RichCreamPie.jpg 水薙竜先生の『ウィッチクラフトワーク』第7巻(講談社)を読みました。霞ちゃんのヤンデレ系ブラコンっぷりもすごかったのですが、自身の恋愛感情を全く把握していないという点が更にスゴイというか、愛すべきキャラだなぁと感じましたね。自分の気持ちに気付いた時にどうなっちゃうんでしょうかね?
あと、最近はたんぽぽさんが不憫を通り越して飼い猫然として可愛く思えてきました。

  さて本日は、笑花偽先生の『濃ゆ汁クリームパイ』(エンジェル出版)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『性乱荘~痴女の住家~』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
ツヤツヤ&ムチムチボディの美女達とがっつりファックなお話が詰まった1冊となっています。

43e7be1b.jpg  収録作は、天才ハッカーとその協力者たちが睡眠状態になってバーチャル世界に意識を移せるオンラインゲームの開発を行うも、その真意はゲーム開発とはまた別にあって~な「すぐ○○な女達」シリーズ4作(←参照 ゲーム世界で女戦士がオークに! 同シリーズ「すぐ負ける女戦士」より)+描き下ろしダイジェスト2P、および読み切り形式の短編6作。
フルカラー作品の「すぐ○○な女達」シリーズ第1話(8P)を除き、1話・作当りのページ数は20~24P(平均20P強)と同レーベルとしては標準的なボリュームで安定。基本的にエロメインの作品構築であり、軽めのシナリオと質的・量的にボリューミィなエロシーンとで構成された作品構築となっています。

【快楽全能主義で突き進むポジティブな作風】
  長編作ではストーリー性を比較的重視してある程度のドラマ性を持たせつつ、短編作ではコンパクトなまとめ方で抜きに特化した構成を示す作家さんですが、今回は一応の中編シリーズ作である「すぐ○○な女達」シリーズも含めて後者のスタイルで固まっています。
「すぐ○○な女達」シリーズは、諸般の事情で第2話と第3話がダイジェスト版のみでの収録となっており、人物関係が分かりにくくなっている部分はありますが、エロメインの分かり易い作品構築であることと、エロシチュエーションのお膳立ての面白みもあって、そこまで大きなマイナスになっていません。
RichCreamPie2.jpg  作風としては、ポジティブな快楽全能主義であり、コメディ風味も交えつつ(←参照 とんでもない落し物が! 短編「不・幸・福♪」より)、ドタバタ展開や男性サイドにとっての棚ボタ展開を絡めてエロシーンに突入し、両者が恋心や快楽の充足に満足してハッピーエンドというイージーなシナリオワークとなっています。
彼女さんのお姉さんに誘惑されて浮気Hに突入する短編「ナイショだからね❤」や、オンラインゲームの開発を利用した売春の斡旋行為の側面がある中編シリーズ作など、インモラルであったりダークであったりする要素も時々認められますが、セックスの快楽の充実と平和な事態の落着であっけらかんと陽性にまとめているのも、快楽全能主義的な作風らしい要素
  ストーリー自体としては強い魅力があるタイプではなく、棚ボタ的であったりご都合主義的であったりと唐突な展開もやや目立つため、シナリオ面に期待するのは今単行本では避けるべきですが、エロシーンへの軽快な導入がコミカルさに寄与している面もあり、エロメインの作品構築としては安定感があると感じます。

【ツヤツヤ肌のスレンダー巨乳美女たち】
  年齢を特定するのが難しいケースもありますが、ヒロイン陣の年齢層はハイティーン級~20代後半を中心とする綺麗なお姉さんタイプが主力となっています。短編「ヨソはヨソ。ウチはウチ❤」のサブヒロインとして40歳前後と思しき熟女さん(ママさん)なども登場していますが、20代半ば~後半の女性ヒロインでも成熟した色香を香らせるタイプが多いと感じます。
  ハーフ美少女の幼馴染や、ちょっぴり妄想が暴走しがちな美人保険医さん、オンラインゲームで女戦士や女僧侶としてプレイする女性テストプレイヤー達、ちょっぴり欲求不満気味な美人OLさんなど、作品ごとに年齢層や職業設定に変化を付けており、キャラクターとしての掘り下げには乏しい一方で、ヒロインの多彩さは短編メインの単行本として魅力の一つ。
男性に対して強引にエロアタックを仕掛けるビッチ系キャラクターや、大好きな男性の前では大胆に乱れるタイプのキャラクターまで広がりはありますが、セックスに対して能動的なキャラクターが多く、性行為の快楽を存分に満喫する様子が作品にポジティブな雰囲気を付与することに寄与しています。
  等身高めでしなやかに伸びる四肢を併せ持つスレンダーボディにずしりと重量感のある釣鐘型巨乳&桃尻を組み合わせたモデル体型なエロボディで女体設計は統一されており、均整の取れた美しさと乳尻の存在感を中心としたストレートなエロさを両立させたタイプと言えます。
RichCreamPie3.jpgこのボディデザイン自体は王道的なものですが、そこにプラスティッキーささえ感じる肌のツヤツヤ感を添加したり(←参照 以前に比べるとマイルドになりつつある印象 短編「保健室のリカちゃん」より)、愛液に濡れてぐねぐねと蠢く秘所や乳首などの淫猥さを強調した粘膜描写を用いたりと、女体の煽情性を高める濃厚さを感じさせる描写が特徴的となっています。
  艶っぽさを前面に押し出しつつも、コミカルなシーンなども含めて漫画チックな親しみ易さやアニメ/エロゲー系統のキャッチーネスも明瞭なタイプであり、両要素が明瞭に主張する分、多少クセのあるタイプの絵柄ではあります。表紙絵と中身の絵柄は完全互換であり、十二分なキャリアを持つ作家さんだけあって、高い作画密度と安定した絵柄を単行本通して示しています。

【濃厚な官能性を香らせるエロ演出・構図】
  上述した様にエロシーンメインの作品構築であるため、エロシーンの分量は標準かそれを多少上回る程度のボリュームを確保しており、ヒロインの肢体の煽情性の強さもあって、質的なボリューム感や濃厚感のある濡れ場を形成しています。
年上お姉さん誘惑Hや幼馴染同士のコスプレH、恋人同士のラブラブH、さらにはゲーム世界で女戦士がオークに敗北しての異種姦など、エロシチュエーションには一定の多様性を設けていますが、ファンタジー凌辱では定番の女戦士×オークのシチュエーションも含めて、全て和姦エロとして描かれており、前述した通り、ヒロイン達がセックスの快楽に幸福そうな喜悦を示す痴態を描写しています。
エロシーンの組み立てとしては、前戯パートに比重を置くケースもあれば抽挿パートが大半を占めるケースもありますが、概ね後者がメインと言え、ガンガンと腰を振りながら互いに快感を高めていき、1Pフルのフィニッシュシーンまで力走するシンプルかつパワフルな抽挿パートが楽しめます。
RichCreamPie4.jpg  前戯・抽挿両パートにおいてヒロインのエロボディの存在感を強調し(←参照 短編「クレアのお医者さんゴッコ♪」より)、揉まれてぐにぐにと柔らかく変形したり、ピストンに合わせて揺れ弾んだりする巨乳描写や、露骨な大股開きで結合部をアピールする構図などを多用。比較的男性の体躯の存在感もあり、両者が絡まり合ったり重なり合ったりすることで密着感を生じさせているのも一つのポイントです。
比較的小~中ゴマを多用する傾向にありますが、それらのコマを用いて、粘膜の淫猥さと膣内でのち○この動きを表現する独特な断面図や、火照って赤面した上に艶やかな唇から熱い吐息が漏れ出す官能的な表情アップなどを投入してエロシーンの煽情性の密度を高めています。
  前戯パートで1回目の射精シーンを投入する場合もあれば、抽挿パートで中出し連発という場合もありますが、いずれの場合でも複数ラウンド制で構えており、1Pフルの中出し絶頂フィニッシュで盛り上がりの最高潮を形成しつつ、その後の後戯やピロートークで緩やかにフェードアウトしてエロシーンで作品を終わらせるケースが多いのも特徴的と言えるでしょう。

  明瞭な抜きツールとして完成度は十分であり、綺麗でセクシーなお姉さんキャラクターと和姦エロを楽しみたい諸氏には好物件。
個人的には、ハーフの金髪美少女とコスプレHな短編「クレアのお医者さんゴッコ♪」に愚息がお世話になりました。