GourmetTravelForLocalGirls このマンガがすごい!コミックスの『ビール大好き!』(宝島社)を読みました。基本的に既出作品を集めた“オール読み切り”の作品集なのですが、ビールが登場する多彩な作品が楽しめる1冊です。
土山先生やコトヤマ先生の様に食べ物系漫画の作品もあれば、石ノ森先生の様に食べ物系漫画ではないけれどもビールの美味しさが鍵になる作品もあって面白かったですね。

  さて本日は、urute先生の『ぱこたびおぱんぽん』(富士美出版)のへたレビューです。当ブログでは久しぶりの登場ですが、初単行本『スウィート和姦デイズ』(エンジェル出版)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
ショート作品ならではの多彩なもちもち巨乳ヒロイン達とアイディア満載のお話が楽しめる作品集となっています。

GourmetTravelForLocalGirls1  収録作は、上の口も下の口もグルメ(原文ママ)な主人公が日本各地の美味しいものを求め、色々な意味で美味なご当地ガール達との出会う「食べルトラベル❤ご当地ガール」シリーズ全11話(←参照 沖縄娘、女の子なので“はいたーい”(男性は“はいさーい”) 同シリーズ第3話より)+描き下ろしの渡米編(22P)、色々な部活をエッチにアレンジ!?な「CLUB☆H!」シリーズ全10話、および読み切り形式の掌編4作。
描き下ろし作品のみモノクロ漫画ですが、ほぼフルカラー作品のみで構成された単行本であるため、1話・作当りのページ数は4Pと少なく、必然的に単行本としてのボリュームは弱いですが、お値段据え置きでフルカラーがたっぷり楽しめるという意味ではお得感があります。

【シリーズものとしての面白さのあるショート作品群】
  4~6P程度のフルカラー・ショート作品というものは、フルカラーで女の子の痴態が楽しめる反面、どうしてもボリュームには欠けており、雑誌ではある意味では箸休め的な意味合いを持つケースもあるため、それのみを集めた単行本というものは読み応えに欠けたり、読んでいる内に飽きが来てしまったりするのは確か。
しかしながら、今単行本については、ご当地の名産や風俗をテーマにした多彩な女の子が登場する「食べルトラベル❤ご当地ガール」シリーズ、部活をテーマにしつつやはり多彩な女の子達の登場が楽しい「CLUB☆H!」シリーズと、各シリーズ中で共通した世界観を形成しつつ、その中で多彩なキャラを投入しているため、単行本としてまとめて読むことでの楽しさがあることは特筆すべき美点でしょう。
  描き下ろし作品を除けば、4Pしかないショート作品であるため、ストーリーとしての読み応えはほとんどありませんが、この短い分量の中で、後述する様にユニークな仕立てを施したキャラ達のキュートな立ち居振る舞いを見せているのは嬉しいところ。
GourmetTravelForLocalGirls2また、日本各地のその土地ならではの要素を盛り込んでご当地ガールとのHをみせる「食べルトラベル」シリーズ、部活モノでありつつ一般的な部活はほとんどなく、風変わりな翻案によってエロを絡める「CLUB☆H!」シリーズは(←参照 ネットサーフィンとサーフィンを間違えちゃったビッチガール 同シリーズ第8話より)、共に漫画的なネタにする上でのアイディア力が光っており、ショート作品であるからこそワン・アイディアの勢いで押し通せるのも地味に大きなアドバンテージでしょう。
  両シリーズ共に、各エピソードにおいてはギャフンオチ的な〆をしつつ、最終話はふんわりと優しいオチで綺麗にまとまっており、長編シリーズとして読み応えのあるドラマ性があるわけではないですが、ほっこりとした読書感を読後まで保つまとめ方と言えるでしょう。

【アイディアが光る多彩なキャラデザインの肉感美少女達】
  「食べルトラベル」シリーズのご当地ガール達については年齢不詳ですが、「CLUB☆H!」シリーズも併せ、外見としては概ねミドル~ハイティーン級と思しき美少女達が勢揃い。
ストーリーを展開する余裕がない作品群であるため、必然的にキャラクターの掘り下げをすることはできないのですが、ユニークな設定とワン・アイディアの面白さによってヒロイン達個々の魅力を初登場のシーンから印象付けることにはしっかり成功しています。
GourmetTravelForLocalGirls3特に「食べルトラベル❤ご当地ガール」シリーズについては、主人公の訪れた各地方の名産品、文化風俗、伝統衣装、観光地などの要素をキャラデザインに取り入れ、また各地の多彩な方言をしゃべる方言娘としての側面もあり(←参照 焼き饅頭の褐色とサファリ要素な群馬ガール 同シリーズ第9話より)、それらデザインの意匠や方言を意識して理解することでより楽しさが増すキャラクター造形と感じます。
各ご当地ガールの個性的な衣装が登場する「食べルトラベル」シリーズに加え、「CLUB☆H!」シリーズでも各部活に併せて多彩な衣装が登場しており、美少女ヒロイン達の可愛らしさを増す様々なコスチュームをフルカラーで観られるのは嬉しいところ。
  描き下ろしの「食べルトラベル」シリーズに登場するハワイのロコモコちゃんはやや控えめサイズのおっぱいをお持ちですが、基本的には等身低めのぷにぷにボディにもちもちと柔らかな弾力感のある巨乳と桃尻、そして太股を組み合わせたジューシーな肉感エロボディで統一しています。
萌えっぽさを高い濃度で含む絵柄は、美少女キャラクターの可愛らしさをよく抽出すると共に、前述した肉感ボディに加え、ぷっくり乳輪やぷにぷに鏡面仕様股間などの淫靡な体パーツ描写などのストレートな煽情性と独特のケミストリーを形成して、双方の要素が邪魔し合わないのは○。

【コミカルな雰囲気でありつつ十分パワフルなエロ描写】
  描き下ろし作品ながら22Pと十分なボリュームを持ち、エロシーンにもたっぷりと尺を設ける番外編を例外としつつ、冒頭1P目からエロシーンに突入し、見開きの2Pでヒロイン達のエロ可愛い痴態をご開帳しつつ、ラスト4P目でフィニッシュという構成であり、当然ながらエロシーンの尺は短くなっています。
分量の問題はフルカラー作品ならではの弱点ではありますが、前述した多彩なキャラデザインのヒロインの柔肌やカワイイ衣装、および桜色の乳首や秘所などの粘膜描写などを鮮やかな彩色で楽しめるというのは、もちろんフルカラー作品ならではの魅力。
GourmetTravelForLocalGirls4  全般的にコミカルな作風であるため、エロシーンにおいても例えばご当地ネタや題材となっている食品ネタ、または題材になっている部活動の内容などにひっかけた台詞回しなどを多用しており(←参照 格闘ゲーム部の女の子 「CLUB☆H!」シリーズ第5話より)、それを含めてキャラの面白さを形成していますが、エロシーンにギャグ的な要素が入ることを嫌う諸氏には減点材料かもしれません。
  おっぱいミルクを直に吸う授乳プレイや、たっぷりバストに特性ソースをかけてのパイズリ、ねっとりとした唾液の絡む舌を吸い合うキスなど、多彩なプレイを前戯パートに投入し、ぷにぷに感触のま○こに挿入しての抽挿パートと概ね半々(それぞれに2P)でエロシーンを構成するのが基本仕様。
淫液が秘所と肉棒に絡みつく様子をフルカラーで淫靡さを大きく増す結合部アップ描写や断面図で強調することでストレートな煽情性を叩き出し、フィニッシュは肉感ボディをアクメの快感に震わせて蕩けた表情を見せるヒロイン達に白濁液をたっぷり注入して、これまたちょっとギャグ的なヒロインのエロ台詞で楽しくHに〆ています。

  フルカラー作品集はどうしてもストーリーとしてもエロとしても小品になってしまうため、あまりレビューの対象としてこなかったのですが、今単行本はシリーズものならではの楽しさ・賑やかさが感じられて非常によかったです。
個人的には、「食べルトラベル❤ご当地ガール」シリーズのちんすこうちゃん(沖縄)とシュウマイちゃん(横浜)の二人がお気に入りですね。