DarkTemptationByEroticFruits TVアニメ『迷家』第3話「傍若無人」を観ました。おそらく死んだと思われるよっつんですが、一体“何”を見たのでしょう?運転手さんの時もそうだったのですが、本人にとって驚く様な相手が毎回出てくる、かつ他人には視認されていないというのはオカルトめいていますが、さて・・・。
らぶぽんが色々ぶっ飛んでいる一方、マイマイのツンデレ的可愛らしさがポイント倍点ですな!

  さて本日は、トキサナ先生の『淫らな果実の黒い誘惑』(キルタイムコミュニケーション)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『勝ち気な女が不様なアへ顔を晒すまで』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
凛とした強気戦闘ヒロインを快楽の虜に堕とす正調ファンタジー凌辱エロが詰まった作品集となっています。

  収録作はいずれも読み切り形式の短編で計8作。1作当りのページ数は18~20P(平均20P弱)と中の下クラスのボリュームで推移。ストーリー的な読み応えはほとんどありませんが、その分エロの量的充実を図った明確な抜きツールとしての構築で固めています。

【王道の戦闘ヒロイン凌辱のファンタジーエロ】
  各種プレイやシチュエーションに特化したアンソロジー本を初出とする作品群であるため、後述する様に特定のプレイやシチュを格とした作品構築にしていますが、各作品に共通しているのはキルタイム系伝統の戦闘ヒロイン凌辱エロ。
すなわち、強力な戦闘力や権力を有している美女ヒロインが、悪者の姦計や怪物の不思議な力などによって敗北し、その強い心身を快楽によって攻略されて憐れ快楽の奴隷に~という王道的な展開であり、この作家さんの場合“凛としたクールなヒロイン”を滅茶苦茶にしたいという願望を充足させる点が強みであり特徴。
DarkTemptationByEroticFruits1  エロ漫画ジャンルにおける各種サブジャンルの中でも、ファンタジー凌辱エロは特に様式化・定石化が進んでいるサブジャンルと言えますが(←参照 絶対に屈したりなんてしないんだから!(お約束) 短編「正義の裏側~肉便器に堕ちた変身ヒロイン~」より)、この路線を一貫して保ち続けるトキサナ先生の強みは、テンプレ的展開を維持させながらもエロシチュエーションやヒロイン設定などをバラエティ豊かに提供し続ける能力と言えるでしょう。
亡国の女英雄が国民を人質に取られて公開凌辱ショー(短編「デビルフィッシュトラップ」)、気高い女艦長が裏切り者の科学者の生み出したエロ怪物に捕らわれて想い人と強制ファック(短編「捕えられた女艦長」)といったオーソドックスな展開もあれば、スケバン同士の勝負で媚薬入りザーメンドリンク飲み比べ対決!?(短編「スケバン飲み比べ対決」)といったかなりの変化球を投入することもあります。
  基本的にはヒロインが完全敗北して肉便器化やら苗床化やらのバットエンドでダークに〆るラストであり、そこまでの流れがごくオーソドックスであることは、シナリオ的な深み・面白みを概ね放棄する一方で、オーソドックスである故の安定感や分かり易い魅力を生んでいるのも確かでしょう。

【凛とした気品と強さを感じさせるスレンダー巨乳美女】
  一部に女子校生級と思しき美少女ヒロインもいますが、ハイティーン級の美少女も含めて凛としたアダルトな色気を有するタイプのヒロインで統一されており、年齢層としてはハイティーン~20代半ば程度の綺麗なお姉さんタイプが勢揃い。
普通?の女教師さんなども登場する一方、大剣を振るう魔獣ハンター、退魔巫女などの変身ヒロイン、ムチを振るう気高い女軍人に女艦長、ステゴロ最強な女番長といったファンタジーヒロインがメインとなっており、その設定の多彩さが作品のバラエティ感に寄与しているのは前述の通り。
一部の作品では下種な言動の悪役美女も登場しますが、ヒロイン陣については“正義の戦闘ヒロイン”というポジションを徹底しており、悪者や卑怯者に対しては厳しい態度を取るクールビューティーでありながら守るべき相手や愛する者へは優しさも見せる存在であり、斯様に“完璧”な存在を快楽の一点突破でねじ伏せる黒い嗜虐性を喚起させます。
DarkTemptationByEroticFruits2  気高さを感じさせるツリ目で凛とした表情、艶やかなロングヘアといったこの作家さん十八番の要素でクールビューティを彩りつつ、それがエロシーンにおいて嫌悪感を示しながら徐々に強烈な快楽に半狂乱なメス顔へと変化していくのが、このタイプの作品構築として正しく醍醐味の一つ(←参照 セクシー&クールな美人艦長が! 短編「捕えられた女艦長」より)。
彼女達のボディデザインについては、等身高めですらりとした美脚を備える女豹めいてしなやかなスレンダーボディに程好い量感の巨乳&桃尻を組み合わせたタイプで統一しており、各種衣装や後述するエロ演出で煽情性を添加させつつ、女体そのものはエロさ最優先というよりかは綺麗で整ったボディに仕上げるスタイルと言えます。
  絵柄については最先端とは言い難くなってきたものの、シャープな描線を程好い荒さも含めてよく整理し、適度な密度の高さで絵としての存在感を示すスタイルで既に完成しており、単行本通して安定しています。

【クールビューティが下品な痴態を曝け出す特殊プレイエロ】
  ページ数がそこまでは多くない一方、定番の展開に乗せてスムーズにエロシーンまで進行させることもあって、抜きツールとしては十分な分量を有しており、特にヒロイン側の心が折れていく過程を限られた分量の中で適切に段階を追って描写していく安定感は、さすがこのサブジャンルを描き続ける作家さんと評し得ます。
DarkTemptationByEroticFruits3触手責めやら感度増加やら透明人間による羞恥強要やら丸呑みシチュやらと個々の特殊プレイに特化したエロシチュを用意しつつ、序盤~中盤ではそういった羞恥責めや快楽責めに屈しきることなく快楽の嵐を何とか堪えながら凛々しさ・強さを保つ姿を提示(←参照 BEFORE 短編「正義の変身巫女 絶頂エナジードレイン」より)。
ヒロインが徐々に堕ちていく展開において、例えば守るべき存在が操られて自身への凌辱に加担する、尊敬していた先輩が既に肉便器化していたことが明かされる、こらえきったと思ったら更に強烈な怪物やギミックを投入される等々、中盤以降で何とか保たれていたヒロインの精神をへし折る仕掛けを用意しているのも、このサブジャンルのエロ展開としての鉄板な仕様。
  ひたすらザー飲&フェラでの直飲みを展開して挿入なしという特殊なエロ展開になる短編「スケバン飲み比べ対決」は例外的な存在ですが、前戯パートでのねっとりとした性感帯責めから、抽挿パートへ移行し、上下のお口に触手やらち○こやらを次々と挿入されてやたらと粘度の高い白濁液を大量に発射されていくドライブ感の強いエロシーンを展開していきます。
DarkTemptationByEroticFruits4  前述した様に、クールビューティーのヒロインの変容が勘所となるエロ描写であり、端正な顔と屈辱と羞恥とそれらを上回る快楽に歪められ、ハートマーク付きの実況エロ台詞と切羽詰った嬌声を連呼し、突き込まれる股間からはぐちょぐちょと愛液をたっぷりと分泌して身悶えするお下品なメス痴態を曝け出します(←参照 AFTER 短編「デビルフィッシュトラップ」より)。
ヒロイン側が快楽に敗北しても一方的な凌辱は更に続き、だらしのないアへ顔を曝け出したり、呂律の回らない白痴台詞を絶叫したりとすっかりクール&セクシーの面影を失った戦闘ヒロインにトドメとばかりに白濁液を最奥に放出して強烈なアクメに叩き込むフィニッシュを1Pフルで提供してがっつり〆ております。

  良く言えばザ・王道、悪く言えば在り来たりな戦闘ヒロイン凌辱エロですが、その基本に忠実で、ヒロイン造形やエロ展開における勘所を的確に抑えている分、優秀な抜きツールに仕上がっています。
個人的には、美少女変身ヒロインをエロ調教な短編「正義の裏側~肉便器に堕ちた変身ヒロイン~」と、厳しい女軍人さんが下種な部下の罠にハマってマゾ豚調教な短編「M式快楽トレーニング」が特にお気に入りでございます。