SorryForBeingYourSis 吉元ますめ先生の『くまみこ』第6巻(メディアファクトリー)を読みました。ナツの幼馴染で、色々な意味で“獣”なメス熊・ほのかちゃんのインパクトが強烈な最新刊でございました。色々空回りしている彼女ですが、なかでも凶悪すぎるアヒル口には爆笑させて頂きました。
TVアニメ版では幼少期まちちゃんのピュアで愛らしい姿がきっと・・・フィヒ・・フィーヒヒヒ

  さて本日は、西川康先生の『妹でごめんね❤』(コアマガジン)の遅延へたレビューです。当ブログでは久しぶりのご登場となりますが、『ひとの妻』(富士美出版)のへたレビュー等、既刊単行本のレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
ほんのりとした背徳感と甘い幸福感を漂わせる妹系ヒロインとのラブエロ三昧が楽しめる作品集となっています。

SorryForBeingYourSis1  収録作は、初恋の人であり自身を交通事故から助けてくれた幼馴染のお兄さんとエッチを経験したものの、彼は突然引っ越してしまいヒロインは彼の事を忘れられず~な連作「路地裏」前後編(←参照 あの日のエッチを思い出し・・・ 同連作後編より)、姉の旦那である男性教師とのエッチに夢中になる少女を描く連作「放課後クラスメイト」「ねとりいもうと」、および読み切り形式の短編5作。
1話・作当りのページ数は20~24P(平均21P弱)と標準的なボリュームで安定。全般的にシナリオの存在感は強くなく、穏やかな雰囲気の中でがっつり和姦エロを楽しめる抜きツールとして構築されています。

【禁忌感を程好いスパイスとしつつのラブエロ系ストーリー】
  カラッと明るいラブコメ系から淫靡な空気が満ちるインモラル系まで引き出しの多い作家さんですが、今単行本については概ね前者寄りの作風がメインとなっており、穏やかで比較的軽い読み口の作品が揃っています。
兄妹の近親愛をテーマとする作品が多いため、それらの関係性における禁忌性や背徳感を一定の存在感で、特にエロシチュの面でスパイスとして機能していますが、基本的には愛し合う男女が素直に恋心を明らかにしてエッチへと至る幸福感が作品の雰囲気の基調であると言えるでしょう。
SorryForBeingYourSis2主人公とヒロインが血縁関係にあるか否かは作品によって異なりますが、いずれにしても普段の生活の中で、互いに意識し、高まっていく恋心や欲望が堪えきれずに表出し、それが一定の禁忌を乗り越えて成就されるという流れは、青春恋愛ストーリーとして王道的な要素と評し得ます(←参照 甘酸っぱいですなぁ~ 短編「妹の手作り」より)。
  短編メインということもあって、ストーリー面での掘り下げを行う余裕はあまり無く、登場人物達の恋模様の紆余曲折を描くことは出来ていませんが、ラブエロ系としての起承転結は適切に押さえられており、ギャグ要素を絡めつつ明るく優しい雰囲気のハッピーエンドを迎えるラストまでスムーズに読み手を誘導します。
  ラブエロとのしての甘ったるさと適度なインモラルさを兼ね備えた作品群に対し、連作「放課後クラスメイト」「ねとりいもうと」については、姉の旦那である義兄に凌辱されたせいですっかりセックスにハマってしまい、姉への優越感に浸るヒロインを描きつつ、ラストでは想像の余地を残しつつ強烈な印象を叩きつけるラストを迎えており、こちらはダークでインモラルな要素を明瞭に盛り込んだ作品と言えるでしょう。

【豊満バストorぺたんこバストな華奢ボディ】
  ヒロイン陣の年齢層はロー~ミドルティーン級と思しき美少女さん達であり、主人公の男性よりも年下であることは共通。また、作中に一定の時間経過が含まれることがしばしばあり、その場合では成長前・成長後双方のエロシーンが拝める一粒で二度美味しい仕様となっています。
  血縁上の妹であったり、義妹や親戚の女の子、はたまた幼馴染の年下ガールであったりと、妹系ヒロインといっても設定は様々に用意されていますが、主人公の男性のことを“お兄ちゃん”と慕ってくれることは共通。
無邪気で奔放であったり、ややツンツンした態度を取ったり、悪戯っぽい言動で迫ってきたりと、性格設定は様々ですが、それらの態度は主人公に対する恋愛感情への照れや躊躇いに依るものであり、そういった言動の中から彼女達の素直な“好きの気持ち”が露わになることでラブエロ系としての甘い幸福感が醸成されるのは王道的な魅力でしょう。
方言ガールであったり、日焼け肌の田舎ガール、普段は男勝りなボクっ娘だけどエッチの際にはメス顔を曝け出す元気娘であったりと、ある程度キャッチーな要素を盛り込んでヒロインの多様性を確保しているのも○。
SorryForBeingYourSis3  年上の男性の体躯に比して華奢な印象であることは共通する一方で、ほっそりとした四肢と体幹にぺたんこ~膨らみかけバスト&未成熟なぷにぷにパイパンおま○こ&控えめ肉感のお尻を組み合わせる未成熟バディと(←参照 短編「夏の妹」より)、小さめ乳首&乳輪な柔らか巨乳&程好いモチモチ肉感の桃尻を組み合わせた成長優良なボディの両方が登場しています。
  特にエロシーンで顕著ですが、比較的素朴な漫画絵柄に濃い目の修飾・演出を重ねることで性描写の濃度を強く高めるスタイルであり、多少オールドスクール感やクドさを感じさせるタイプではあるものの、以前に比べると濃厚さはやや抑えめにして絵柄のキャッチーさを保つ改良を施した印象があります。モノクロならではの特性を活かしたスタイルであり、表紙絵のカラー絵と中身の印象が多少異なることには留意されたし。

【濃厚感のあるエロ演出で彩る熱っぽく乱れた痴態】
  ページ数が十分にあることに加え、一度のきっかけによって互いの恋心や性欲が発揮されてエロシーンへとサクサク流れ込んでいくために濡れ場の分量は十分であり、明瞭に抜きツールの作品構築の中で抜き所を複数設けた多回戦仕様を提供してくれています。
  無理矢理Hや羞恥系シチュエーション、(女性側による)寝取りおよび不倫といったインモラルな要素を含むエロシチュが多い連作「放課後クラスメイト」「ねとりいもうと」を一応の例外としつつ、ちょっとした背徳感や倒錯性を織り込みつつも恋愛セックスがメインを占めており、男女双方が能動的に相手と自身の快楽を求めていく熱っぽい陶酔空間を形成していきます。
  比較的長尺の前戯パートでは、サイズに関わらず柔らかなバストを揉んだり吸ったり、プニプニな感触と愛液がじっとりと濡らしていく股間をまさぐったりな愛撫描写と、興奮と奉仕の喜びで熱っぽく潤む表情でち○こにお口ご奉仕やおっぱいご奉仕なヒロイン側のサービスを投入しており、基本的にはここでヒロイン達の小さなお口に白濁液を発射。
無論、双方の興奮を冷めやらぬまま抽挿パートへ移行しており、処女ヒロインであっても好きなお兄ちゃんを受け入れる精神的な喜びで破瓜の痛みを打ち消すと共に、力強いピストンで快感に飲まれていくエロ漫画的ご都合主義に感謝の感じまくりHに突入していきます。
SorryForBeingYourSis4  抽挿パートにおいては、ピストンしながらの舌絡めキスや、膨らんだ粒をクニクニといやらしく摘まむ乳首弄り・クリ弄りなどの手数を重ねることが特徴であり、抽挿の快楽に加えて性感帯を同時に攻められることで、涙と涎でくしゃくしゃになった表情と、結合部から洪水のように溢れ出す愛液など、柔らかスベスベボディが淫液にぐしゃぐしゃに濡れた痴態をヒロインが曝け出します(←参照 ピストンと乳首責めのコンビネーションアタックだ! 短編「受験前には」より)。
淫語搭載のハートマーク付き説明エロ台詞の連呼やアタックの強い擬音の散りばめ、良くも悪くも色気過剰で液汁でぐしゃぐしゃな痴態描写等の威力で抽挿シーンをパワフルに進行させ、複数ラウンド制の〆を飾るフィニッシュシーンでは膣内射精の快感にビクビクと体を反応させながら、軽めのアへ顔で乱れた絶頂台詞を叫ぶヒロインのハードコアな痴態を1Pフルで提供しており、十二分な濃密さを保った濡れ場であると言えるでしょう。

  妹系ヒロインとのラブエロ系として、話を軽過ぎにしない一方で、甘い幸福感を読みクトの良さを保った作品構築であり、その穏やかな作劇がエロの濃厚感を程好く調和してくれていると感じます。
個人的には、日焼け肌ガールな妹ヒロインとラブラブHな短編「夏の妹」に愚息が大変お世話になりまして、特にお気に入りでございます。