まり合うキスやクンニ、フェラといった描写を投入しており、ヒロインの潮吹き描写なども存在しますが、ここで射精シーンを投入することはあまり無く、分量的にもあくまで抽送パートで魅せるスタイルが非常にはっきりしているタイプ。
HolyOrchidApartment4.jpg挿入への期待ですっかり濡れそぼった秘所に肉棒を突き入れて開始される抽送パートは、熱っぽい官能フェイスを曝け出し、たわわな巨乳を激しく揺らしながら喜悦に浸るヒロインの痴態を、結合部見せ付けを重視した構図で提供しており(←参照 長編第1話より)、前述の粘膜描写の淫猥さを生かす作画を連発してきます。
また、このピストン運動と粘膜描写の関係において大きな武器となっているのが、膣内で肉棒が激しく前後する断面図・透過図であり、子宮口の最奥までストロークする怒張に膣内の肉襞一つ一つが絡み付く様な描き方は淫靡であり、断面図の周到な描き方はこの作家さんの特徴と言えましょう。
 量的にはむしろ控えめであまり目立たないものの、ストレートな淫語も交えるエロ台詞や、ド派手に上下する乳揺れ描写など、演出面でも一定の過剰さを追求するスタイルと言え、女体描写そのものの煽情性を重視しつつもエロ描写のシークエンスの中に畳み掛ける勢いがあるのが、分量以上のボリューム感をエロシーンに生じさせることに奏効。
 互いに腰を振り合い、腹部に怒張の輪郭が浮かび上がる程に激しいピストンを加えつつ突入するフィニッシュシーンは、結合部見せ付け構図や透過図等も絡めつつ絶頂の刺激に肢体を戦慄かせて悶えるヒロインの痴態を1Pフルで提供しており、ガツガツとした信仰の抽送パートの〆に相応しい抜き所となっております。

 もう少し何かあればもっと面白くなるのに!というもどかしさは今回も無い訳ではないものの、適度に練られた設定で世界観を構築し、長編ストーリーを形成する技量は今回もしっかり伺える1冊であり、エロエロフェロモン満載の美女達も含めて満足感のある最新刊と感じます。
シリアスとイージーゴーイングなお気楽さが混じり合う独特な雰囲気はやはり魅力的であり、その意味では人外ヒロイン達の活躍(?)がいい味を出していたなぁと感じますね。