shift『コワサレオトメ』

DestructionOverVirgins 芥見下々先生の『呪術廻戦』第4巻(集英社)を読みました。順平君、真人の策略に取り込まれた時点で嫌な予感はしていたのですが、あんまりな結末となってしまいました。とは言え、残った人達にとっての転機となったことは彼の遺したものと考えたいところ。
かなり剣呑な交流会となりましたが、東堂君の名台詞?がまた聞けましたねぇ!

  さて本日は、shift先生の初単行本『コワサレオトメ』(ジーオーティー)の遅延へたレビューです。先月末の発売から10日程遅れてのレビューとなります。
それはともかく、美少女ヒロインの善意や努力が踏みにじられてしまうストーリーとハードな凌辱エロとが詰まった作品集となっています。

DestructionOverVirgins1  収録作は、村の神職を務める名家の少女は幼馴染の知らぬところで巫女を継ぐ儀式のために仮面を着けた男達に日々性的に調教されていて、彼女に淡い恋心を寄せる主人公はついにその事実を知ってしまうのだが・・・な連作「御巫-ミカンナギ-」前後編(←参照 巫女の少女と狐面の男達 同連作前編より)、および読み切り形式の短編・掌編7作。
フルカラー掌編「犯サレ処女」(6P)を除き、1話・作当りのページ数は22~26P(平均24P弱)と標準的なボリュームで推移。話としての重さや陰湿さもある分、作劇の存在感は相応に強く、その上でハード指向のエロシーンを十二分に提供しており、短編集ながら一定のヘビィさのある作品が揃っています。

【善意や努力が勘違いされたり裏切られたりな辛さのある展開】
  収録作はいずれも凌辱エロであり、男性側の黒い欲望や狂気の奔流も描きつつ、それらに晒されるヒロインの絶望感や喪失感などを作劇の軸とするタイプであり、上述した様に陰湿さを感じさせる展開が揃っています。
想いを寄せていた幼馴染の少女が男達に凌辱・調教され、快楽漬けにされた挙句に少年との関係が破断させられる寝取られ要素を含む連作「御巫-ミカンナギ-」、悪いクラスメイトの誘いにのって援交をすることになった優等生だが家計が苦しい少女が最悪のタイミングでそれまでの苦労を無駄にさせられる短編「ドリブレ」、友人の善意を誤って解釈してしまい裏切られたと感じた主人公が良い仲になっていた少女を凌辱してしまう短編「いたずら生徒会活動」など、特に終盤で胸糞悪い展開を投入して読後感を重くするのも特徴的。
DestructionOverVirgins2  ヒロインに片思いをしていた引きこもりの少年が彼女が自分をいじめていた相手と交際していることに怒って彼女を凌辱すると共に、ヒロインが助けを求めた彼氏もゲス野郎で彼女を即座に見捨てる短編「破恋」(←参照 “ご自由に” 同短編より)など、ヒロイン側に瑕疵が全くない理不尽な展開となることもあれば、オタクを馬鹿にしていたスクールカースト上位の生意気ガールが友人の裏切りでオタク達に凌辱・調教されたり(短編「ギャルにリベンジ!!」)、本心では囲いのオタクを馬鹿にして使い走りにしていたサークルの姫系ヒロインが突如加入したチャラ男の策謀もあって彼らに凌辱されることになったり(短編「オタ×ヒメ」など、ヒロイン側にそもそも破滅を招く要因があるケースも存在。
いずれにしてもヒロイン達に与えられる肉体的・精神的な苦痛や彼女達のしてきたことに対して過大であって、勧善懲悪的な爽快感は無く、理不尽さや胸糞悪さがあることは共通。
 枕営業の屈辱を噛み締めながらアイドルとしての地位を守るために強烈な表情と共に中出し要請台詞を絶叫する短編「偽リIDOL-偶像-」は彼女の奮闘がある意味では報われる形であって、他作品と少し趣は異なりますが、アイドルとして活躍するためにその屈辱と辛酸をこれからも味わい続けるのだという描き方はじわっと重苦しさを感じさせています

【多彩なキャラデザインの美少女ヒロインズ】
  女子大生クラスやJC級と思しき女の子なども数名存在しつつ、人数的に主力を占めるのは女子校生級の美少女さん達。
清楚で可憐な印象の幼馴染の巫女、優しく世話焼きなクラスメイト、オタク達をからかっていたギャル系陸上ガールにサークルの姫的ポジションの女の子、内気な優等生ガールなどなど、多彩なヒロイン設定が用意されており、それぞれの事情で凌辱展開に巻き込まれてしまうことで作劇面の多彩さにもつながっています。
DestructionOverVirgins3キャラデザインについても、清楚系の黒髪美少女タイプから華やかなアイドルやギャル系美少女など多彩。おっぱいサイズ控えめな華奢さやしなやかさを重視したボディの持ち主と(←参照 生意気ギャルのちっちゃめバスト!! 短編「ギャルにリベンジ!」より)、豊満バスト&ヒップの肉感がある女体の持ち主の双方が存在し、人数的には後者が過半数となっています。
  男性キャラクターについては、一方的な言動と醜悪な容姿を組み合わせたり、仮面めいた邪悪な笑顔を張り付けた表情であったり、顔の表情が描かれない竿役としての位置づけであったりと、いずれにしてもヒロインとの美醜や清濁のコントラストを形成するキャラが揃っており、シナリオ面で存在感を持つこともあれば、ビジュアルとしてのインパクトが重要なタイプもあります。
 初単行本ということもあって、絵柄には一定の変遷が認められ、特に画面の密度の出し方や描線のコントロールには明瞭な差を感じます。オーソドックスなアニメ/エロゲー絵柄の訴求層自体は幅広く、凌辱エロらしさを打ち出す描線の荒さや勢いを出す/出さないの調整がしっかりと効いてきた近作は、絵としてのキャッチーさと濃密さや勢いとが両立されて魅力を増しています。

【演出密度の高さと欲望の勢いの前のめり感が魅力】
  次第にエスカレートしていく調教展開など複数のエロシチュを連続させていくケースもありますが、これらの場合でも概ねシームレスな展開となっており、濡れ場のボリューム感は十分に強い構築が揃っています。
  ヒロインの心身を蹂躙していく凌辱エロをベースとしており、そこに寝取られ/寝取り要素や睡姦、売春、奉仕を強要される枕営業などなど、ヒロインに羞恥心や屈辱感などを感じさせるシチュエーションやプレイを含ませており、前述した様に陰湿さやすれ違いの悲哀などを織り交ぜた展開や心理描写も相まって精神的な辛さも感じさせるタイプ。
短編「いたずら生徒会活動」では眠っているヒロインの体を好き放題に嬲り、コスプレもさせる等の一方的な行為をたっぷりと描き出していますが、その他の作品でもヒロインの柔らかバストや処女ま○こを口や指で弄る描写を投入しつつ、前戯パートは短めにして抽挿パートへ移行するパターンがメイン。
DestructionOverVirgins4  抽挿パートにおいても、ヒロインの肢体を好き勝手に品評したり、無理な体勢を取らせたり胸をわしづかみにしたりとヒロインの心身に対して一方的に欲望が叩き付けられる様子を強調しており、輪姦エロが多いこともあって上下前後の肉穴に白濁液が無理やり注ぎ込まれ続ける複数ラウンド制の勢いも強力(←参照 短編「オタ×ヒメ」より)。
演出としての巧拙や密度には初出時期による差異を感じることはあるものの、強烈な感覚に支配されて焦点を失った瞳を晒す呆然とした表情や苦痛と快楽が入り混じった熱狂的な表情、じっとりと肌を濡らす各種淫液の淫靡な質感や爆ぜるような勢いの射精を膣内や口腔内の描写でダイナミックに魅せる断面図など、アタックの強い構図・演出の多用も欲望任せに突っ走る勢いの強さに貢献しています。
  処女ヒロインの登場率が高いことも悲愴感を高めていますし、ヒロインが性的快感に包まれてもあくまで嫌悪感や絶望感を維持する流れとなっており、フィニッシュは男性が憎悪や欲望に包まれた絶叫と共に大量の射精を中出し、ビクビクと肢体を反応させながら汁塗れで為す術もなくなったヒロインの痴態を大ゴマで提供して複数ラウンド制の〆としています。

  凌辱エロとしてのハードさもありつつ、勘違いやタイミングの悪さ、ストレートな悪意や歪んだ愛情などで重苦しさや辛さのある作劇がエロシーンと絡み合って双方の存在感を高めているのが大きな魅力。また、作画面での成長もしっかりと感じる初単行本と言えます。
個人的には、可憐な少女が村の巫女の務めとして調教され、継承の儀式の際には主人公の前で中出し連発の輪姦をされてしまう寝取られ系凌辱の連作「御巫-ミカンナギ-」がキャラデザの魅力もあって愚息が一等お世話になりました。

秋葉凪人『お姉ちゃんは痴女』

MySisIsEroticLady ヴァージニア二等兵先生(原作:蝉川夏哉氏 キャラクター原案:転氏)の『異世界居酒屋のぶ』第8巻(角川書店)を読みました。ベルトホルト&ヘルミーナ夫妻も素敵ですし、まだまだ子供だけどしっかり者同士なマクシミリアン&ヒルダ夫妻もどちらも微笑ましかったですねぇ。
チーズフォンデュ回の大将のコミカルな表情&動きがちょっと可愛かったですね。

  さて本日は、秋葉凪人先生の『お姉ちゃんは痴女』(海王社)のへたレビューです。『コミックRin』を読んでいた頃、その作劇の強烈な存在感が印象に残っていた作家さんなのですが、エロ面の特殊性で敬遠していた部分はあって、そのうちに前単行本から8年も経ってしまい、今回が初めてレビューの俎上に載せられることになりました。
繊細で内省的な会話やモノローグで紡ぐ性愛の在り方と汗や愛液、精液の湿り気や臭いに包まれる倒錯的なエロシーンとで構築された作品集となっています。

MySisIsEroticLady1  収録作は、姉の下着を嗅いでいるところを本人に見られ、その場しのぎで姉への好意故と釈明したところ、姉は姉で弟のことを異性として好きであり、二人のちょっとこじれた日々が始まる連作「お姉ちゃんは痴女」「お姉ちゃんクイズ!」(←参照 弟が自分の匂いで射精しないと気が済まないお姉ちゃん 同連作前編「お姉ちゃんは痴女」より)、誤解なのかそうでないのか、制服泥棒の疑惑をもたれた少年が女子たちによってたかって変態プレイを強要され、その彼女達それぞれのねじれた性愛が描かれる中編シリーズ全3作、および読み切り形式の短編4作。
1話・作当りのページ数は16~24P(平均20P弱)と中の下クラスのボリュームで推移。話としてのドラマ性が強いタイプではないものの、大変に読ませる作りであって作劇の存在感は強く、エロシーンについても単純に量的な満足感よりもそこに染み込む性の生々しさや感情の強さで存在感を高めているタイプと感じます。

【自己認識や関係性への不安がシリアスに描かれる作劇】
  表帯には“汗でにじんだお姉ちゃんのブルマ最高!”なる宣伝文が載っていますが、斯様にあっけらかんとしたエロ模様は基本的に登場せず、自己認識や関係性に対する不安を、性愛を通して描き出す作品が揃っており、それらの不安や悩みに関して一定のシリアスさを有しています
弟君の愛情を確認し続けないと気が済まないお姉ちゃん、自分の容姿が子供のようであることがコンプレックスな女性、気は良いが色々と抜けている彼女さんなど、ラブコメ的な展開で明るいシナリオワークに用いることが可能な要素であっても、それを抱える当人達にとっては相応に深刻なものであることを登場人物の語り回しによって表現しており、男女の関係性の歪みや縺れとしても描かれています。
MySisIsEroticLady2  欲望のみが介在し、他者としての相手の受容が決定的に為されないまま話が進み、歪みや縺れが堆積し続けていく中編シリーズの重苦しさは破滅へと終着することで、ズンと重い読書感を生んでいますが(←参照 “みっともなくてとても醜い私たち” 中編シリーズ第3話「こたえて☆まいはーと」より)、短編「よりこさんはあたまがわるい」や連作など、悩みや歪みが十全に解消されないし、完全に理解し合うことは無理でも互いを受容しあうというささやかな幸福感を打ち出す作劇にも魅力があります
 何やら過去に因縁がありそうなケモ耳ガールとの同居生活を描く短編「しあわせな 花子さん」、強引なセックスをしていた彼氏が小人化し、彼女に性的にいじめられることになるというホラーっぽさもある幻想小説的な中編シリーズ第2話「舌にとろける 甘いカレ。」など、ファンタジー要素を含ませた作品もありますが、ファンタジー的な面白みを追求するのではなく、男女の関係性の歪みやら儘なら無さ、或いは腐れ縁的な安心感を表現するための手法という印象。
  これら作品世界の設定にしても、登場人物達の関係性とその帰趨に関しても、決して丁寧に説明をしてくれるスタイルではないものの、登場人物達自身がその内面を探っていく流れに読み手の意識も牽引させていく語り回しの良さは見事であって、破滅を匂わせる重苦しいラストでも、微笑ましいハッピーエンドでも、そこまでの流れから十分に納得がいくまとめ方に仕上げていると評し得るでしょう。

【親しみ易い絵柄と体臭や体液の生々しいエロス】
  年齢不詳な人外っぽいヒロインも存在しつつ(短編「しあわせな 花子さん」)、JC~JKクラスの制服ガールズを中心に女子大生クラスの女性も加わっており、特定の年齢層で固めない陣容になっています。
  弟君のことが大好きなお姉ちゃん、子供様な容姿がコンプレックスの女子大生彼女さん、真面目な委員長キャラ、ドS系ガールなど、キャッチーな属性を感じさせるキャラメイクでありながら、そうであることが彼女達の悩みや不安、歪みに直結していることが多く、前述した内省的な心情描写と男女の関係性の複雑性にもつながっています。
感情描写としてドラマチックな演出を用いない一方で、一種の狂気や諦観であったり、素朴な恋愛感情であったり、好きであるからこそ踏み込めない二律背反であったりと、登場人物の情動が滲み出てくることで奥行きのある人物描写になっているのが最たる美点と言えるでしょう。
  短編「おさなごころの ゆかりさん」や「とらわれのぼくと とらわれたきみ」に登場するヒロインは、低身長でぺたんこバストなロリ系ボディの持ち主ですが、その他のヒロインは柔肉の程好い存在感がある並~巨乳ボディとなっています。
MySisIsEroticLady3ふにふにと柔らかそうな質感の女体でありつつ、女体描写そのものの煽情性は絵柄の性質もあってそれ程高い訳ではない一方、描写としては決して濃厚ではないものの、台詞での畳み掛け方や倒錯性の打ち出し方の巧さによって、汗の湿り気や体液の質感、股間の臭気などに五感を刺激する生々しさを打ち出しており、これらと肢体描写の組み合わせが煽情性を生み出しています(←参照 顔面が唾塗れに 短編「とらわれのぼくと とらわれたきみ」より)。
短編「これでおしまい」は意図的に今単行本のラストを飾らせるために古い作品をピックアップしてきたと思われますが、この作品での絵柄との差異ほどではないにせよ、描線の濃淡やキャラデザ(特に顔のデザイン)には一定のバリエーションがあります。オールドスクールではありつつ、漫画チックな親しみ易さはあって、それが上述した感情や性的な倒錯性の生々しさと強烈なコントラストを形成しています。

【倒錯性の生々しさを形成するエロシーンでの感情描写】
  登場人物の感情を描いていく中にセックスが差し挟まれていくという構成であって、エロシーンの分割構成が為されることはあるものの、濡れ場の総量としては標準的な水準にあると評し得ます。
  恋人同士の日常の中でのセックスが描かれることもありつつ、拘束されたり目隠しされたりな状態でち○こを好き放題にされてしまう状態や近親エロスなどの倒錯性を感じさせるシチュエーションも多く、恋人同士のセックスでも拘束やら顔面押しつけやらとヒロインの感情が強く出る故に特殊な行為をするケースが目立ちます。
MySisIsEroticLady4パンツやブルマを着用したヒロインに顔面騎乗されたり抱擁されたりで、その匂いや湿り気を顔全体で感じたり、涎や精液で手や顔がべちゃべちゃになったりといった、前述した体液や体臭描写の生々しい官能性と関連する行為が頻出するのが前戯パートにおける特色(←参照 短編「しあわせな 花子さん」より)。
 フェラやシックスナイン、顔面騎乗やねっとりキスなどの前戯パートに相当するプレイを量的に充実させており、抽挿パートの尺は短めであることが多くなっているのは好みを分けるであろうところ。
シナリオパートも含めて小ゴマの切り出しが多く、その組み込みで描写のねっとり感や視点の切り替えの連続をするなど技巧的な画面構成をしていますが、大ゴマのインパクトなどには欠ける傾向はあって、演出面の強度も含めてじわじわと倒錯的な煽情性を積み上げていくスタイル。
 全般的に抜きツールとしての訴求層の広さや分かり易いエロさは追求されていないように感じ、個人的には抜きツールとしてあまり評価していないものの、性愛の中で表現される感情の読み応えがエロシーンの魅力として引き立っていて、エロ描写無しでは成立しえない作品という意味で、エロ漫画としての確たる魅力を有していると評したい所存。

  評価の難しいタイプの作品ではあるものの、読む者の心に穏やかなものも、重苦しいものも残してくれる作品であって、今回初めてレビューの俎上に上げた者としては僭越なのですが、この才能を発揮する場が商業としても今後もあって欲しいとは思います。
強烈な性的快感は通じ合いながら、それに耽溺する醜い者同士の相互受容さえ果たされない様を描く中編シリーズ最終話「こたえて☆まいはーと」のラストの衝撃を忘れることはないでしょう。

桃吹リオ『純欲解放区』

AreaForDisclosingDesire 南勝久先生の『ザ・ファブル』第17巻(講談社)を読みました。この作品の良心の一人である社長が画策するアキラとミサキの関係、瀬戸際のマツが利用しようとするヨウコと山岡の因縁と明暗異なる策謀が並行して進んでいく構成の上手さですよねぇ。
山岡チームに新加入の“アザミ”、まだ実力が読めませんが、どうにもユーカリより強い気がしますね。

  さて本日は、桃吹リオ先生の『純欲解放区』(ヒット出版社)のへたレビューです。先生の前単行本(初単行本)『痴情の極み』(同社刊)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
ドスケベスレンダー巨乳ボディのアダルト美女達とのドスケベシチュエーションプレイを大満喫な1冊となっています。

AreaForDisclosingDesire1  収録作は、勤務している出版社内で素人投稿のエロ雑誌を手伝うアルバイトをすることになった主人公は、専属に近い状態でエロ投稿をしてくれる女性達の撮影をして投稿する代わりにアパートを紹介されたのだが、そのアパートの美人大家さん自身が露出エロを投稿する人で、彼女の撮影をする内に他のスケベ美人とも出会って~なタイトル長編「純欲解放区」全8話(←参照 アパートの近所の公園にて 同長編第1話より)、および読み切り形式のフルカラー掌編(4P)。
フルカラー作品を除き、1話当りのページ数は20~28P(平均24P弱)と標準的なボリュームで推移。長編作として、ストーリー性はむしろ弱い部類ではありますが、その分多彩なシチュエーションでのエロシーンをたっぷり楽しめる構築となっています。

【多彩なエロシチュを提供する棚ボタ&ハーレム仕様】
  長編作は、撮影に情熱を燃やす主人公がその熱意をエロ投稿に励む女性達をエロく綺麗に撮ることに注ぐことになり、かつエロ的に美味しい様々な状況が転がり込んでくるというエロ漫画的ご都合主義と棚ボタ的幸福感で満たされた作劇であって、エロ特化の構築を支えるスタイル
メインヒロインである美人大家さんとの恋愛ストーリーが一応は主軸ではあるものの、エロエロな日々を送っている内にいつの間にか良い仲になっているという程度の扱いであって、話としてのドラマ性は良くも悪くも乏しく、ラストのハーレムエンドも含めて、複数ヒロインとのハーレム的なエロ模様を楽しませることが主眼のシナリオワークと言えるでしょう。
AreaForDisclosingDesire2  前述した様に、色々なエロシチュエーションに挑戦してそれを撮影するという主人公のお仕事を連続させていくシナリオであって、大家さんの露出プレイや悪の女幹部コスプレでのシチュエーションプレイ、エアロビ教室でコーチの女性とのドスケベエクササイズ(←参照 アナル連結エクササイズを激写だ! 長編第3話より)、ダブルヒロインでの露出プレイやお医者さんごっこプレイに、アメリカンスケベ洗車プレイなどなど、AV等での企画モノやシチュエーションものといった様相のプレイが目白押しという構成自体に楽しさやウハウハ感があるスタイルと言えるでしょう。
 ヒロイン側が積極的にセックスへの誘導をしてくるタイプであって、男性が翻弄されるタイプのハーレム展開ですが、良かれ悪しかれエロシチュのお膳立てに専念するタイプの作品構築である分、男女間での主導性の攻防や、ヒロイン間で主人公を巡っての愁嘆場といった要素が全くないのも、エロに集中しやすい要因でしょう。
前述した様に、メインヒロインと結婚エンドを迎えつつ、その他のヒロインも含めてこれからもエッチに邁進していくぞ!的なハーレムエンドを以て幕を下ろして、ラストまでエロのウハウハ感とヒロイン側の肉食さ加減を打ち出しており、話としての面白みがあるかはともかくとして、作劇の方向性に長編を通してブレが無いのは明確な加点材料と評したいところ。

【淫猥な体パーツ描写とバスト&ヒップの豊満感】
  計4名の美人ヒロインが登場してハーレム模様となっていく作品であり、20代半ば~30代半ば程度と思しきアダルト美女が勢揃い。
おっとりと優しい性格でありつつ露出プレイを愛する変態バツイチ美人な大家さん、サバサバとした性格で健康的な肢体の持ち主でありつつドスケベエクササイズを愛するジムのコーチさん、クールで有能ながら中身は女王様系痴女の女性編集者、根暗な性格ながら実は主人公の関わる雑誌の官能小説を書いている小説家さん(PNは玉袋筋三郎先生)と、それぞれなかなかにクセ者なヒロイン達であって、彼女達のユニークさがエロシチュの楽しさにもつながっていますし、またハーレム的なエロ模様のウハウハ感にも直結しています。
  大家さんこそ正統派の清楚系年増美人という印象はありますが、褐色筋肉質ボディのコーチさんに、如何にもキツそうな容姿のメガネ美人上司、目の下にはクマ、髪はぼさぼさのいわゆる“非モテ”的な容姿を取り込んだ女性官能小説家とキャラデザインにも一癖あるタイプであって、必ずしも万人受けするとは言い難いのですが、そんなヒロイン達がエロシーンではハードに乱れてエロさを強烈に高めるというギャップは明確に強みと感じます。
  そのようにキャラデザインでは明確な描き分けを為しつつ、肢体造形としては等身高めのバランスにおいて十二分なボリューム感の巨乳&安産型ヒップ&ムチムチ太股を組み合わせたグラマラスなもので統一。
AreaForDisclosingDesire3バスト&ヒップのストレートなエロさに加えて、大きめの乳首&乳輪、もっさりと濃く茂る陰毛に肉厚のアナルや挿入の期待にひくつく陰唇、肉厚のリップなど体パーツ描写の強烈な淫猥さが非常に特徴的ですし(←参照 年増美人にギャル風衣装の組み合わせ! 長編第6話より)、各シチュエーションに合わせた各種コスプレ的なスケベ衣装の多彩さも女体のエロさを増幅させる要因となっています。
  アダルト美人のフェロモンをむんむんに満たす作画は、十分な濃さ・重さもあるタイプであって、ネオ劇画的な印象もありつつ時代に合わせて一定のキャッチさーもありますし、トーンワーク等での華やかな修飾性も意識されたタイプ。2冊目の単行本として絵柄は表紙絵と完全互換で安定しているのも安心材料と言えるでしょう。

【多彩なエロシチュにおける美人ヒロインのお下品でハードな痴態】
  分かり易くエロメインの構築であることもあって、十二分なボリューム感のある濡れ場となっており、豊満ボディの柔肉と熟したま○この感触に何回も射精していく複数ラウンド制を徹底した仕様。
  前述した様にエロシチュの多彩さこそが作品の骨格と言っても良く、露出プレイやコスプレセックス、ディルドやバイブを用いた異物挿入やアナル連結といったプレイ、コスチュームを着た上で役になり切ったイメクラ的なプレイなど、エロ雑誌やAVといった媒体でのコンセプトを明瞭に有するエロシチュ・プレイを多彩に用意していますし、また中盤以降、メインヒロイン+サブヒロインとの3Pセックスや終盤での全ヒロイン投入のハーレムセックスなど、複数ヒロイン制ならではの多人数エッチの充実も魅力の一つ。
  ヒロインのドスケベな様子を撮影するというコンセプトであるため、主人公自身がハメ撮り的にガンガンピストンをする抽挿パートは比較的短めであり、前戯パートに該当する部分を長尺にしたエロ展開が特徴的です。
公園やコンビニでの露出プレイ、肉厚の舌が絡み合うねっとりキス、スケベ衣装ではみ毛や肉厚アナルを大股開きで見せ付ける構図、性玩具で押し広げられる秘所やアナル、脚コキやフェラ、素股などシチュエーションに合わせたち○こを気持ちよくするプレイなどなど、体パーツ描写のエロさや衣装のドスケベ感を活かした前戯パートにおける様々なプレイは明確な特色。
AreaForDisclosingDesire4  ディルドでの穴ほじりなど、前戯パートからヒロインの秘所やアナルを攻めることもあって、序盤から後続の抽挿パートまで悶絶しまくりな痴態描写を投入しており、言葉にならない獣じみた嬌声やアヘ顔的なものも含めて半狂乱な表情付け、漏れ出す涙や鼻水、黄金水に母乳、派手な乳揺れ描写など、アタックの強さと下品さを織り込んだエロ演出をガンガン叩き出してくる濃厚さ・ハード感はこの作家さんの十八番(←参照 長編第5話より)。
  前述した通り、抽挿パートは短めであるため、射精までのタメに欠ける印象はあるものの、前穴で射精してその勢いでアナルにも挿入して更に射精といった前のめり感は大変にパワフル。大量に射精したコンドームを残したままで次の穴に~という演出が特徴的なのですが、つまり生中出しにこだわる諸氏は要留意。

  アダルト美女のストレートなエロさと多彩なエロシチュをたっぷり楽しめる長編作となっており、キャラデザインやエロ演出において明瞭な一種のクドさこそを魅力とするスタイルと評し得ます。
鉄仮面系クール&ドSな美人編集者な常盤さんの痴態も良かったですが、キャラデザが特徴的なおどおど系根暗美人・花園さんも結構お気に入りです。
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