OurTooPureRelations TVアニメ『迷家』第2話「一寸先は霧」を観ました。2話にして参加者のうち2名が消える事態となりましたが、よっつんの方はともかく、真咲ちゃんはさすがにまだ退場はしないと思うのですが、どうでしょう?
バスの運転手さん、“何か”に遭遇したようなのにそのまま参加することになっているのも不思議ですねぇ。既に何らかの仕掛けが動き始めていると考えるべきでしょうね。

  さて本日は、たまちゆき先生の『ボクらの不純異性交遊』(三和出版)のへたレビューです。当ブログでは久しぶりにレビューを書かせて頂きますが、『発情KIDS』(茜新社)のへたレビュー等の既刊レビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
思春期の華奢ボディガール&おさない性欲まっしぐらなボーイズのアブノーマル系ラブ&エロが詰まった作品集となっています。

OurTooPureRelations1  収録作は、時間を止める不思議な時計を手に入れた二人の少年のうち、一人の少年が暴走し、クラスメイトを時間停止の中で犯したり、アイドルである少女を脅して凌辱を繰り返していき~な中編「ボクらの停止世界」前中後編(←参照 時間停止で脅迫ネタを握ってエロ調教 同中編作中編より)+フルカラープロローグ4P+スピンオフ短編、営業時間より少し早く銭湯に入ったらお風呂屋さんの娘が入浴していて~な短編「ボクらの銭湯」+描き下ろし後日談4P、および読み切り形式の短編3作。
フルカラー作品および描き下ろし作品を除き、1話・作当りのページ数は20~26P(平均23P強)と標準的なボリュームで推移。ストーリー面にも一定の存在感を持たせつつ、適度にボリューミィな分量のエロで満足感を生み出すタイプの作品構築と感じます。

【純粋な性欲の発露の善徳と暗黒面】
  時間停止という特殊な設定・能力を用いて主人公の男性に好き放題をさせる「ボクらの停止世界」は明確に凌辱系統の作品であると言え、中編作では高嶺の花的なポジションにあるヒロインが主人公の友人に汚されていく様子を描き出しており、ある種の“寝取られ”的な要素もあります。
中編作においてはこの凌辱展開に積極的には参加しなかった主人公には結果的にヒロインとの融和・再出発が許されるのに対し、中編作の友人やスピンオフ短編の主人公など、他者の感情や意志を一方的に踏み躙った男子には非常に厳しい対価としての“罰”が待ち受けており、“悪の勝利”ではなく因果応報を描いている分、読後の余韻はある程度緩和されていると評し得るでしょう。
  アブノーマル系エロを得意とする三和レーベルらしく、時間停止シチュエーションの中編シリーズ以外の短編においても、少子化対策の過激な子作り実践性教育や(短編「ボクらの時代」)、露出・羞恥系プレイへの挑戦(短編「ボクらの卒業式」)、お風呂での泡々&マットプレイ(短編「ボクらの銭湯」)など、特殊なシチュエーションや設定を擁しています
OurTooPureRelations2その一方で、短編群においては少年少女双方の自発性が重視されており、彼らの無知や無軌道さを優位な立場から利用する存在としての“大人”を登場させない状況下において、思春期入りたてボーイズ&ガールズのピュアな性的好奇心や異性への感情を素直に発揮させることで、微笑ましさや初々しいドキドキ感を打ち出すことに成功しています(←参照 女の子とエロ本を読むことになって 短編「ボクらの秘密基地」より)。
調教エロのような過激なプレイを連発させながらラストの少年と少女の会話で作品の印象がガラリと切なく優しいものに変わる短編「ボクらの卒業式」も含め、これらの短編作においては男女和合を軸とするシナリオワークになっていることもあり、多少の倒錯性は残しつつ心地よいハッピーエンドを迎えます。
  特に少年側の純粋で直向きな性欲を展開の駆動因の一つとしつつ、それが暴走し邪なものになってしまったのが中編作、ヒロイン側に受け入れられ双方が善きものとしてそれを素直に発揮したのが短編群と分けることも可能でしょう。

【ほっそりとした華奢さが特徴の思春期初期ボディ】
   ヒロイン陣は思春期入りたての高学年ランドセルガールもしくはJCガールで統一されており、ごく一部にサブキャラクターとして成人男性も登場するものの、男性キャラクターもヒロインと同年齢であり、子供から大人へと成長し始めた彼ら彼女らのお話として描いているのは前述の通り。
ツンデレ系ガールや、クール系ガールにアイドル少女等、ある程度キャッチーな属性や性格付けを盛り込んでいますが、それらに強く依存するタイプのヒロイン描写ではなく、ある時は憧れであったり、ある時は理解しがたい存在であったりする少年達にとっての“同い年の異性”としての側面で魅力を打ち出すスタイル。
「ボクらの停止世界」シリーズの様に、一方的に男性が主導権を握るケースもある一方で、ヒロイン側が主人公を“誘惑”するシチュエーションもありますが、短編群においてはヒロイン側が行為に導いても一方的に主導権を握ることはなく、基本的には双方が歩み寄っていくことに重要性があります。
OurTooPureRelations3  ボディデザインについては、比較的等身が高めで肉付きが弱いために、ほっそりとした四肢も含めて華奢さの目立つタイプであり、口リぷに系とはある意味で正反対の方向性を持つタイプ。局所的なぷにぷに感のあるぺたんこ~膨らみかけのバストや股間の縦スジま○こなども未成熟感を高める要因でしょう(←参照 短編「ボクらの銭湯」より)。
制服や体操服、ガーリッシュな私服といった衣装をチョイスしており、エロシーンにおいてもそれらの衣装を残したまま肌を露出させていく着衣セックスが基本。
  キャッチーでありつつ華やかさやエロの濃密感を併せ持つ絵柄がバンバン登場する近年においては、オールドスクールな印象をもつ絵柄であるのは確かですが、小手先のアップデートをすることなく、素朴な可愛らしさを無理なく引き出し、エロシーンも含めて親しみ易さを保つ絵柄はベテランらしく単行本を通して安定しており、この絵柄ならではの存在感を有していると評し得ます。

【華奢ボディが熱っぽい快楽に包まれる濡れ場】

  各エピソードに十分なボリュームがあり、エロ欲求の素直な発現がストーリー全体を規定するスタイルであることもあって、エロシーンの分量は多く確保されており、キュートガールズの乱れっぷりをたっぷり鑑賞可能。
  男女双方の初心でありつつ過激に頑張るタイプの短編群と、少年側が一方的に性欲を解き放つタイプの中編シリーズで雰囲気は大きく異なりますが、前述した様に時間停止エロやら羞恥系シチュエーションやら公認子作り・乱交エロやらとアブノーマルであったり奇異であったりするシチュエーション・プレイが多いことが特徴でしょう。
OurTooPureRelations4特に中編シリーズの時間停止シリーズは、能力を使用した者以外は時間が止まっている為、笑顔を固定されたままのヒロインを好き勝手に弄り倒し、処女を奪ったり中出ししたりなやり放題という状況になっており、ヒロイン達の凍りついた笑顔と行われている行為のえげつなさのギャップが強烈な倒錯性を生み出しています(←参照 「ボクらの停止世界 Another File」より)。
  性的好奇心は強くありながら経験はない少年少女達の行為ということもあって、前戯パートを長めにとってキスやふれあい、性器への接触といった性行為を徐々にエスカレートさせていく過程をじっくりと描くことで、彼ら彼女らの驚きや興奮が高まっていく様子を熱っぽく描き出します。
少年ち○こを少女ま○こに挿入して開始されるピストン描写は、男女の体の近接感や接触感を重視して双方の体の描写を比較的多く取り入れると共に、華奢ボディをしなやかにくねらせつつ、潤んだ瞳と紅潮した頬のエロ可愛い表情と思わず漏れ出すハートマーク付きのエロ台詞で陶酔感の強さを演出。前述した時間停止エロでは、このヒロイン側の“反応”が全て封殺されているという点も倒錯性を高める要因となっています。
  凌辱系のシチュエーションでは妊娠の恐怖から膣内射精を拒否するヒロインに問答無用の中出しをイージーに強制する嗜虐的な状況も盛り込みつつ、和姦エロにおいては双方が高まり切った性的快楽を絶頂&射精で解き放つべく合意の上で射精&アクメに突入しており、1Pフル~2P見開きで絶頂に震えながら白濁液を狭い膣内で受け止めるヒロインのアクメをがっつり提示して〆ています。

  上述した様に中編シリーズと短編群で作品の雰囲気は大きく異なりますが、いずれも思春期ボーイズ&ガールズの性愛の素直な在り方を良い面でも悪い面でも基調としているのは共通しており、ある種の純粋性に支配された空間を形成しています。
個人的には、風呂屋の娘さんと嬉し恥ずかしドキドキお風呂Hな短編「ボクらの銭湯」が最愛でございます。