TheGrimoireSecond.jpg 幸村誠先生の『ヴィンランド・サガ』第15巻(講談社)を読みました、ハーフダンさん久しぶりに登場と思いきや、それは息子さんの方で、白髪の翁となった彼の姿から第1巻からの長い時間の経過を改めて感じました。トールズの存在がハーフダンに残した何かを感じられた巻でした。
あと、ツンデレ幼馴染臭のするハトルゲルドかわいいよハトルゲルド。

  さて本日は、エレクトさわる先生の『神曲のグリモワールⅡ』(キルタイムコミュニケーション)のへたレビューです。なお、先生の前単行本であり、本作第1巻である『神曲のグリモワール』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
緊張感の緩急の付いた長編ファンタジーストーリーと肉感ボディが白濁液と快楽に染め上げられるハードコアなエロが満喫できる1冊となっています。

dc40fd53.jpg  収録作は、邪悪な魔導書から学園と友人たちの平和を守るために“魔導書読み”になった有角種のユニコちゃんが、次々と現れる魔導書に取り憑かれた人々を救済するべく奮闘する長編ストーリー「神曲のグリモワール」第7話~第12話+幕間劇1話(第9.5話)+番外編1話+カバー裏のほのぼの4コマ(←参照 ユニコちゃんがいつも通りにエロ受難 同長編第7話より)。
ハイカロリーなエロを楽しむ目的だけならば今回から購入しても問題ないですが、ストーリー的にも第1巻の流れを受けて開始されており、よく練られたファンタジードラマを楽しみたいならば前単行本の読了は必須と言えます。
1話当りのページ数は12~34P(平均25P弱)と中の上クラスのボリュームで推移。ストーリーとしての読み応えもしっかりと持ちつつ、エロシーンも濃厚な演出とハードなプレイによって満腹感の大変強いハイカロリーなものに仕上がっています。

【シリアスとコミカルの緩急と徐々に動き出す展開の上手さ】
  前単行本のラストエピソードで出会った性別変換可能なホムンクルスの少女?に導かれ、彼女の主である強欲の魔導書の持ち主である錬金術師の少女と出会う事で今回の長編ストーリーはスタート。
  魔導書が引き起こす災厄やトラブルを解決する中でユニコちゃんやその仲間たちがエロ的受難に合うもそれをユニコちゃんの真っ直ぐな優しさと頑張りで解決~というエロ漫画的にもお約束なパターンはしっかりと踏襲。
その上で、強欲の魔導書エピソードでは、錬金術師の少女とホムンクルスの少女との、家族の絆に焦点を当て、それを悪しき呪縛から救済する優しくも力強いドラマにしているのに対し、1話完結式の怠惰の魔導書エピソードでは、童貞ボーイが具現化させたハーレム大乱交妄想をユニコちゃん達が体を張って解決という少々コミカル寄りでイージーゴーイングな話作りになっています。
TheGrimoireSecond2.jpgこの緊張感の緩急を付けたストーリー展開の中で、第1巻後半からユニコの協力者となった美少女騎士・美夜に焦点が徐々に当たっていくのですが、実は魔力を使えない“異端者”である彼女が努力の末に勝ち取った現在の地位を悪役により奪い去られ、元部下たちによる激しい凌辱と侮蔑による屈辱の中で徐々に精神を病んでいく重苦しい展開が今単行本の終盤からスタート(←参照 屈辱と絶望と快楽の渦の中で 長編第12話より)。
  後述する様に、実はメインヒロイン・ユニコちゃんと対照的な存在である美夜が、凌辱の暴風の中で吐露するコンプレックスや怒り、悔しさの激しさ・重さは非常に丁寧に描写されており、凌辱展開を明確化させると共に、彼女が“嫉妬”と“憤怒”に正しく取りつかれることになる悪堕ち展開としてもドラマ性を持たせています
  前単行本において、長編作としてスロースタートと評しましたが、今単行本でも複数のエピソードをシリアスとコミカルの緩急を付けて織り交ぜつつ、それらを適切にリンクさせながらストーリーを展開し、巻末においてドラマとしての大きな動きを示して次の巻へとつなげるという実に安定感のある、練られたシナリオワークになっていると評し得るでしょう。

【多彩な美少女の魅力と美夜のメインキャラクターへの昇格】
  メインヒロインにして愛されキャラであるユニコちゃんを筆頭に、彼女と同年代である魔法学園の少女達が複数名登場。ストーリー的には徐々にユニコと美夜に焦点を当てていくため、サブヒロインの登場頻度はやや低下していますが、ユニコの友人である美少女トリオがアレな魔法薬でビッチ化しておっさん達と大乱交といった、サブキャラをメインに据えたエピソードも用意しています。
  今単行本の第11話でようやくHシーンが解禁された美夜さんは、ほんわかと優しい性格のユニコに対し、真面目でキツイ性格という性格付けがそもそも対照的なのですが、魔力が使えない異端者であることのコンプレックスとそれを相当な努力で跳ね除けて現在の騎士団長という栄誉を得たことがキャラクターとしての大きな特徴。
その地位を暴力と凌辱によって奪われ、部下からも見放されて絶望した彼女が、自らが苦難と努力を以て得て、そして失った周囲からの愛情や信頼、頼られる能力や役割を、ある意味では生来の天才で人から愛されるユニコが労せずして得たと考え、嫉妬と憎悪に包まれてしまうことで長編ストーリーは大きく動き出したと評し得るでしょう。
9161a0a1.jpg  陥没乳首であることが今単行本で判明した美夜や、今回も色々と体を張ることになるユニコちゃんを中心にもっちりとした弾力感とほんのり垂れ気味なエロ巨乳の持ち主が主軸となりますが、ショタボーイから貧乳ロリ、ミルクしたたる爆乳美少女にまで返信可能なホムンクルスなのアリスちゃんや、スレンダー巨乳なユニコに対して、貧乳ロリ系やぽっちゃり重量級な爆乳ボディのクラスメイトなど、ボディデザインには多様性があります(←参照 夢のハーレム5Pセックス 長編第10話より)。
美夜の騎士として引き締まったボディと陥没乳首のいやらしさの好対照を筆頭に、ぷっくり膨れた乳輪とやや小粒ながら自己主張の強い乳首、ぐにぐにと柔軟に動いてやたらとマッシブに描かれた剛直を締め付ける膣や直腸の粘膜など、キャッチーな絵柄ながら各種体パーツの描写に適度に濃い淫猥さを絡めているのも女体描写における特長。
  後述する様に、特にエロ演出での密度の高さを追求するスタイルであることに加え、ダーク・インモラルなシナリオ展開で画面に重さを持たせるなど、全体的に作画は丹念に描き込むタイプ。絵柄そのものはキャッチーであり、時々存在するコミカルな描写などではふわっと軽いタッチも見せるため、重さ・濃さにも適度な緩急が付けられていると評することもできるでしょう。

【強烈で濃密なエロ演出と効果的な構図の組み合わせ】
  長編ストーリーとしてしっかりと練り上げられていると同時に、各種ファンタジーHをたっぷり提供して抜きツールとしても満足感の高い仕上がりも示す作品構築の盤石さは嬉しいところ。メインのストーリー進行から離れた番外編として完全にエロ優先のエピソードを用意していることも親切な設計と言えるでしょう。
  これまでのエレクトさわる作品と同様、ファンタジーという舞台を存分に活用し、触手凌辱や多数ヒロインとの男子垂涎ハーレムセックス、逆に多数の筋肉ムキムキマッチョマンズによる一方的な輪姦、片方がフタナリ化してのレズセックス、媚薬によるビッチ化にローションプレイ、スライム浣腸に搾乳プレイなどなど、特殊であったりハードであったりな各種エロシチュ・エロプレイをご用意。
今単行本でもユニコちゃんが敵に捕まってエロいことされちゃったり、正体を明らかにした悪魔による触手凌辱があったりと、そもそも凌辱色が出やすい設定ではあるのですが、美夜が悪堕ちしていくことになる強姦と集団凌辱は、彼女の心と体を一方的に蹂躙し、必死に守ってきた努力の成果と自尊心を屈辱と絶望を以て粉々に打ち砕くという、精神的にハードなものであるため、凌辱エロが苦手な方は要留意。
  美少女ヒロイン達の柔らかもっちりボディを愛撫したり、フェラやパイズリ、ダブル素股などのご奉仕プレイを強要したりと前戯パートにもある程度の分量や射精シーンを投入することもありますが、どちらかと言えば抽挿パートに重点を置いたエロシーンの構成であり、フェラぶっかけなども膣やアナルをピストンしながら他の性感帯も攻め立てる抽挿パートに同時に投入することでヒロインの全身を攻めまくり白濁液をぶっかけていくドライブ感を形成。
TheGrimoireSecond4.jpg太い男性器や触手によってめいっぱい広げられる膣や肛門や、唾液と触手粘液が舌で絡まり合う口などをがっつり見せつける構図やアップ描写やヒロインの肢体全体の存在感をアピールする構図など、基本的な構図を揃えつつ、そこに大量の液汁描写やハートマーク付きの白痴系エロ台詞、だらしないエロおっぱいがぶるんぶるんと揺れる乳揺れ描写に、淫液でぐしゃぐしゃになった蕩け顔やお下品なアへ顔といった派手なエロ演出を濃密に重ねていくのがこの作家さんの真骨頂(←参照 口の表現がまた◎ 長編第8話より)。
  肉棒や触手がヒロインの各所肉穴をガンガンと掘り返し、大量と液汁と擬音を振りまきながらヒロインを攻め立てる抽挿パートは、内から外から白濁液をヒロインに注ぐ複数ラウンド制であり、大量の白濁液中出しでノックアウトされるヒロインに、更に大量の顔射をしてザーメンパックを施したり、ち○こに囲まれ精液塗れで恍惚としたり、ぽっかりアナルから精液が漏れたりな淫靡な事後描写でも彼女達に対する征服感を強調しており、大ゴマ~2P見開きのフィニッシュと併せて強力な抜き所として機能しています。

  いよいよ終盤に向けて話が大きく動き始めたという印象であり、二人のメインヒロイン格の対称性を軸に据えるというのは「PANDRA」シリーズに似ているなと感じるところ。エロもシナリオも十二分な満足感を生み出してくれる2巻目と評したいところ。
美夜さんのハード凌辱もユニコちゃん達とのハーレムセックスも錬金術師姉妹の各種エロシチュも実に抜ける上に、クラスメイトトリオのビッチ化大乱交も強烈で、管理人は赤玉出そうなくらいお世話になりました。お勧め!