だむ『穴あきガール!!!』

AnarchyGirl TVアニメ版『ド級編隊エグゼロス』第1話「光満ちるこのセカイで」を観ました。タイトル通りに色々と光っていましたね・・・。発光源を無視した乳首の光が面白かったです。炎城君、誠実な人柄ですしヒーローものの主人公らしい熱さもあるのですが、ラッキースケベはめちゃくちゃ豪快なおっぱい鷲掴み&おっぱいガン見でしたね。いやー、やっぱりエロスっていいものですね!OPも王道でカッコイイ!

 さて本日は、だむ先生の初単行本『穴あきガール!!!』(ワニマガジン社)の遅延気味へたレビューです。入手とレビューが遅くなってしまいましたが、初単行本大変楽しみにしておりました。
スベスベ&ヌルテカ巨乳ボディなビッチヒロイン達との明るく楽しいエロコメディ&濡れて蕩ける濃厚エロ描写が楽しめる1冊となっています。

AnarchyGirl1 収録作は、かつては高級キャバレーであったもののソープランドになった“パラダイス座”を舞台に、ゴムが破れちゃう“事故”を売りにしてナンバーワン嬢に駆け上ったあこちゃんや彼女への対抗心とスリルへの欲求もあって自ら事故を企む元・ナンバーワン嬢のリーナ様といった嬢たちに活躍?を描く中編「首ったけ!」シリーズ全5話(←参照 危険日に敢えてゴムに穴を開けちゃうリーナ様だが・・・? 同シリーズ第2話「リーナ様も首ったけ!」より)、および読み切り形式の短編3作。
1話・作当りのページ数は18~28P(平均22P強)と幅はありつつ平均値としては標準的な部類。軽い読み口のシナリオワークがメインであって、濃厚感のあるエロシーンを十分量用意した抜きツールとしての構築が明瞭です。

【ドタバタ模様でありつつ素直な性欲の発露がポジティブな作劇】
 後述する短編「あのヒトを追いかけて」を例外として、明るく楽しい読書感のエロコメ・ラブコメ系の作品が揃っており、メインとなる中編シリーズもドタバタ模様を繰り広げつつソープ嬢なヒロイン達が各種プレイをエンジョイしていく様子をお届け。
中編作のストーリーは、かつての高級キャバレーを再興させたいというリーナ様の奮闘とそれ故に各種プレイに体当たりしていくという面はあって、結局その夢が破れるものの、彼女への評価や人とのつながりという点において、彼女の頑張りが報われる形とも言えるラストにまとまっています。
男性キャラクターはあくまでお客さんであるため、エロシーンにおける存在感は十分にありつつも、作劇上の存在感はあまり無く、ヒロイン側のリアクションやユニークな言動などにフォーカスして展開としてのコミカルさを打ち出していきます。
AnarchyGirl2 お仕事として、またサービスとしてエッチに積極的な中編のヒロイン達に加え、短編「クラスメイトはビッチ家政婦!?」「無責任に連れてって?」でもビッチヒロインが登場してスムーズにエロシーンに突入しており(←参照 世界中のちんことの出会いを目指すビッチガール 短編「無責任に連れてって?」より)、男性にとっての棚ボタ的な幸福感を形成すると共に、ヒロインの素直で表裏のない性欲や情動を頼もしく、ポジティブに描いているのが読み口の良さにつながっています。
 恋愛モノとしての甘味はあまり感じない作品が多いですが、ドスケベでありつつ性格の良さが表現されるヒロイン達とセックスを共にエンジョイできることの幸福感や一期一会の心地よさを感じさせているのも、ビッチヒロイン達のポジティブさを高めています。
 これらの作品に対し、痴漢エロであり快楽堕ち展開である短編「あのヒトを追いかけて」は、無垢なヒロインへ一方的に快楽を叩き込みながら、彼女が快楽の魔力に屈すると冷酷に突き放されてしまうというダークな雰囲気とビター&インモラルな読後感を残す作品となっており、他の作品とかなり読み口が異なりますが、切れ味の鋭さを感じさせるシナリオワークとなっています。

【スベスベお肌に包まれた巨乳&桃尻ボディのビッチガールズ】
 短編「クラスメイトはビッチ家政婦!?」および「あのヒトを追いかけて」では女子校生ヒロインが、その他の作品では20歳前後程度と思しき女性キャラが登場。
 中編では、お馬鹿でビッチで非常にポジティブなあこちゃん、プライドが高く女王様気質であるのだが、実は被虐性癖でもあってそちらにも目覚めちゃうリーナ様、ズボラで小悪魔系の黒ギャルなムーコちゃんといった女の子達が登場していますし、短編2作についても華やかさ・派手さのあるギャル系ヒロインが登場。
お嬢様系のキャラデザなリーナ様(作品の途中で撮影のために黒ギャル化ヤッター!)や黒ギャルであるムーコちゃん、短編「あのヒトを追いかけて」では大人しい性格の地味系な清楚なメガネJKとキャラデザインの多彩さも魅力の一つと言えます。
 おっぱいサイズは程好い巨乳クラスから迫力の爆乳クラスまで幅はありつつ、バスト&ヒップの十分な存在感が締まったウェストで強調される女体が勢揃いしており、ストレートなエロアピールのある柔らかボディとなっています。
AnarchyGirl3大粒の乳首や濡れてエロさを増す舌や秘所などの粘膜描写の淫猥さに加え、濡れてテカテカ感を増す肌の描写が女体のエロさを大きく高める特長であって、褐色肌のヌルテカ感であったりローションプレイのヌルヌル感であったりでその美点を明瞭に主張させています(←参照 濡れる褐色煮卵尻!!マーベラス!! 中編シリーズ第4話「ムーコちゃんをありったけ!!!」より)。
 丹念に描き込むこれらの体パーツ描写もあって非常に煽情的な女体描写に仕上げていますが、絵柄そのものは漫画チックな親しみ易さと二次元的な華やかさのあるキャッチーなものであって、間口を広く取りつつエロの濃厚さを確保するスタイル。初単行本ながら表紙絵と完全互換で安定しているのも強みと言えるでしょう。

【豊富な液汁描写と艶っぽい柔肌描写の組み合わせによる濃厚さ】
 フルカラーパートの配置の都合や快楽堕ちの進展の表現のため、エロシーンが分割構成されることはありますし、ページ数に幅がある分、エロシーンの尺にも多少の変動はありますが、前述した女体描写そのもののハイカロリー感もあって抜きツールとしての満腹感は十分に図られています
 痴漢エロであり凌辱要素もある短編「あのヒトを追いかけて」を例外として、ヒロイン側の積極性が示される和姦エロがメインであり、ビッチなヒロインが童貞主人公をリードするタイプもあれば、ヒロインが恥ずかしがりながらもプレイがエスカレートしていって~というタイプもあります。
中編ではローションプレイや黒ギャル化してのハメ撮り、バニーコスプレでの乱交セックスと豊富なサービス内容となっていますし、前述した通り、ゴムが破けちゃって生セックスになることのスリリングさや生ハメの(ヒロイン側にとっての)気持ち良さといった点が重視された“事故”プレイもユニークな特徴。
 童貞ボーイズもやりチンおじさんも巨根の持ち主であることが多く、その屹立するサイズ感に驚きつつもビッチヒロインの積極性とテクニックが光るフェラやパイズリで大量射精に導かれる流れを前戯パートに用意し、前半の抜き所を形成。
AnarchyGirl4前戯パートでも十分な汁気感がありますが、抽挿パートでは更にその濃度を高めており、艶っぽい照りを放つ柔肌とそれをじっとりと濡らす各種淫液の組み合わせが非常にエロティック(←参照 中編シリーズ第1話「あこは首ったけ!」より)。また、淫液と媚肉が絡み合う断面図描写や射精連発におけるぶっかけ描写などでもこの濃密な液汁描写が強い威力を発揮しています。
 涙や涎で濡れ、口の輪郭がふにゃっとなる蕩けフェイスやハートマーク付きの絞り出すような嬌声など、痴態描写の演出面でも十分な密度を備えていますが、表現としてハードさを前面に打ち出すことはなく、ヒロインの可愛らしさを保った上で濃厚にという塩梅を保っていると言え、やや駆け足気味な展開になることはありつつもぶっかけ・中出し混在な複数ラウンド制のカロリーを全体的に押し上げています。

 漫画チックに明るくキャッチーな印象を絵柄・キャラ・作劇のいずれにも持たせつつ、ねっとり濃厚感のある女体描写を明瞭な武器として押し出しており、明るく楽しく読めてがっつり使える1冊となっています。
個人的には、リーナ様の日焼けセックスが楽しめる中編シリーズ第3話と、体をち○こを鍛えてきた主人公の黒ギャルさんへのリベンジセックスな中編シリーズ第4話に愚息が大変お世話になりました。

桃之助『悦楽の巫女』

PriestessOfPleasure よしながふみ先生の『大奥』第18巻(白泉社)を読みました。黒木の説得が奏功せずに、和宮が自分の体をある種道具にして彼と子作りをしてしまったら、家茂公との死別を知った時によりショックが大きかったのではと思うので、良かったとは思うのですが、切ない別れになってしまいました。
仲野君、初々しくてキュートないい子だったのに、しっかりと成長していてそりゃ瀧山さんも溜息が出ますわな・・・。

 さて本日は、桃之助先生の『悦楽の巫女』(ジーオーティー)の遅延へたレビューです。先生の前単行本『ネトラレタイムリープ』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
少女の姿のまま長い時を生きる存在であるヒロインを軸として語られる年代記&近親恋愛セックスが楽しめる長編ストーリーとなっています。

PriestessOfPleasure1 収録作は、首に四つ葉の痣が出来た者は“贄”として神社に祭られた存在を鎮めるため、雑務を任せられるという慣習を持つ里で、“贄”となった村の少年・幸長は神社に住む不思議な少女巫女・春様の手助けで幼馴染の少女・菫と結ばれたのだが、彼らの子孫も春様と奇妙な縁で結ばれていくことになり・・・なタイトル長編「悦楽の巫女」全10話(←参照 社に住む春様 同長編第2話より)+描き下ろし後日談(6P)。
描き下ろし後日談を除き、1話当りのページ数は20Pと中の下クラスのボリュームで固定。長編として十分な読み応えのあるストーリーでありつつ、程好いアタックとボリューム感のエロシーンをお届けな構築となっています。

【不思議な存在である春との関係性を軸に描く三世代の物語】
 第1話~第3話における主人公とヒロインである幸長と菫の関係性を序盤で描きつつ、彼らの息子、更にはその子世代と三世代に渡る恋模様を描く作品であり、前述した様にその全てに不思議な巫女・春様が関わっていきます。
昭和・平成・令和と三つの年号にまたがる長期にわたって、水無瀬家・穂波家の主人公達を見守り、村の発展に大きく寄与してきた謎めいた存在である春様の真実が明らかになると共に、彼女を呪縛から解き放とうと調査を進めてきた幸長と菫の息子・幸人と彼の娘である椎名の努力が報われることになる中盤~終盤展開は、ファンタジー系作品としての面白さを感じさせます。
PriestessOfPleasure2 序盤は幼馴染である幸長と菫の、ちょっと素直になれない恋模様を描きますが、その次の世代である幸人については、彼の(育ての)母である春様への思慕と彼女を呪縛から解き放った上で彼の願いが叶うことになる近親ラブストーリーが主軸となっており(←参照 いつも優しくて若々しい母と 長編第6話より)、その上彼の叔母や娘とのラブ&エロ模様も描かれているため近親モノとしての濃度が非常に高くなります
血縁者達を中心に周囲が肯定的であり、本人達も望んでの関係性であるため、幸人が感じている罪悪感や背徳感は最終的に払拭されていますし、登場人物達の設定に関連する要素でもあるのですが、構図としてはかなりドロドロな近親エロスを、良くも悪くもあっさりと軽く描いています。
 描き下ろし後日談を含めて、幸人にとっての近親ハーレムが形成される流れでまとめており、そのウハウハ感もあるのですが、“家族”というものを失い、長い間孤独を抱えていた春様が、互いを求め合う新たな家族の一員となれたことの幸福感もまた最終的なハートウォームな印象に大きく寄与。
春様の設定を含めて和風ファンタジーらしい要素に水無瀬家・穂波家の複数世代にまたがる関係、そして物語を昭和から令和18年(つまりR-18)までつなげるアイディア力と作劇面での魅力が適度に主張していますが、最終的に各人の“一途な想い”というものがスポイルされてしまう様相も含めて、話全体の方向性が搾り切れていない印象は個人的にはあって、大きな減点材料ではないものの、加点材料でもないと感じます。

【褐色肌のスレンダーボディ&健康的な巨乳ボディ】
 三世代に渡って登場する神社の巫女・春様は、実年齢としてはかなりの高齢ですがその若々しい姿を変えることはありません。彼女が第二世代である幸人にとっての想い人という立ち位置であって、第一世代ではハイティーン級の幼馴染ガール・菫ちゃんが、第二世代では彼女の妹であり、主人公の叔母である女性、第三世代では彼女の娘であり幸人の娘でもあるロー~ミドル級と思しきティーンガールがヒロインまたはサブヒロインとして加わっています。
 シリアスな背景を持ち、悠久の時を生きるが故に慈愛の中に孤独を抱える巫女・春様をメインとしつつ、素直になれない幼馴染ガールの菫、春や幸人に対して複雑な想いを抱える結、明るく素直なボーイッシュガールで幸人の娘である椎名とそれぞれタイプの異なるキャラクターが揃っています。
なお、菫の息子である幸人にとって春様はあくまで義母ですが、彼女に対する母としての思慕も明確であって、それも含めて近親姦となる関係性が多いことは前述の通り。
PriestessOfPleasure3 三世代に渡って一貫して登場する春様はとある理由で若返り続けるために、華奢ボディにちっぱいな口リ系ボディの持ち主であって、娘ヒロイン椎名も同様のボディデザイン(←参照 呪縛が解けて黒髪になった春様と椎名ちゃん 長編第10話より)。これらに対し、序盤でのメインヒロインである菫や第二世代におけるヒロインの一人である結は、バスト&ヒップに程好いボリューム感のある肉感ボディの持ち主となっています。なお、日焼け肌・褐色肌の登場率が高いことはキャラデザインにおける特徴です。
 漫画チックな親しみ易さのある絵柄は、最先端の絵柄とは言い難いものの、細やかな描き込みがあるタイプであって、その繊細さや密度が心情描写にもエロ描写にも大きく貢献。単行本を通して表紙絵と完全互換で安定しているのも安心材料と言えるでしょう。

【程好いアタックの演出を高い密度で入れ込む背徳系和姦エロ】
 安定した話運びもあって、エロシーンは十分な割合で投入されており、ページ数の制約上それ程の長尺感は無いものの、抜きツールとして標準的なボリュームはしっかりと確保。
 男性側がヒロインに対して強引に性行為に及ぶケースがしばしばあって、後に恋愛感情に基づいて追認されるものの、甘いラブエロ模様をお求めの場合は要留意。また、雰囲気としてはポジティブですが、近親セックスや羞恥系シチュエーションなど背徳感を備えたエロシチュがメインであることも特徴です。
なお、春様&結の3Pセックスであったり、春様と彼女に憧れる菫のエッチな絡みであったりと、ヒロイン同士の関係性を表現する性描写もあり、血縁も含めて複雑な関係性を物語りますが、ともかく、ヒロインの痴態に集中できる作りとしています。
 ヒロインの秘所へのクンニ、もしくはヒロイン側のフェラ等によるサービスプレイを投入する前戯パートの尺には一定の幅がありますが、ずぼずぼと激しい擬音を奏でながらヒロインの強烈なリアクションを引き出してくるピストン運動の描写を質的にも量的にも充実させていることは共通。
PriestessOfPleasure4 若返りの結果、毎回破瓜を迎える春様を含めて処女ヒロインが多く、破瓜の痛みもありつつ好いた相手とのセックスで快感に包まれていく流れを形成しており、乱れた描き文字の嬌声や涙で濡れる表情、激しく飛び散る各種液汁描写などのエロ演出密度の高さや(←参照 長編第5話より)、しなやかボディの躍動感のある動きの表現などが実用性を高めています。
 演出や構図としてのアタックの強さが十分にあることは美点でありつつ、絵柄の性質からしてやや過度な印象があったり、アタックの強さ故に緩急を付けにくさがあったりするものの、十分な情報量のある画面構成と合わさって質的な飽和感を打ち出して中出しフィニッシュまで押し続けるスタイルと言えるでしょう。

 昭和からR18年度までというアイディアの面白さと、その長期間にわたる年代記を所謂“口リBBA”ヒロインを用いて一貫して魅せるストーリーが明確な魅力であって、頼れる存在であり、かつ弱さもあって、優しくて性的な憧れで・・・という春様のキャラ造形を軸とする作品とも感じます。
序盤の主要キャラである幸長&菫が早逝したことについては、流石にストーリー的なフォローが欲しかったところではあります。

六角八十助『とろとろにシてあげる』

BestCaressWhichMelts 7月に入ったのでオタク的には今クールのアニメは何を見ようかなと考えるのですが、個人的に観ようと思っているのは、『モンスター娘のお医者さん』『ド級編隊エグゼロス』『GREAT PRETENDER』あたりですかね。あとは、『放課後ていぼう日誌』の再開が嬉しいところ。
『うまよん』も楽しみで大変結構なんですが、ゲームのリリースの方は一体どうなってるんですか・・・。

 さて本日は、六角八十助先生の『とろとろにシてあげる』(ワニマガジン社)のへたレビューです。先生の前単行本『乱乱♪おにくまつり』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
多彩なキャラ属性のエッチな美少女&美女との適度な甘味のあるラブエロ模様&柔らかボディの感触を満喫なエロシーンが楽しめる作品集となっています。

BestCaressWhichMelts1 収録作は、日本文化を学びに田舎にやってきた褐色巨乳留学生のマカナさんに気に入られた年下ボーイはエッチで積極的に勃起を解消してくれる彼女さんに翻弄され続けて~な「マカナさん」シリーズ全3話(←参照 たっぷりおっぱいでサービスしてくれるのだ! シリーズ第1話「マカナさんと俺」より)、好きな先輩が“エッチ馴れしている女性”が好きという情報を掴んだ無口クールガールなヒロインは幼馴染である主人公に相談してエッチなこと馴れるべく特訓をすることになるのだが・・・?な「シノブちゃん」シリーズ全2話、および読み切り形式の短編7作。
フルカラー作品である「マカナさん」シリーズ第3話(6P)を除き、1話・作当りのページ数は16~18P(平均17P強)と控えめながら旧コンビニ誌水準としては標準的な水準。基本的には軽い読書感の作劇であり、質・量の両面で十分な密度を感じさせるエロシーンを標準的なボリューム感で安定供給しています。

【ヒロインのキャラ性の魅力を高めるラブコメ・エロコメ】
 作劇の方向性としてはこれまで通りにラブコメ系統に属しており、ヒロインのキャラクター性の魅力を軸に組み立てるスタイルとなっています。
BestCaressWhichMelts2 エッチでマイペースなヒロインに翻弄されちゃう「マカナさん」シリーズや、淫蕩な美人先輩(でも処女)コンビに好き放題にさちゃう短編「むちむち♥おねえさんサンド」(←参照 ゲームで負けるとエッチな罰ゲームをされちゃうのだ! 同短編より)、はたま交際している彼女さんがそれとなくエッチのOKサインを出してくれる短編「めかくし♥」など、ヒロイン側の積極性で展開が進んでいく作品が大半を占めています。
ビッチなヒロインさんに搾り取られちゃう的なストレートに棚ボタ的で女性上位な作品もありますが(短編「ヒップ&チャップス」等)、仕事に疲れた主人公をエッチで優しく癒してくれるお姉さんであったり(短編「おかわりをどうぞ」)、恋人同士の初めてエッチで主人公の性癖や性欲を受け止めてくれる彼女さんであったりと(短編「めかくし♥」「はじめての・・・」)、ヒロイン側の主人公に対する“受容”によって柔和な雰囲気を形成するケースも目立ちます。
 幼馴染ガール自身の提案とはいえ、彼女の先輩に対する好意をある種利用する形になるものの、無口な彼女の真意が幼馴染の主人公にはなんとなく伝わることもあって、ラブラブ感の甘味があるハッピーエンドへとまとまっていく「シノブちゃん」シリーズを含め、基本的には恋愛感情をベースとした関係性であることも読み口を良くする要因でしょう。
 一方で、前述の短編「ヒップ&チャップス」や、エロ配信者の手伝いをする代わりにセックスをさせて貰う主人公を描く短編「めぐちゃん3段活用」など、恋愛ストーリーとしての色彩はほぼ無い作品もありますが、その場合でも奔放で束縛されないキャラクターとしての魅力をヒロインに持たせることでポジティブな印象を保っています。
お話としては概ね小粒ではありますが、それぞれのヒロインの“積極性”や男性の受け止め方の多彩な在り方を表現することで、彼女達のキャラクター性の魅力を高めるシナリオワークになっています。

【多彩なキャラデザのむにょんと柔らか巨乳ヒロインズ】
 20代半ば~後半程度と思われる短編「おかわりをどうぞ」のラーメン屋の美人店主を例外として、女子校生~女子大生クラスの美少女さん達がヒロイン陣の主力。
 無口でクールだけどちょっと不思議ちゃんな幼馴染、快活でエッチで優しい留学生お姉さん、営業スマイル&無愛想フェイス&肉食系エッチフェイスの“三段活用”を示すスケベ動画配信者、年下ボーイを翻弄する蠱惑的な先輩コンビ、明るく優しい性格の彼女さんやちょっとお馬鹿で素直な黒ギャルさん、根暗ボーイを翻弄するビッチギャルさん等々、多彩な設定・雰囲気のヒロインが用意されているのが単行本としての大きな魅力と言えます。
カップルさんの初エッチといった趣向では恥ずかしがりながらも主人公を受け止めて熱っぽく乱れる様子を描いていますが、エッチに積極的なヒロインが素直にその性欲を発揮して乱れる様子も多く、いずれにしてもそれを独占できる多幸感があるエロシーンに仕上げています。
 黒ギャルさんや派手な格好のDJガールなども居れば、優しくて働き者なふんわり年上美人、清楚な黒髪ガールなど設定に沿ったキャラデザインを多彩に用意していますが、ボディデザインとしては巨乳&安産型ヒップの肉感を十分強く打ち出したタイプで統一。
BestCaressWhichMelts3柔らかい弾力感を主張しながら柔軟に変形する柔乳&柔尻の質感、淫液に濡れてエロティックさを増す唇や舌、秘所などの粘膜描写、汗や淫液に濡れる柔肌など、各体パーツ描写の質感に基づく煽情性が明瞭な魅力であって、実用性を大きく底上げしています(←参照 褐色ボディの柔らか感触を満喫! 短編「ひまりさん、つきあうっスよ」より)。
 初出時期に最大3年強の開きがあるため、絵柄に多少の変遷を感じることはありますが、評価に大きく影響する程のものではありません。快楽天系列らしいお洒落感と、アニメ/エロゲー絵柄的なキャッチーさの良いとこ取りといった印象の絵柄であって、細やかな描き込みでありつつ、軽く柔らかい印象があるのも魅力的です。

【濡れて蕩ける柔らかボディを程好い濃度の演出と多彩なエロシチュで】
 ページ数がそれほど多くないため、たっぷり長尺という程ではないものの、非常にスムーズに濡れ場へと突入していくこともあって、抜きツールとして十分なボリューム感があるエロシーンとなっています。
 (表面的な)主導権が男女いずれにあるかや恋愛感情の濃淡などは作品によって異なりますが、和姦エロで統一されており、お姉さん甘やかしエッチやダブルヒロインに翻弄されちゃうおねショタ的3Pセックス、チキンな主人公による彼女さんの眼隠しプレイにクラブで周囲から隠れながらのドキドキHなどなど、エロシチュのバリエーションが豊富。
 前戯パートをかなり長めにとって抽挿パートをやや短めというケースもあれば、大半を抽挿パートが占めるケースもあってエロシーンの構築は作品によって異なりますが、前戯パートにおいては、ねっとりと涎を絡めるフェラやバックからのアナル舐め&手コキ、密着脚コキに柔乳に包み込まれるパイズリなど、乳首弄り&パンストコキ等々、ヒロイン主導のプレイでねっとりと快感を叩き込まれちゃうプレイが充実する傾向にあります。
これらのプレイによって射精に導かれたり、ヒロインへの愛撫やオナニーショーでは彼女達のハードなアクメを描いたりで抜き所を設けつつ、当然性欲の収まらない二人がにゅぷぷとゆっくり膣内の感触を味わいながらの挿入で抽挿パートへ移行。
BestCaressWhichMelts4 前述した様に、もっちり柔らかな女体の感触を全身で味わいつつ、濡れそぼった秘所を時に激しく時に小刻みにじっくりとピストンしていく抽挿パートを展開していて、女体の存在感を前面に打ち出すと共に、前後運動しながらのねっとりベロチュー、乳揉みや乳吸いなど、手数の多さでも女体の柔らかさとそれへの没入感を形成しています(←参照 ねっとりキスしながらの中出しフィニッシュ シリーズ第1話「シノブちゃんのすくすく日記」より)。
熱っぽく紅潮して蕩ける表情付けやハートマーク乱舞の嬌声、ひくつくち○こが媚肉に包み込まれる断面図など、各種エロ演出は丁寧ですが、描写として前面に押し出し過ぎることはなく、丁寧なモノローグなども含めて十分な密度をじっくりと積み上げていくスタイルと言え、密着しながら深いアクメにじっくり浸るヒロインにたっぷり中出しのフィニッシュで複数ラウンド制を〆ています。

 各ヒロインのキャラクター性が話の展開とエロシチュの魅力を大きく高めており、柔らかボディのエロさが十全に活かされた描写が楽しめるエロシーンも高い実用性を備えています。
個人的には、エロ動画配信ガールの“三つの顔”がそれぞれ異なるエロさを放つ短編「めぐちゃん3段活用」とちょっぴりお馬鹿だけど明るくてエッチな黒ギャルさんのセクシーな唇と褐色巨乳を大満喫な短編「ひまりさん、つきあうっスよ」が特にお気に入りでございます。

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